近年のコロナ禍の状況が続き、外出自粛を強いられ運動不足だという方も少なくないでしょう。
また、運動は老若男女問わず自己免疫力も高め、身体を若く保つには最適の方法ですので、この機会に始めてみたいという方もいるのではないでしょうか。
SNSを見ながら、状況が緩和した時の為にスポーツ用品を準備したいと思いを馳せる方も多くいるでしょう。
近年ジャンルに関係なく様々な企業がSNSを活用したマーケティング施策を行うようになる中で、スポーツ用品・ブランドの公式アカウントも続々と参入し始めています。
今回は、スポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントを5つご紹介していきます。
参考にしたいYouTube公式アカウントのポイントや特徴も併せて解説していきますので、スポーツ用品・ブランドのSNSマーケティング施策をお考えの方はぜひ参考してみてください。
目次
参考にしたい!スポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウント5選
それではさっそく、参考にしたいスポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントを5つご紹介していきます。
MIZUNO BASEBALL JP
まず最初にご紹介する参考にしたいスポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントは、「MIZUNO BASEBALL JP」です。
アカウント名:MIZUNO BASEBALL JP
チャンネル登録者数:1.11万人(2022年1月現在)
MIZUNO BASEBALL JPは、「人生に野球の喜びを!」をモットーに野球用品を販売するスポーツブランドです。
野球用品において豊富なラインナップを誇り、世界に一つだけのグラブを自分でカスタマイズできるなど、プロ御用達の本格的な商品も取り扱っています。
YouTube公式アカウントの普段の投稿は、
- 野球選手へのインタビュー
- 野球に関する解説動画・レッスン
- 商品紹介・CM
- 商品のお手入れ方法解説
上記のような投稿がメインとなっています。
MIZUNO BASEBALL JPのYouTubeアカウント運用で参考にしたいポイントとしては、
- 動画の内容が有益でフォローしたくなる
- 動画のテロップが丁寧でわかりやすい
点が挙げられます。
上記の投稿は、元プロ野球選手の宮本信也さんによる野球指導者向けの解説動画となっています。
元プロ野球選手の解説による野球指導者側の目線での指導という貴重なコンテンツ企画は、主なターゲット層である野球をやっている子供(小学生~高校生)の親世代や部活のコーチに対して、大きなメリットを感じさせるものですね。
また、動画の概要欄も丁寧に整理されており、
- 要点
- タイムスタンプ
- 同じシリーズの動画
- 動画内容解説
- 各SNSのURL
上記の項目が簡潔に記載されています。
ユーザーがすぐに必要な情報にアクセスできるアカウント作りはSNS運用においては非常に重要なポイントです。
さらに上記の投稿では、全ての会話に対してテロップをつけることで動画を見やすくする工夫が成されています。
YouTubeでは、ホーム画面と登録チャンネル画面上で再生ボタンを押さなくてもサムネイルの状態で再生される「自動再生」機能があるため、丁寧にテロップをつけておくことでサムネイルの状態でも動画を見てもらえる可能性が高まります。
音が出せない状況でもテロップのみで動画を楽しむことも可能になるため、再生数をアップさせたいとお考えの方はテロップをつけることを検討されてみてはいかがでしょうか。
underarmourjapan
次にご紹介する参考にしたいスポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントは、「underarmourjapan」です。
アカウント名:underarmourjapan
チャンネル登録者数:1.47万人(2022年1月現在)
underarmourjapanは、スポーツ&フィットネス向けにデザインされたスポーツウェア、シューズ、アクセサリーなどを展開するスポーツブランドです。
アスリートを進化させる革新的な商品の数々はプロアマ問わず多くの人に愛用されています。
YouTube公式アカウントの普段の投稿は、
- スポーツ選手へのインタビュー
- 商品紹介・CM
上記のような投稿がメインとなっています。
underarmourjapanのYouTubeアカウント運用で参考にしたいポイントとしては、
- 「YouTube shorts (ショート動画)」を活用している
点が挙げられます。
YouTubeに追加された機能「YouTube shorts (ショート動画)」は、60秒以内の短い動画フォーマットで、スマートフォンとYouTubeアプリ「YouTubeショートカメラ」があれば簡単に作成することができます。
YouTube shortsの最大の特徴としては、チャンネル登録者数や再生回数に関係なく不特定多数のユーザーにリーチできるということです。
チャンネル登録者数が少なくても動画内容がユーザーの関心と合っていれば表示されるので、再生回数やチャンネル登録者数を伸ばすことができます。
編集時間も短く済み、タイトル後に半角スペースと「#Shorts」と記載するだけでショート動画として簡単に投稿することができるため、チャンネル登録者数や認知度を上げたいとお考えの方はぜひ積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ASICS Japan
続いてご紹介する参考にしたいスポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントは、「ASICS Japan」です。
アカウント名:ASICS Japan
チャンネル登録者数:1.52万人(2022年1月現在)
ASICS Japanは、「スポーツを通じて青少年を健全に育成すること」を目標に神戸発祥のスポーツブランドです。
様々なジャンルのスポーツ用品を取り扱い、機能性の優れた高品質な商品作りを目指しています。
YouTube公式アカウントの普段の投稿は、
- スポーツ選手へのインタビュー
- 商品紹介・CM
- How to 動画
- レッスン・解説動画
- ダンスなどのコンテンツ企画
上記のような投稿がメインとなっています。
ASICS JapanのYouTubeアカウント運用で参考にしたいポイントとしては、
- 動画概要欄が丁寧でコンテンツ企画参加への導線が作られている
- YouTubeチャンネルでしか見ることができないコラボレーションを企画している
点が挙げられます。
上記の投稿は、東京2020オリンピック・パラリンピック日本代表選手団を盛り上げる応援歌「#REDエール」のオリジナルダンスのコールパート振り付け解説動画となっています。
「#REDエール」は、”みんなで作る応援歌”というテーマのため、YouTube上でも視聴者に赤いTシャツを着てダンス動画を投稿するように促しています。
動画の概要欄では、「#REDエールダンスチャレンジ」というハッシュタグを付けて企画に参加できることが記載され、その詳細URLにもアクセスできるようになっています。
上記のようなコンテンツ企画だけでなく、動画概要欄が丁寧で自社製品購入やサービス登録の導線が作られているチャンネルであれば、商品・ブランドへの認知度や売上に繋がる可能性をアップさせることも可能になるのです。
ASICS Japanの投稿は、ユーザーが情報を理解・整理しやすいアカウント作りとしてぜひ参考にしたい内容となっています。
さらに、上記の投稿では、プロ野球選手の大谷翔平さんへインタビューを行っています。
特別なゲストやインフルエンサーをお呼びして、ASICS JapanのYouTubeチャンネルでしか見ることができない限定コンテンツを企画することもチャンネル登録者数アップにおいて非常に重要なポイントとなります。
限定感・レア感を演出することで定期的にユーザーにチャンネル登録をするメリットを与えていくことができれば、登録者離れを防ぐ効果も期待できるため、ぜひ参考にしたい内容です。
adidas Originals
次にご紹介する参考にしたいスポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントは、「adidas Originals」です。
アカウント名:adidas Originals
チャンネル登録者数:33.7万人(2022年1月現在)
adidas Originalsは、ヨーロッパ最大のスポーツウェアメーカーであり、世界ではナイキに次いで第2位の規模を誇っています。
長い歴史で積み上げたブランド力を継承しながらトレンドを反映させた商品の数々は、幅広い世代に愛され続けるものばかり。
日本にも全国各地に店舗を展開する業界屈指のスポーツブランドです。
YouTube公式アカウントの普段の投稿は、
- 様々なジャンルの著名人へのインタビュー
- 商品紹介・CM
- オリジナルアニメ
上記のような投稿がメインとなっています。
adidas OriginalsのYouTubeアカウント運用で参考にしたいポイントとしては、
- 再生リストを作って動画を整理し、視聴者の利便性を高めている
- インフルエンサーを起用した商品紹介をしている
点が挙げられます。
上記のYouTube画面は、adidas Originalsの再生リスト一覧です。
YouTubeの再生リストは、まとめたい項目や同じシリーズを再生リストごとに分けて整理することができるため、視聴者側の利便性を考慮すると非常に良い機能となっています。
投稿頻度は高い方がチャンネルの有用性はありますが、動画が増えてくるとユーザーに対して煩雑なチャンネルだという印象を与えかねないため、YouTube上の機能を活用して整理整頓をすることはとても重要なのです。
さらに上記の投稿では、韓国の人気アーティストである「BLACK PINK」を起用した商品紹介をしています。
本動画は約61.5万回も再生数を伸ばしており、インフルエンサーを起用したPRが非常に効果的であることを証明しています。
インフルエンサーを起用したPRは、登録者数や再生数の少ないチャンネルでも一気に注目を集めるきっかけにもなりますので、効率的なアカウント運用においてぜひ積極的に取り入れたいアプローチ方法です。
NIKE JAPAN
最後にご紹介する参考にしたいスポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントは、「NIKE JAPAN」です。
アカウント名:NIKE JAPAN
チャンネル登録者数:7.01万人(2022年1月現在)
NIKE JAPANは、スポーツシューズ、スポーツウェアなどにおいて世界的に事業を展開するアメリカ発祥のスポーツブランドです。
世界でトップクラスの実績を誇り、スポーツブランドとしてだけではなく、ファッションブランドとしても多くのファンを抱えています。
YouTube公式アカウントの普段の投稿は、
- 様々なジャンルの著名人へのインタビュー
- 商品紹介・CM
- 子供向けコンテンツ
- レッスン動画
- ライブ配信
上記のような投稿がメインとなっています。
NIKE JAPANのYouTubeアカウント運用で参考にしたいポイントとしては、
- ライブ配信を行ってコミュニケーションを活性化させている
点が挙げられます。
上記の投稿は、「NTCライブ」というナイキトレーナーによるワークアウトのライブセッションとなっています。
どんな場所でもジム感覚で運動ができることをテーマにした内容です。
コロナ禍の状況で外出が難しい昨今、自宅でできるエクササイズをライブ配信することは、チャンネル登録者数増加を狙う上で非常に良い着眼点を持った企画であるといえますね。
また、再生リストの概要欄には「チャンネル登録で通知を受け取り、次のセッションに参加しよう。」という内容が記載されており、チャンネル登録をすることでタイムリーにライブ配信通知を受け取れることを伝えています。
ライブ配信ではチャット機能を使って視聴者がコミュニケーションを取ることもでき、YouTubeチャンネルを通してブランドへの親しみや愛着を深めてもらえる可能性も高まります。
NIKE JAPANのように視聴者との距離を縮め、新たな見込み顧客を獲得するためにもライブ配信を行って登録者を離さないチャンネル作りをしていきましょう。
まとめ
今回は、参考にしたいスポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントを5つご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。
本記事でご紹介したスポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントは、
- MIZUNO BASEBALL JP
- underarmourjapan
- ASICS Japan
- adidas Originals
- NIKE JAPAN
上記の5つです。
Twitter、YouTube、InstagramなどSNSごとにそれぞれの特徴があり、目的によっては相応しいSNSやその運用方法も変わってくるため、色々な角度からSNSの活用方法を知っておくことが大切です。
YouTubeにおいては、利便性の高いアカウント作りのために情報を上手く整理し、視聴者を離さないPRやコンテンツ企画などで投稿内容を充実させていくことが重要となります。
ぜひこちらの記事を参考に、スポーツ用品・ブランドのYouTube公式アカウントの運用を検討されてみてはいかがでしょうか。
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