近年、TikTokから始まったショート動画のブームは2023年でも健在で、各種SNSサービスにおいても活用されています。
本来長尺の動画プラットフォームだったYouTubeも流れに乗り、YouTubeShortsを開始することで再生数を伸ばしています。
そんな中で企業も、YouTubeShortsでタイアップするパターンが増えてきました。
長尺動画に比べて伝える時間は短くなってしまいますが、YouTuberもその尺に合わせたタイアップの工夫をしているのです。
そこで今回は、YouTubeでショート動画を活用したタイアップ成功事例5選をご紹介していきます!
YouTubeShortsでのタイアップ動画のポイントも踏まえてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
【YouTube編】ショート動画を活用したタイアップ成功事例5選
それでは早速、YouTubeでショート動画を活用したタイアップ成功事例5選をご紹介していきます。
湖池屋ストロング
画像:湖池屋ストロング
最初にご紹介するのは、「湖池屋ストロング」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
「湖池屋ストロング」とは、ポテトチップスやカラムーチョなどでおなじみのお菓子メーカー「湖池屋」さんが販売するポテトチップスの中でも、かなり濃い味に特化したシリーズです。
濃サワークリームオニオンやガチ濃厚ピザなど、「食べた瞬間、秒で濃くて旨い」となるようなラインナップをそろえています。
【タイアップ事例】:湖池屋ストロング × HIKAKIN さん
「湖池屋ストロング」は超有名YouTuberであるHIKAKINさんとのタイアップ投稿を行っています。
上記の投稿では同じく人気YouTuberの東海オンエア・てつやさんとともに、「湖池屋ストロング ガチ濃厚ピザ」をゲームで奪い合っています。
この2人がコラボしている動画ということで、HIKAKINさん・東海オンエアさんの両方のファンに見てもらうことができ、多くのインプレッションを獲得しています。
さらに動画で行われている2択から選ぶゲームもショート動画で人気のゲームのため、このゲームが好きな視聴者のおすすめに出てきやすくなります。
さらに最後でしっかりとガチ濃厚ピザや他の味についても宣伝しており、ただゲームで奪い合うだけでは終わっていません。
ショート動画はまず最初の数秒で見てもらえるかどうかが決まるため、あえておなじみのゲーム動画から始めること、そしてコラボ動画であることを伝え、動画の離脱率を下げる工夫がされているのです。
BAR Pomum
つづいてご紹介するのは、サントリーの商品「BAR Pomum(バー・ポームム)」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
「BAR Pomum」とは、サントリーが販売するカクテルで、「“ぽーっと過ごす”心地よい時間を提案する」をテーマに作られています。
フレーバーの品ぞろえも「桃と紅茶(アルコール度数2%)」「レモンと蜂蜜(アルコール度数4%)」「カシスと葡萄(アルコール度数6%)」などがあり、フレーバーやアルコール度数で好きなお酒が選べるようになっています。
【タイアップ事例】:BAR Pomum × やまももちゃんねるつ さん
「BAR Pomum」は人気YouTuberであるやまももちゃんねるつさんとのタイアップ投稿を行っています。
やまももさんの女性の一人暮らしの日常を切り取ったような同チャンネル内で、上記の投稿では夜ご飯として親子丼を作る動画をアップしています。
一見ただ親子丼を作っているように見えますが、食後の夜のぽーっと時間にBAR Pomumを飲むという構成になっています。
動画内では、「ひとりBar時間」「ひとりって楽しい」など、女性が一人で家でお酒を飲むことを積極的に肯定しています。
このように、ターゲットとなる視聴者にまずお酒を家で飲むということを受け入れてもらったうえで、BAR Pomumという選択肢を提示しているのです。
この動画は、まず商品を買うための習慣を作ってもらうようなショート動画になっているので、非常に参考になります。
タカミスキンピール
画像:タカミスキンピール
つづいてご紹介するのは、タカミの角質美容水「タカミスキンピール」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
「タカミスキンピール」とは、クリニックの患者がトラブルを繰り返さないため、肌リズムを整えるケアを自宅でも毎日簡単に行えるように開発された角質美容水です。
「はがすより、育む」という独自のメソッドに基づいた他にないスキンケア製品で、2005年に発売して以来、一度も処方を変えず、今では203万人を超える方々が愛用しています。
@cosmeをはじめとしたコスメ賞で67受賞をしていることからも、その機能の高さがうかがえます。
【タイアップ事例】:タカミスキンピール × コスメヲタちゃんねるサラ さん
「タカミスキンピール」は人気美容系YouTuberであるコスメヲタちゃんねるサラさんとのタイアップ投稿を行っています。
コスメヲタちゃんねるサラさんはメイク術紹介やコスメのレビューなど、メイクに関して女性が気になる点を紹介してくれることで人気のチャンネルです。
普段からコスメに関する、忌憚ない意見を言っているので、タイアップであっても「正直レビュー」には信頼があります。
さらに最初に「広告でよく見るコレ」とあえて商品名を言わずに見せることで、広告でこの商品を見たことがある人の興味を惹いています。
さらに動画の中で具体的に使い方を教えることで、評価が気になる人にも自然にレクチャーしていることになるのです。
説明欄では【初回限定!タカミスキンピールお試しセット】 (タカミスキンピールお試しサイズ(10mL)・大人気タカミスキンピールマスク1枚がセット)を紹介しており、この動画を見た視聴者に対してお得感を与えています。
美容品の商品レビューをあえて美容系YouTuberにやってもらうことで、信頼度は一気に高まるのです。
PICASOU2
つづいてご紹介するのは、装着簡単な車載用電子パーツブランド「Ottocast」が販売する「PICASOU2」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
「PICASOU2」とは、車とUSBで接続するだけでカーナビがアンドロイド化し、車内のモニターを使ってさまざまなアプリが使えるようになるという商品です。
車内のモニターでYouTubeなどの映像が見れるようになるため、かなり使い勝手がいい商品です。
【タイアップ事例】:PICASOU2 × わちゃめちゃじゃけえ。 さん
「PICASOU2」は広島県でYouTubeグループとして活動するわちゃめちゃじゃけえ。さんとのタイアップ投稿を行っています。
わちゃめちゃじゃけえ。さんは「車と遊ぼう!」をテーマに、素人目線での車のレビュー動画・旅動画・キャンプ動画などの車を使った企画を主に発信してます。
素人目線とは銘打っていますが、出来る限りの早いサイクルで車を乗り換えるなどの努力もしており、チャンネル登録者数 12.6万人の人気チャンネルです。
上記の動画ではPICASOU2を自分の車につないで、実際にどれくらい楽なのか、どういう使い方をするのかということを紹介しています。
固定コメントでも「純正ナビでYouTubeやアマゾンプライムなどが見れる!バカ売れ中のオットキャスト から新型が出たので早速新型ヴォクシーで試してみた。」と紹介しており、検索に引っ掛かりやすいようにしています。
価格がかなり高い商品ほどレビューが見たくなるため、高価格帯商品こそ積極的にレビューを行ってもらうべきでしょう。
ポケトーク
画像:ポケトーク
最後にご紹介するのは、「ポケトーク」が実施したショート動画を活用したタイアップ成功事例です。
「ポケトーク」とは携帯通訳機で、自国の言葉を外国語、または外国語を自国の言葉に変換してくれます。
現在はAI通訳機だけでなく、アプリや同時通訳のサービスもおこなっており、海外旅行のお供としてかなり優秀な存在です。
【タイアップ事例】:ポケトーク × おのだ/Onoda さん
「ポケトーク」は人気YouTuberのおのだ/Onoda さんとのタイアップ投稿を行っています。
おのださんは東京を拠点として飛行機、海外・国内旅行の動画を投稿している旅行系YouTuberです。
ファーストクラスやビジネスクラスを映した映像や、海外のホテルや食事などの動画が多く、飛行機好きや旅行好きの視聴者を多く獲得しています。
そんなおのださんはベトナムを旅行した際、ベトナム語の通訳をポケトークでまかなっています。
もちろんポケトークの性能を伝えるためであり、実際に現地の人とポケトークでスムーズに会話しています。
その会話はホテルやレストランといった定番の場所だけでなく、あえて靴磨きの人との会話などもすることで、「どんな人とも会話できる」ということを示しています。
さらに、「ホテルが無料でグレードアップできた」「ホテルでのトラブルを回避できた」という内容も入れ込むことで、ポケトークを持っているといいことがある、ということを伝えているのです。
旅行初心者ではなくあえて旅行のベテランともいえるおのださんにタイアップを依頼することで、うまく通訳機をPRしているといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ショート動画は情報量が限られてしまいますが、一度視聴者を引き付けることができれば、長尺動画よりも多くの人に見てもらうことができます。
特にYouTubeShortsはランダム再生のため、チャンネル登録者が少ない人でも一気にバズりやすいのです。
そのため企業の方はYouTuberを選定するとき、有名かどうかも重要ですが、「自分たちがおこないたいタイアップにあった方か?」ということをより重視すべきかもしれません。
なお、各種SNSで自社のアカウントを伸ばしたいとお考えのご担当者様は、ぜひこちらからお気軽にご相談ください。
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