近年、SNSを活用して集客を行っている住宅・不動産企業が増えています。
長期的に情報発信が行えコミュニケーションツールとしても有用である点や、知名度向上やブランディングに有効である点、写真や動画などを用いて視覚からの訴求が可能である点など、SNSの特徴が住宅・不動産業界と好相性であるからです。
今回は「Instagram」「Twitter」「Facebook」「YouTube」「TikTok」を活用して集客を行っている住宅・不動産企業の事例をご紹介いたします。
目次
住宅・不動産業界がSNSを活用するメリット
冒頭でも触れたように、SNSは写真や動画といった「視覚的訴求」に長けている特長があり、実際に物件を決める時には「内見」をしたり、お家づくりでは「モデルハウス」を訪れて参考にしたりする傾向のある住宅・不動産業界とは相性が良いと言えます。
他にも、SNSを活用するのには以下のようなメリットが挙げられ、SNSを情報収集や検索に使用することが一般的になっている現代においては自社の集客に取り入れることは重要です。
- 住宅・不動産購入に積極的なターゲットとの接点を増やせる
- ハッシュタグや位置情報などで物件情報を見つけてもらえる
- 住宅・不動産情報の投稿や広告の拡散が期待できる
- ユーザーと相互コミュニケーションができる
それぞれのメリットの詳細については、以下の関連記事にて解説しています。
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Instagramで集客をしている住宅・不動産企業事例
はじめに、Instagramで集客をしている住宅・不動産企業の事例をご紹介いたします。
1.グッドルーム[goodroom]
Instagramアカウント:
@goodroom_jp|Instagram
はじめにご紹介するのは、リノベーションやデザイナーズなどおしゃれな賃貸物件専門の検索サイトを運営している「グッドルーム」の公式Instagramアカウントです。
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高い撮影技術と取り扱っているおしゃれな物件の数々が投稿されており、2021年5月現在のフォロワー数は約16.5万人と非常に人気の高いアカウントとなっています。
複数の写真と間取りの画像に物件の説明や物件周辺の紹介がキャプションで付けられており、物件紹介として非常にわかりやすく丁寧なつくりなのが特徴です。
ストーリーズで地域ごとにまとめたハイライト(ストーリーズ動画を保存できる機能)も投稿されており、投稿を見るだけでも楽しい大変充実した内容の物件紹介アカウントです。
2.Woman.CHINTAI
Instagramアカウント:
@woman.chintai|Instagram
続いてご紹介するのは、賃貸物件空室情報提供サービスを行っている株式会社CHINTAIが運営する、女性向け賃貸物件情報サイト「Woman.CHINTAI」の公式Instagramアカウントです。
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こちらのアカウントの特徴は写真を用いた物件紹介ではなく、イラストと文章で街や地域を紹介する投稿がメインである点です。
投稿されているイラストには街の紹介の他に女性のコーディネートイラストが描かれており、街の紹介と合わせてとても人気の高いコンテンツとなっています。2021年5月現在のフォロワー数は約5.5万人で、女性ユーザーを中心に非常に人気の高いアカウントです。
投稿されているイラストの数々はInstagramで人気のイラストレーターを起用し描かれたもので、この点も人気の理由のひとつです。イラストレーターのフォロワー・ファンもこのアカウントのフォロワーとなり得るため、インフルエンサーマーケティングとしても効果的な運用であることがわかります。
「住みたい家」ではなく「住みたい街・ライフスタイル」をメインに訴求したアプローチは大変参考になります。Instagramはあくまで自社サイトへの誘導手段であり、Instagramの活用目的が明確な優れた事例と言えるでしょう。
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3.積水ハウス株式会社
Instagramアカウント:
@sekisuihouse|Instagram
続いてご紹介するInstagram活用事例は住宅メーカーの「積水ハウス株式会社」の公式Instagramアカウントです。
こちらのアカウントでは同社で取り扱っている住宅の写真が多数投稿されています。
撮影技術の高さと構図の素晴らしさでひとつひとつの写真が非常に素晴らしいものであり、投稿されている写真がまさに「インスタ映え」のするものばかりである点が人気の理由です。2021年5月現在のフォロワー数は約9.1万人と、ただの企業アカウントに留まらない人気の高さを誇ります。
インテリアや料理などを配置して、見ているユーザーが実際に生活しているイメージをしやすく訴求している点もポイント。Instagramではユーザーが実際に体験しているイメージを生み出し共感してもらえるようにすることが求められます。
その点で、本Instagramアカウントは見ているだけで「こんな家に住みたい」と言うマイホームへの憧れが湧き出てくる写真の数々が並び、とても効果的な広告となり得るでしょう。
4.nuリノベーション
Instagramアカウント:
@nu_renovation|Instagram
最後にご紹介するInstagram活用事例はリノベーションブランド「nuリノベーション」の公式Instagramアカウントです。
こちらのアカウントでは、同社が手掛けたリノベーション空間の写真が多々投稿されています。
これらの事例は毎日投稿されていて、リノベーションを検討している方はもちろん、お家づくりの参考になる点が人気の理由の1つと考えられます。2021年5月現在のフォロワー数は約6.2万人と人気高いアカウントです。
本アカウントでは、家具など配置前の事例/家具が配置されている事例/人が映っている生活感のある事例など、リノベーションやお家づくりにおける様々な段階の写真が投稿されています。
様々な検討段階やイメージ段階のユーザーにとって参考になる投稿を高頻度で投稿しているため、カタログ感覚で親しみある形でユーザーの日常に溶け込みやすくなっていると考えられます。
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Twitterで集客をしている住宅・不動産企業事例
続いて、Twitterで集客を行っている住宅・不動産企業の事例をご紹介いたします。
1.スーモ
Twitterアカウント:
@suumo|Twitter
はじめにご紹介するのはリクルートグループで住宅領域に関わる商品、サービスの提供を行っている株式会社リクルート住まいカンパニーが運営する、住宅・不動産購入、売買のサポート情報サイト「SUUMO(スーモ)」のイメージキャラクター「スーモ」の公式Twitterアカウントです。
お久しぶりでスーモ♪ みんなげんきかなぁ~?? てれてれ♪ pic.twitter.com/KZ5KxALMyA
— スーモ (@suumo) August 19, 2019
同社の公式Twitterアカウント(@suumo_recruit)とは別のアカウントであるこちらのアカウントは前述の通り同社のイメージキャラクター「スーモ」のTwitterアカウントであり、「スーモ」が日常的に体験したことや感じたことがイラストと短文で投稿されるという内容になっています。
「スーモ」は同社のCMをはじめ様々な場所で活躍している他、グッズが販売されているなど大変人気の高いキャラクターです。2021年5月現在のフォロワー数は約12.8万人となっており、その人気の高さが伺えます。
投稿内容は住宅や不動産など同社のサービスとはほとんど関係のない内容で、季節や行事に沿った雑談的な内容とイラストのみですが、同社のイメージづくりと好感度の向上に一役買っています。
同社公式アカウントのツイートをリツイートしたりもしているため、同社公式Twitterアカウントや公式ホームページへの誘導にも有効に働いています。
Twitterとイメージキャラクターを企業の知名度向上やブランディング、好感度向上や集客などに有効活用している事例です。
2.アットホーム
Twitterアカウント:
@athome_co|Twitter
続いてご紹介するのは、アットホーム株式会社が提供している不動産情報サービス「アットホーム」の公式Twitterアカウントです。
【CINEmadori】5月31日(金)公開の映画、「長いお別れ」から、記憶を失っていく父との7年を過ごす家をご紹介!https://t.co/8o7JuS0UvL pic.twitter.com/sWsriaagqo
— アットホーム (@athome_co) May 24, 2019
こちらのアカウントの特徴は同社公式ホームページで提供されているコンテンツへの誘導が徹底している点です。
映画に登場する住宅の写真や間取りを紹介する特集コンテンツ「CINEmadori」や特徴的なスタイルの住宅を紹介する特集コンテンツ「HOMETRIP(ホームトリップ)」などが同社ホームページで公開されていますが、それらのコンテンツに追加情報があった場合はこちらのアカウントでアナウンスのツイートが投稿されます。
オリジナルハッシュタグ「#地元のことなら不動産会社に聞こう」が付けられた投稿では、同社と契約している全国の不動産会社がピックアップされ紹介されており、不動産会社のある地域の小話や情報を知ることができます。
コラボレーションやタイアップ、キャンペーン情報などが公開されている他、Twitterのアンケート機能を用いたフォロワーとのコミュニケーションなども行われており、2021年5月現在のフォロワー数は約12.3万人を誇る人気アカウントとなっています。
3.ホームズくん
Twitterアカウント:
@HOMES_kun|Twitter
続いてご紹介するのは、株式会社LIFULLが運営する住宅・不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」の公式Twitterアカウントです。
みんなおはよ~っ!今日は #バイクの日 だから、バイクと暮らせるおウチを紹介させてもらうよっ 重さに耐えられるよう床を補強してるみたいだから、バイク好きにはたまらないおウチだねっ 今週もよろしくね~っ!
【広島県広島市安芸区】https://t.co/fb0Jpk7R1h#ライフルホームズすごいおウチ pic.twitter.com/FusdRLMMK7
— ホームズくん (@HOMES_kun) August 19, 2019
こちらのアカウントでは「LIFULL HOME'S」のイメージキャラクター「ホームズくん」がピックアップされており、「ホームズくん」が面白い住宅や珍しい間取りの住宅、街の紹介をするといった内容のツイートが投稿されています。
今日は〇〇の日、といったコラムのツイートなど興味深い内容の投稿が多数あり、住宅や不動産を抜きにしても見ていて面白いTwitterアカウントとなっています。2021年5月現在のフォロワー数は約11万人とこちらも非常に人気の高いアカウントです。
プロフィールにはホームページへのリンクが掲載されており、住宅の紹介ツイートではホームページへの誘導がしっかり行われている他、イベントの告知を行うなど集客を目的としたTwitterアカウントの運用が効果的に行われている事例です。
4.オープンハウス
Twitterアカウント:
@openhouse_group|Twitter
最後にご紹介するのは、総合不動産グループである「株式会社オープンハウス」が運営する公式Twitterアカウントです。
#オープンハウス月間ヒーロー賞 決選投票のお時間です!明日いっぱい投票を受け付けます(*´∀`*)
連敗中ではありますが、奮ってぽちっとなさってください!詳しいルールはツリーでぶら下げます。 #swallows— オープンハウス(ゆる運用) (@openhouse_group) May 4, 2021
本アカウントは同社が運営する2つのTwitterアカウント、真面目なアカウント「オープンハウス(公式)」とゆるアカウント「オープンハウス(ゆる運用)」の後者のもので、自社のCMに関する内容や自社がスポンサーとなっているスポーツチームに関連する情報を主にツイートされています。
上記のツイートのように「#オープンハウス月間ヒーロー賞」などスポンサーチームのファンと一緒に盛り上がる人気の企画を立てている点も魅力的です。2021年5月現在のフォロワー数は約1.9万人と人気のアカウントとなっています。
こちらのアカウントもプロフィールにはホームページを掲載しており、真面目なアカウントで投稿された内容をリツイートして拡散するなど自らのアカウントではゆる~い運用をしながらもしっかりと自社への導線が確保されている事例でした。
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Facebookで集客をしている住宅・不動産企業事例
次に、Facebookで集客を行っている住宅・不動産企業の事例をご紹介いたします。
1.アパマンショップ
Facebookページ:
@apamanshopcom|Facebook
はじめにご紹介するのはAPAMANグループで不動産賃貸仲介を行っている「アパマンショップ」の公式Facebookアカウントです。
こちらのアカウントのメインコンテンツは「#住みたい街」のハッシュタグとともに投稿されている日本全国の街の紹介を写真付き投稿です。投稿には同社で運営している賃貸住宅検索サイトへのリンクが掲載されており、リンクから詳しい街の情報を見ることができます。
キャンペーンやイベントなどの情報も投稿されており、徹底したホームページへの誘導と合わせて、基本に忠実かつ効果的にFacebookを活用した集客を行っています。2021年5月現在のフォロワー数は約4.9万人と、とても人気の高いFacebookアカウントです。
2.三井不動産
Facebookページ:
@mitsuifudosan|Facebook
続いてご紹介するのは、日本最大手の不動産会社である「三井不動産株式会社」のFacebookアカウントです。
こちらのアカウントでは同社の施設や店舗の紹介、イベント・キャンペーンの紹介・告知が主に投稿されています。魅力的な写真や動画が数多く投稿されており、投稿あたりの写真の数も多いのが特徴的です。
写真や画像といったビジュアル面だけでなく文章も大変充実した内容となっており、投稿ひとつひとつが丁寧に行われていることがわかります。
見応え・読み応えのある投稿の数々からファンも多く、2021年5月現在のフォロワー数は約4.8万人と人気の高いアカウントとなっています。
3.セキスイハイム
Facebookページ:
@sekisuiheim|Facebook
次にご紹介するのは大手樹脂加工メーカーである積水化学工業株式会社の住宅カンパニーが取り扱うブランド「セキスイハイム」の公式Facebookアカウントです。
こちらのアカウントでは「セキスイハイム」の住宅商品の紹介や実際の施工事例の紹介、キャンペーンやイベント紹介が投稿されています。特集として住宅に付随する設備の紹介や解説、一風変わったインテリアの紹介などもされており、オンラインカタログのようになってしまわない工夫がされています。
社会や環境に対する同社の取り組みについても投稿されており、ブランディングを主とした運用が特徴的なアカウントです。2021年5月現在のフォロワー数は約1.8万人であり、人気の高いアカウントのひとつです。
4.リノベる。
Facebookページ:
@renoveru.g|Facebook
最後にご紹介するのはリノベーションを中心に展開するリノベる株式会社が取り扱う中古住宅のワンストップリノベーションサービス「リノベる。」の公式Facebookアカウントです。
こちらのアカウントでは「リノベる。」がnoteで更新している新着記事や、イベント開催・メディア出演や掲載のお知らせなどを投稿されています。お知らせに限らず、住宅・不動産業界のSNSでは特に多く見られる「物件紹介」や「事例紹介」なども積極的に発信されている、投稿内容がバラエティーに富んだアカウント運用がなされています。
ホームページへの導線をはじめ、インスタライブ開催やオンラインイベントへの参加を投稿することでFacebook以外へのプラットフォームへの誘導も上手くなされている特長も参考にしたい点です。2021年5月現在のフォロワー数は約2.1万人であり、人気の高いアカウントのひとつです。
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YouTubeで集客をしている住宅・不動産企業事例
続いて、YouTubeで集客を行っている住宅・不動産企業の事例をご紹介いたします。
1.ホームメイト
画像:@homematetelevision|YouTube
YouTubeチャンネル:
@homematetelevision|YouTube
はじめにご紹介するのは、建設会社の東建コーポレーション株式会社が運営している賃貸物件検索サービス「ホームメイト」の公式YouTubeチャンネルです。
こちらのチャンネルでは「ホームメイト」のイメージキャラクターである元女優でモデルの桐谷美玲さんをピックアップし、「ホームメイト」のCM動画を投稿しています。
チャンネル登録者数は2021年5月時点では非公開となっています。
東建コーポレーション株式会社が属する東建グループでは、当チャンネルの他にも業種やジャンルごとに複数のYouTubeチャンネルを運営しており、継続的な集客に活用しています。
2.大和ハウスグループ
YouTubeチャンネル:
@Daiwahouse|YouTube
続いてご紹介するのは、住宅総合メーカーの大和ハウス工業株式会社属する「大和ハウスグループ」の公式YouTubeチャンネルです。
こちらのチャンネルでは大和ハウスグループのTVCM動画や建築事例紹介の他、大和ハウスグループの事業紹介や大和ハウスグループに努めているスタッフをピックアップした動画など、会社のイメージやブランドイメージに関わる動画が投稿されています。
特集としてダイワハウスの住宅に住むカスタマーに着目し、実際に住宅に住む様子を取り上げ紹介する動画も投稿されており、ダイワハウスの住宅の特徴や魅力を伝えています。
2021年5月現在のチャンネル登録者数は約6000人、動画投稿頻度はあまり高くないですが、投稿内容は魅力的であるため今後の更なる充実とチャンネル登録者数増加が期待されます。
3.ミサワホーム
YouTubeチャンネル:
@MISAWAhomesTV|YouTube
次にご紹介するのは、住宅メーカーである「ミサワホーム株式会社」の公式YouTubeチャンネルです。
こちらのチャンネルではミサワホーム株式会社のTVCM動画や同社のコラボレーション動画、住宅商品の紹介動画や建築事例紹介動画が主に投稿されています。
チャンネル登録者数は2021年5月現在で約3000人、動画の投稿頻度は低めです。しかしながら、CM動画やコラボ動画、ストーリー仕立ての「Homestories」などはとても再生数が多く、ポテンシャルの高さを感じられます。
チャンネル登録者数以上に人気の高い動画も多いため、今後の飛躍が期待されるチャンネルです。
4.レオパレス21
YouTubeチャンネル:
@leopalace21CH|YouTube
最後にご紹介するのは、アパート・マンション・住宅等の建築や賃貸管理などを行う「株式会社レオパレス21」の公式YouTubeチャンネルです。
こちらのチャンネルでは上記のような「入居者への案内」動画や、同社が提供しているサービスの紹介をはじめ利用者に向けた動画が多く投稿されています。
他にもDIY動画、一人暮らしの防犯対策やロフトの活用方法など、初めての一人暮らしのユーザーをターゲットに想定されているような実用的な投稿が多いのも特徴的です。チャンネル登録者数は2021年5月現在で約4700人。
自社のサービスに関係ない「暮らし」に関連する動画も投稿されているチャンネルで「ターゲット意識」を参考にしたい事例でした。
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TikTokで集客をしている住宅・不動産企業事例
最後に、TikTokで集客を行っている住宅・不動産企業の事例をご紹介いたします。
1.パルコホーム
TikTokアカウント:
@palcohome_865|TikTok
最初にご紹介するのは、住宅会社である株式会社日盛ハウジングが岩手・宮城・青森に拠点を構えるオリジナルブランド「パルコホーム」のTikTokアカウントです。
@palcohome_865【子育て家族!】YouTubeルームツアー更新しました。##パルコホーム##YouTube##子供部屋##主寝室##寝室##吹き抜け##wic##収納##本棚##テレワーク##リモートワーク##ゴールデンウィーク##家づくりアイデア##ルームツアー##整理収納##子供のいる暮らし##TikTok教室##おうちで過ごし隊##新築♬ オリジナル楽曲 - パルコホーム
こちらのアカウントでは、定番であり人気の「ルームツアー(お部屋/物件紹介)動画」をメインに投稿されています。
また、他に運用されているSNSとの連携もしっかりと配慮したアカウント運用がなされており、上記の動画のようにYouTubeチャンネルで公開した動画の告知投稿などを発信されています。2021年5月現在のフォロワー数は約5.8万人の人気アカウントです。
自社が子育て世代に向けた住宅を手掛けることを踏まえ、ターゲット層を意識したシンプルで分かりやすい動画作りになっている点も参考にしたいアカウントです。
2.RoomPa
TikTokアカウント:
@amufi_roompa|TikTok
次にご紹介するのは、株式会社Amufiが展開するオンライン不動産賃貸サービス「RoomPa」のTikTokアカウントです。
@amufi_roompa##ルムパ ##引っ越し ##一人暮らし ##豆知識♬ 롤린 (Rollin`) - 브레이브걸스
こちらのアカウントは名前を「RoomPaのお姉さん」としている通り、自社の広報社員がメインに物件の紹介や豆知識などを伝える動画をメインに投稿しています。
不動産・物件とは関係のない、社員同士のやり取りなどから会社の雰囲気などが伝わる動画などもあり、投稿されている投稿内容の幅が広い点が特徴的です。2021年5月現在のフォロワー数は約3.2万人となっています。
また自社サービスが「オンラインでお部屋探しができる」という特長を持つため比較的若年層をターゲットとしており、上記動画のように「はじめての一人暮らし」など、自社サービスとの親和性を考慮して関心・興味を持たれそうな内容を上手く取り入れているアカウントです。
3.SIBUSAWA-STYLE
TikTokアカウント:
@sibusawastyle|TikTok
続いてご紹介するのは、群馬のデザイン住宅を手掛ける「SIBUSAWA STYLE株式会社」のTikTokアカウントです。
@sibusawastyle##注文住宅 ##マイホーム ##家づくり ##一戸建て ##ルームツアー ##平屋 ##半平屋 ##ガレージハウス ##ホテルライク♬ imagine if - gnash
こちらのアカウントは自社の手掛けたデザイン住宅のルームツアー動画をメインに投稿しています。
デザイン住宅とあり、どの動画もシンプルながらも洗練されたスタイリッシュな動画に仕上がっている点が印象的なアカウントで、2021年5月現在のフォロワー数は約2.0万人となっています。
ルームツアー動画には、人物が映りこまずに撮影されていて自分がモデルハウスに実際に訪れているような没入感のある動画である点も魅力の一つと言えます。
4.LAKIA不動産
TikTokアカウント:
@lakia_estate|TikTok
最後にご紹介するのは、不動産会社である株式会社LAKIA COMPANYの展開する店舗「LAKIA不動産」のTikTokアカウントです。
@lakia_estateL.dearシリーズ遂に公開🏠##お部屋紹介 ##tiktokに春が来た ##物件紹介 ##オンライン内見 ##新築戸建て ##lakia不動産♬ Dynamite - BTS
こちらのアカウントは、複数展開するLAKIA不動産の店舗のうち天王寺本店のアカウントとなり、店舗が運営しているアカウントです。
お部屋を紹介するルームツアー動画をメインで投稿している点は他のアカウントとも共通しますが、動画中を通じて物件の説明をしながらお部屋のポイントを実際に社員の方が動画内に登場しながら進んでいく点が特徴的です。2021年5月現在のフォロワー数は約1.8万人となっています。
「話が面白い」という躍動感のある語りが好評なことはもちろん、ユーザーからのコメントにも積極的に回答しており、社員の方との双方のコミュニケーションを参考にしたいアカウントです。
まとめ
SNSを活用したマーケティングや集客が盛んな業種と比較して、住宅・建築業界のSNS活用事例は少なめです。特にYouTubeでは動画投稿頻度が低く、チャンネル登録者数も比較的少なめであるパターンが目立ちます。
しかしながら、写真や動画が投稿できる点は見た目がかなり重視される住宅や物件のアピールを行う上で最適と言えますし、コミュニケーションツールとして優れている点も長期に渡る顧客とのやり取りを行う上で便利に活用できる点です。YouTube用に作成した動画を「動画広告」として各SNSへ配信するなど活用の幅が広いことも大きなメリットです。
そのため、住宅・不動産業界とSNSやYouTubeは相性が良いと言っても過言ではありません。
住宅・不動産業界の企業にお勤めのマーケティングご担当者さまは、これを気にInstagram、Twitter、Faceboook、YouTube、TikTokを活用した集客の実施をご検討されてみてはいかがでしょうか。
本メディア「インスタラボ」を運営するFind Modelでは、
- SNSアカウント運用代行
- SNS広告の運用代行
- 人気インフルエンサーのキャスティング
など、SNSマーケティングでお力添えできますので、お気軽にご相談ください。
多数実績を作り出したSNSマーケティングのプロが、SNSアカウント/SNS広告の効果的な運用から、施策に最適なインフルエンサーのキャスティング、PRの実施から効果分析レポートまでワンストップで提供させていただきます。