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画像 : Meta Launches Enhanced Marketing Messages in DMs

Meta社は、企業が顧客とダイレクトメッセージ(DM)で関係を強化するためのマーケティング機能を大幅に強化したことを発表しました。これにより企業は、一度接点を持った顧客に対し、よりパーソナライズされたプロモーションメッセージを継続的に送信できるようになります。

メッセージングアプリの利用が拡大する中、この新機能は企業の顧客エンゲージメント戦略に大きな影響を与えそうです。

購入後も続く対話へ。新機能の背景と概要

ECサイトでの購入やカスタマーサポートでの問い合わせなど、顧客と企業のチャットでのやり取りは今や当たり前になりました。しかし、Meta社は「一度用件が済むと、そこで会話が途切れてしまうことが多い」という課題を指摘します。

「今までは企業側から最新情報やお得な情報を提供しても、関心を持ってくれた顧客との関係を強化する方法がありませんでした。この課題を解決するため、我々はMessenger上でマーケティングメッセージ機能を導入します。これにより、配信を許諾した顧客に対して企業側からプロモーションメッセージを送り、対話を継続させることが可能になります」

参照 : Re-engage customers with marketing messages on Messenger

と、Meta社は説明しています。

この強化されたマーケティングメッセージでは、特定のセール情報や商品カタログへのリンクをDM内に直接埋め込むことができ、顧客をスムーズに購入へと導くことが可能です。

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CRM連携や効果測定も。ビジネス活用の幅が広がる強化点

これまでもMetaは、Messenger APIを通じて同様の機能を提供していましたが、スパム行為を防ぐために厳しい利用制限がありました。

今回のアップデートでは、以下の点で機能が大幅に強化され、企業はより戦略的な活用が可能になります。

  • 高度なカスタマイズと管理: 配信内容やタイミングをより柔軟に設定可能に。
  • CRMリストとの連携: 企業が持つ既存の顧客リスト(CRM)を活用し、特定の顧客層に合わせたメッセージを配信できます。Click-to-Message広告との連携も可能です。
  • メッセージのパーソナライズ: 顧客一人ひとりに合わせた、より個人的なメッセージを作成できます。
  • 高度な効果測定: 「配信あたりのコスト」や「メッセージ内のリンククリックあたりのコスト」といった新しい指標が追加され、DM施策の効果を詳細に分析できます。

「スパム」と紙一重?慎重な運用が成功のカギ

DMは友人や家族とやり取りするプライベートな空間です。そのため、企業からのマーケティングメッセージは、使い方を誤ると顧客に不快感を与え、「スパム」と認識されてしまうリスクも伴います。

この点を考慮し、Metaは企業が1人のユーザーに対して送信できるマーケティングメッセージを「1日1通まで」と制限しています。無制限に通知を送りつけることはできませんが、それでも受信者によっては煩わしいと感じる可能性はあります。

企業は、過度な配信や的確でないターゲティングを避け、顧客にとって本当に価値のある情報を提供することが、この機能を成功させる上で不可欠と言えるでしょう。

今後の展望

Metaは今後もこの機能を拡充していく計画で、2025年後半にはCRMリストをアップロードする際に「タグ」を付け、そのタグに基づいてさらに細かくターゲティングできる機能の追加を予定しています。

一方で、既存の「定期的な通知(Recurring Notifications)」機能は来年1月に廃止されることも発表されており、企業は新しいマーケティングメッセージ機能への移行が求められます。

この新機能は、顧客との長期的な関係構築を目指す企業にとって強力なツールとなり得ますが、その効果を最大化するには、顧客のプライバシーを尊重し、慎重かつ戦略的なアプローチが不可欠です。

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