「エイプリルフール」は、世界中で嘘をついても咎められない日として知られており、企業もまた、フェイクニュースやジョークを通じて消費者とのコミュニケーションを図っています。
近年は、SNS上でもユーモアに富んだ面白いエイプリルフール投稿が数多く見られ話題となっています。
そこで本記事では、2024年版の企業のエイプリルフール投稿事例をまとめてご紹介していきます。
企業の個性あふれるエイプリルフール投稿参考に、今後の投稿作成にお役立てください。
【2024年版】企業のエイプリルフール投稿事例
それでは早速【2024年版】企業のエイプリルフール投稿事例をチェックしていきましょう!
1.クレラップ|Instagram
はじめにご紹介するのは、「株式会社クレハ」のお馴染み商品「クレラップ」の公式Instagramアカウントでのエイプリルフール投稿です。
ラップの芯の部分のみが発売開始されるというあり得そうであり得ない内容が面白い投稿になっています。
画像には大きめに「※本日はエイプリルフールです」と表示があるので、すぐにジョークであることがわかりますね。
また、キャプションには「欲しい!という人は、「❤」でコメントください!」とあり、エイプリルフール投稿を通じてユーザーとのコミュニケーションのきっかけにしていることも窺えました。
2.SESAME STREET MARKET (セサミストリートマーケット)|Instagram
続いてご紹介するのは、キャラクターが日本でも大人気の「セサミストリート」のグッズ販売を手掛ける「SESAME STREET MARKET(セサミストリートマーケット)」の公式Instagramアカウントによるエイプリルフール投稿です。
「エルモとクッキーモンスターのグッズに関してカラーは全てピンクに変更いたします」というジョークから始まるエイプリルフール投稿は、実際に全身ピンクのキャラクター写真を用いることで初見時のインパクトをもたらしています。
また本投稿は、新発売の「PINK SPRINGコレクション」の発表も兼ねており、エイプリルフール投稿の話題性を活かして新商品のPRにも役立てていることもポイント。
3.富士スピードウェイ|Instagram
続いてご紹介するのは、国際競争にも利用される静岡県のサーキット施設「富士スピードウェイ」の公式Instagramアカウントでのエイプリルフール投稿です。
リール動画でのエイプリルフール投稿になっており、「世界初『動く車道』を導入しました!」という思わず突っ込みたくなるようなジョークで、幅広い世代のユーザーの関心を集めています。
実際に上記のリール動画は、2024年5月時点で6万回超えの再生数を記録しており、ユーモアあふれるリールがサーキットに行ったことがないユーザーに対しても認知効果や興味のきっかけとなったといえるでしょう。
4.Sleepy Tofu Japan (スリーピー・とうふ)|Instagram
続いてご紹介するのは、まるで豆腐みたいな柔らかいマットレスが人気の寝具メーカー「Sleepy Tofu Japan (スリーピー・とうふ)」の公式Instagramアカウントによるエイプリルフール投稿です。
本投稿は、「“とうふ”でつくったマットレス」をジョークに、「“とうふ”みたいなマットレス」が当たるキャンペーン情報を広める役割を果たしています。
本当に豆腐が並んで見える1枚目の写真のクオリティが高く、二度見必至の面白写真がエイプリルフールならではの話題性につながっていました。
エイプリルフール投稿は、ハッシュタグやおすすめ表示から新規ユーザー層の流入も期待できるので、サムネイルとなる1枚目の写真でいかに驚きやインパクトを与えるかという点が最も重要なポイントといえるでしょう。
5.Ponta (ポンタ)|Instagram
続いてご紹介するのは、「株式会社ロイヤリティマーケティング」が発行するポイントサービス「Panta (ポンタ)」の公式Instagramアカウントによるエイプリルフール投稿です。
本投稿では、公式キャラクターの人形がうまく活用されており、理想のボディを手に入れたマッチョポンタくんの画像が可愛くて微笑ましいエイプリルフール投稿になっています。
また、ハッシュタグの内容も面白く、「#ダイエットに成功しました 」「#垢抜け 」「#断食しない」など、擬人化を感じさせるハッシュタグ選定が、公式キャラクターの親しみやすさを際立てていました。
6.永江印祥堂|X(旧Twitter)
続いてご紹介するのは、島根でハンコの製造・販売を手掛ける「永江印祥堂」の公式X(旧Twitter)アカウントでのエイプリルフール投稿です。
でっかいハンコ作りました pic.twitter.com/IedqFkTn3N
— 永江印祥堂【公式】 (@nagaeinsyoudou) March 31, 2024
本投稿は、本社の上に巨大なハンコを合成する写真が面白く、数多くのいいね・リポストを獲得しています。
また、取り扱うメイン商品を主題にしたアイデアもポイントになっており、ハンコメーカーとしての認知度を高めることに成功していました。
実際にコメント欄では、「でっかいハンコは嘘だけど技術は本物なハンコ屋です!」とPRにつなげており、エイプリルフール投稿のお手本のような成功事例といえるでしょう。
7.ミツカン|X(旧Twitter)
続いてご紹介するのは、ポン酢や納豆でお馴染みの食品メーカー「株式会社Mizkan」の公式X(旧Twitter)アカウントでのエイプリルフール投稿です。
【号外】目撃情報多発?!
あの人気のぬいぐるみ
ついにカプセルトイに登場#嘘か本当かわからないことを言う pic.twitter.com/amhka9QMvC
— 【公式】ミツカン (@mizkan_official) April 1, 2024
「号外」をテーマにした新聞デザインの画像がフェイクニュース風の投稿として話題性を獲得しています。
また、人気ハッシュタグ「#嘘か本当かわからないことを言う」が活用されている点もポイントで、実際にミツカンは調味料ぬいぐるみが商品化されているので、完全な嘘ではない曖昧さが、ユーザーのさらなる興味関心の火付け役となりました。
8.サーティワン アイスクリーム|X(旧Twitter)
続いてご紹介するのは、人気アイスクリーム店「 サーティワン アイスクリーム」の公式X(旧Twitter)アカウントでのエイプリルフール投稿です。
【新商品のお知らせ✨】
期間限定で、「たこ焼きフレーバー」作っちゃいました!!🐙
甘辛いソースがとろ~り。
ネギと紅生姜がアクセント❗食べたいと思ったらリポストしてね🎵#エイプリルフール pic.twitter.com/uMeLp41xZx
— サーティワン アイスクリーム (@BR31_Icecream) March 31, 2024
架空の期間限定の新商品「たこ焼きフレーバー」のリアルなPR画像が特徴になっており、甘辛ソースやネギを紹介するリアルな訴求フレーズがエイプリルフールならではのジョークに花を添えています。
また「食べたいと思ったらリポストしてね」という一言によって、本投稿はユーザー間で効果的に拡散され、話題性の獲得につながりました。
9.ハッピーターン|X(旧Twitter)
続いてご紹介するのは、「亀田製菓」の人気菓子「ハッピーターン」の公式X(旧Twitter)アカウントによるエイプリルフール投稿です。
【悲報】
亀田製菓から「つらターン」が発売
辛いのにとまらなくてつらたん(´・ω・` )#エイプリルフール#つらターンの対義語はハッピーターン pic.twitter.com/bYpMZqn0Kk— ハッピーターン【公式】 (@happyturnkameda) March 31, 2024
ハッピーターンでは、4月1日に上記「つらターン」の発売を発表するエイプリルフール投稿を発信。
リアルな味のコンセプトとパッケージですぐさま話題を獲得しました。
嘘から出たまこと#コンビニ限定発売 pic.twitter.com/pXMc1x9B1w
— ハッピーターン【公式】 (@happyturnkameda) April 1, 2024
すると翌日4月2日には、なんと同商品が実際にコンビニ限定で発売されるという投稿が再度発信されます。
エイプリルフールのジョークだと思われていた「つらターン」が商品化したことで、ユーザから更に多くの反響が寄せられたのです。
エイプリルフールの注目度を新商品のプロモーションに活用するアイデアが素晴らしく、本事例はネットニュースも取り上げられるほど大きな話題になりました。
10.マクドナルド|X(旧Twitter)
最後にご紹介するのは、全国に多数展開されるハンバーガーショップ「マクドナルド」の公式X(旧Twitter)アカウントでのエイプリルフール投稿です。
最高のおひる「マックの内弁当」販売決定!#エイプリルフール pic.twitter.com/CQRtjaHTSZ
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) March 31, 2024
日頃からユニークな投稿が目立つマクドナルドのX(旧Twitter)では、エイプリルフールにおいても毎年面白い投稿が見られます。
2024年は、
- 上記投稿「マックのうち弁当」の販売決定
- 下記投稿「ウマイばいバーガー」の福岡限定販売
計2つのエイプリルフール投稿が見られました。
倍バーガーに新たな仲間が登場!?#エイプリルフール pic.twitter.com/ncl3gvO5N1
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) April 1, 2024
どちらもシャレを効かせたアイデアがポイントになっており、ただ単にジョークや嘘を言うのではなく、考えられたネタ作りで毎年話題を集めています。
普段からユーモアあふれる投稿や季節ネタを取り入れた投稿を重ね、自然とユーザーから注目を集められている部分は、企業アカウントの運営をする際に参考になるポイントです。
まとめ
以上、今回は【2024年版】企業のエイプリルフール投稿事例をまとめて一挙ご紹介させていただきました。
どの企業も嘘やジョークだとわかりつつも目を奪われてしまう素敵なエイプリルフール投稿になっていましたね。
また、自社商品の認知や情報拡散につなげている事例もみられ、話題性を活かしたPR手法としても非常に参考になったのではないでしょうか?
エイプリルフール投稿は、特に顧客との距離を縮めやすい点がメリットになるので、今後のエイプリルフール施策や日頃の投稿作りの参考にしていただければ幸いです。
尚、SNS運用やSNSを活用したPRでお困りの際は、是非とも「Find Model」にお気軽にご相談ください!
それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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