ブランドや商品の認知を広げる場として活用される展示会は、新規顧客への効果的なアプローチとなる一方で、リーチできる人数に限りがあるという側面も持ち合わせています。
しかしSNSが普及し多くのインフルエンサーが活躍している現代では、展示会にインフルエンサーを招き、投稿を通して多くの潜在顧客へ展示会の様子を届けることができるようになりました。
そこで本記事では、展示会への来場形式で実施されたインフルエンサータイアップ成功事例を5つまとめてご紹介していきます。
オフラインで実施される展示会ならではのメリットも解説しているので、ぜひ今後のインフルエンサーマーケティングにお役立てください。
目次
展示会への来場形式で実施されたインフルエンサータイアップ成功事例5選
それではさっそく、展示会への来場形式で実施されたインフルエンサータイアップ成功事例をご紹介していきます。
順番に詳しく見ていきましょう。
1.無印良品
画像:無印良品
最初にご紹介するのは、「無印良品」が実施したタイアップ事例です。
無印良品は、シンプルなデザインの家具や日用品、ファッションアイテムなどを展開するブランドであり、近年ではオリジナルのレトルト食品も人気となっています。
そんな無印良品は、プチプラファッションやメイク、暮らしの投稿で人気を集めるインフルエンサー「かんだま」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】無印良品×かんだま
上記の投稿では、2023年の春夏に無印良品が展開する新商品をリールを使って分かりやすく紹介しています。
インフルエンサーを招く展示会は季節の変わり目にアパレルブランドが実施することが多いですが、無印良品ではアパレルアイテムのほか、生活雑貨や日用品の新製品も展示していることが特徴。
また、Instagramではリールを活用することでフォロワー外へのリーチも実現しやすくなる特徴があるため、認知拡大が目的である展示会の内容をリールで紹介することはぜひ参考にしたいポイントです。
2.ユニクロ
画像:ユニクロ公式オンラインストア(ファッション通販サイト)
続いてご紹介するのは、「ユニクロ」が実施したタイアップ事例です。
ユニクロは、企画から販売まで全て自社で完結することでコストパフォーマンスを高めたアパレルアイテムを展開することが特徴の、日本を代表するファストファッションブランド。
そんなユニクロは、ミレニアル世代の男性に向けた情報発信で人気を集めるファッション系インフルエンサー「Takahiro Kawashima」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】ユニクロ×Takahiro Kawashima
上記の投稿では、ユニクロが展開する秋冬コレクションの展示会にTakahiro Kawashimaさんが来場し、発売予定のメンズアイテムをレビュー&試着する内容となっています。
動画は秋冬コレクションが一般発売される約2週間前に公開されており、ユーザーが買い物する際の目星を付けやすいタイミングに投稿されていることがポイントでしょう。
また、試着のシーンではホームページに掲載されている順番に沿って商品が紹介され、ユニクロの公式サイトを見て商品の特徴を調べながら視聴できることも、全てのアイテムが揃っている展示会ならではの活用方法です。
3.ワークマン
画像:ワークマン公式サイト
続いてご紹介するのは、「ワークマン」が実施したタイアップ事例です。
ワークマンは、実用性と機能性を両立した作業服専門店としてブランドの地位を固め、近年ではアウトドアやスポーツアイテムを取り扱う新ブランド「ワークマンプラス」も人気となっています。
そんなワークマンは、パーソナルカラー診断や骨格診断を通じてコスメやファッションの情報を発信する人気インフルエンサー「にしはるカラー研究所」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】ワークマン×にしはるカラー研究所
上記の投稿では、ワークマンの秋冬アイテムの展示会に招待された にしはるカラー研究所さんが、新作を一つずつ手に取りながら紹介しており、アイテムの特徴が伝わりやすい動画になっています。
また、シューズやキャップ、バッグなどのファッション小物も紹介しており、アイテム展開の幅広さが伝わる内容といえるでしょう。
さらに、動画の後半ではワークマンの新作アイテムを使ったコーディネート例を紹介し、購入時のイメージが湧きやすい動画構成になっていることもポイント。
にしはるカラー研究所さんの動画では、実際に手に取らないと分からないリアルな感想が多く、展示会というオフラインならではの特性を活かしているタイアップ事例です。
4.RVN
画像:rvnnyc.com
続いてご紹介するのは、「RVN」が実施したタイアップ事例です。
RVNは、2012年にテッド・キム氏が立ち上げたニューヨーク発のファッションブランドであり、数多くの海外セレブリティからも愛用されています。
そんなRVNは、ギャル系雑誌「nuts」の専属モデルとして活動しているインフルエンサー「まぁみ(小田愛実)」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】RVN×まぁみ(小田愛実)
上記の投稿では、展示会に訪れたことを3枚の写真とともにシェアしており、ブランドの特徴も解説されています。
展示会の詳細な内容には触れていないものの、30件近いコメントや4,800件以上のいいねを獲得する人気投稿となり、ブランドの認知拡大に貢献したタイアップ事例といえるでしょう。
インフルエンサー本人の人気が高い場合には上記のようなシンプルな投稿でも注目を集めやすいため、ブランドの目的に対して適切なインフルエンサー選びがされていることが分かる事例です。
5.RAGEBLUE
最後にご紹介するのは、「RAGEBLUE」が実施したタイアップ事例です。
RAGEBLUEは、アメリカンカジュアルとヨーロピアントラディショナルを融合させたファッションアイテムを展開するブランドで、10~30代男女の幅広い層から人気となっています。
そんなRAGEBLUEは、日常のコーディネートスナップを投稿して人気を集めるインフルエンサー「ぽんづ」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】RAGEBLUE×ぽんづ
上記の投稿では、全9枚の写真・動画でRAGEEBLUEの展示会の様子を伝えており、ブランドイメージやコレクションのコンセプトが視覚的に分かりやすい内容といえるでしょう。
また、投稿のハッシュタグにはブランド名のほかにも「#秋冬コーデ」と多くのユーザーアプローチできるハッシュタグが設定されていることもポイントです。
まとめ
本記事では、展示会にインフルエンサーを招いて実施されたタイアップ事例をまとめてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ご紹介した事例のように、展示会に来場してもらうインフルエンサーは商品やブランドとの親和性が高い人選をすることが重要であり、適切な人選は自然なPRにつながるでしょう。
また、展示会の内容を発信するプラットフォームとしては、InstagramやYouTubeといった視覚的に情報を伝えやすいSNSが採用されることが多く、タイアップを実施する際にはSNSごとの特徴を把握しておくこともポイントです。
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