インフルエンサーマーケティング事業を運営しているFind Modelは、インスタグラマーに対して、Instagramの利用状況について本音のアンケート調査を実施。
2022年10月7〜11日にかけて、自社インフルエンサーネットワークに登録しているインスタグラマー(Instagramフォロワー1万人以上)432名を対象に「【2022年 秋】インフルエンサー実態調査」を実施しました。
本アンケート調査では、
- Instagramの利用時間はどのくらいか
- Instagramで主に見ている箇所
- Instagramでの投稿ペースはどのくらいか
- Instagram「リール動画」の利用状況について
- Instagram「発見タブ」の利用状況について
- Instagram「広告」の効果について
といった様々なトピックについてご質問させていただきました。
インスタグラマーが主に利用している機能や、Instagram広告は実際にどのくらいの訴求力があるのかなど、Instagramの利用状況がよくわかる記事になっております。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
Instagramの利用時間はどのくらいか
Find Modelでは、まず最初にInstagramの利用時間についてアンケート調査を実施しました。
Q.Instagramの利用時間はどのくらいですか?
Instagramの利用時間は、「2時間以上」が39.6%と最も高い結果に。
次いで「1〜2時間未満」が31.9%、「30分〜1時間未満」が19.2%、「30分未満」が9.3%という結果になりました。
インスタグラマーの4割近い数が、1日に2時間以上もInstagramも利用しているという驚きの結果になりました。
Glossom株式会社が日本の10代〜70代の男女1,442名に対して、2021年に実施した調査によると、Instagramの平均利用時間は33.5分と発表されています。
同調査からも、インスタグラマーは平均の4倍近くInstagramを触っており、日々情報収集や投稿コンテンツを作成することに時間を費やしてることが分かります。
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Instagramで主に見ている箇所
続いて、インスタグラマーがInstagramで主に見ている箇所がどこなのかについて、アンケート調査を実施しました。
Q.Instagramで最初に見るのはどこですか?
Instagramでは、「フィード」が52.5%で一番見られている箇所であるという結果に。
次いで「ストーリーズ」が43.3%、「発見タブ」が1.2%、「リール」が1.2%という結果になりました。
Instagramを開くとはじめに表示されるフィード投稿は、必然的に多くのインスタグラマーに見られやすいです。
またフィード投稿は、自身がフォローしているアカウントの近況を把握できることからも利用者は多いようです。
企業は、多くのインスタグラマーが見ているフィードとストーリーズに対して、Instagram広告を出稿することが最もリーチ数が多くなるでしょう。
実際に、多くの企業がフィードやストーリーズに広告を出稿している事例が見られます。
Q.Instagramで一番長くみているのはなんですか?
Instagramでは、「フィード」が45.4%で一番長く見られているという結果に。
次いで「ストーリーズ」が31.7%、「発見タブ」が16.9%、「リール」が6%という結果になりました。
やはり、Instagramではフィードとストーリーズがインスタグラマーによく見られているということがわかりました。
Instagramを運営しているMeta社は短尺動画のリールに力を入れており、Instagramユーザー全体だとリールの視聴時間は伸びているようですが、インスタグラマーに関してはまだまだリールを主力にしている方は少なく、「フィード」「ストーリーズ」が大事だと分かります。
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Instagramでの投稿ペースはどのくらいか
続いて、Instagramの投稿ペースにてついてアンケート調査を実施。
Instagramの
- フィード
- ストーリーズ
- リール
における投稿ペースについて質問しました。
Q.フィードの投稿ペースはどのくらいですか?
フィードの投稿ペースでは、「毎日」と回答したインスタグラマーが26.6%と最も高い結果に。
次いで「週に2〜3回」が29.6%、「週に4〜5回」が21.1%、「週に1回」が13.0%、「週に1回以下」が9.7%という結果になりました。
インスタグラマーの大半が週に少なくとも2回以上フィード投稿をしているというのは、アカウント運用の上でいかに「フィード」が大事なのかが分かります。
Instagramのフィード投稿とは、いわゆるInstagram上で行う「通常投稿」のこと。
フィード投稿では、画像や動画を投稿することができ、キャプション(文章)も自由に作成して投稿することができます。
タイムラインには、フォローしているアカウントのフィード投稿が表示されます。
Instagramでは、フィード投稿や投稿を共有することが基本的な楽しみ方となっています。
Q.ストーリーズの投稿ペースはどのくらいですか?
ストーリーズの投稿ペースでは、「毎日」と回答したインスタグラマーが44.4%と最も高い結果に。
次いで「週に4〜5回」が23.1%、「週に2〜3回」が19.4%、「週に1回」が6.5%、「週に1回以下」が6.5%という結果になりました。
ストーリーズは、Instagramの機能の中でも最も人気の高い機能であると言われています。
実際に本アンケートでは、インスタグラマーの半数近くが毎日ストーリーズを投稿しているという結果に。
ストーリーズは、24時間で投稿が自動的に消去されるということもあり、インスタグラマーが気楽に投稿できるという点が人気の秘訣になっています。
Q.リール動画の投稿ペースはどのくらいですか?
リール動画の投稿ペースでは、「月に1回」と回答したインスタグラマーが31.9%と最も高い結果に。
次いで「投稿しない」が25.7%、「週に2〜3回」が13.2%、「週に1回」が12.7%、「隔週に1回」が10.2%、「週に4〜5回以上」が6.2%という結果になりました。
リール動画は、「投稿しない」もしくは「月に1回」程度投稿するインスタグラマーが半数いるということがわかりました。
リール動画はストーリーズと違い、比較的長尺で消えることなく残ってしまうこともあって、頻繁に利用する動機が少ないのかもしれませんね。
一方で、リール動画を閲覧するインスタグラマーの数は多く、一つの動画に何万人以上の視聴回数が記録されることも珍しくありません。
最近では、企業がリール動画を活用して自社商品やサービスのプロモーションを行う事例が増えています。
リール動画は、画像と違って細部まで情報を詳細に伝えることができるため、視覚的にプロモーションすることに優れています。
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Instagram「リール動画」の利用状況について
続いて、インスタグラマーのリール動画の利用状況についてアンケート調査を実施しました。
Q.リール動画からアカウントをフォローした経験はありますか?
インスタグラマーは、44.7%がリール動画からアカウントをフォローしたことがあるという結果に。
リール動画には、自身が未だフォローしていないアカウントが多く表示されます。
よって、フォローしていないアカウントの動画も楽しむことができるため、新しいアカウントの出会いがあるということですね。
リール動画は、
- スマホの全画面に表示できる動画投稿が可能
- 最大90秒の短尺動画を作成・共有が可能
- スタンプやテキストなどの基本編集ができる
- ARエフェクトやBGMなどの動画編集もできる
といった特徴があります。
Q.リール動画で見た商品やサービスを購入した経験はありますか?
インスタグラマーは、23.6%がリール動画から商品やサービスを購入したことがあるという結果に。
リール動画では、画像だけでは伝えることのできない商品やサービスの詳細情報を細部までプロモーションすることができます。
自身のフォロワー以外にも表示されるリール動画では、自社のコンテンツをより多くの人々に見てもらえるメリットがあります。
企業のInstagramマーケティングでは、ぜひ積極的にリール動画を活用したプロモーションを検討してみましょう。
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Instagram「発見タブ」の利用状況について
続いて、インスタグラマーの発見タブの利用状況についてアンケート調査を実施しました。
Q.発見タブに表示される投稿からアカウントをフォローした経験はありますか?
インスタグラマーの69.2%が発見タブからアカウントをフォローした経験があると回答。
発見タブとは、Instagramで虫眼鏡マークで表示されている検索タブのこと。
インスタグラマーは、発見タブで気になるスポットの情報やアカウントの情報などを検索します。
発見タブには、どのようなアカウントが表示されやすいかのアルゴリズムが存在します。
発見タブには、アカウントの投稿に関する情報や投稿した人とのやりとり履歴情報などが重視される傾向にあります。
【かんたん解説】Instagramアルゴリズムを理解しておすすめ表示される方法でより詳細に解説しておりますので、ぜひご覧ください!
Q.発見タブに表示される投稿で見た商品やサービスを購入した経験はありますか?
インスタグラマーの40.7%が、発見タブに表示される投稿から商品やサービスを購入したことがあると回答。
一方で、発見タブからは、6割近いインスタグラマーが商品やサービスの購入経験がないと回答。
しかし、リール動画では76.4%のインスタグラマーが購入経験がないと回答した事実と比較すると、発見タブの方が購入への障壁が少ないことがわかりました。
発見タブは、インスタグラマー自身が興味の高い分野に関するコンテンツを調べたい時に利用されます。
よって、検索されたコンテンツと関連した投稿が表示された場合には、インスタグラマーの購入意欲を促進する結果になるのです。
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Instagram「広告」の効果について
続いて、Instagram広告がインスタグラマーにどのような効果があるのかについて、アンケート調査を実施しました。
Q.表示される広告からアカウントをフォローしたことはありますか?
インスタグラマーの42.1%が広告からアカウントをフォローしたことがあると回答。
約4割以上のインスタグラマーは、広告表示されるアカウントをフォローしたことがあるという結果に。
広告表示されるアカウントが、インスタグラマーにとって興味のある分野のアカウントである場合には気軽にフォローされる傾向にあるようです。
広告表示に加えて、さらに企業アカウントでフォロワーを増やしたい場合には、広告からの流入ではなく、Instagramキャンペーンなどインスタグラマーにお得感を与える施策を打ち出すことが効果的です。
Instagramキャンペーンは、「本アカウントをフォローしたユーザーに抽選で○○をプレゼント」といった具合で、効果的にフォロワーを増やすことに長けています。
しかし、「金銭」「金券」などをInstagramキャンペーンの賞品に使用することは禁止されています。
Instagramキャンペーンは、絶対参考になるInstagramキャンペーン成功事例とガイドラインを解説でより詳細に解説しておりますのでぜひご覧ください!
Q.広告で見た商品やサービスを購入した経験はありますか?
インスタグラマーの38.9%が広告から商品やサービスを購入したことがあると回答。
4割近いインスタグラマーが広告から商品やサービスを購入した経験があるという結果は、Instagram広告の高い効果を表しています。
Instagram広告は他のSNS広告と比較して、
- 女性へのリーチ率が高い
- 柔軟な費用形態を選択できる
- 精度の高いターゲティングができる
などの特筆すべき特徴があります。
Instagramは、世界的IT大手であるMeta社傘下のサービスであることからも、精度の高い広告を打ち出す土台があります。
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まとめ
Instagramの利用状況について、450名以上のインスタグラマーに本音のアンケート調査を実施した結果を解説してきました。
インスタグラマーに人気の機能や、商品購入に適した機能などお分かりいただけたのではないでしょうか。
今回実施したアンケート調査では、
- Instagramで主に見ている箇所
- Instagramでの投稿ペースはどのくらいか
- Instagram「リール動画」の利用状況について
- Instagram「発見タブ」の利用状況について
- Instagram「広告」の効果について
といった様々なトピックについてご質問させていただきました。
Find Modelではインフルエンサーを起用したマーケティング事業を運営しており、訪問型PR施策や、インスタグラマーによるレビュー投稿などのプロジェクトを数多く実施してきました。
インフルエンサーマーケティンングの企画〜実施までトータルでサポート致しますので、SNSを活用したPR施策をお考えのご担当者様はぜひお気軽にご連絡ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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