画像:Instagram Adds Competitor Insights for Professional Accounts
Instagramは、プロフェッショナルダッシュボードに新たな「競合インサイト」機能を追加しました。これにより、ビジネスアカウントやクリエイターアカウントは、自身のパフォーマンスを競合と比較し、より深い文脈で分析できるようになります。

画像:Instagram Adds Competitor Insights for Professional Accounts
デジタルマーケティングアドバイザーのSarah Roizman氏が共有した画像によると、この機能はすでに順次展開が開始されています。
最大10アカウントと投稿頻度・フォロワー増加数を比較

画像:Instagram Adds Competitor Insights for Professional Accounts
この新機能では、最大10の競合アカウントを選択し、自身のパフォーマンスと比較することができます。比較できる項目は、フォロワーの相対的な増加数と投稿頻度(リール、フィード投稿、広告などを含む)です。これにより、競合がどの程度の頻度で投稿し、それがフォロワー増加にどう影響しているかを横並びで確認することが可能になります。
興味深いことに、競合アカウントが「いいね!」数を非表示にしている場合でも、個々の投稿のパフォーマンスデータの一部は確認できるようです。
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価値は限定的か?深掘りできないデータに課題
しかし、この競合インサイト機能にはいくつかの課題も指摘されています。比較データは基本的に投稿量とフォロワーの反応というシンプルな数字に留まっており、累積的なパフォーマンス指標の詳細な内訳は提供されません。
例えば、各指標における自アカウントと競合アカウントのパフォーマンスを比較するグラフなどは表示されず、比較も一対一の横並びであり、グループ化された比較はできません。
このため、投稿量とフォロワー増加という二元的な比較だけでは、戦略がどの程度機能しているかを深く理解することは難しいかもしれません。本当に価値のあるデータは「クリック数」であり、更新情報からいかに直接的な繋がりを促すかを理解することにあります。
変化するソーシャルメディア指標の捉え方
ソーシャルメディアの指標は時代とともに変化しており、パーソナライズされたアルゴリズムにより、ユーザーは自身の活動に基づいたコンテンツを見るため、実際にアカウントをフォローする人の数は減少傾向にあります。現在では、表示回数(ビュー)やシェアが反応を促す主要な指標となっています。しかし、残念ながらこれらの重要な統計は、今回の競合インサイト機能には含まれていません。
ソーシャルメディアマーケティングの機会を最大化するために注目すべき3つの領域は、以下の通りです。
- 認知度(Awareness):フォロワー増加、エンゲージメント、シェア、保存、ビュー
 - 育成(Nurturing):ビュー、いいね!、返信、クリック、保存
 - コンバージョン(Conversion):クリック、シェアからクリック(追跡可能な場合)
 
これらの要素は一部重複しますが、要するに、投稿量とフォロワー増加という二元的な比較だけでは、戦略のパフォーマンスを十分に把握することはできないということです。
今回の新機能はまだ始まりに過ぎず、Instagramが今後、より多くの比較要素を追加する可能性があるでしょう。
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