Instagramアカウントを一気に成長させる「バズ」は、アカウント運用をするうえで狙いたい目標の一つですが、Instagramでバズりたくても、
「どうやってアカウント運用すればバズるんだろう?」
「そもそもバズって意図的に生み出せるの?」
などといった疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。
そこで今回この記事では、
- SNSで”バズる”とは
- Instagramの投稿がバズらない理由
- Instagramでバズを生み出すためのポイント
などを詳しく紹介・解説していきます。
バズるためのポイントとあわせて実際のアカウント運用事例もご紹介しているので、ぜひこの記事を参考に今後のInstagramアカウントの運用にお役立てください。
「※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
SNSにおける”バズる”とは
まずは基本情報としてSNSにおける”バズる”とは何か簡単に解説していきます。
バズ(る)とは、SNS上において短期間で多くの注目を集めることを指し、英語の「Buzz(ガヤガヤ話す・噂が飛び交う)」が語源です。
また、SNSで投稿がバズることで、
- サービスやブランドの認知拡大
- 広告費の削減
- 多くのエンゲージメントを獲得しアカウント成長につながる
などといったさまざまなメリットが生まれることから、近年では企業アカウントが意図的にバズを生み出す「バズマーケティング」も注目されています。
なお、Instagramではバズった投稿の流入経路のほとんどが発見タブからとなっているため、「Instagramでバズる=発見タブに掲載されること」といえるでしょう。
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Instagramの投稿がバズらない原因
続いては、Instagramの投稿がバズらない原因としてよくある2つの要素をご紹介していきます。
バズらない原因を把握しておくことで簡単にアカウントの改善ができるので、ぜひ運用するアカウントに当てはまっていないかチェックしてみてください。
ハッシュタグを意識しすぎている
まず1つ目の原因は、「ハッシュタグを意識しすぎている」こと。
Instagramの投稿を作成する際には、できるだけ多くのハッシュタグを付ける、という方も多いと思いますが、先ほどお伝えしたようにInstagramにおけるバズとは「発見タブに掲載されること」です。
そのため、発見タブに掲載されるための工夫よりもハッシュタグの選定や数の多さなどを意識していると、バズるアカウントを作ることは難しいといえるでしょう。
ただし、特にアカウント運用の初期段階ではハッシュタグを活用することでリーチの増加を望めることから、目的に応じてハッシュタグも活用することがおすすめです。
保存率・ホーム率が低い
次に2つ目の原因は、「保存率・ホーム率が低い」こと。
Instagramにおける保存率・ホーム率とは、以下のようにアカウントとユーザーの関係性を示す指標であり、アルゴリズムがアカウントの質やフォロワーとの親密度を測定する際に使われることから、発見タブに掲載されるためには意識しなければならない項目です。
- 保存率…投稿を見たユーザーが投稿を保存した割合を表す数値
(保存数 ÷ リーチ数 ×100(%)) - ホーム率…フォロワーがフィードで自分の投稿を見た割合を表す数値
(ホームのインプレッション数 ÷ フォロワー数 ×100(%))
これらの数字をチェックせず闇雲にアカウント運用をしていても、意図的なバズを生み出すことは難しいでしょう。
Instagramでバズるための6つのポイント
Instagramの投稿がバズらない原因が分かったところで、ここからはInstagramでバズるために知っておきたい6つのポイントを実際の事例とともにご紹介していきます。
それでは順番に詳しく見ていきましょう。
投稿タイミングを意識する
まず1つ目のポイントは、「投稿タイミングを意識する」こと。
Instagramのアルゴリズムでは、いいね・保存・コメントなどの獲得にかかる時間が測定されていることから、ユーザーが興味を持つような、季節や祝日などを意識したタイムリーな投稿を意識することが大事です。
また、アプリ分析メディア「App Ape Lab」によると、Instagramにおけるアクセスのピークタイムは17~22時とされているため、ピークタイム内に投稿することでリーチの増加が期待できます。
ただし、アカウントのターゲット層によってはピークタイムが異なることも考えられるため、自分のアカウントがリーチするユーザーの属性も考慮した投稿タイミングを意識することが重要といえるでしょう。
【事例】:ミノン(@minon_official_jp)
上記の投稿では、肌の状態が不安定になりやすい梅雨のタイミングに、肌内部の水分と油分のバランスを保つためのアイテムを紹介しており、投稿へのリーチが増える適切なタイミングで投稿されているといえるでしょう。
また、”皆さまの声をぜひお聞かせください♪”とユーザーからのコメントを促し、エンゲージメントを高めるための工夫もされており、ぜひ参考にしたい投稿です。
ストーリーズでシグナルを獲得する
次に2つ目のポイントは、「ストーリーズでシグナルを獲得する」こと。
Instagramにおけるシグナルとは、ユーザーとの親密度を表す指標のことであり、シグナルが高いと優先的に発見タブに表示される仕組みになっています。
また、シグナルは合計で数千種類あるとされ、フィードやストーリーズ、リール動画など投稿形式によって重視されるシグナルも異なります。
そのため全てのシグナルを意識したアカウント運用は難しいですが、その中でもストーリーズにはシグナルを獲得しやすい機能が多いことから、定期的にストーリーズを更新するだけでなく、
- 投票
- 質問
- クイズ
- スタンプ
- カウントダウン
などといった機能を使い、ユーザーのエンゲージメントを高めて効率よくシグナルを獲得することがおすすめです。
【事例】:ダイソー(@daiso_official)
上記のストーリーズでは、”観葉植物育てていますか?”という質問を投げかけ、ユーザーが回答しやすいように2択のアンケートにしていることがポイントといえるでしょう。
また、アンケート内容と絡めてダイソーの新業態「Standard Products」の宣伝もしており、シグナルの獲得とPRを両立させていることも参考になる部分です。
投稿の保存を訴求する
次に3つ目のポイントは、「投稿の保存を訴求する」こと。
Instagramのアルゴリズムでは、投稿の保存数がアカウントの質や有用性を評価する一つの要素であるため、
- キャプション部分に「参考になった方はぜひ保存をお願いします!」と記載する
- 画像内に保存ボタンを示す「保存はこちら↓」などを入れる
といったように保存を訴求する文言を付け加え、保存数を増やす工夫をしてみましょう。
【事例】:サブウェイ(@subwayjp)
上記の投稿では、ベーコンがリニューアルされたBLTサンドが紹介され、1枚目の画像(サムネイル)に「保存して注文のときに使ってね」と保存を訴求しているほか、投稿の最後の画像でも保存といいねを促しています。
また、保存マークとともに「あとで見返すなら」と、ユーザーが保存することで得られるメリットを分かりやすく明示していることがポイントといえ、保存のハードルを下げる工夫は参考になるでしょう。
ユーザーとの交流をする
次に4つ目のポイントは、「ユーザーとの交流をする」こと。
ユーザーとの交流によってシグナルを獲得することで、フィードへの表示が増えたり発見タブへの掲載につながることから、バズを生み出すためにはユーザーとの交流は不可欠な要素といえます。
そのため、ユーザーからのコメントにはできるだけ返信をするようにし、少なくともいいねを付けて積極的にリアクションするようにしましょう。
【事例】:デニーズ(@dennysjp_official)
画像:@dennysjp_official|Instagram
上記の投稿では新作デザートの販売開始をアナウンスしており、投稿に寄せられたコメントにはいいねと返信をしていることが確認できます。
コメントへの返信はシグナルの獲得だけでなく、ユーザーのファン化にもつながる取り組みであるため、企業アカウントの場合は積極的にユーザーと交流することが望ましいといえるでしょう。
まとめコンテンツを作成する
次に5つ目のポイントは、「まとめコンテンツを作成する」こと。
一つの投稿で多くの情報が手に入るまとめコンテンツは、ユーザーにとって有用な投稿となり保存されやすくなるため、ランキングや○○選といった、一つの事柄についてまとめた投稿を作ることもおすすめです。
また、Instagramのアルゴリズムは投稿の閲覧時間も測定していることから、複数の画像を使って情報量の多いまとめコンテンツを作成し、閲覧時間を伸ばすこともバズを生み出すために意識したいポイントといえるでしょう。
【事例】:ユニクロ(@uniqlo_jp)
上記の投稿では、全10枚の画像を使って夏のコーディネートを8種類紹介しており、最後の画像には「保存して見返そう!」と投稿の保存も促しています。
また、コーディネートのテーマや使用アイテムの名前も記載されるなど情報量の多い投稿となっており、投稿の閲覧時間が長くなりやすい工夫も参考になるポイントです。
インフルエンサーとタイアップする
最後に6つ目のポイントは、「インフルエンサーとタイアップする」こと。
短期間で多くの注目を集めたい場合には、すでに人気を獲得しているインフルエンサーとのタイアップが有効です。
さらに、ここまでご紹介してきたポイントを取り入れたアカウント運用との相乗効果も期待できるため、長期的なアカウントの成長にも役立つ施策といえるでしょう。
また、インフルエンサーとのタイアップは人選が最も重要な要素と言っても過言ではなく、適切なインフルエンサー選びをすることが施策成功のポイントとなります。
そのため、タイアップの経験が少ない場合はインフルエンサーキャスティングサービスなどを活用し、アカウントに合ったインフルエンサーを紹介してもらうことがおすすめです。
【事例】:ミニストップ(@ministop_official)
上記の投稿では、ミニストップが開催した「ミニストップの北海道フェア 」のPRの一環として、YouTubeで100万人以上の登録者を抱える人気インフルエンサー「北の打ち師達」さんとのタイアップを実施しています。
インフルエンサーとのタイアップは、インフルエンサーのファンを巻き込みやすいことから潜在顧客へのリーチとしても効果的な施策といえ、Instagramアカウントの成長に加えて売り上げアップにもつながるでしょう。
まとめ
今回この記事では、Instagramでバズる方法について詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
記事内でも触れたように、Instagramはあくまでもアルゴリズムによって投稿の露出頻度や掲載可否が決まるため、バズらない原因・バズるコツをしっかり把握し対策することによって意図的にバズを生み出すことは可能です。
また、バズによる爆発的な情報拡散はブランドやサービスの認知拡大に大きく貢献するため、ぜひご紹介したポイントを取り入れたアカウント運用をお試しください。
また、Instagramアカウントの運用リソースがない場合には、アカウントの運用代行サービスの活用もおすすめです。
SNSアカウント運用の代行に興味がある方は、豊富なSNS支援実績に基づくアカウントの長期的な成長を実現するFind Modelにぜひご相談ください。
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