SNSの普及した現代では、インフルエンサーを起用したインフルエンサーマーケティングも増えてきました。
そんな中、インフルエンサーに依頼してPRしてもらうだけではなく、その投稿を自社のコンテンツに反映させる、いわゆる「二次利用」も最近では増えてきています。
PR投稿を別の形で再度利用することで、広告効果がさらに増していくのです。
本記事では、インフルエンサーが投稿した素材を活用したPR事例についてご紹介いたします。
今後、インフルエンサーマーケティングを実施したい企業の方がいらっしゃいましたら、ぜひお役立てください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
インフルエンサーが投稿した素材を活用したPR事例
それでは、インフルエンサーの投稿を二次利用した企業事例をご紹介しましょう。
L.L.Bean Japan
最初にご紹介するのは、「L.L.Bean Japan」が実施したインフルエンサー投稿の二次利用についての事例です。
L.L. Beanは1912年にアメリカ・メイン州で創業したアウトドアブランドで、日本ではL.L.Bean Japanとして展開しています。
そんなL.L.Bean Japanは、自社のホームページに「インフルエンサーズレビュー」のページを設けており、L.L.Beanのアイコン・アイテム「スコッチ・プラッド・フランネル・シャツ」の実際の着心地や使い勝手、一押しポイントについてインフルエンサーがレビューしているページを紹介しています。
画像:Influencers' Review|L.L.Bean Japan
ロート製薬
画像:ロート製薬
つづいてご紹介するのは、「ロート製薬」が実施したインフルエンサー投稿の二次利用についての事例です。
ロート製薬は1899年に創業した老舗の製薬会社で、胃薬や目薬が一般的には知られています。
ただ、実は健康食品やスキンケア製品にも力を入れており、特にInstagramではスキンケア商品についての紹介を重点的に行っています。
そんな中、ロートはInstagramでの投稿を盛り上げるため、公式レポーター「ロートメイト」を募集しており、現在は3期生まで集まっています。
ロートメイトの特典として、ロート製薬から 「季節の商品詰め合わせ」を年3回プレゼントされ、ロートメイトはその商品で自由にレビューすることができます。
例えば上記の投稿はロートメイトの「ぽみちの美容♥」さんのタイアップ投稿をピックアップして紹介したものです。
送った商品についてレビューするためインフルエンサーとしても購入する必要がなく、さらには自身より多いフォロワーがいるロート製薬のアカウントで紹介してもらえるため、レビューしてもらえる確率が高くなります。
企業側としても投稿を二次利用できるため、双方にとってwin-winなのです。
ロート製薬では他にも「#ロートコスメ部」と称したモニターを募集しています。
ハッシュタグをつけることで検索しやすくなり、さらにその商品がロート製薬の製品であることが伝わりやすくなります。
二次利用を見越したメンバー募集の際は、自社の名前を含めたわかりやすい名前、ハッシュタグをつけるようにしましょう。
相鉄ローゼン
画像:相鉄ローゼン
最後にご紹介するのは、「相鉄ローゼン」が実施したインフルエンサー投稿の二次利用事例です。
相鉄ローゼンは相模鉄道沿線を中心とした神奈川県内で店舗を展開する、相模鉄道系列のスーパーマーケットで、現在は約50店舗ほどを構えています。
そんな相鉄ローゼンは、横須賀出身の美人フードファイター「ますぶちさちよ」さんのYouTubeチャンネルでたびたびインフルエンサーマーケティングをおこなっています。
上記の動画では相鉄ローゼン株式会社とアサヒビール株式会社が提供しているPR動画です。
相鉄ローゼンで購入したアサヒビールとお弁当でピクニックをするという内容で、ますぶちさんと相鉄ローゼンとのコラボは4回目となります。
そして自社のホームページでは上記動画を紹介するだけではなく、動画で紹介した各種アサヒビールとお弁当・お惣菜の組み合わせのチラシも掲載しています。
画像:相鉄ローゼン
さらに上記動画内でも紹介されていましたが、前回のコラボ動画を店内で流しており、スーパーに立ち寄った人でも動画を見ることができるようになっています。
このように、二次利用はSNSやネット上だけではなく、実店舗でも行うことができるのです。
二次利用のメリット
SNSに限らず他の場面でも使用できる
上記の例にもあるように、自社のホームページなどでも素材を利用することが可能です。
一次利用でリーチするのは主にインフルエンサーのフォロワーですが、二次利用することで自社のファンにもあらためて目に入るようになります。
コンテンツ作成の手間が省ける
従来コンテンツを生成するためには、企画立案から最終的な発表までかなりの手間がかかります。
ところが二次利用だと、一度インフルエンサーが作成したものを利用することができるため、新規コンテンツに割く手間が削減できます。
インフルエンサーの投稿のファンを獲得することができる
インフルエンサーの投稿は基本的に良質なものが多いです。
二次利用はその投稿を再利用するため、良質な投稿に惹かれた新たなファンを見出すことができるでしょう。
ブランド認知の機会が増えれば、商品やサービスもより知ってもらうことができます。
二次利用を目的とした企画を作り出すことができる
ある程度フォロワーがいる企業アカウントの場合、上記のロート製薬の「ロートメイト」のように、二次利用を前提とした企画を打ち出すと、インフルエンサーの方から自社へアプローチしてもらいやすくなります。
インフルエンサー側としても自身の投稿が採用してもらえるかもしれないため、より上質な投稿を提供してくれるようになるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
SNS投稿の二次利用は、一度のタイアップ投稿で複数回の広告施策を実施できる費用対効果の高い広告手法です。
そのため、二次利用のコツや上手い活用方法を身につけることで、広告宣伝費を減らすことや効率的な広告運用につながります。
自社のSNSに留めることなく、実際の店舗の目につくところに貼る、という方法も効果的でしょう。
本記事でインフルエンサーマーケティングに興味を持たれた方は、インフルエンサー投稿の二次利用が可能なことはもちろん、中間マージンを極力排除した低コストが特徴のFind Modelにぜひご相談ください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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