多くの家庭で犬や猫などのペットが飼われている昨今。
特に日本では、ペットを家族の一員として大切にし、ペットの幸福や健康を考える動きも強まっています。
ペットフード、ペット用品、ペットサービスなど、多種多様なペット商材を販売するためには、InstagramやTikTokなどのSNSを活用したマーケティングが重要です。
SNSマーケティングを活用することで、商材を広く知ってもらい、顧客との繋がりを強化し、売り上げの増加につなげることができます。
しかし、SNSは常に変化しているメディアであり、効果的な戦略を立てるためには、常にトレンドやユーザーの動向を把握する必要があります。
そこで今回は、ペット商材を扱う企業・ブランドのInstagram公式アカウント運用事例5選と参考ポイントを解説していきます。
InstagramなどのSNSを活用してペット商材の売上・集客アップをしたいとお考えの企業のSNS担当者・マーケターの方は、ぜひこの記事を参考にされてみてはいかがでしょうか!
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
ペット商材を扱う企業・ブランドのInstagram公式アカウント運用事例5選と参考ポイント
それではさっそく、ペット商材を扱う企業・ブランドのInstagram公式アカウント運用事例5選と参考ポイントを解説していきます。
【公式】ユニ・チャーム ペット マナーウェア
画像:mannerwear_official|Instagram
まず最初にご紹介するペット商材を扱う企業・ブランドのInstagram公式アカウントは「【公式】ユニ・チャーム ペット マナーウェア」です。
ユニ・チャーム ペット マナーウェアでは、愛犬・愛猫のトイレ以外でのマーキング・そそうなどを防ぐ「マナーケア」のための製品を製造・販売しています。
おでかけ大好き!フォトコンテスト
【公式】ユニ・チャーム ペット マナーウェアのInstagram公式アカウントでは「おでかけ大好き!フォトコンテスト」と題したInstagramキャンペーンを行っていました。
上記キャンペーンへの参加方法は、
- @mannerwear_official をフォロー
- ペットとおでかけして撮影した写真をキャンペーン特設サイトで作成
- #GOWITHわんこ #マナーウェア の2つのハッシュタグをつけて投稿
上記の3ステップとなっており、グランプリに輝いた1組には、愛犬と行く宿泊体験(2名1室、1泊2日)がプレゼントされます。
その他にも、ファイターズ賞、優秀賞など魅力的なプレゼントが目白押しとなっていました。
本キャンペーンの良いポイントは、
- コンテスト形式にすることで高クオリティのUGCを獲得している
- オリジナルハッシュタグを作成して、情報にアクセスしやすくしている
上記2点が挙げられます。
コンテスト形式の良い点は、キャンペーンに参加しているユーザーが競うことで、クオリティの高いUGC(ユーザー生成コンテンツ)が増えるということです。
企業は自社でクリエイティブを作成してPRする労力を削減しながら、多くの新規ユーザーへと商品をPRすることが可能になります。
さらに、オリジナルハッシュタグを作成することで、ハッシュタグ検索から関連するクリエイティブをまとめて閲覧することが可能に。
企業・ブランド側としても一般ユーザーからの投稿が整理できるため、企業・一般ユーザー双方にとって利便性の高い機能となっています。
やはり、SNSにおけるPRでは、いかに「バズる」かということが重要です。
本事例のようにInstagramキャンペーンなどを打ち出し、UGCを獲得する工夫をすることが大切となるでしょう。
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IDOG&ICAT公式/ペットグッズメーカー
次にご紹介するペット商材を扱う企業・ブランドのInstagram公式アカウントは「IDOG&ICAT公式/ペットグッズメーカー」です。
IDOG&ICATはペットウェアや、ペット用のベッド、シニアペット向けの食器台など多種多様な商品を取り揃えているペットグッズメーカーです。
SNSモニター募集
IDOG&ICAT公式/ペットグッズメーカーでは、「ICE HOLD クールネッククーラー 保冷剤付 撥水」のモニター募集を行っていました。
モニター商品を使っている愛犬・愛猫の写真を、感想コメントとハッシュタグ「#iDogモニター応募2023ネッククーラー」をつけて投稿することで応募をすることができます。
また、応募条件として公式アカウントをフォロー(@idogicat)も含めており、新規フォロワー獲得へも繋げることができています。
応募したユーザーは、季節にぴったりの気になる商品を試すこともできる上、愛犬・愛猫がモデルとして多くのユーザーの目に触れることとなるため、ペット愛好家としてはとても魅力的な企画といえるでしょう。
また、企業側もモデルをフォロワーから募集することで親近感を沸かせることもできます。
さらに、写真投稿を応募条件に設定することでユーザーからより多くのユーザーへ拡散していくことも可能になります。
自社Instagram公式アカウントのフォロワーや商材のターゲット層のニーズやSNSの傾向をしっかりと捉え、モニター募集が良いのか、プレゼントキャンペーン企画が良いのかなど、自社にとって最もリーチ力の高まる企画を検討していきましょう。
PEPPYCATS(ペピイキャッツ) 公式アカウント
続いてご紹介するペット商材を扱う企業・ブランドのInstagram公式アカウントは「PEPPYCATS(ペピイキャッツ) 公式アカウント」です。
PEPPYCATS(ペピイキャッツ)は、常時8,000点以上のペット用品商品を取りそろえたオンラインショップ運営やペットのお役立ち情報、ペットの施設検索などのサービス提供を行っています。
Instagramライブで商品紹介
PEPPYCATS(ペピイキャッツ)公式アカウントでは、定期的にInstagramライブ配信を実施し、1つ1つ商品紹介を紹介しています。
Instagramライブの良い点は、リアルタイムで視聴者とのやり取りができるということです。
視聴者は、分からないことや気になることをその場でコメントから質問することができるので、商品購入を検討している方への購買意欲をさらに高めることもできるでしょう。
また、ユーザーからペットあるあるを募集して、Instagramライブの中で写真と併せて紹介するという企画もありました。
以上のことから、PEPPYCATS(ペピイキャッツ)公式アカウントは、とにかく顧客に寄り添ったアカウント運用を行っていることが分かりました。
PEPPYCATS(ペピイキャッツ)公式アカウントは、Instagram運用を介して企業・商品への信頼度アップを図ることに成功している非常に良い事例といえるでしょう。
monchéri (モンシェリ) 犬服/ドッグウェア
続いてご紹介するペット商材を扱う企業・ブランドのInstagram公式アカウントは「monchéri (モンシェリ) 犬服/ドッグウェア」です。
monchéri (モンシェリ)は、チワワ・トイプードル服などの小型犬専門のドッグウェアブランド。
洗練された、高級感のあるデザインが、愛犬にお洒落をさせたい顧客から人気を集めています。
monchéri (モンシェリ) 犬服/ドッグウェアのInstagram公式アカウント運用の良いポイントとしては、
- ハイライトにSNSリンクや必要な情報を整理している
- 投稿の色見や世界観が統一されている
上記の2点が挙げられます。
monchéri (モンシェリ) 犬服/ドッグウェアのハイライトには、
- 質問専用ストーリー
- サイズ展開
- X(旧Twitter)公式アカウントへのリンク
- 公式LINEアカウントへのリンク
など、ユーザーが必要となるであろう情報を項目ごとに整理してありました。
また、質問コーナーやサイズ展開をまとめておくことで、購入検討から実際の購入までをInstagramのみで完結させることも可能にしています。
購入の際に必ず必要になる情報を載せたり、疑問点をその場で解決できるということは、ユーザーの利便性や購買意欲を高める上で非常に重要なポイントです。
また、他のSNSの方が使いやすい・使い慣れているユーザーのために、各SNSのリンクを掲載しておくことも、見込み顧客を取りこぼさない施策といえるでしょう。
また、初見ユーザーがフォローするきっかけとなる「投稿の色見や世界観」も上手く統一されており、洗練されたコンセプトが伝わりやすくなっています。
InstagramをはじめとしたSNSは、企業・ブランドにとって自社の特徴を最も表現できるプラットフォームとなっていますので、投稿するクリエイティブについてはしっかりと検討・作成していくことをおすすめします。
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ブッチ・ジャパン - 無添加ペットフード
ご紹介するペット商材を扱う企業・ブランドのInstagram公式アカウントは「ブッチ・ジャパン - 無添加ペットフード」です。
ブッチ・ジャパンは、新鮮なビーフ・ラム・チキン・フィッシュなどを原料とした無添加ペットフードを製造・販売する企業です。
インフルエンサータイアップによるカレンダーイラストモデル募集
ブッチ・ジャパン - 無添加ペットフードでは、人気イラストレーターとタイアップしたカレンダーイラストモデル募集企画を行っていました。
本キャンペーンは、2か月ごとに人気イラストレーターがイラストを担当しており、公式アカウントフォロー&ハッシュタグ「#ブッチカレンダー2024」を付けたペット写真投稿の中から、選ばれたペットが2024年度のカレンダーモデルとして採用される内容となっていました。
本事例のように、キャンペーン企画の際にインフルエンサータイアップを行うことで、さらに話題性を高めることができます。
数あるキャンペーン企画の中でも特に注目を集めるためには、インフルエンサーの影響力は重要なポイントとなります。
自社アカウントのフォロワーからの注目度はもちろんのこと、インフルエンサーのフォロワー・ファンから企業の認知度アップに繋げることも可能になるでしょう。
Instagramで人気のインフルエンサーやコンテンツを随時チェックし、どんなタイアップ企画にするか検討することをおすすめします!
まとめ
今回は、ペット商材を扱う企業・ブランドのInstagram公式アカウント運用事例5選と参考ポイントを解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したのは、
- 【公式】ユニ・チャーム ペット マナーウェア
- IDOG&ICAT公式/ペットグッズメーカー
- PEPPYCATS(ペピイキャッツ) 公式アカウント
- monchéri (モンシェリ) 犬服/ドッグウェア
- ブッチ・ジャパン - 無添加ペットフード
上記5つのInstagram公式アカウントでした。
Instagramを活用したコンテンツ企画を打ち出すことで訴求力高めている事例が多く見られたことから、ユーザーのニーズやInstagramでの人気コンテンツ・インフルエンサーに普段から注目しておくことも重要といえるでしょう。
また、Instagramアカウント運用にお困りの方やインフルエンサータイアップを検討されている方は、ぜひ下記フォームからお気軽にお問い合わせください!