2024年11月、YouTubeはクリエイター向けの新たなツールとして、
- 生成AIを活用した音楽リミックス機能「Dream Track」の拡張
- ショート動画フィードへのライブストリーム通知機能の追加
- 3分以下の動画をショート動画に分類する方針
など、3つのアップデートに関する情報を発表しました。
目次
AIで音楽をカスタマイズ:「Dream Track」実験の拡大
Dream Trackは、一部の楽曲をAIによってリミックスできる機能です。
クリエイターは対象楽曲を選択し、好みのスタイルを指示することで、ショート動画用の30秒のオリジナルサウンドトラックを生成できます。
元のボーカルと歌詞は維持しつつ、ジャンルや雰囲気を変更することが可能です。
現在、この機能は一部のクリエイターに限定されていますが、Dream Track自体は先月、米国で全クリエイター向けに公開されています。
YouTubeは、ミュージシャンや出版社との提携により、対象楽曲の拡充を目指しています。
この取り組みは、アーティストの楽曲への新たな解釈を可能にし、より多くのリスナーを獲得する機会を提供することになるでしょう。
ショート動画からライブストリームへ誘導:新たな通知機能
ショート動画とライブストリームの両方を利用するクリエイター向けに、ショート動画フィードに今後のライブストリームのリマインダーを表示する機能が追加されました。
ライブストリームをスケジュールするだけで、ショート動画の視聴者には配信開始の24時間前からリマインダーが表示されます。
この機能は、ショート動画の視聴者をライブストリームへ誘導し、エンゲージメントを高めるための効果的な手段となるでしょう。
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3分以下の動画はショート動画へ移行
YouTubeは、10月15日以降に公開された3分以下の動画は自動的にショート動画として扱われ、ショートフィードに表示されることを改めてアナウンスしました。
10月15日より前にアップロードされた1〜3分の縦型動画は、ショート動画には変換されません。
現在、この変換プロセスは進行中で、来月初旬までに完了する予定となっています。
【YouTube編】ショート動画を活用したタイアップ成功事例5選
今回のアップデートによって、プラットフォーム全体の活性化はより一層促進されるでしょう。
情報発信にYouTubeを活用している方々は、今回のアップデートを自身の活動に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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