インフルエンサーマーケティングする目的として、
- 現地の外国人にアプローチして集客したい
- 海外に向けて商品やサービスを広めたい
といった場合には、海外インフルエンサーを起用するのも1つの手です。
企業がグローバル展開を図る際に海外インフルエンサーをうまく活用できれば、認知拡大やブランディングに大きく貢献するでしょう。
しかし同時に、海外インフルエンサーの起用は日本の国内インフルエンサーとは違った点に留意する必要があり、選択を誤れば期待する効果が出ずに施策を終える結果になることもあります。
そこで本記事では、海外インフルエンサーを起用するメリットや費用感、日本の国内インフルエンサーとの違いを解説していきます。
ぜひグローバル展開を見据えたインフルエンサーマーケティングのご参考にしていただければ幸いです。
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目次
海外インフルエンサーを起用するメリット
まずはじめに、海外インフルエンサーを起用するメリットについて解説いたします。
リーチ範囲が広い
海外インフルエンサーを起用するメリットに、リーチできるユーザーの広さが挙げられ、英語で発信された情報は世界中のユーザーへのアプローチとして利用できます。
また、フォロワーの規模感も日本に比べるとスケールが大きく、日本には数名程度しかいない1,000万人以上のフォロワーを抱えるインフルエンサーも海外には多く存在しています。
そのため、情報を届けられる範囲という観点では、日本に比べて海外のインフルエンサーは大きなアドバンテージを持っているといえるでしょう。
親和性を活用できる
特定の国をターゲットにする場合は、ターゲットの国で活躍するインフルエンサーに依頼することがセオリーであり、PR投稿のエンゲージメント数も高まりやすい傾向にあります。
ターゲットの国や地域と親和性の高い海外インフルエンサーを起用することで、現地ユーザーにとって馴染みのない日本の商品・サービスも受け入れてもらいやすくなるでしょう。
実際に、海外ブランドが日本に進出する際にも、日本人インフルエンサーが商品やサービスの認知拡大に貢献するケースも多く見られます。
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国内の競合と差別化を図れる
海外インフルエンサーを活用したマーケティングは、国内の競合と差別化を図ることにも効果的です。
世界規模で認知拡大やブランディングに成功すれば、日本の限られた市場でシェアを取り合うよりも大きなマーケットで戦うことができます。
また、商品やサービスの流行は国の文化や発展途上によっても異なるので、海外に露出することで新たなユーザーのニーズにマッチすることにも期待できるでしょう。
海外インフルエンサーを起用する際の費用感
次に、海外インフルエンサーを起用する際の費用感について解説いたします。
海外インフルエンサーの費用相場は日本の1.5倍〜
範囲が広いため一概には言えませんが、海外インフルエンサーの依頼費用は高騰傾向にあると言われています。
理由には円安やコロナ明けの旅行者の増加といった様々な要因が挙げられ、相場としては最低でも同じフォロワー規模の日本人インフルエンサーの1.5倍を想定しておく必要があるでしょう。
PRと直接関係ない経費で高くなってしまうことも
海外インフルエンサーならではの諸経費として、交通費や宿泊費などが高くなりやすいことにも注意が必要です。
海外インフルエンサーの拠点は当然海外であることが多く、こちらから伺う場合も来日してもらう場合も費用が発生します。
商品やサービスのみを伝達する方法もありますが、この場合も少なからず日本のインフルエンサーに依頼するよりも多くのコストが発生するでしょう。
また、交通費や宿泊費以外にも言語の問題で別途費用が発生することも考えられ、海外のインフルエンサーとのPR施策を成功させるためには、言語と距離の壁を費用面でクリアすることは避けられない問題となります。
費用を抑えるなら、実績あるインフルエンサーマーケティング会社で
海外インフルエンサーとの中間業者にあたるインフルエンサーマーケティング会社には、国内で完結する施策とは大きく異なるノウハウが求められます。
そのため、海外インフルエンサーを起用した施策に慣れていない中間業者に依頼してしまうと、費用が高くついたり、場合によっては依頼自体が断られてしまうケースもありえるでしょう。
海外インフルエンサーを起用する際には、最終的な費用と施策のクオリティーを鑑みた上で、実績あるインフルエンサーマーケティング会社に依頼することがおすすめです。
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海外インフルエンサーと日本の国内インフルエンサーとの違い
続いて、海外インフルエンサーと日本の国内インフルエンサーとの違いについて解説していきます。
英語でのPRと視覚情報による訴求
まず、海外インフルエンサーのPRは英語が基本になっており、投稿するコンテンツの文章にも英語が用いられます。
よって、数多くのユーザーに内容を理解してもらえることでエンゲージメント数を獲得しやすく、シェアされた際にも幅広い国と地域への広告効果を期待できます。
また、海外インフルエンサーは元々日本人インフルエンサーよりも世界全体に向けた情報の発信意識が高いため、ボディランゲージや表情で伝わるコンテンツ作りが数多くみられます。
資格情報が豊富なアプローチ方法は、世界に向けた発信と相性が良い特徴といえるでしょう。
国際的な視野が広い
世界で活躍する海外インフルエンサーは国際的な視野が広いことも特徴に挙げられます。
様々な宗教や社会情勢とより近い距離で向き合う機会が多い海外では、インフルエンサーにおいても国際問題の知識に明るい傾向があることから、社会貢献に基づいたブランドメッセージを届けやすいといえるでしょう。
また、異文化へのアプローチ方法に関する知識を有していることもあり、インバウンドや観光促進にも適した存在です。
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海外インフルエンサーとの日本企業の最新コラボ事例
最後に、海外インフルエンサーと日本企業の最新コラボ事例として、2023年に発表された「CampingMAN × ツナガル株式会社」の事例をご紹介いたします。
CampingMAN × ツナガル株式会社
「人生を変える出会いをつくる」をコアバリューに、「旅」や「体験」のプロデュース事業を手掛ける「ツナガル株式会社」では、海外のインフルエンサーとコラボしたインバウンド向けツアーを販売。
韓国を拠点に活動する人気アウトドア系インフルエンサー「CampingMAN 氏」とのコラボで、長野県・白馬岩岳での旅行体験をPRされていました。
上記「CampingMAN さん」のYouTube動画では、韓国〜長野の旅行映像で同社のツアーの魅力が紹介されています。
コメント欄には韓国語でのコメントも多く確認でき、自国の韓国人ユーザーに強い訴求力を発揮していることが窺えますね。
外国人にとって旅行先としてはマイナーな長野県ですが、インフルエンサーが架け橋となることで、しっかりと認知拡大・インバウンドの提案が果たされていました。
まとめ
本記事では、海外インフルエンサーを起用するメリットや費用感、日本の国内インフルエンサーとの違いを紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
海外インフルエンサーを起用した施策は、海外の消費者と距離を縮める上で最も有効なマーケティング手法と言っても過言ではありません。
また、海外でのPRを施行させるためには、費用やノウハウなど加味し、実績あるインフルエンサーマーケティング会社に依頼することが大切です。
是非とも本記事をご参考に、海外に向けたインフルエンサーマーケティングにお役立ていただければ幸いです。
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インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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