2022年11月1日、株式会社サイバー・バズと株式会社デジタルインファクトの調査によると、インフルエンサーマーケティング市場が拡大する見込みであることが発表されました。
調査によるとインフルエンサーマーケティング市場規模は
2022年:615億円
2025年:1,021億円
2027年:1,302億円
に成長・拡大する見込みであるとのことです。
【インフルエンサーマーケティング市場規模 2020年-2027年】
画像:【市場動向調査】2023年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆899億円、前年比117%の見通し。2027年には2023年比約1.7倍、1兆8,868億円に|株式会社サイバー・バズ
また、同調査による2022年のインフルエンサーマーケティング市場規模615億円のチャネル別内訳は
- YouTube:240億円(40%)
- Instagram:155億円(25%)
- ブログ・Twitter:110億円(18%)
- その他:110億円(18%)
となっています。
上位2つのSNSプラットフォームの特徴として、YouTubeではアプリ、子供向け商材、家電、エステ・コスメなど、若年層に影響力を持つユーチューバーを起用したプロモーションが依然活発。
加えて、芸能人など様々な年代の影響力があるクリエイターが増えたことでより幅広い世代への情報発信が可能になっています。
Instagramはショッピング機能の強化もあり、若年層や女性向けを中心に販売チャネルとしての重要性が高まっています。
また、TikTokやライブ配信サービスなどのプラットフォームの需要も高まっており、中長期で潜在的な成長性が見込まれています。
インスタグラマーやユーチューバーをはじめとしたインフルエンサーは引き続き増加傾向であり、今後も企業のマーケティング活動に大きく貢献されることが期待されます。
(参考・出典:【市場動向調査】2023年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆899億円、前年比117%の見通し。2027年には2023年比約1.7倍、1兆8,868億円に|株式会社サイバー・バズ)
市場規模が拡大しているインフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーマーケティングとは、Instagram、Twitter、YouTube、TikTokなど、人気SNSで多くのファンを抱える「インフルエンサー」に自社製品やサービスを体験してもらい、その感想をSNSに投稿し口コミ効果を生むマーケティング手法です。
従来のマスマーケティングと比べて
- インフルエンサーの抱えるファンに商品を訴求するためターゲティングがしやすい
- 一般的な広告よりも広告臭が少なく受け入れられやすい
- SNSを通して口コミと拡散が期待できる
- SNS(インターネット)上で行われるためデータが取得でき効果分析がしやすい
といった特徴があります。
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