本記事では、Instagramの投稿画像で意識したい「文字入れのポイント」や文字入れの手順をご紹介していきます。
Instagramで画像に合った文字入れを行うと、
・フォロワー獲得や売上アップにつながる投稿づくり
・適切な文字入れで効果的にアピールする
・ユーザーに伝えたいことが伝わりやすくなる
といった効果を期待できます。
Instagram投稿で文字入れを行う際には、メインの写真の存在を邪魔しないように、分量や配色に気を配ることが重要です。
また、文字入れするフレーズや語尾の表現など、ちょっとしたさじ加減が投稿全体の印象に大きな影響を与えます。
適切な文字入れのポイントをしっかりと抑えることで、デザイン性と発信力に優れたInstagram投稿を作成していきましょう!
目次
文字入れのコツ デザインに関するポイント
画像:アットコスメ公式(@at_cosme) | Instagram
まずは、Instagram投稿で意識したい、文字入れのデザインに関するポイントを解説していきます。
配置・文字の分量に気を付ける
冒頭でも触れた通り、文字入れをする際にはメインの写真を邪魔しないことが重要になります。
まず、文字入れの配置については、写真の中で最も見せたい部分に被らないように心がけます。
対象となる人や物が写真の中心にない場合には、対角(反対側)に文字を配置するのもおすすめです。
次に、文字の分量については、余白を残すことを意識し、写真が文字で埋め尽くされてしまうことがないように気をつけましょう。
コツは、重要な単語のみを残し、不要な文章を削っていくことでです。
具体例を挙げると次のようなイメージになります。
NG例
NG:「自宅で吊るすだけでできるドライフラワーの作り方」「ポイントを3STEPで簡単にご紹介します!」
OK例
OK:「自宅でドライフラワー」「吊るすだけ!3STEPで簡単!」
単語だけでも充分に意味は伝わりますので、まずは重要なキーワードのみを残すように心がけましょう。
統一感のある配色を心がける
Instagram投稿では、目立たせるだけでなく、デザイン性の高さも重要です。
文字入れの配色に気を配ることで、投稿全体のデザインを綺麗にまとめることができます。
ポイントは、写真素材と近い色味を用い、統一感のある配色にすることです。
上記のように、文字入れのフォントカラーを写真の素材に合わせるだけで、統一感のあるデザインにすることができます。
色を合わせるときには、写真から色を抽出することができる「スポイトツール」を使うことがおすすめです。
本記事の後半でご紹介する「Instagram投稿におすすめの文字入れアプリ・ツール」でも使うことができますので、ぜひ試してみてください。
文字と写真にメリハリをつける
Instagram投稿の1枚目によく用いられる、テーマ画像では、文字と写真にメリハリをつけることで、タイトルが読みやすくなり、強く印象付けることができます。
文字と写真にメリハリをつけたい際に用いるおすすめの手法は次の2点です。
- 文字に背景をつける
- 写真の透明度を下げる
上記2つの手法を用いることで、以下のような画像を作成することができます。
主な手順は以下の通りです。
- 写真を背景にして透明度を下げる
- タイトルの土台となる背景(四角形)を設定して透明度を下げる
- タイトルを最前面に入力する
- バランスを見てサイズと透明度を微調整する
文字と写真にメリハリをつけてテーマ画像を作成することで、タイトルが読みやすくなり、おしゃれな印象を与えることができますね。
文字入れをする際には、写真に文字が埋もれてしまわないような工夫を取り入れていきましょう。
※尚、上記画像は「Canva」で作成しています。記事の後半でご紹介する「Instagram投稿におすすめの文字入れアプリ・ツール」でも取り上げておりますので、ぜひご参考にしてください。
文字入れのコツ フレーズや表現のポイント
次に、Instagram投稿で意識したい、文字入れのフレーズや表現のポイントを解説します。
簡潔で分かりやすいフレーズを心がける
Instagram投稿のタイトルに用いるキャッチフレーズやタイトルでは、簡潔でわかりやすいフレーズを心がけましょう。
長すぎるフレーズを用いてしまうと、
- 内容が伝わるまでに時間がかかり、投稿がスキップされてしまう
- 写真の印象が薄れ、ビジュアル的な魅力を活かせなくなる
といったデメリットが生じてしまいます。
特に、SNSでは投稿を目にした際の最初の印象が肝心です。
長い文章で写真を隠してしまわないように気をつけ、ひと目見て内容が理解できるフレーズにしていきましょう。
箇条書きを意識する
前述した「簡潔にわかりやすいフレーズを心がける」にも関連しますが、文字入れでは箇条書きを意識することで、内容をわかりやすくまとめることができます。
例えば、商品やレシピなど、詳細な説明を要する内容では文章が長くなってしまうこともあると思います。
そこで、複雑な文章をまとめたい時には箇条書きを意識し、
- 「ポイント5つ」として内容を短く区切る
- 「3ステップ」のように手順を数字で示す
といった工夫を加えることで、ユーザーにとって理解しやすい投稿にすることができます。
「感嘆符(!)」や「疑問符(?)」を活用して興味をもたせる
投稿の文字入れに「感嘆符(!)」や「疑問符(?)」を活用することで、ユーザーに興味をもってもらいやすくなります。
「感嘆符(!)」を用いたフレーズでは、「必見!」「時短!」のように内容を強調したり、「おいしい!」「驚きの〇〇!」といった自身の実感を表現することが効果的です。
一方、「疑問符(?)」を用いたフレーズでは、「どっちが好き?」「〇〇派?」のようにユーザーにアクションを求めてコミュニケーションに繋げたり、「〜ですよね?」「〜ではありませんか?」と語りかけたり、共感を芽生えさせることに期待できますね。
メディア媒体やジャンルを問わずに、情報発信の入り口には「感嘆符(!)」や「疑問符(?)」がつきものです。
ユーザーにいかに興味をもってもらえるかという点を意識して、「感嘆符(!)」や「疑問符(?)」を上手に活用していきましょう。
「○選」「〜ランキングBEST○」など、数で厳選する表現を用いる
Instagramに限らずSNS投稿で用いられる定番のフレーズには、
- 「スマホアプリおすすめ3選」
- 「東京オムライスランキングBEST5」
のように、数で厳選する表現が見受けられます。
内容を具体的な数でまとめることで、ユーザーの目を引く効果があるためです。
1つのテーマに対して複数の内容を取り上げる場合には、タイトルで数を明確に示し、厳選された内容であることを強調していきましょう。
実際に画像に文字入れを行う手順
では、実際に画像に文字入れを行う手順を解説していきます。
なお、今回は本記事の「Instagram投稿におすすめの文字入れアプリ・ツール」でこの後紹介するアプリCanva(キャンバ)を使用した文字入れの方法を解説いたします。
アプリを起動、「+」をタップ
まずはじめに、アプリを起動します。
一番下の真ん中にある「+」ボタンをタップしましょう。
「Instagramの投稿(正方形)」または「Instagramストーリー」をタップ
投稿に合ったサイズを選ぶことができるため、「Instagramの投稿(正方形)」を選びましょう。
ストーリーズの投稿を行う際は画像サイズが変わるため、「Instagramストーリー」を選択しましょう。
画像をカメラロールから選択
次に、画像を入れたい画像をカメラロールから選択しましょう。
ここで、画像を選択せずにテンプレートを使用することも可能ですので、使用したい画像がない場合はアプリ内のテンプレートを活用しましょう。
画像を配置
「ページに追加」をタップして画像をアップロードしたら、正方形の画角に収まるよう画像を動かしましょう。
文字の入力
次に、「テキスト」を選択し、文字入れを行っていきます。
見出し・小見出し・本文の中から画像に文字入れを行いたい内容に合ったスタイルを選択します。
サムネイルとなる画像制作のタイトル入れを行いたい場合は「見出しを追加」がおすすめです。
スタイルを選択したら入れたい文字を入力しましょう。
テキストの編集
続いてテキストの編集を行っていきます。
テキストの編集では、
- フォント
- テキストスタイル(タイトル・小見出し・本文)
- フォントサイズ
- カラー
- フォーマット
- エフェクト
- 透明度
などを選ぶことができます。
前項目で解説したポイントを参考に編集を行っていきましょう。
テキストを追加した際は別の編集を行うことも可能です。
追加を行う場合は、「+」ボタンから新たに文字入力・編集を行いましょう。
文字を入れたい場所に編集したテキストの配置を行います。
画像のダウンロード
文字入れが完了したら、右上にあるダウンロードボタンをタップしましょう。
上記の手順でダウンロードを行うと、カメラロールに文字入れを行った画像を保存することができます。
なお、保存の際にファイルの種類や画像透過の可否を選択することも可能ですので、的確な形式を選択しましょう。
今回はCanva(キャンバ)での文字入れ方法をご紹介しましたが、
①画像のアップロード
②テキストの追加
③テキストのフォント・色・スタイル・サイズ等の編集
④テキストの配置
⑤ダウンロード
という大まかな流れは同様です。
自身の使いやすいアプリを活用して文字入れを行っていきましょう。
Instagram投稿におすすめの文字入れアプリ・ツール5選
最後に、Instagram投稿におすすめの文字入れアプリ・ツールをご紹介します。
Canva(キャンバ)
Canva(キャンバ)は、オーストラリア発のグラフィックデザインツールです。
本記事で解説した「文字入れのデザインに関するポイント」の画像例・「実際に画像に文字入れを行う手順」の例でも、今回はCanvaを用いて作成・解説しています。
テキストの種類が多く、色やスタイルの自由度が高い点が魅力です。
そして、透明度の調整もできるため、写真と文字に強弱をつけて、メリハリのあるデザイン画像を作成することができます。
「Instagram投稿用」のテンプレートも豊富に用意されており、Instagramの投稿作成に特におすすめのツールです。
尚、Canvaについては以下の記事でも詳しく解説しておりますので是非ご参考にしてください。
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Phonto
Phonto(フォント)は、画像に文字を挿入することができる文字入れアプリです。
使えるフォントは400種類以上と、まさに文字入れに最適なアプリとなっています。
テキストに関する機能も豊富で、
- 文字の向き・傾き
- 文字サイズ
- 文字色・背景色
- 影や立体の表現
- 文字・行間隔の調整
などを編集することができます。
スマホアプリなので、いつでもどこでも手軽に利用できる点も魅力です。
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PhotoDirector
PhotoDirector(フォトディレクター)は、文字入れ以外にも、AI 技術を使ったアニメーション化など、様々な編集機能があるアプリです。
文字入れを行う際には、吹き出しスタイルの文字入れなどデザイン性のある編集を行うこともできます。
初心者からプロまで、幅広いユーザーが活用できる機能が備わっており、使い方の解説動画をYouTubeにアップしているなど、サポート力の高さもポイントです。
写真自体の編集でも、不要なオブジェクトを除去したり背景を変更できる機能などが備わっているため、文字入れの際に邪魔になるものを除くことができるでしょう。
Picsart
ステッカーやエフェクトといった機能も沢山あるため、文字入れと組み合わせることでユーザーの目を引く画像を作成することができます。
文字入れに関しては、
- 文字に影を付ける
- 透明度を変更する
- 位置や確度を変える
- ストロークを整えて文字の輪郭を好みの色や太さでふちどる
Let’s Draw お絵描きアプリ
画像:Let’s Draw お絵描きアプリ|Apple Store
Let's Draw(レッツドロー)は、シンプルでほのぼのとした雰囲気が特徴的な写真編集アプリです。
お絵描きのような形で文字入れやイラストを入れることができ、編集した画像をメールやSNSで友達と共有することができます。
設定もシンプルであるため、どなたでもスムーズに文字入れを行うことができるでしょう。
文字入れの際には、
- 45種類のカラーバリエーション
- 5種類の太さのペン
- ズーム編集
- テキスト入力(ドラッグ、ピンチ操作で自由にレイアウトできる)
などを活用することができます。
まとめ
以上、Instagramの投稿画像で意識したい「文字入れのポイント」を詳しく解説させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
Instagramに限らず、その他のSNSやブログなどでも応用できる内容となっておりますので、ぜひとも本記事を様々な画像作成シーンにお役立て頂ければ幸いです。
なお、InstagramをはじめとするSNSのアカウント運用を行いたい企業のご担当者様は、こちらからお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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