年末の行事として親しまれている「お歳暮」は、一年間お世話になった方に対する感謝やお礼を伝えるためにプレゼントを贈る風習として広く定着しています。
また近年では、SNSを使ってお歳暮ギフトを選ぶユーザーも増えていることから、お歳暮ギフトとして人気な食品メーカーなどは、SNS上で注目を集めるためにインフルエンサータイアップを積極的に実施しています。
さらに今年は、コロナ禍が落ち着いたことにより対面形式でギフトを贈る機会が増え、ギフト市場が盛り上がることが予想されるため、よりインフルエンサータイアップの効果が高まるでしょう。
そこで今回この記事では、お歳暮ギフトのインフルエンサータイアップ成功事例を5つ厳選してご紹介していきます。
タイアップの工夫された点や参考になるポイントも解説しているので、ぜひこの記事を参考に今後のインフルエンサータイアップにお役立てください。
目次
お歳暮ギフトのインフルエンサータイアップ成功事例5選
それではさっそく、お歳暮ギフトのインフルエンサータイアップ成功事例を5つご紹介していきます。
順番に詳しく見ていきましょう。
1.株式会社中谷本舗
はじめにご紹介するのは、「株式会社中谷本舗」が実施したインフルエンサータイアップ事例です。
株式会社中谷本舗は大正10年に米屋として創業して以降、シャリにこだわった柿の葉寿司がギフトとして人気な寿司メーカー。
そんな株式会社中谷本舗は、手の凝ったご飯やアイデアレシピを投稿するインフルエンサーである「sati」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:株式会社中谷本舗×sati
上記の投稿では、
- 焼きさば
- さけ
- あなご
- 豚蒲焼
- 金目鯛
がセットになった蒸し寿司を紹介しており、電子レンジで簡単に食べられることがアピールされているため、ギフトとして贈りやすい商品であると伝わる内容になっています。
このように、ギフト探しをしているユーザーが求める情報を把握して投稿に反映させていることは効果的なPRにつながるため、インフルエンサーへの指示を出す際に参考になるポイントです。
また、「#贈り物」や「#ギフト」などのハッシュタグも付いていることから、既存フォロワーだけでなく検索からのリーチも期待できる投稿といえるでしょう。
2.株式会社セテラ
画像:株式会社セテラ-Settella- | 九州から、麺類を中心に至高の食品を紹介して参ります
続いてご紹介するのは、「株式会社セテラ」が実施したインフルエンサータイアップ事例です。
株式会社セテラは、九州のそうめんやうどんといった麺類を中心に取り扱っている食料・飲料卸売メーカー。
そんな株式会社セテラは、キャラ弁などの可愛らしい料理が人気のインフルエンサーである「Maki Ogawa」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:株式会社セテラ×Maki Ogawa
上記の投稿では、人気商品の黒ごまそうめんを使ってトトロをモチーフにした食卓の様子を紹介しており、約300件のいいねを獲得しています。
トトロのように幅広い世代に人気のキャラクターはサムネイルで目立つことから、多くのユーザーから注目されることが期待でき、PRに適したテーマを採用していることがポイントといえるでしょう。
また、投稿には株式会社セテラのInstagramアカウントも記載されており、商品の認知拡大だけでなく自社アカウントの成長を見込めることもインフルエンサータイアップならではのメリットです。
3.合同会社OMEGAファーマーズ
画像:OMEGAファーマーズ
続いてご紹介するのは、「合同会社OMEGAファーマーズ」が実施したインフルエンサータイアップ事例です。
合同会社OMEGAファーマーズは、北海道で栽培・収穫した稀少な国産オメガ系オイルを販売するメーカーであり、自らの手で生産・加工・販売を行っていることが特徴です。
そんな合同会社OMEGAファーマーズは、健康やセルフケア情報を発信するインフルエンサーである「ASUKA」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:合同会社OMEGAファーマーズ×ASUKA
上記の投稿では、”美容と健康のために最近はじめたこと”というテーマの中でOMEGAファーマーズのオイルをPRしており、商品の特徴やASUKAさんのおすすめの使い方などが紹介されています。
あくまでもテーマの中の一要素としてオイルが紹介していることから広告感が薄くなり、ユーザーがフラットな目線で商品を認知しやすい工夫がポイントです。
また、お歳暮ギフトとして定番の肉加工品やカニなどと比べると食用オイルは保存期間が長いことから、さまざまなタイミングのギフトの選択肢としてユーザーの参考になる投稿になっているでしょう。
4.MAMEIL(マメイル)
画像:MAMEIL – MAMEIL NAMA CHOCOLATE MACARON | マメイル 生チョコレートマカロン専門店
続いてご紹介するのは、「MAMEIL(マメイル)」が実施したインフルエンサータイアップ事例です。
MAMEILは、こだわりが詰まったオリジナルのチョコレートから作られる、最高級の生チョコレートマカロンブランド。
そんなMAMEILは、子供たちの成長過程をシェアしているインフルエンサー「Manami」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:MAMEIL×Manami
上記の投稿では、全8つの画像・動画を使ってマカロンを紹介しており、子供たちの純粋なリアクションを載せることで香りの良さがアピールされています。
また、近年流行中の「#お取り寄せスイーツ」のハッシュタグを付けることで多くのユーザーにリーチできる工夫もされており、MAMEILのようにインスタ映えする商品はInstagram上でのインフルエンサータイアップを実施することで爆発的な認知の拡大も望めるでしょう。
5.栗りん
画像:栗りん
最後にご紹介するのは、「栗りん」が実施したインフルエンサータイアップ事例です。
栗りんは、熊本県産球磨の栗と高知県産四万十栗を使用した、甘みと香りを最大限に引き出していることが特徴のモンブランを提供するスイーツブランド。
そんな栗りんは、カフェ巡りやスイーツなどの投稿で人気を集めるインフルエンサー「さくらこ」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:栗りん×さくらこ
上記の投稿では、大福にモンブランがかかった「栗千本」が紹介され、商品の特徴とあわせて”お取り寄せやギフトとしておススメです♪”と、ギフトとしての価値を強調していることがポイントといえるでしょう。
投稿時期も12月初旬とお歳暮ギフト選びに適したタイミングとなっており、費用対効果の高いタイアップになったと推測できます。
また、投稿内では栗りんのInstagramアカウントも紹介されていることから、興味を持ったユーザーが以下のようなさらに詳しい製品情報にアクセスしやすく、購買行動までの導線づくりが参考になるポイントです。
まとめ
今回この記事では、お歳暮ギフトのインフルエンサータイアップ成功事例を5つまとめてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ご紹介した事例では、ギフトのターゲットとインフルエンサーのフォロワー層が重なっていることが効果的なPRにつながったと考えられるため、インフルエンサー選定を適切に行うことがタイアップ成功のポイントといえるでしょう。
また、お歳暮ギフトにようにターゲットが幅広いジャンルであれば、インフルエンサータイアップの実施は特に有効となります。
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