2022年10月、YouTubeに新たな機能「ハンドル」が追加されました。
この機能が追加されたことにより、どのように変わるのか?をご説明いたします。
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目次
YouTubeハンドルとは?カスタムURLとの違いは?
画像:YouTube チャンネルを識別する「ハンドル」のご紹介|日本版YouTube公式ブログ
ハンドルとはTwitterやInstagramでいう「@insta-lab」のように、アカウントを特定するためのユーザー名のようなものです。
YouTubeにはこれまで「カスタムURL」という機能があり、
https://www.youtube.com/channel/*チャンネルID*
を
https://www.youtube.com/c/*カスタムURL*
と変更することができました。
しかし変更には
- チャンネル登録者数が 100 人以上であること
- チャンネルを作成してから 30 日以上経過していること
- プロフィール写真がアップロードされていること
- バナー画像がアップロードされていること
という4つの条件をクリアしている必要があり、全員が対象ではありませんでした。
一方、YouTubeハンドルは条件は一切なく、全員に割り振られるうえ、自分で設定することもできます。
今後、これまでカスタムURLを使用していなかった人は
https://www.youtube.com/channel/*チャンネルID* または youtube.com/@ハンドル
カスタムURLを使用していた人は
https://www.youtube.com/c/*カスタムURL* または youtube.com/@ハンドル
でアクセス可能となり、ハンドルが設定ができるようになる代わりに、新たにカスタムURLを設定することはできません。
また、カスタムURLを持っていたチャンネルは自動的にそれがハンドルになりますが、カスタムURLに日本語を使っていた場合などは反映されないので注意しましょう。
ハンドルに使用できる文字の条件
ハンドルは以下のガイドラインを遵守する必要があります。
- 3~30 文字までであること
- 英数字(A~Z、a~z、0~9)で構成されていること
※ハンドルには、アンダースコア(_)、ハイフン(-)、ピリオド(.)も使用可能
- URL や電話番号のように見えないこと
- すでに使用されているものでないこと
- YouTube のコミュニティ ガイドラインを遵守していること
とりわけ「すでに使用されているものでないこと」というのが重要で、もし自分が使用したいハンドルがあったとしても、他の人が使用していた場合は設定できません。
こだわって使用したいハンドルがある場合、早めに設定しましょう。
また企業の公式YouTubeチャンネルの場合、企業のURLや電話番号は使えないので注意しましょう。
ハンドル変更の方法
ハンドルの変更が可能になると、YouTube Studioと登録しているメールアドレスに案内が来ます。
- パソコンまたはモバイル デバイスから YouTube アプリで youtube.com/handle にアクセスします。
- YouTube アプリがインストールされていない場合は、ダウンロードするよう求められます。
- [ハンドルを選択] または [ハンドルを変更] を選択します。
- カスタム URL をもとにハンドルがすでに割り当てられている場合があります。
- ハンドル欄に入力して、ご希望のハンドルが使用可能かどうか確認します。
- ハンドルの候補や、チャンネル名をもとにあらかじめ入力されたハンドルから選ぶこともできます。
- 使用可能なハンドルが見つかったら、[選択内容を確定] をクリックします。
現状では2022年11月14日までに設定しない場合、YouTube側が自動的にハンドルを設定しますが、その後でも何度でも変更が可能です。
(変更後でも14日以内であれば元に戻すことができます)
ハンドル登録のメリット
画像:YouTube チャンネルを識別する「ハンドル」のご紹介|日本版YouTube公式ブログ
なりすましを防げる
先述の通り、同じハンドル名をつけることはできないので、なりすましを防げます。
YouTube公式によると、なりすましとは
- チャンネルの名前と画像は基本的に同じで、名前にスペースが挿入されているか、文字「O」がゼロに置き換えられているところが唯一の違いである。
- 他人の本名、ユーザー名、画像、ブランド、ロゴ、その他の個人情報を使用して、本人であるかのように見せかけている。
- チャンネルの説明が別のチャンネルのものと完全に一致している。
- 他人の名前と画像を使用してチャンネルを設定し、その人物がコンテンツをチャンネルに投稿しているふりをする。
- 他人の名前と画像を使用してチャンネルを設定し、その人物が行っているように見せかけて他のチャンネルにコメントを投稿する。
- 「ファンのアカウント」だと主張しているが、実際には他人のチャンネルを装い、そのチャンネルのコンテンツを再アップロードしているチャンネル。
- 既存のニュースチャンネルになりすましたチャンネル。
などがあるとされています。
これらのアカウントで再生数や登録者数を稼ぐ、または暴言を吐いたりスパムを投稿したりするなどの被害がありました。
今後は動画投稿以外にコメント欄などでもハンドルによる本人確認が可能となり、今後はなりすましアカウントの識別がしやすくなります。
URLが短縮される
SNSでYouTubeの動画を宣伝する際、文字数の制限のあるTwitterなどでは文字数を圧迫しツイートに影響していました。
しかしハンドルによってURLが短縮できたので、SNSの宣伝が簡潔になります。
コラボしたチャンネルをメンション(タグ付け)できる
ハンドルにより投稿・コメントなどすべての行為が可視化され、認識されやすくなりました。
これにより、概要欄などでコラボ相手のチャンネルをメンション(タグ付け)できるようになり、わかりやすくなったのです。
また、コメント欄でもメンションができるため、ひときわ目立たせることもできます。
まとめ
YouTubeのハンドルは年内までには様々な実装を完了すると報告されています。
クリエイターがこれらの機能を実装することにより、YouTube 上で視聴者がクリエイターをより簡単に見つけてつながれるようになるのです。
クリエイターとしての個性を出すためにも、YouTuberの皆さんはハンドルを積極的に活用するようにしましょう。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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