SNSや検索サイトを使う上で必ず一度は目にしているのが「広告」
インターネットでの広告には様々な種類がありますが、その中でもSNSと相性がいいのが「インフィード広告」と呼ばれるものです。
インフィード広告という言葉を聞いたことがない人でも、知らず知らずのうちに見ている人がほとんどでしょう。
調査によると、インフィード広告の市場規模は2021年で1,637億円でしたが、2025年にはその倍以上の4,482億円だと言われており、まだまだ成長が期待される分野です。
(引用:日本の動画広告市場、2025年には1兆円突破の見込み【サイバーエージェント調べ】)
本記事ではインフィード広告とはなにか?を解説するとともに、そのメリットや誘導のポイントをお伝えします。
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目次
インフィード広告とは?
画像:左はYahoo!のインフィード広告、右はTwitterのインフィード広告(どちらも赤枠部分)
ITの分野でフィードとは、
「外部から刻々と配信されてくるデータの流れや、これを時系列に一覧できるよう整理した操作画面」
を指し、SNSでいうところのタイムラインと同じ意味合いとなります。
すなわちインフィード広告とは
「SNSや検索サイトのフィードの中(in)に表示される広告」
で、コンテンツとコンテンツの間に表示される広告のことを指しています。
テキストと画像・動画との組み合わせが一般的で、下部に「広告」や「プロモーション」と書かれていることで区別がつきます。
ネット媒体の中に広告を自然と溶け込ませている広告全般のことを「ネイティブアド」と呼びますが、インフィード広告はその中の1種類に該当します。
TwitterなどのSNSでタイムライン上に表示される広告が最も知られているものでしょう。
インフィード広告を採用している媒体には以下のようなものがあります。
- Yahoo!プロモーション広告・YDN(インフィード広告)
- Facebook広告
- Instagram広告
- Twitter広告
- LINE Ads Platform
- SmartNews Ads
- Gunosy Ads
- Google 広告(ディスプレイキャンペーン)
※掲載先のサイトがフィード型を採用している一部の場合のみ
中でもYahoo!プロモーション広告はその先駆けで、日本でインフィード広告を広めた立役者です。
インフィード広告のメリット・デメリット
メリット:ユーザーに見てもらいやすい
インフィード広告はSNSのタイムライン上に現れるため、最も目に入りやすい位置にある広告と言えます。
広告自体もコンテンツの一部のような体裁になっているため警戒されにくく、クリック率も通常のバナー広告に比べて10倍以上高い場合もあります。
クリック後は広告の内容勝負とはなりますが、最初のパイが多い分、多少長い広告宣伝でも読んでもらえる可能性が高いのです。
デメリット:騙されたと感じる場合がある
先述のようにタイムライン上に現れるためアクセスしてもらいやすくなる半面、広告だと気づいた瞬間に「騙された」と感じてしまう人も多くいます。
アクセスする瞬間が最も期待が高まっているので、広告だと気づいた時の落差が大きいのがその要因でしょう。
インフィード広告を打つ場合は、このユーザー心理を理解しておく必要があります。
インフィード広告を制作するうえでのポイント
インフィード広告には善し悪しがありますが、それを踏まえたうえで広告を制作するとより良いものが生まれます。
本項では押さえておきたいポイントをご紹介します。
ユーザーの「興味を惹く」ことを念頭に置く
広告の原則として、まずは「認識してもらう」、そして「興味を持ってもらう」ことが重要でした。
そのため、ネット広告の中でもバナー広告はインパクトのある画像や文言を用いる必要がありました。
一方、インフィード広告は認識してもらいやすく、逆にインパクト重視だと広告感が出すぎて避けられてしまいます。
それよりも「商品・サービスが良さそう!」と思ってもらうことを重要視したほうがいいでしょう。
さらに1日何回も見られる可能性を考え、むしろ「不快に思われない内容」にするよう心掛けるべきです。
インフィード広告はフリークエンシー(1人 に対し広告が表示された回数)の回数を制限することも可能なので、不快感を減らすために設定したほうがよいでしょう。
ランディングページにも気を配る
インフィード広告はバナー広告以上にクリック数が多いため、その後のランディングページも重要となります。
遷移先のランディングページにも気を遣い、最終的に「商品が買いたい!」と思わせるまでに持っていく必要があります。
クロージングのランディングページまでの間に「ユーザーに役立つ記事」を入れる(例:化粧水や乳液の広告に導くために「冬場の肌のお手入れ方法」の記事を入れる)こともおススメです。
「検討期間の長い商品」や「まだ聞きなじみのない商品」は特にオススメ
インフィード広告に最も適している商品は「高価なので長期間かけてじっくり検討したい商品」や「よく耳にするが詳しくは知らないサービス」です。
なぜなら、インフィード広告をクリックしたユーザーは多少長いコンテンツでも読んでもらえるので、商品についてしっかりとした説明ができるのです。
例えば、車や住宅のような一生に数回買うかどうかレベルの商品というのは、SNSを見ている時でもどこか頭の片隅にあります。
そんな時にインフィード広告が目に留まると、「一度見てみるか」となりやすいのです。
また新規の健康食品は、その効能や研究結果をしっかり説明する必要があるので、ランディングページで展開できます。
まとめ
インフィード広告はSNS全盛の時代において、「不快にならない広告」として注目を集めています。
その分、クリックしてもらうには最適な温度感が必要で、訴えすぎず、かといってスルーもされない塩梅を調整する必要があります。
「新作登場!」「先着100名様にプレゼント!」などの目を引きやすい文言を使えばいいというわけではないので、よりユーザーに寄り添った広告フレーズが必須となってきます。
ただ、クリックにつながれば商品のPRがしやすいので、しっかりと検討するようにしましょう。
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