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近年話題となっているVTuber(バーチャルユーチューバー)。登場以来瞬く間に高い人気を獲得し、トップVTuberの人気は有名ユーチューバーにも引けを取らない程です。

その人気の高さからVTuberをマーケティングに起用する企業も多く、インフルエンサーマーケティングにおけるVTuberの注目度は爆発的に高まっています。

しかしながらVTuberが一体どういうものであるのか知らない方も少なくないのではないのでしょうか。今回はVTuberの特徴やマーケティングでのVTuber活用事例を解説してまいります。

YouTubeマーケティングについてはYouTube動画マーケティング3つの手法の特徴と成功事例、効果を出すポイントなど徹底解説の記事にて解説していますので、併せてご覧ください。

 

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【ジャンル別】おすすめインフルエンサー(インスタグラマー,ユーチューバー)紹介リンク集

VTuber(バーチャルユーチューバー)とは?特徴を解説

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VTuber(バーチャルユーチューバー)とは一体どのようなものなのでしょうか。まずはじめにVTuberの特徴について解説いたします。

VTuberとは

VTuberとはバーチャルユーチューバー(Virtual YouTuber)の略称です。バーチャルユーチューバーという呼称の通り、YouTubeで動画を投稿・配信しているCG(コンピュータグラフィックス)で描写されたキャラクターおよび配信者のことを指しています。


画像:A.I.Channel|YouTube

CGで描写されるVTuberですが自律して活動している訳ではありません。VTuberにはそれぞれ「中の人」としてキャラクターを演じている人物がおり、その人物がVTuberの声優として声を当てています。

一般的なアニメと異なるのはVTuberの身振り手振りも「中の人」が演じている点で、動作や表情はモーションキャプチャー技術でVTuberに反映されています。声、表情、動きが滑らかに表現されるため、あたかもキャラクターが自立して動いているように感じる臨場感がVTuberの人気を後押ししています。

VTuberとVR/AR/5G/AIなど今後伸びるテクノロジーは非常に相性が良い

CGで描写されたキャラクターが動画の投稿や配信をするVTuberは非常に先進的な存在で、様々なテクノロジーと相性がよいのが大きな特徴です。

たとえば、仮想世界を現実世界のように近くさせるという仮想現実「VR」上に登場させることができるのはもちろん、現実世界をコンピュータによって拡張する拡張現実「AR」技術を活用することで、キャラクターがYouTubeの画面を越えて現実世界で自分の目の前に現れるようにもなります。

また、更なる高速・大容量の次世代のモバイル通信技術である第5世代移動通信システム「5G」が普及すれば、たとえば世界中どこでもタイムラグがなくリアルタイムでVTuberのライブ動画を配信することができ、世界規模でのファンの獲得につながるでしょう。

そして、コンピュータが自身で思考する人工知能(AI)技術が発展しAIを搭載したVTuber(AITuber:エーアイチューバー)となることで、本当に自立したCGキャラクターも誕生するといった未来も考えられます。

これらテクノロジーとのシナジーにより高度なVTuberやそれを超える存在の登場もそう遠くはないでしょう。

 

現在話題沸騰中で勢いの衰えないVTuber。そんなVTuberをマーケティングに活用する手法としてはどのようなものがあるでしょうか。

以下では3つのVTuberの活用

  • 自社オリジナルVTuberの作成
  • 自社マスコットのVTuber起用
  • 人気VTuberとのタイアップ

について企業の実例と共に紹介していきます。

VTuberのマーケティング活用パターン1:自社オリジナルVTuberを作成する

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VTuberのマーケティング活用でまず挙げられるのは自社でオリジナルのVTuberを作成する手法です。

自社オリジナルVTuber作成のメリット

自社ブランドに沿ったキャラクターを自由に作成できる

自社でオリジナルのVTuberを作成することの第一のメリットは、自社ブランドのイメージに沿ったキャラクターを自由に作成できる点です。

一からキャラクターを作成することになるため、既存のキャラクターを使用する場合のように元々あるキャライメージに囚われることなく自由なデザインや設定が可能です。

外部のVTuberに依頼する必要がないので、スピード感をもって運用できる

自社オリジナルVTuberを作成する場合、VTuberの運用は基本的に自社で行うことになります。(自社で作ったオリジナルVTuberを外部委託により運用する方法もあります)

そのため、外部との連絡や意思疎通に煩わされず全て社内で完結するためフットワークが軽くスピード感をもってVTuberを運用することができます。

自社オリジナルVTuber作成のデメリット

自社ブランドにマッチし視聴者の心をつかめるキャラクターの作成が難しい

自社オリジナルのVTuberは自由に作成できる一方で、自社ブランドにマッチすることと視聴者の心をつかみ人気を得られるキャラクターの作成は簡単なものではありません。二者を両立するには相応の工夫と労力が必要となります。

トーク力やユニークな個性をもった「中の人」を準備する必要がある

自社オリジナルのVTuberを作成するとなればそのVTuberを演じる「中の人」の選定も行わなければなりません。

YouTubeで高い人気を得られるほどの声質、トーク力や他のVTuberに埋もれないユニークな個性を持った「中の人」を探し出して準備することも決して簡単なことではありません。

動画制作能力や設備、継続的な企画力が必要

VTuberも基本的な部分はユーチューバーと同様です。動画制作能力や環境の準備、動画投稿を継続しつつ視聴者を飽きさせない豊富なアイデアの創出と企画力も必要となります。

オリジナルVTuberの活用事例

以下では企業オリジナルのVTuberの活用事例を紹介します。

ロート製薬×根羽清ココロ

vtuber-cocoro画像:Cocoro Ch by ロート製薬|YouTube

YouTubeチャンネル:Cocoro Ch by ロート製薬|YouTube

はじめにご紹介する企業オリジナルのVTuberは「ロート製薬株式会社」の「根羽清(ネバセイ)ココロ」です。元々VTuberとして活動されていた女性がロート製薬に入社し、その活動が認められロート製薬の公式VTuberとして「根羽清ココロ」がデビューしました。

先にお伝えした企業オリジナルVTuberを作成する際のデメリットの大部分が上手く解決出来た形ですね。


動画:【自己紹介】ネバセイココロ っていいます!#00|YouTube

2018年6月から活動されている「ロート製薬株式会社」の「根羽清ココロ」ですが、2019年6月現在のチャンネル登録者数は約2万1千人となっています。有名な企業とはいえ1からYouTubeでチャンネル登録者を増やすことは簡単なことではありません。

約1年で2万人を超えるチャンネル登録者を獲得したというのは大変素晴らしい結果と言えるでしょう。

シテイル×尾野(狐)

vtuber-shiteiru-channel画像:シテイルチャンネル|YouTube

YouTubeチャンネル:シテイルチャンネル|YouTube

続いてご紹介するのはスマートフォンのゲームアプリを開発・販売されている「株式会社シテイル」の「尾野(狐)」です。

実はこの「尾野(狐)」の「中の人」は株式会社シテイルの代表取締役である尾野政樹氏で、ご本人がVTuberとして動画を配信しています。社員の方が「中の人」をされていることは他でも見かけますが、代表取締役ご本人が務められているのは衝撃的です。


動画:シテイルチャンネル part1 ご挨拶|YouTube

さらに目的も少し特殊で、マーケティングのために作られたVTuberではなく、ウェブページでは伝わりづらい情報や広報をYouTubeで行うために作られています。そのため動画投稿数も少なめです。必要とするユーザーに必要な情報を届けるためのYouTubeチャンネル作りが意識されているのが特徴的です。

チャンネル登録者を増やすことを目的としていないながらも、2019年6月現在のチャンネル登録者数は約7千人という中々の人数です。ゲームアプリの制作会社の情報や裏側も観られるということで熱心なファンも多いVTuberの事例です。

VTuberのマーケティング活用パターン2:自社マスコットをVTuberとして起用する

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自社オリジナルのVTuberの別パターンとして既存の自社マスコットをVTuberとして起用する手法も挙げられます。

自社マスコットをVTuberとして起用するメリット

マスコットの個性や人気を引き継げる

既存の自社マスコットであればすでに個性の設定がされておりファンも定着しているでしょう。

VTuberとして起用しても個性やファンもそのまま引き継ぐことができるため、自社オリジナルVTuberの抱える問題のひとつであるスタートアップの遅さを補うことが可能です。

今のマスコットイメージとのギャップを生むことで新たなファンを集めることができる

マスコットに定着しているファンにはそれぞれマスコットに抱くイメージが固まっています。

VTuber化した際に既存のイメージとのギャップを生み好意的に受け止められ話題になれば、今までマスコットに興味を持っていなかった人々を新たなファンとして獲得することも可能です。

自社マスコットをVTuberとして起用するデメリット

ファンの期待値を下回るとマスコットの人気を失う可能性がある

好きなマスコットがVTuberとして喋ったり動き回ったりするとなれば、ファンは大きな期待を抱くものです。

しかしながら、実際にVTuberとして活動し始めた際にそれらの期待に応えることができず、ファンの期待値を下回ってしまった場合、マスコットの人気を逆に失ってしまう可能性があります。

「中の人」が変わった際、キャラクターイメージを引き継げる人材を見つけるのが大変

何らかの理由で自社マスコットVTuberの「中の人」が変更せざるを得ないとき、そのキャラクターイメージを引き継ぎファンに違和感を抱かせないよう上手く「中の人」として活動できる人材を見つけることは非常に難しくなります。

上手く引き継ぎが出来なければイメージの相違からファン離れに繋がる可能性もあります。

自社マスコットのVTuber活用事例

それでは自社マスコットをVTuber化した企業の活用事例を紹介しましょう。

サンリオ×ハローキティ

vtuber-hello-kitty画像:HELLO KITTY / ハローキティ【Sanrio Official】|YouTube

YouTubeチャンネル:HELLO KITTY / ハローキティ【Sanrio Official】|YouTube

サンリオ」でトップの人気を誇り世界中で人気のマスコットキャラクターと言えば「ハローキティ」ですが、「ハローキティ」も現在活躍している企業公式VTuberのひとりです。

可愛らしいキャラながらVTuberになって動いて喋るようになると、子ども向けキャラクターとは思えないトークと語り口でさらりと毒をはくといったギャップが話題となり非常に人気のVTuberとなっています。


動画:ハローキティ、YouTubeデビュー!【あらためましての自己紹介】|YouTube

自社マスコットをVTuberとして起用するメリットの項で解説させていただいた、マスコットイメージとのギャップを上手く利用し、2019年6月現在のチャンネル登録者数は約20万1千人という人気ぶりの「ハローキティ」。今後の更なる活躍が期待されます。

ローソン×からあげクン

vtuber-karaagekun-lawson画像:ローソン(LAWSON) |YouTube

YouTubeチャンネル:ローソン(LAWSON) |YouTube

大手コンビニエンスストア「ローソン」の人気ホットスナック商品「からあげクン」。「からあげクン」と言えばニワトリが商品のイメージキャラクターですが、そのキャラクターがなんと「からあげクン」として2019年5月20日にVTuberデビューしました。

デビューした最初の動画では新しい友だちとしてヒヨコのキャラクター「とりまさむね」も登場しました。「とりまさむね」の名前は店頭での公募で募集されたものとのことです。


動画:【ローソン】からあげクンVTuberデビュー!【VTuberからあげクン第1話】|YouTube

家族構成や実は妖精であるといった細かな設定のあるVTuber「からあげクン」。VTuberデビューして初の動画は2019年5月20日に投稿されましたが、動画投稿から2週間経過した時点の動画再生回数は約9万回に達しており、滑り出しは非常に好調です。

過去にタイアップした縁もあってかトップVTuber「キズナアイ」とのコラボ動画も投稿されており、28秒という非常に短い動画ながら再生回数は脅威の再生数38万回超えも記録しています。


動画:【ローソン】キズナアイ×からあげクン|YouTube

「ローソン」のYouTubeチャンネルは「からあげクン」のVTuberデビュー以前から存在しており動画の投稿もされていましたが、VTuber「からあげクン」の動画はその他の動画と比べてまさに桁違いの再生数の多さです。

多くのYouTube視聴者数が「からあげクン」に興味を持っていることがわかります。「からあげクン」の今後の活躍に期待です。

VTuberのマーケティング活用パターン3:人気VTuberとタイアップする

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VTuberをマーケティングで活用する手法の3つ目のパターンとしてすでに活躍中の人気VTuberをタイアップする手法が挙げられます。

人気VTuberとタイアップするメリット

人気VTuberの抱える膨大なファンへ一気に自社ブランドを認知させることができる

人気ユーチューバーを起用して行うのと同様に、人気VTuberとタイアップすることで起用した人気VTuberの抱える数万人~数百万人という多くのファンに一気に情報をリーチすることができます。

この手法は自社ブランドを広く認知させるインフルエンサーマーケティングとして、日本をはじめ世界で広く活用されています。

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基礎から応用まで5分で理解するインフルエンサーマーケティング

 

自社でVTuberを運用する手間がない

自社でVTuberを運用する必要が無いため、運用にかかる設備、時間や手間、そして人員の確保が不要となります。

マーケティングを行う上で必要なリソースを維持しながら別でYouTubeマーケティングも行うことが出来る点は大きなメリットです。

人気VTuberとタイアップするデメリット

タイアップ報酬により金銭的コストが大きくなる場合がある

多くのフォロワーを抱える人気VTuberはタイアップに起用した際に必要となる報酬も非常に大きなものとなります。

トップVTuberともなれば必要な報酬も莫大なものとなるため、企業規模や予算によってはコスト的に大きな負担となる可能性も少なくないでしょう。

自社商材とVTuberとの親和性が高くない場合は効果的に訴求できない

通常のユーチューバーと同様、VTuberにも得意なジャンル・不得意なジャンルがそれぞれあります。

フォロワー属性を意識せず自社商材との親和性が高くないVTuberを起用してしまった場合、例え人気だったとしても効果的な訴求は行えません。ファン層もVTuberによって異なるため、起用前にしっかりと見極めることが重要になります。

企業と人気VTuberとのタイアップ事例

以下で企業と人気VTuberとのタイアップ事例を紹介していきましょう。

ローソン×キズナアイ


動画:【LAWSON】マチのコンビニ店員がキズナアイだったら…|YouTube

VTuber「からあげクン」のご紹介の際に少し触れましたが、大手コンビニエンスストア「ローソン」とVTuber「キズナアイ」のタイアップ動画がこちらです。

「キズナアイ」はVTuberブームの火付け役であり、元祖VTuberでもある正真正銘のトップVTuberです。2019年6月現在のチャンネル登録者数は圧巻の約261万1千人です。

vtuber-kizuna-ai画像:A.I.Channel|YouTube

キズナアイYouTubeチャンネル:A.I.Channel|YouTube

紹介している動画は「ローソン」で開催された「キズナアイキャンペーン」に先駆けて公開されたもので、内容は「キズナアイ」が「ローソン」の店員になりきるといった内容のもの。

全体の内容としてはシンプルながらも随所に「キズナアイ」の魅力と可愛らしさが表れており、動画の視聴回数は約33万4千回、高評価の数は約8,200件という大好評となりました。

花王×月ノ美兎


動画:花王 ワイドハイター Presents 月ノ美兎のバーチャル生お洗たく大作戦 イベントレポートムービー 月ノ美兎|YouTube

こちらの事例は洗剤やパーソナルケア商品の製造・販売を行う王手化学メーカー「花王株式会社」とVTuber「月ノ美兎(つきのみと)」のタイアップです。

「月ノ美兎」はスマートフォンのiPhoneXに実装されているAnimoji機能を用いて人間の表情を認識、それに応じてCGで描写されるキャラクターが動くというアプリ「にじさんじ」の公式VTuberです。2019年6月現在のチャンネル登録者数は約35万3千人となっています。

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画像:月ノ美兎 |YouTube

タイアップ動画の内容は「花王 ワイドハイター Presents 月ノ美兎のバーチャル生お洗たく大作戦」と称したイベントのレポートムービーとなっています。

「バーチャル生お洗たく大作戦」イベントはVTuber「月ノ美兎」に洗濯機になってもらい、「花王」の販売している医療用漂白剤「ワイドハイター」を利用してイベント参加者に愛用のキャラクターTシャツの洗濯をしてもらうというもの。

2次元のキャラクターとそれを演じる3次元の「中の人」が組み合わさったVTuberだからこそ実現できる内容のイベントであり、イベントは非常に好評で、タイアップ動画も約9万5千回の再生回数と5,500を超える高評価が付けられるほどの人気動画となりました。

イベント集客としてVTuberを起用した事例としてマーケティング施策の良いヒントになるでしょう。

まとめ

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登場以来衰える事の無い人気のVTuber。現在も多くの新しいVTuberが誕生し続けています。今後登場し発展が進む先進技術との親和性も高いことから将来性にも期待され、多くのマーケターがVTuberに注目しています。

VTuberが流行しているこの機会に、ぜひVTuberを活用したマーケティングを行ってみてはいかがでしょうか。今回の記事を参考にしていただき自社商材と相性の良いVTuberを起用することができたならば、ユーチューバーを起用したマーケティングと同様に高いマーケティング効果を上げることができるでしょう。

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