
ChatGPTに代表されるAIツールの利用が拡大する昨今では、SNS運用においてもChatGPTの活用事例が増えてきました。
中でもInstagramの運用では、投稿用の画像やキャプションの生成、ネタ出し、広告やキャンペーン施策のサポートなど、AI活用で得られるメリットは多岐に渡ります。
しかし一方で、AIツールを使いこなすには、一定のノウハウが必要であり、特に重要とされるのが「プロンプト(指示文)」です。
実際、ChatGPTを活用したいアカウント運用者の方で、
- 「どのように指示すればいいか分からない」
- 「イメージ通りの画像生成ができない」
- 「使えるプロンプトのパターンが少ない」
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、インスタ運用にAIを活用したい方に向けて、投稿作成に使えるChatGPTのプロンプト例やポイントを解説します。
活用できる具体的な場面や注意点、プロンプトの書き方などを網羅的に理解できる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
インスタ運用にChatGPTを活用するメリット
まずは、インスタ運用にChatGPTを活用するメリットを見ていきましょう。
アカウント運用の効率化
ChatGPTを活用する最大の利点は、アカウント運用業務の効率化です。
企業が公式アカウントを運用する際には、人的リソースが課題になるケースが多く見られます。
その点、ChatGPTを活用することで、
- 投稿ネタのリサーチや発案
- 画像生成やデザインに必要な素材の確保
- キャプション・返信・DMの文章作成
など、必要な作業を短時間で処理することが可能になるので、限られた人員でも運用しやすくなるでしょう。
ノウハウやアイデアの補足
ChatGPTは、運用担当者のノウハウ不足やアイデア枯渇を補う役割も果たします。
投稿作成では、ユーザーの興味を引き付ける見出しやキャプションに加えて、内容に合ったハッシュタグの提案も可能です。
また、ネタや企画に行き詰まった際には、コンテンツ内容を発案してもらうのも効果的。AIとのブレストを取り入れることで、アカウント成長に不可欠な投稿頻度を保ちやすくなるでしょう。
独自性の高いコンテンツ作成
Instagramは、視覚的要素の重要度が高いSNSであり、
- 「同じ素材の使いまわしが増えてしまう」
- 「フリー素材が競合と被ってしまう」
などのケースには気をつける必要があります。
その点、AIが生成した画像はオリジナルのものであるため、フリー素材に頼る機会が減るだけでなく、独自性の高いコンテンツ作成で競合との差別化も期待できるでしょう。
著作権の問題が起きづらいメリットも
ChatGPTによる出力は、基本的に著作権の問題が起きづらいと言われています。
ただし、完全に他人と同じプロンプトを用いた場合、似たような画像が生成される可能性はゼロではありません。したがって画像生成のプロンプトは独自性の高い内容とし、将来的なプラットフォーム規約や著作権ガイドラインの変化にも注視して活用していきましょう。
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「GPT-4o」のAI画像生成の特徴や使い方、 SNS運用に活用するメリットを解説!
インスタ運用にChatGPTを活用できる場面
次に、インスタ運用にChatGPTを活用できる場面をいくつかご紹介します。
アカウント設計・管理
ChatGPTは、Instagramアカウントの立ち上げや運用設計の段階でも活用することができます。
例えば、
- アカウントコンセプトの考案
- ユーザー名(ID)やプロフィール文の作成
- アイコン用画像の生成
などは、アカウントの発足段階で必要な部分になります。
また、投稿スケジュールの立案や、チームで共有する運用マニュアルの作成など、アカウントの管理業務にも有効活用できるでしょう。
投稿のアイデア出し
ChatGPTは、投稿のネタに困った時にも非常に便利です。
- 業界や商品に関連するTips
- 季節や記念日にちなんだコンテンツ案
など、投稿作成に有益なアイデアを提案することができるため、ブランドイメージに則したネタを確保しやすくなるでしょう。
ハッシュタグ選定
Instagramのハッシュタグは、検索経由のユーザー流入を狙う上で非常に重要です。
ChatGPTを使えば、投稿内容を伝えるだけで、
- 投稿内容に関連するハッシュタグ
- 商品やサービスに関係するハッシュタグ
- キャンペーン用のオリジナルハッシュタグ
などを提案させることもできます。
ただし、ハッシュタグは、投稿数などを見ながら人間が選定した方が効果を出しやすいです。AIによるハッシュタグ提案は、あくまで補助的な要素として活用することをおすすめします。
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流れで掴む!Instagram運用におけるハッシュタグ活用法
投稿用キャプションやキャッチフレーズ
ChatGPTは、投稿用のキャプションを考えたり、完成した文章を校正したい際にも非常に便利です。
アカウントの雰囲気や投稿内容を伝えることで、時には、絵文字を使った表現なども含めて、豊富なテイストの文章を提案してくれます。
また、英語表記やキャッチコピーの提案も可能なため、投稿の見出しやコンテンツ内のテキストに至るまで、さまざまな文章を作成することができるでしょう。
クリエイティブ用の画像や素材
最新の「ChatGPT-4o」では、高度な画像生成機能が利用できるようになり、投稿クリエイティブの画像や素材作成の利便性も向上しました。
生成した画像をそのまま投稿するには、クオリティ面でまだ課題が残りますが、デザイン用の素材や背景としての実用性は非常に高いと言えるでしょう。
また、すでにある画像に要素を追加したり加工することも可能なので、画像の仕上げや装飾に活用するのもおすすめです。
広告やキャンペーン施策への応用
ChatGPTで生成できる文章や画像は、広告用クリエイティブやキャンペーン施策にも応用することができます。
文章であれば、
- キャッチコピーやCTAフレーズの提案
- SNSキャンペーンの募集要項や告知文の作成
画像であれば、
- 広告用のバナー画像やCTAボタンのデザイン
- 遷移先のLPページのデザイン
など、さまざまな用途に応用できるため、アカウント戦略の効率化や他社との差別化が図りやすくなるでしょう。
Instagram運用にChatGPTを活用する際の注意点
続いて、Instagram運用にChatGPTを活用する際の注意点を解説します。
AIは非常に便利なツールですが、必ずしも万能ではありません。その力を最大限に活用するためにも次の点に気をつけましょう。
無料版には制限がある
ChatGPT-4oの無料プランでは、画像生成機能の利用は1日3回までに制限されています。
画像生成後の調整なども考慮すると、インスタ運用で頻繁に活用したい場合は有料プランを利用することが好ましいでしょう。
なお、ChatGPT-4oの有料プランに入ると、動画生成が可能なAIモデル「Sora」も利用できるようになります。
その他、無料プランでは、
- 利用回数:1時間あたり40~50回前後まで
- 文字数:1プロンプト2048トークン(約4000〜8000文字程度)まで
などの制限もあるので、無料版で制限に達した場合は有料版を検討しましょう。
ファクトチェックは必須
最新モデルのAIツールであっても、回答の正確性を保証することはできません。
特に無料版では、ナレッジ(知識情報)が更新されておらず、情報が古い回答も見られます。
インスタ運用に活用する場合も、投稿作成時に情報に間違いや不足がないかを必ず確認するようにしましょう。
最新情報や時事ネタには弱い
ChatGPTは、各モデルの学習時点までの情報に基づいて回答するため、有料プランであっても最新情報をリアルタイムで把握することができません。
したがって、ニュースやトレンドに関する内容は、信頼できる他の情報源を参考にするようにしましょう。
文章や画像にAI特有の違和感が出やすい
最新のAIモデルでも、人間の感性や表現を完全に再現することはできません。
文章では、表現が硬かったり不自然な日本語を用いるケースが見られ、画像生成では、AI特有の雰囲気や違和感を覚えるケースも少なくありません。
企業アカウントの発信にふさわしい質の高い投稿を作成するためには、
- AIが作成した文章は鵜呑みにせず、リライト必須。
- AIの生成画像はクリエイティブ作成のツールの一つとして扱い、頼りすぎない。
という点を念頭に置いて活用するようにしましょう。
プロンプトの精度が非常に重要
ChatGPTを使いこなす上で特に重要になるのが、出力は入力(プロンプト)の質に大きく左右されるという点です。
イメージ通りの回答や精度の高い画像を生成するためには、意図を伝えるための具体的な指示と設計力が大切になります。
逆をいえば、意図を明確に・構造的に伝えるプロンプトが書ければ、AIはインスタ運用においても非常に強力なツールとして活用できるでしょう。
次項で、インスタ運用者が知っておきたいプロンプトの書き方を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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インスタ運用者が知っておきたいプロンプトの書き方
それでは、インスタ運用者が知っておきたいプロンプトの書き方について詳しく解説します。
- プロンプト作成の基本5ステップ
- プロンプトで主に使われる記号の目的や効果
- よく使われるプロンプト方式
- 日本語プロンプトと英語プロンプトの違い
など、プロンプトに関する気になる情報をまとめていますので、ぜひお役立てください。
プロンプト作成の基本5ステップ
まずは、プロンプト作成の基本5ステップをご紹介します。
以下の手順でプロンプトを作成することで、指示したい内容や意図を明確に整理することができます。
1.目的を明確にする
まずは、「ChatGPTに何をしてほしいのか」をはっきりさせましょう。目的が曖昧だと、出力もぼやけてしまいます。
- 「投稿のアイデアを出してほしい」
- 「背景画像を作成してほしい」
2.出力形式を指定する
次に、指示した内容を「どのような形で回答してほしいか」を伝えましょう。回答のスタイルを明確にすることで、求めるアウトプットに近づけることができます。
- 「箇条書きで10項目」
- 「図にまとめて」
- 「縦横比1:1の画像で」
3.前提条件を与える
質の高い回答を引き出すために必要な条件や情報を補足しましょう。特にインスタ運用では「ターゲットや雰囲気」に関する情報が重要です。
- 「20代前後の女性向け、わかりやすく親しみやすい口調」
- 「高級感を意識したデザインで、白や金の配色を用いる」
- 「商品認知を目的とし、目に留まりやすい配色の投稿背景」
4.完成イメージを見せる
期待する完成イメージとして、理想的な参考例や方向性を示すことで、指示文だけでは伝えきれない形式や構図を伝えることができます。
- 「この投稿のような雰囲気のキャプションを(参考URLを提示)」
- 「このイラストのようなタッチの画像を(参考画像を提示)」
5.ステップ分解を促す
依頼したい指示が複雑な場合は、一度に伝えず段階的に依頼することで回答の精度を高めることができます。【ネタ出し→構成→画像→投稿文】というように大枠から指示し、徐々に詳細を詰めていくと良いでしょう。
- 「7月にふさわしい投稿ネタを5つ提案して」
- 「1を作成する際の構成案と画像イメージは?」
- 「この投稿画像と構成案に基づく投稿文を作成して」
自然言語処理に優れるChatGPTは、会話の中で指示内容を具体的に伝えられる点が強みでもあるため、プロンプトは一度で完璧に書けなくても大丈夫です。
まずは、上記5ステップを参考にして、求める出力内容(目的)を明確にしていきましょう。
プロンプトで主に使われる記号の目的や効果
プロンプトを書く際には、記号を活用すると情報が整理しやすくなります。
ただし、何気なく使用した記号が、AIにとっては異なる解釈で処理されることもあるため、少し注意が必要です。
以下、よく使われる記号について、正しい使用目的やChatGPTの処理傾向などをまとめましたので、参考にしてください。
使用目的 | 推奨記号 | ChatGPTの処理傾向 | 出力への効果 |
---|---|---|---|
セクションや話題の切り替え | # , --- , 【】 |
セクション・段落として処理 | 話題の明示・文脈の切り替えが明確になる |
条件や要素の列挙 | - , : |
箇条書き・属性と値の対応として処理 | 条件の構造が崩れず伝わる |
補足や優先度の低い情報 | () , [] |
補足・注釈的情報として処理 | 出力に含まれにくくなる(抑制効果) |
引用・語感の提示 | 「」 , ”” |
引用・語調模倣として処理 | トーンや表現の参考として反映されやすい |
出力フェーズの切り替え | >>> , --- |
パラグラフやタスクの区切りと認識 | 出力の分離や構造化を促しやすい |
例えば、条件や要素を列挙する際には、「 - 」(ハイフン)を使って箇条書きのような形にすると、整理された回答が得やすくなります。
また、ChatGPTは“構造”を読み取ることが得意なモデルであるため、「#」(シャープ)や「【】」(隅付き括弧)で段落や条件を区切ると、情報を段階的に処理しやすくなり、出力の精度が高まるでしょう。
ただし、記号の使いすぎや混在はかえって構造の混乱を招く可能性もあるため、基本的には、用途に応じた記号を1~2種類に絞ることをおすすめします。
よく使われるプロンプト方式
- 「プロンプトの構成に迷ってしまう」
- 「会話形式でなかなか求めている出力結果にたどり着けない」
という場合には、よく使われるプロンプト方式を試してみるのも一つの手です。
以下に、よく使われるプロンプト方式の特徴やおすすめの用途をまとめていますので、参考にしてみてください。
よく使われるプロンプト方式の早見表
名称 | 説明 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|---|
深津式プロンプト | 「前提 → 目的 → 出力形式」の3ステップ構成 | 書きやすく構造が明確 | 初心者/真似しやすい |
思考ステップ誘導型 | 「まずはAを出して、次にBを」など、順を追って思考させる | 推論や構成整理に強い | ネタ出し/分解思考系 |
SHOTプロンプト | Zero-shot/One-shot/Few-shot など、例示で出力精度を調整 | 出力のトーンや構造をコントロールできる | 例に沿った出力/模倣 |
Instruction型プロンプト(英語圏に多い) | 数多くの要素を圧縮的に列挙する | ChatGPTの設計思想に最も近く、安定出力 | 画像・動画生成 |
深津式プロンプト
# 命令書
あなたはプロのコピーライターです。
以下の制約条件と入力文をもとに、Instagram広告用のキャッチコピーを1つ作成してください。
# 制約条件
- 文字数は30文字以内
- 読者は20代の女性
- トレンド感のある言葉を1つ含める
- ポジティブな感情を引き出す語調で
# 入力文
新作リップカラーの発売を告知する投稿
【前提→目的→出力形式】という構造で整理されたプロンプト方式です。
冒頭に「あなたは〇〇の専門家です」といった役割指定+命令構文を含むのが基本形であり、AIが指示の意図を正確に解釈しやすくなります。
ChatGPTが情報を誤解しにくく、論理的な出力を得やすいため、文章作成や企画構成など、整合性が求められる場面におすすめです。
思考ステップ誘導型プロンプト
- まず、7月の季節感に合うInstagram投稿のアイデアを5つ挙げてください。
- 次に、その中から1つ選んで、以下の構成で投稿文の下書きを作成してください。
・冒頭キャッチ
・説明文(共感→提案の流れ)
・ハッシュタグ(5つ以内)
(1.を出力してから、2.でアイデアを指定して次の作業に進む というやり方にも適しています。)
「まずAを考え、次にBを出力してください」といったように、思考段階を踏ませてから出力させるプロンプト方式です。
英語圏では「Step-by-Stepプロンプト」などと呼ばれ、思考や作業手順を整理させたいときに使われます。アイデア出し、構成の分解、わかりやすい説明が求められる場面におすすめです。
SHOTプロンプト
以下の投稿文を参考に、同じトーン・構成で新しい投稿文を作成してください。
商品:「夏向けUVカットパウダー」
【参考例1】
日差しの強い日も、メイク崩れ知らず✨
「透明感キープ」のパウダーで、朝の仕上がりをそのままに。
#UVカット #夏メイク #透明肌
【参考例2】
汗をかいてもサラサラ肌が続く
この夏は“持ち歩きパウダー”が味方です。
#夏コスメ #持ち歩き必須 #さらさら肌
「Zero-shot(一例も与えない)」「One-shot(一例だけ与える)」「Few-shot(複数例を与える)」という、例示の数によって指示精度を調整するプロンプト方式です。
「この3つの投稿文を参考に~」と、例を提示することで、出力の構成やトーンをより狙い通りに誘導できます。定型化された投稿パターンやブランドトーンを反映させたい場合におすすめです。
Instruction型プロンプト
A flat-lay of spring-themed skincare products, soft pastel colors, minimal shadows, Japanese branding, clean white background, elegant and feminine, ideal for Instagram carousel, 1:1 aspect ratio, balanced composition, no clutter, no realistic textures, soft lighting only.
(以下、日本語に変換した場合)
春をテーマにしたスキンケア商品のフラットレイ。柔らかいパステルカラーを使い、影は最小限に。日本ブランドのパッケージが映えるように。背景は白で清潔感を出し、全体的に上品でフェミニンな印象に。Instagramのカルーセル投稿向け、1:1の比率で、構図はバランスよく。余計な小物やリアルすぎる質感は避け、ライティングは柔らかく。
前提と指示を一気に詰め込む形の英語圏で多く使われるプロンプト方式です。
特に画像生成では、「〜を入れて」「〜は避けて」といった要素を圧縮的に列挙することで、細かなニュアンスを反映しやすくなります。
ChatGPTの構造と相性が良く、多要素を盛り込みたい場合に高精度な出力が期待できます。
日本語プロンプトと英語プロンプトの違い
特に、画像生成のプロンプトをネットやSNS上で検索すると、前述したInstruction型のような英語プロンプトを目にする機会が多いと思います。
そして中には、
- 「英語プロンプトは難しそう」
- 「日本語プロンプトだとダメなの?」
といった印象を持つ人も多いのではないでしょうか?
実際に英語プロンプトは、構造的に処理しやすい「共通言語のようなもの」であり、画像生成や文章生成において親和性の高い共通語とされています。
確かに画像生成においては、
- 色や構図などの細かな指定が伝わりやすい
- 余計な翻訳プロセスが発生せず、認識ミスが少ない
といった点で、英語プロンプトの方が安定しやすい傾向があります。
しかし、ChatGPT-4oなどの最新モデルでは、日本語プロンプトの処理能力も飛躍的に向上しており、目的や条件を明確に伝えれば英語に劣らない出力が期待できます。
以下、比較例としてChatGPT-4oで2つの画像を生成してみました。
英語プロンプトによる生成画像
英語プロンプト:「A living room table with pink flowers in a vase, wooden surface, white wall, soft ambient light」による生成画像
日本語プロンプトによる生成画像
日本語プロンプト:「ピンクの花が飾られたリビングのテーブル。木目と白壁。」による生成画像
英語と日本語、それぞれのプロンプトで生成された画像を比較したところ、今回の花とリビングのテーマでは明確な品質差は見られず、日本語でも十分に高品質な出力が可能であることが確認できました。
明確なルールはない!
さて、本項では「インスタ運用者が知っておきたいプロンプトの書き方」として、作成時の基本ステップや記号、代表的な入力方式などをご紹介してきましたが、プロンプト作成に絶対的な「正解」や「厳格なルール」があるわけではありません。
特に、ChatGPTのAIモデルは言語処理能力に優れており、会話の中で意図を汲み取ったり、さまざまなプロンプトを試す中で、ユーザーが求める回答やクリエイティブにたどり着ける点が強みです。
とはいえ、インスタ運用にChatGPTを活用したい方の多くは、運用作業の効率化を目的とし、プロンプト入力にも"手軽さ"を求めているのではないでしょうか。
そこで次項では、インスタ用の画像生成やアカウント運用全般に役立つプロンプト例とポイントをまとめましたので、ご自由にご活用ください。
【クリエイティブ・画像生成】に関するプロンプト例とポイント
まずは、【クリエイティブ・画像生成】に関するプロンプト例とポイントを解説します。
- 投稿用の画像生成
- 英語プロンプトの作成
- 画像生成に失敗した時の修正用
など、実用的なプロンプトのテンプレートも紹介しておりますので、ぜひご活用ください!
1.投稿作成用(バレンタイン向け)の背景画像
「バレンタインをテーマにしたフラットレイ画像。2:3の縦長比率で、背景はピンク。周囲にハート型のキャンドル、赤いメタリック風船、ラメ入りの小さなハート、リボンでラッピングされたギフトボックスなどの装飾を配置。中央は商品をあとから配置できるよう、余白として何も置かずに空けておく。構図はバランスよく整え、華やかでロマンチックな雰囲気に仕上げる。文字やごちゃつきはなく、柔らかい光で撮影された高解像度の画像。」
A Valentine's Day-themed flat lay in 2:3 aspect ratio. Pink background with decorative elements like heart-shaped candles, red metallic balloons, glittery mini hearts, and a ribbon-wrapped gift box placed along the edges. The center area remains clean and empty for adding a product later. Balanced composition with a festive, romantic atmosphere. No text, no clutter, soft lighting, high resolution.
プロンプトのポイント
-
比率の指定:「4:5の縦長比率で」(in 4:5 aspect ratio)
インスタ投稿では、1:1や4:5、あるいは9:16(リールやストーリー)など、さまざまな比率が用いられるため、必ず明示するようにしましょう。 -
テーマの明示:「バレンタインをテーマにした」(A Valentine's Day-themed flat lay)
全体的なテーマ伝えることで、完成形のイメージを伝えやすくなります。「バレンタインコフレの宣伝投稿に」など目的として伝えるのも効果的です。 -
色と背景の指示:「背景はピンク」(Pink background)
背景は画像生成の指示において非常に重要な要素です。特に色味はしっかりと指示するようにしましょう。「#fcbfcb」のように、カラーコードで指示する形も有効です。 -
装飾要素の具体例を提示:「ハート型のキャンドル、赤い風船、ラメのミニハート、リボン付きギフトボックス」(heart-shaped candles, red metallic balloons, glittery mini hearts, and a ribbon-wrapped gift box)
装飾要素は具体的に提示した方がAIが迷わずに生成しやすいです。指示がないと不自然な装飾物が追加されることもあります。 -
中央のスペース確保:「中央は商品をあとから配置できるよう、何も置かずに空けておく」(The center area remains clean and empty for adding a product later)
背景画像を生成したい際に非常に重要な要素です。後から商品画像やキャッチコピーと合わせる時のための十分なスペースを確保できます。
-
全体の雰囲気を指定:「構図はバランスよく整え、華やかでロマンチックな雰囲気に仕上げる」(Balanced composition with a festive, romantic atmosphere)
なくても画像生成は可能ですが、イメージと大きく異なる場合に、全体の雰囲気を補足する指示を加えてみましょう。 -
制限と品質への配慮:「文字やごちゃつきはなく、柔らかい光で撮影された高解像度の画像」(No text, no clutter, soft lighting, high resolution)
「○○はなし」(No ○○)と、不要な要素を指示するプロンプトも非常に重要です。特に指示がないと、不自然な日本語、あるいは英語が挿入されてしまうことがあるため、「文字やごちゃつきはなく」(No text, no clutter)は、非常に利用頻度の高いプロンプトです。
2.商品画像(コスメ系)に背景を追加
「ホリデーシーズンをテーマにしたビューティー商品の背景画像。2:3の縦長比率で、全体は上品なボケ感のある光の背景。周囲にネイビーブルーのギフトボックス(白いリボン付き)と、ライトゴールドの装飾クリスタルを散りばめる。商品を引き立てるよう、中央には十分な余白を確保。構図は左右のバランスが整っており、洗練された華やかさと高級感を演出する。文字やロゴなどは入れず、柔らかく自然な光で撮影された高解像度の画像。」
A holiday-themed background image for a beauty product. In 2:3 aspect ratio with an elegant bokeh light background. Surrounding elements include a navy blue gift box with a white ribbon, and scattered light-gold decorative crystals. The center remains empty to highlight the product. Balanced composition with a refined, festive and luxurious feel. No text, no logos, soft natural lighting, high resolution.
※こちらの商品画像(背景なし)を提示した上で、上記プロンプト(日本語)で画像生成しています。
プロンプトのポイント
-
比率の指定:「4:5の縦長比率で」(in 4:5 aspect ratio)
Instagram投稿に適した比率を指定することで、構図崩れを防ぎます。 -
テーマの明示:「ホリデーシーズンをテーマにした」(A holiday-themed background image)
使用時期や感情訴求を想定して指示することで、生成する雰囲気が定まりやすくなります。 -
色と背景の指示:「上品なボケ感のある光の背景」(elegant bokeh light background)
この書き方では、商品の色を引き立てる高級感のある背景を演出することができます。 -
装飾要素の具体例:「ネイビーブルーのギフトボックス(白いリボン付き)、ライトゴールドの装飾クリスタル」(navy blue gift box with a white ribbon, light-gold decorative crystals)
装飾はカラーや素材まで具体的に指示することで、狙い通りの雰囲気を演出しやすくなります。 -
全体の雰囲気の指定:「洗練された華やかさと高級感を演出する」(refined, festive and luxurious feel)
雰囲気を言語化して補足することで、デザインの判断に一貫性をもたらすことが期待できます。 -
制限と品質への配慮:「文字やロゴなどは入れず、柔らかく自然な光で撮影された高解像度の画像」(No text, no logos, soft natural lighting, high resolution)
不要な要素を排除するための重要な一文です。文字の混入は高頻度で起こるため、「No text」は必須です。
【クリエイティブ・画像生成】のプロンプトテンプレート
上記で解説した
- 投稿作成用(バレンタイン向け)の背景画像
- 商品画像(コスメ系)に背景を追加する画像
のような生成作業を、自社の商材や目的に合わせて応用できるように、【クリエイティブ・画像生成】のプロンプトテンプレートをご用意しました。
以下のプロンプト内の①~⑧の項目をアレンジしてご活用いただき、インスタ投稿用の画像作成などにお役立てください!
【①テーマ】(例)春のスキンケア/母の日ギフト/ホリデーキャンペーン
【②目的】(例)スキンケア商品の背景/Tips投稿用/キャンペーン投稿用
【③比率指定】(例)2:3の縦長比率/1:1の正方形/9:16のリール用
【④色や質感の指定】(例)背景色・質感・グラデなど 明るいピンク/やわらかな白のグラデーション/雪景色風
【⑤雰囲気の指定】(例)華やかでフェミニン/洗練された高級感/ナチュラルで温かみのある
【⑥装飾要素】(例)ハート型のキャンドル/桜の花びら/ゴールドの紙吹雪
【⑦中央 or 特定位置】【⑧配置スペース】(例)商品/テキストのためのスペース(必要に応じて)
なお、最後の「画像内には文字やロゴなどの余計な要素を含めず、柔らかい自然光で撮影された高解像度の画像に仕上げる。」は、不自然な文字の挿入や平面的な質の低い画像が生成されることを防ぐ効果があります。
- 【投稿作成用の画像生成の場合】はそのまま。
- 【商品画像に背景を追加する画像の場合】は、先に商品画像を提示(添付)した上でプロンプトを送信してください。
日本語→英語プロンプト変換のテンプレも活用しよう
日本語プロンプトでも十分に質の高い画像生成が可能ですが、それでも
- 「日本語のプロンプトでうまくいかなかった」
- 「もっと細かいニュアンスまで伝えたい」
といった場合には、「日本語のプロンプトを英語に変換するプロンプト」を活用するのがおすすめです。
以下、日本語→英語プロンプト変換のテンプレートを2パターンご用意しましたので、参考にしてください。
1. 日本語プロンプト(文章)を英語プロンプトに変換するテンプレート
以下の【日本語の説明】をもとに、画像生成AIに適した英語プロンプトを作成してください。
【構成ルール】
- 要素の順番は「画像の比率 → テーマや用途 → 背景の色や質感 → 装飾要素 → 中心の余白指定 → 雰囲気・トーン → 制約(No text, high resolutionなど)」
- 曖昧な表現(例:「かわいい」「ナチュラル」など)は具体化してください
- 商品やテキスト配置用の余白がある場合はその旨を明示してください
- 英語プロンプトのみを出力してください(翻訳や補足なし)
【日本語の説明】
~ここに日本語プロンプトを入力してください~
2. 日本語フォーム(情報入力)から英語プロンプトを作成するテンプレート
以下の日本語情報をもとに、画像生成AIに適した英語プロンプトに変換してください。
【構成順】:「画像の比率 → テーマや用途 → 背景の色や質感 → 装飾要素 → 中心の余白指定 → 雰囲気・トーン → 制限」
【条件】
- 曖昧な表現(例:「かわいい」「おしゃれ」など)は具体化してください。
- 「No text」「clean background」など、出力の精度を上げるための制限も英語で明記してください。
- 1文にまとめ、簡潔かつ視覚要素に強い構成にしてください。
【日本語フォーム】
①画像の用途:~ここに情報を入力~
②画像の比率:~ここに情報を入力~
③背景の色・素材:~ここに情報を入力~
④装飾要素:~ここに情報を入力~
⑥雰囲気・トーン:~ここに情報を入力~
⑦制限事項:~ここに情報を入力~
→ 1文の英語プロンプトを出力してください。
よくある失敗と修正用プロンプトのテンプレート一覧
入念にプロンプトを準備しても、イメージと違ったり、違和感のある仕上がりになってしまったり、画像生成に失敗してしまうことは少なくありません。
画像生成に失敗した際は、再度プロンプトを用いて画像を修正する必要があります。
以下に、画像生成のよくある失敗例と修正する際に便利なプロンプトのテンプレートをまとめましたので、ぜひご活用ください。
よくある失敗 | 修正用プロンプトのテンプレート |
---|---|
不要な文字が表示されてしまう | No text in the image(画像内に文字は含めない) |
ロゴやウォーターマークが追加される | No logos or watermarks(ロゴやマークは表示しない) |
背景がごちゃついて主役が引き立たない | Use a simple background with a clear focus on the main subject(背景はシンプルに、主役が際立つ構図にする) |
画像比率の指定を忘れて不自然な構図に | Use a vertical 4:5 aspect ratio(4:5の縦長比率で構成する) |
装飾が不自然・テーマとずれる | Use only ○○ for decoration to match the theme(装飾は○○に限定し、全体の雰囲気に合わせる) |
中央に余白がなく商品が置けない | Leave the center empty for placing a product later(中央は商品を配置するために空けておく) |
全体が暗くて映えない | Use soft natural lighting for a bright, well-lit image(柔らかく自然な光で、明るく撮影されたように) |
背景の色が意図と違う | Use ○○ as the background color(背景色は○○にする)※カラーコード有効 |
不要な人物や手が入る | No people or hands in the image(人物や手は描かない) |
空間の違和感や解像度の粗さ | Render in high resolution with natural depth and texture(高解像度で自然な奥行きと質感を表現) |
【インスタ運用全般】に役立つプロンプト例とポイント
最後に、【インスタ運用全般】に役立つプロンプト例とポイントを解説します。
なお、プロンプト例は、各項目の情報を書き換えることでテンプレートとしても活用いただけますので、ぜひお役立てください。
インスタ投稿用のキャッチフレーズ
Instagram投稿の1枚目画像内に使用するキャッチフレーズを提案してください。
【投稿の目的】
- 新商品の特徴やコンセプトに対する認知拡大
- ターゲットの共感を得て、ブランドイメージを高める
【特徴やコンセプト】
- みずみずしいツヤ感のある新作リップ
- 春にぴったりの淡い桜ピンク
- さりげなくきらめくホワイトパールラメ
- 色持ちの良いティントタイプで仕事でも使いやすい
【ターゲット】
- 20代後半~30代半ばの女性
- 接客業や営業職などで働くOL層
【言語と条件】
- 日本語と英語で5案ずつ出力
- 1案あたり15文字以内が目安
- 画像内に収まりやすく、感情を動かす表現にする
プロンプトのポイント
-
【投稿の目的】
何のためにキャッチコピーを作るのかを明確にしましょう。 -
【特徴やコンセプト】
商品の魅力や伝えたい特徴をできる限り具体的に書くのがポイント。雰囲気や色味が伝わる単語も含めるようにしましょう。 -
【ターゲット情報】
年齢層や職業、利用シーンなどの指定も全体的なテイストに影響します。 -
【言語と条件】
必要に応じて英語案を提案してもらうのもおすすめです。また、投稿画像のデザインに合わせて文字数も調整しましょう。
インスタ投稿のアイデア・ネタ出し
Instagram投稿のアイデアを10個提案してください。
【アカウントの目的】
- ブランドの世界観を伝える
- フォロワーとの関係性を深める
【投稿ジャンル】
- スキンケア商品の紹介
- 使用シーン・使用方法
- ビフォーアフター画像
- 季節毎の悩みやスキンケアのTips
【ブランドトーン・雰囲気】
- 丁寧で誠実、清潔感がある
- 色味はグリーン主体でナチュラル
- ややカジュアル寄りの語り口
【ターゲット】
- 20〜30代女性
- 肌悩みに敏感なユーザー
【条件】
- 1投稿=1テーマで簡潔に
- 「保存したくなる内容」にする
プロンプトのポイント
-
【アカウントの目的】
アカウントの運用目的を明確にしましょう。 -
【投稿ジャンル】
投稿の方向性を伝えます。複数提示することでアイデアのバリエーションが広がりやすくなります。 -
【ブランドトーン・雰囲気】
ブランドトーンによって提案されるネタは変わります。また、語り口の指定はキャプションなどに影響します。 -
【ターゲット情報】
年齢層や悩みを想定することで、共感性の高い投稿ネタを生み出しやすくなります。 -
【条件】
「保存したくなる内容」など、エンゲージメントを意識した条件を加えましょう。
インスタアカウントの初期設計
Instagramアカウントの初期設計を提案してください。
【目的】
- 新商品の立ち上げに合わせ、Instagramを通じてターゲット層の認知を広げたい
- オンラインストアへの導線を強化し、月20件以上の購入につなげたい
【扱う商材】
- 30代女性向けの国産スキンケアブランド(敏感肌対応)
- 自然由来成分にこだわり、無香料・無添加が特徴
【ブランドトーン】
- ナチュラル/シンプル
- 白・生成り・淡いグリーンを基調とした世界観で統一
【想定するターゲット像】
- 30代~40代の働く女性
- 肌トラブルに悩んでおり、情報感度が高い
- 忙しいOLや主婦
【条件】
- プロフィール文/ストーリーズハイライト構成/投稿ジャンルのカテゴリ分け
- フィードデザインや投稿比率の目安(例:動画4割、写真5割、画像1割)も含めて提案
プロンプトのポイント
-
【目的】
具体的な数値やKPIなど、達成したい内容にフォーカスしましょう。 -
【扱う商材】
商品の特徴やブランドのこだわりなど、個性が伝わる内容を意識するのがポイントです。 -
【ブランドトーン】
テイストや色味、イメージする質感などをできる限り言語化してみましょう。 -
【ターゲット】
年齢だけでなく、商品ニーズと相性の良いユーザーを指定するのがポイントです。 -
【条件】
アカウント全体の構成要素(ハイライト・投稿構成比など)もプロンプトに含めると提案精度が高まります。
【改善・効果測定】に関するプロンプト
Instagram運用の改善提案を行ってください
【目的】
- アカウントの伸び悩みを解消し、フォロワーのエンゲージメント率を改善したい
- 効率的な投稿設計・改善サイクルを回して、EC購入や資料DLなどのCVにつなげたい
【商材ジャンル】
- 30代女性向けの国産スキンケアブランド(敏感肌対応)
- 自然由来成分、無香料・無添加が特徴
【投稿内容の方向性】
- ナチュラルで親しみやすく、生活に溶け込む世界観
- 商品紹介、使用シーン、お客様の声(UGC)、ブランドストーリーなどを軸に構成
【現在の状況】
- Instagramは1年以上運用しており、週2回程度の更新を継続中
- 投稿には一定の反応があるが、CVにつながる導線が弱いと感じている
【現在の指標】
- フォロワー数:4,300人
- 平均いいね数:約120/投稿
- 月間プロフィールアクセス数:約1,500回
- 投稿の平均保存数:約40件
【依頼内容】
- 上記の現状を踏まえた「改善点の洗い出し」と「具体的な改善案の提案」
- 投稿の時間帯や形式(リール・グラフィック・写真)の見直し提案
- KPI改善のためのPDCA設計
- 他社事例があれば比較しながら示してほしい
プロンプトのポイント
- 【目的】
単に「改善したい」ではなく、「エンゲージメント向上」や「導線強化」といった具体的な改善目標がの提示が出力精度を高めます。 - 【商材ジャンル】【投稿の方向性】
商材の特徴や普段の投稿内容は、改善を図る際の前提条件になります。 - 【現在の状況】
アカウントの運用期間や投稿頻度なども改善点を探る際の重要な要素になります。 - 【現在の指標】
効果測定における最も重要な指標になります。上記例以外にも気になる数値を記載してみましょう。「指標名:数値(単位)」で統一すると、認識しやすくなります。 - 【依頼内容】
出力の粒度を示す大切なプロンプトです。「洗い出し」と「改善案」など、出力を2段階で分けると、より構造的な提案が得られます。
まとめ
本記事では、インスタ運用にAIを活用したい方に向けて、投稿用の画像生成やアカウント運用全般に使えるChatGPTのプロンプト例やポイントを解説しました。
SNS×AI活用で注目されるChatGPTですが、使いこなすには、まだまだ経験やノウハウが求められる段階にあり、特にインスタ投稿用の画像生成は、プロンプトの良し悪しが大きく影響します。
例えば、今回解説したプロンプトにおける記号の目的や入力方式、英語プロンプトの重要性などをしっかりと理解することで、プロンプトの精度は大きく向上するでしょう。
ChatGPTをはじめとするAIや最新ノウハウを活用したSNS運用にご興味がある方は、「Find Model」にお気軽にお問い合わせください!
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