みなさんは、web上でバナー広告をクリックしたことはありますでしょうか。
バナー広告とは、web上に表示される画像や動画を活用した広告のことで、ネット広告として幅広い企業に活用されています。
バナー広告をクリックすることで、他サイトへのスムーズな誘導が実現します。
本記事では、「バナー広告を出稿してみたいけど、推奨されるサイズがわからない」といった声に応えて、バナー広告のサイズ一覧をまとめました。
バナー広告についての知識も得られる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
バナー広告とは
バナー広告とは、webメディア上で商品やサービスを画像や動画を活用して、プロモーションを行う広告形態のこと。
バナー(banner)とは、日本語で「旗」や「垂れ幕」といった意味になります。
バナー広告では、四角くてまるで垂れ幕のような広告表示が特徴的であるため、その名がつきました。
また、主にテキストで表示されるリスティング広告とは違い、画像や動画を活用した広告である点がバナー広告の特徴です。
web利用者は、バナー広告をクリックすることで他サイトへ自動的に誘導されるため、企業の商品購入ページや問い合わせページなどにも利用されることが多いです。
バナー広告は、たびたびディスプレイ広告という名前で表現されることがあります。
ディスプレイ広告は、
- テキスト広告
- レスポンシブ広告
- バナー広告
- カルーセル広告
- 動的ディスプレイ広告
- 動画広告
といった広告の総称として表現されます。
バナー広告は、ディスプレイ広告の一種とされ、ほとんど同義で表現されるため、本記事でも以後はより広い概念であるディスプレイ広告として表現していきます。
ディスプレイ広告は、インターネット広告媒体のうち約3割もの部分を構成しているため、インターネット広告として欠かせない存在であることが分かりますね。
ディスプレイ広告の前提知識
ディスプレイ広告のサイズについてご紹介する前に、ディスプレイ広告の前提知識についてまとめておきましょう。
ディスプレイ広告の前提知識として、
- 表示タイプ
- バナータイプ
の各違いについてご紹介していきましょう。
表示タイプの違い
ディスプレイ広告は、主にGDNやYDAと呼ばれる広告配信システムを活用して配信を行います。
GDNとは、「Googleディスプレイネットワーク」の略称です。
Google広告(旧Google AdWords)で出稿を行うことができ、主な広告の掲載先の一例としては、YouTubeやBIGLOBEが挙げられます。
YDA(旧YDN)とは、「Yahoo Display Ads」の略称です。
Yahoo!広告で出稿を行うことができ、Yahoo!の関連サービスにて掲載されることが多いです。
GDNやYDAは、2大ネットワークと呼ばれ、多くの企業がweb広告の配信システムとして利用しています。
GDNやYDAとで、デバイス別に推奨サイズが分かれているため、注意が必要です。
バナータイプの違い
バナー広告は、IAB(インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー)と呼ばれるアメリカのネット広告業界団体が設定している規格サイズが存在します。
当業界によって設定されているバナーサイズは、国際標準規格となっており、2年ごとに更新される点が特徴的です。
国際標準規格では、
- Rectangles and Pop-Ups・・・長方形とポップアップ
- Banners and Buttons・・・バナーとボタン
- Skyscrapers・・・縦細長
という大きく分けて3種類のバナーサイズがあることを知っておきましょう。
Rectangles and Pop-Ups
横:300px × 縦:250px・・・ミディアムレクタングル
横:250px × 縦:250px・・・スクエアポップアップ
横:240px × 縦:400px・・・バーティカルポップアップ
横:336px × 縦:280px・・・ラージレクタングル
横:180px × 縦:150px・・・レクタングル
横:300px × 縦:100px・・・3:1レクタングル
横:720px × 縦:300px・・・ポップアンダー
Banners and Buttons
横:468px × 縦:60px・・・フルバナー
横:234px × 縦:60px・・・ハーフバナー
横:88px × 縦:31px・・・ミクロバナー
横:120px × 縦:90px・・・ボタン1
横:120px × 縦:60px・・・ボタン2
横:120px × 縦:240px・・・バーティカルバナー
横:125px × 縦:125px・・・スクエアボタン
横:728px × 縦:90px・・・リーダーボード
Skyscrapers
横:160px × 縦:600px・・・ワイドスカイスクレーパー
横:120px × 縦:600px・・・スカイスクレーパー
横:300px × 縦:600px・・・ハーフページAD
【必見】バナーサイズ早見表
GDNの広告サイズ早見表
バナーサイズ(横×縦) | PC | スマートフォン |
300×250 | ☆(オススメ) | ☆(オススメ) |
160×600 | ☆(オススメ) | |
728×90 | ☆(オススメ) | |
300×600 | ☆(オススメ) | |
320×50 | ☆(オススメ) | |
468×60 | 〇 | |
320×100 | 〇 | |
200×200 | 〇 | 〇 |
240×400 | 〇 |
250×250 | 〇 | 〇 |
250×360 | 〇 | |
160×600 | 〇 | |
336×280 | 〇 | |
580×400 | 〇 | |
120×600 | 〇 | |
300×1050 | 〇 | |
930×180 | 〇 | |
970×90 | 〇 | |
970×250 | 〇 |
980×120 | 〇 | |
300×50 | 〇 | 〇 |
YDAの広告サイズ早見表
バナーサイズ(横×縦) | PC | スマートフォン |
300×250 | ☆(オススメ) | ☆(オススメ) |
160×600 | ☆(オススメ) | |
728×90 | ☆(オススメ) | |
300×600 | ☆(オススメ) | |
320×50 | ☆(オススメ) | |
468×60 | 〇 | |
320×100 | 〇 | |
600×600 | ブラパネ/カルーセル | カルーセル |
640×360 | ブラパネ | ブラパネ |
※「プラパネ」とは、ブランドパネル広告と呼ばれ、Yahoo!JAPANのトップページに掲載される広告のこと。「カルーセル」とは、カルーセル広告と呼ばれ、複数の画像を組み合わせて表示される広告のこと。
まとめ
本記事では、バナー広告について簡潔に解説してきました。
バナー広告は、ディスプレイ広告とも呼ばれ、ネット広告では重要な役割を果たしている広告形態です。
バナーサイズについて一覧でまとめた表を参考に、バナー広告を出稿してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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