スマートフォンの普及によって、世界中多くの人々がSNSを利用することができる様になりました。
中でも、Instagramは全世界10億人以上のユーザー数がいると言われており、日本でも3,300万人以上の幅広い世代の人々に利用されています。
企業は、多くのユーザー数を抱えるInstagramに広告を出稿することで、認知の拡大や売上の向上などをはかっています。
Instagram広告は、SNS広告の代表と呼ばれるほど効果の高い広告形態ですが、どのような内容の広告でも出稿できるわけではありません。
Instagramに広告を出稿する際には、Instagram(Meta)の広告ポリシーに沿ったコンテンツを配信しなければならないのです。
本記事では、Instagram(Meta)の広告ポリシーについて、違反しないための施策とともにわかりやすく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
Instagram(Meta)の広告ポリシーとは
Instagram(Meta)の広告ポリシーとは、Instagramに出稿できる広告がどの様なものであるかを定めた規定のこと。
Instagram(Meta)の広告ポリシーの詳細は、Meta社の公式サイトから詳しく把握することができます。
Instagramに広告を出稿する際には、Meta社が規定するポリシーに沿った広告かどうかの審査が行われます。
つまり、Instagramにはどの様な広告でも出稿できるというわけではなく、適切な広告かどうかが選別された上で出稿されているのですね。
Instagram広告の審査にかかる時間は、一般的に24時間以内くらいです。
もし、Instagram(Meta)の広告ポリシーに違反して審査に落ちた場合には、再度審査の依頼をすることが可能です。
しかし、審査落ちを繰り返した場合には、アカウントが停止されてしまう可能性があります。
審査に落ちた場合には、落ちた理由を把握するとともに、本記事や、Instagram(Meta)の広告ポリシーを読み込んだ上で適切な広告出稿の依頼を再度行うように心がけましょう。
【必見】Instagram(Meta)の広告ポリシーに違反しないためには
Instagram(Meta)の広告ポリシーに違反せず、広告審査に通るためにはどの様な点に注意すれば良いのでしょうか。
審査落ちを回避するためのポイントをご紹介いたします。
一般的によく見られる審査落ちの例としては、
- 年齢制限に関するもの
- 個人を特定するもの
- 公序良俗に反するもの
といった要因が挙げられます、
上記の点に注意することで、審査落ちの可能性は低くなるでしょう。
年齢制限に関するもの
出稿したい広告に、年齢制限に関する様なコンテンツが含まれていないかどうかをチェックしてみましょう。
年齢制限に関するものとしては、例えばタバコやお酒といったコンテンツが考えられます。
また、成人向けのコンテンツに関しても注意が必要です。
Instagramは、10代の若い世代にも多く利用されているSNSです。
したがって、現実世界で年齢制限がかかっているコンテンツを広告にも反映させることは控えましょう。
個人を特定するもの
出稿したい広告に、個人が特定できるものがないことをチェックしてみましょう。
広告のコンテンツ内に、個人の特定に繋がるものがあっては、プライバシーの侵害になってしまいます。
例えば、飲食店の広告を出稿する際に、実際に訪れているお客さんの顔がはっきりとうつっている動画を広告として出稿した場合には、Instagram(Meta)の広告ポリシーに違反していると判断されることがあります。
個人を特定できないように、他人の顔にモザイクをかけたり、俯瞰での構図で個人が特定できないような広告コンテンツを制作しましょう。
公序良俗に反するもの
Instagram広告には、常識的に考えて適していない様なコンテンツが掲載されることはほとんどありません。
ですので、広告の出稿を検討する際には、当広告のコンテンツが常識に反していないかどうかをチェックするだけで、審査落ちを避けることにつながるでしょう。
広告のコンテンツが常識の範囲内かどうかは、審査に出す前に複数人に意見を聞くといった対策がおすすめです。
Instagram(Meta)の広告ポリシー概要
それでは、実際にInstagram(Meta)の広告ポリシーに規定されているNGコンテンツをご紹介していきます。
Instagram(Meta)の広告ポリシーに規定されているNGコンテンツは、
- 許容されないコンテンツ・・・違法なコンテンツ、またはMetaのテクノロジーを利用する人々にとって容認できないと思われるコンテンツ
- 偽装コンテンツ・・・人を欺いたり、誤解を与えたりするおそれのあるコンテンツ
- 危険なコンテンツ・・・人々の健康や安全に悪影響を及ぼしかねないコンテンツ
- 不適切なコンテンツ・・・ネガティブなエクスペリエンスにつながる可能性のあるコンテンツ
- コンテンツ特有の制限事項・・・特定の種類のビジネスや商品に関連するコンテンツ
- 知的財産権の侵害・・・第三者またはMetaの知的財産権を侵害するコンテンツ
- 社会問題、選挙または政治に関する広告・・・社会問題、選挙、政治に関する見解を助長するコンテンツ
- 製品およびフォーマットに特有のポリシー・・・フォーマット特有の追加要件に関連するコンテンツ
上記のように大別できます。
詳細の説明は、Meta社の公式サイトをクリックしてチェックしてみてください。
許容されないコンテンツ
違法な製品やサービス
誤った情報
反ワクチン運動
差別的な行為
扇動的なコンテンツ
軍国主義的な社会運動、暴力を誘発する陰謀ネットワーク
偽装コンテンツ
許容されないビジネス慣行
不正行為および詐欺行為
非現実的な結果
システムの回避
禁止されている金融商品や金融サービス
スパイウェア、マルウェア
存在しない機能
危険なコンテンツ
危険な物質
武器、爆弾、爆発物
タバコおよび関連製品
不適切なコンテンツ
成人向けコンテンツ
文法と不適切な表現
低品質または邪魔なコンテンツ
個人の特性
扇情的なコンテンツ
災害や賛否の分かれる出来事の商業的利用
個人の健康および容姿
人体の一部の販売
コンテンツ特有の制限事項
アルコール
成人向けの商品やサービス
デート・出会い関連
美容処置とウェルネス
オンライン薬局
市販薬
処方薬
薬物依存症およびアルコール依存症の治療
金融商品や金融サービス、保険商品や保険サービス
暗号通貨に関連する商品やサービス
オンラインギャンブルおよびオンラインゲーム
ソーシャルカジノゲーム
購読サービス
知的財産権の侵害
第三者の権利侵害
ブランドの支持
広告におけるブランド利用
著作権および商標権
ユーザーインターフェイスのスクリーンショット
社会問題、選挙または政治に関する広告
社会問題、選挙または政治に関連する広告
製品およびフォーマットに特有のポリシー
機能しないランディングページ
動画広告
リード獲得広告
ターゲット設定
関連性
ブランドコンテンツ
まとめ
Instagram(Meta)の広告ポリシーについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
Instagram広告は、多くの見込み顧客にリーチできる魅力的な広告形態です。
企業のInstagramマーケティングを成功させるためにも、Instagram(Meta)の広告ポリシーに沿った適切な広告配信を行なっていきましょう。
Instagram(Meta)の広告ポリシーに違反しないためには、
- 年齢制限に関するもの
- 個人を特定するもの
- 公序良俗に反するもの
といった点を避けることにまず注意してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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