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特に若い世代において、情報を集める際の便利なツールとして、Instagramのハッシュタグ検索が重宝されています。
Instagramで情報を検索することで、
- 写真や画像からたくさんの情報が得られる
- 他のユーザーの投稿から、流行など最新の情報が知れる
といった利点があり、活用機会が増えてきています。
そして、Instagramの活用機会が増えてきていることは、言い換えれば、企業がインスタグラム運用に力を入れ、多くのユーザーを対象としたマーケティングを行うことで、商品やサービスの販促・売上アップや企業のブランディング向上・認知拡大といった成果に期待できるということでもあるのです。
中でも、Instagramでのマーケティングで重要視されるのが、本記事で解説する、ハッシュタグの活用です。
Instagramのハッシュタグを正しく、効果的に活用していくことで、企業は大きな成果を得ることができるでしょう。
本記事では、Instagramユーザーの方必見！人気投稿となるInstagramの ハッシュタグ(#) の選び方・活用方法をご紹介していきます。
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目次
Instagram「ハッシュタグ」とは
ハッシュタグ（＃）とは、SNS上に投稿した内容をわかりやすく説明する「ラベル」のことです。
Instagramをはじめ、TwitterやTikTokなど、あらゆるSNSで利用されています。
ハッシュタグを投稿につけ、
- カテゴリー・・・どんなジャンルの内容なのか
- テーマ・・・なにを伝え、目的としているのか
といった投稿の情報を明確にし、投稿の検索性を高めることで、SNS上で多くの人に発見してもらいやすくなります。
Instagram「ハッシュタグ」の使い方
それでは早速、ハッシュタグがどのような形式で表現されるのか、基本を踏まえながら実際の使い方をみていきましょう。
Instagram ハッシュタグの付け方
まず、ハッシュタグは、上記のような形式で表現します。
投稿にハッシュタグをつける際は、
「 #●●●●_ 」（半角シャープ＋ハッシュタグ内容＋半角スペース）
上記の形式のまま、投稿のキャプションに記載することで、投稿にハッシュタグをつけることができます。
尚、最後に半角スペースを入れるのは、どこまでがハッシュタグ内容なのかを、インスタグラムのシステムが判断しやすくするためのものです。
忘れずに記載しましょう。
例えば、「オムライス」についての投稿なら、「#オムライス 」と表現し、投稿のキャプションに記載すればOKです。
Instagram ハッシュタグの検索の仕方
上記のように、Instagramでハッシュタグ検索を行う際は、
- 検索窓に直接「#オムライス」というように「#+検索ワード」を入力する方法
- 検索窓に「オムライス」と検索ワードのみを入力し、上部に表示されるの「タグ」を切り替える方法
2種類の方法があります。
また、上記の画像を見比べると、2種類の方法によって、検索結果に若干の差があることがわかりますね。
Instagramでは、ユーザーの利用情報を元に、より適切な検索結果を表示できるようにアルゴリズムが設定されています。
2種類の方法を試して、候補の中から興味のあるハッシュタグを選択したり、ワードを足してみることで、自分が探したい投稿を検索してみましょう。
Instagram ハッシュタグ検索の注意点
Instagramのハッシュタグ検索では、現状、複数のハッシュタグを同時に検索することはでききないので注意が必要です。
どうしても複数のハッシュタグでインスタグラムの検索結果を表示させたい場合には、「Google」の検索を用いた「複数ハッシュタグ検索」をおすすめします。
Googleの検索窓に、
「●●_AND_●●_hashtag_on_Instagram」
という形式で入力して検索することで、複数のハッシュタグを含むインスタグラム投稿の検索結果を表示することができます。
上記のテクニックを利用する際には、
- 検索ワードの間のANDが大文字であること
- 間に半角スペースを加えること
に注意しましょう。
例えば、「#オムライス」と「#東京」を含む投稿を検索したい場合には、
「#オムライス AND 東京 hashtag on Instagram」
というような形になります。
ぜひ試してみてくださいね。
Instagram「ハッシュタグ」を活用するメリット3選
Instagramのハッシュタグの基本的な使い方が理解できたところで、今度は、「ハッシュタグを活用するメリット」について、解説していきます。
エンゲージメント率が向上する
Instagramでは、新規ユーザーに投稿を見てもらうきっかけのほとんどが、ハッシュタグ検索からの流入です。
特にアカウント開設直後や、これからInstagramでブランディングの向上を目指す段階では、フォロワーが少ないため、投稿を多くのユーザーに行き届かせることは困難です。
そこで、ハッシュタグをつけることで、投稿を発見してもらえる可能性が広がり、閲覧数の増加やフォロワーを獲得していくことに繋がります。
更に、質の良い投稿を多くのユーザーに行き渡らせることで、
- いいね
- コメント
といったエンゲージメント率の向上も見込め、アカウントを急速に成長させていくことができるでしょう。
他のInstagram投稿・アカウントと差別化を図れる
Instagramの浸透に伴い、多くのユーザーが利用し、そして企業がマーケティングに活用するようになった分、数多くの投稿から自分の投稿を見つけてもらう工夫が不可欠になっています。
そこで、ハッシュタグを用いて投稿の、
- 伝えたいテーマを強調
- カテゴリー(ジャンル)を明確にする
といった工夫を取り入れることで、他の数多くの投稿との差別化を図ることができるでしょう。
コミュニティを構築または参加することでコミュニケーションの機会が増える
前項で触れた、“ハッシュタグでカテゴリー(ジャンル)を明確にする工夫”を更に応用することで、ある共通のカテゴリー(ジャンル)を結び付きとしたコミュニティを構築することができます。
ハッシュタグを通じたコミュニテイは、共通の趣味や関心事などをきっかけに、
- 相互フォロー
- いいね・コメントでのやり取り
など、ユーザー間のコミュニケーションを加速させ、次第に多くのユーザーを巻き込んでいくことに期待できます。
そして企業は、ハッシュタグによるコミュニテイの発展を、マーケティングに活用することで、大きな成果を得ることも可能です。
例えば、「●●のある生活」というような、企業ブランド●●を冠名においたハッシュタグを設けることで、ユーザー同士のコミュニケーションの場が生まれ、
- 企業ブランドを中心としたコミュニティの構築から
- コミュニティの発展によるブランディングの向上
に繋がるなど、多くのメリットに期待できるでしょう。
Instagram「ハッシュタグ」の選び方
Instagramのハッシュタグを活用するメリットについて理解を深められたところで、ここからは、実践に活かせる効果的な「ハッシュタグの選び方」について解説していきます。
「ビッグキーワード」・「ミドルキーワード」・「スモールキーワード」を意識したハッシュタグ選び
Instagramのハッシュタグ選びでは、
- 「ビッグキーワード」
- 「ミドルキーワード」
- 「スモールキーワード」
の選択や、併用する際のバランスを吟味することが重要です。
ぜひ感覚を掴んでもらうために、
- ビッグキーワード「#オムライス」
- ミドルキーワード「#オムライス巡り」
- スモールキーワード「#東京オムライス巡り」
を題材に以下で解説していきましょう。
ビッグキーワード例「#オムライス」
「#オムライス」と検索すると、数百万件という投稿がヒットします。
手作りと思われるオムライスや、お弁当のオムライスなど、オムライスに関する幅広い投稿が表示されることが分かりますね。
ビッグキーワードは、多くのユーザーへの拡散が期待される反面、関連する膨大な投稿が含まれるため、上位に投稿を表示させ続けることが非常に難しくなります。
ミドルキーワード例「#オムライス巡り」
続いて、ミドルキーワードとして「#オムライス巡り」としてみましょう。
ヒットする投稿は数万件となり、表示される内容が、お店で提供されるオムライスに絞られたことが分かりますね。
「ミドルキーワード」では、一段階、情報が絞られることに加え、投稿数も少なくなることで、人気投稿になれば、長期間上位に表示されることに期待できるでしょう。
スモールキーワード例「#東京オムライス巡り」
最後に、地域を限定し「#東京オムライス巡り」で検索してみると、ヒットする投稿数は数百件ほど、一気に数が少なくなりますね。
スモールキーワードを用いることで、検索される回数は少なくなりますが、競合も減り、自分の投稿を選んで閲覧してくれるユーザー数を長期的に増やすことに期待できます。
また、上記の例では、地域を絞っているので、「東京でオムライスを食べにいきたい」というユーザーのニーズにマッチした場合の来店に高く期待できます。
具体性を兼ね備えたスモールキーワードは、企業が地道に集客・販売に結びつける上で効果を発揮するということも合わせて覚えておきましょう。
Instagramのハッシュタグ選びでは、本項で解説した「ビッグキーワード・ミドルキーワード・スモールキーワード」それぞれの特性を踏まえた上で、
- 瞬間的な拡散力を狙う
- 長期的な閲覧数獲得を狙う
- 投稿にマッチしたユーザーの流入・集客を狙う
といった目的に合わせた使い分けや、バランスの良い併用を心がけていきましょう。
投稿のターゲットを絞ったハッシュタグ選び
Instagramの投稿をブランディングや販促に繋げたい際、意識したいのが、ターゲットを絞ったハッシュタグ選びです。
前項で解説した「ミドルキーワード」や「スモールキーワード」を応用することで、マーケティングに不可欠なペルソナ設定を明確にすることができます。
具体例を挙げると、
- 「#親子でお菓子作り」・・・ターゲットの構成・場面を明確にする
- 「#痩せたいけど食べたい」・・・ターゲットの具体的な目的・ニーズを汲み取る
- 「#アラサースキンケア」・・・ターゲットの年齢層を絞る
- 「#バレンタインギフト」・・・時期・季節を絞る
などが考えられます。
例えば、子供向けの「クッキーの手作りキッド」を紹介したい場合に、ビッグキーワード「#手作りクッキー」だけでは「作り手に関する情報」が漠然としているため、無数の投稿に埋もれてしまう可能性が高くなります。
そこで、ミドルキーワード「#親子でお菓子作り」を追加し、作り手の構成やキッド商品の利用場面をハッシュタグに反映させることで、ターゲットである「親子層」に投稿を見つけてもらいやすくなるでしょう。
また、「ダイエットサプリ」を紹介したい場合には、「#ダイエットサプリ」に加えて、「#痩せたいけど食べたい」というターゲットのニーズを汲み取ったハッシュタグを活用すれば、悩みを解決する商品の一番手として、競合よりも先にユーザーに認知してもらえる可能性が高まりますね。
上記はあくまで具体例の一部ですが、ぜひ考え方の手がかりとしていただき、投稿のターゲットを絞ったハッシュタグ選びで、狙ったユーザーに投稿を見つけてもらえるように心がけていきましょう。
流行(トレンド)・季節など話題に沿った人気のハッシュタグ選び
Instagramに限らず、SNS運用では、流行(トレンド)・季節など話題に沿った人気のハッシュタグ選びを心がけることで、検索数の多さから、ユーザーを自分の投稿に効果的に促すことに期待できます。
主な例としては、
- 「#クリスマス装飾」や「#ひな祭りレシピ」など行事を絡めたハッシュタグ
- 「#ステイホーム」や「#おうち時間」など情勢に沿ったハッシュタグ
- 「#飛ぶぞ」や「#よわよわ・#つよつよ」などTVやSNSで話題の言葉を使ったハッシュタグ
などが挙げられます。
上記のように、投稿する季節や情勢、流行しているキーワードをハッシュタグに応用することで、ユーザーの関心が高まっている話題の中に自分の投稿を露出させ、閲覧数アップに繋げることができるでしょう。
長期的な投稿の表示継続よりも、キャンペーンや大きなイベント実施など、瞬間的に投稿をバズらせたい時に有効な方法と言えます。
【事例で解説】Instagram「ハッシュタグ」の活用事例
最後に、Instagramのハッシュタグを実際に活用している事例を解説します。本記事で得た知識と照らし合わせながら、参考になるポイントを具体的に抑えていきましょう。
ハッシュタグを活用して検索性を高めている事例
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上記のInstagram投稿は「大阪観光局 公式アカウント」による、造幣局を紹介する投稿です。
本投稿では、ハッシュタグに英語や中国語が用いられていることが分かりますね。
Instagramの検索方式は、部分一致ではなく、完全一致の検索結果が表示されるため、英語や中国でハッシュタグ検索された場合に、日本語の検索結果は表示されません。
※例：「#osaka」と検索しても、「#大阪」の検索結果は表示されない。
そこで、本事例では、日本語のハッシュタグの他に、同じ意味を持つ、他言語のハッシュタグを用いて検索性を高めることで、外国人のユーザーの取りこぼしを防ぐことに成功しています。
特に、インバウンド消費が重要となる観光業や特産品産業では、言語によって異なる検索結果にも配慮していきましょう。
撮影場所など地名として活用している事例
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上記のInstagram投稿は、日本画家の作品を展示する「箱根・芦ノ湖成川美術館」の投稿です。
ハッシュタグに目を向けると、撮影地である本館「#成川美術館」というハッシュタグの他に、
- 「#箱根」
- 「#芦ノ湖」
- 「#富士山」
という、地名や名所を表すハッシュタグが用いられていることが分かります。
綺麗な写真コンテンツが特徴のInstagramでは、地名や名所をハッシュタグ検索して行き先の様子を調べるといったケースが多くなります。
ハッシュタグを撮影場所など地名として活用することで、
- 写真をみたユーザーに興味を持ってもらう
- 撮影地や周辺を訪れるきっかけになる
といったメリットに繋げている点が非常に参考になるでしょう。
オリジナルハッシュタグ(ブランドハッシュタグ)を活用してアカウント定着(ブランディング)に繋げている事例
画像：Francfranc フランフラン | インテリア・家具(@francfranc_official)｜Instagram／#francfrancのある生活｜Instagram
上記のInstagramアカウントは、家具や雑貨を手がけるインテリアブランド「Francfranc フランフラン」です。
本アカウントでは、オリジナルハッシュタグ、「#francfrancのある生活」を活用し、自社のブランディングに成功しています。
アカウントのトップページにも、「#francfrancのある生活」を記載するなど、インスタグラムでのブランディング定着に、積極的にハッシュタグを活用している点が見受けられますね。
実際に、「#francfrancのある生活」の投稿は、多くのUGC(一般ユーザーによるSNS投稿)を獲得し、同企業ブランドを中心としたコミュニティを確立させています。
オリジナルハッシュタグを用いたコミュニティは、ユーザー間のコミュニケーションを加速させ、継続的にブランドの定着・発展に大きく貢献していくので、ぜひ参考にしたいですね。
オリジナルハッシュタグ(ブランドハッシュタグ)を企画やキャンペーンの拡散に活用している事例
上記のInstagram投稿は、ママに役立つ情報を発信するウェブマガジンサイト「ママノワ」によるインスタグラムキャンペーン、「レディGO！おしごとフェスタ フォトコンテスト」の投稿です。
本キャンペーンは、“わたしらしさ”をテーマにした、はたらくにまつわる写真を募集するキャンペーンになっており、ハッシュタグ「#レディGOおしごとフェスタコンテスト 」をつけることが参加方法に含まれています。
キャンペーンの概要が伝わるストレートなハッシュタグを参加方法に設定することで、
- キャンペーンに参加する既存ユーザーの投稿から
- 既存ユーザーの投稿を見て興味を持った新規ユーザーへ
キャンペーン内容がスムーズに浸透しやすくなっています。
またキャンペーンに興味を持ったユーザーが、本ハッシュタグを検索して他のユーザーの投稿を手本にすることができるので、参加ハードルが下がり、キャンペーンの参加率向上にも繋がっていることが分かります。
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絶対参考になるInstagramキャンペーン成功事例とガイドラインを解説
まとめ
さて、今回は「【重要！】人気投稿となるInstagramの ハッシュタグ(#) の選び方・活用方法を徹底解説！」という題目の下、
- ハッシュタグの表現や使い方
- Instagramでのハッシュタグの重要性やメリット
- ハッシュタグの効果的な選び方や考え方
- 事例を参考にしたハッシュタグの活用方法
について詳しく解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか？
Instagram運用において、ハッシュタグの活用は、最も重要な必須テクニックです。
言い換えれば、ハッシュタグの重要性やメリットを理解した上で、効果的に活用することができれば、多くのInstagramユーザーに向けて効果的なマーケティングを図れる最強の武器になります。
ぜひ本記事を隅々まで参考にしていただき、今後のインスタグラム運用にお役立ていただければ幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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