インフルエンサーマーケティングが一般的になっている昨今では、多種多様な業界でインフルエンサーとのタイアップが実施されています。
また、アプリなどの無形商材も上記の例外ではなく、むしろ有形商材と違って商材の中身が分かりづらいからこそ、消費者の不安を拭うためにアプリのPRにはインフルエンサーの起用が効果的なんです。
そこで今回この記事では、インフルエンサーを起用したアプリのPR成功事例を工夫されている点とあわせて5つご紹介していきます。
ぜひこの記事を参考に、無形商材のインフルエンサーPRのポイントを知り、今後のマーケティング施策にお役立てください。
目次
インフルエンサーを起用したアプリのPR成功事例5選
それではさっそく、インフルエンサーを起用したアプリのPR成功事例をご紹介していきます。
順番に詳しく見ていきましょう。
1.Cambly
画像:Cambly
まず最初にご紹介するのは、自分にぴったりのネイティブ講師と話せるオンライン英会話サービス「Cambly (キャンブリー)」が実施したPRです。
Camblyは24時間いつでもどこでもオンライン英会話ができるサービスで、iOS・androidともにアプリがリリースされており、世界中で人気のサービスとなっています。
そんなCamblyは、ニューヨーク在住で英語学習に関する情報をYouTube上で発信するインフルエンサー「Saki Kawamura」さんを起用したPRを実施しました。
【PR事例】:Cambly ×Saki Kawamura
上記の事例では、英語学習におけるアウトプットの重要性を説いたうえでCanblyの有用性を紹介する動画となっており、14万回の再生回数を記録しています。
また動画の中では実際にCamblyのサービスを使い、ネイティブの講師とのレッスンの中で、
- 発音矯正
- ニュアンスの勉強
- 勉強法の相談
などといった具体的な使い方を提示し、ユーザーがサービスを使い始めやすくなる工夫が見られました。
それに加えて上記の動画では、15分間のレッスンが無料になる体験コードが紹介され、顧客の新規開拓につながったPRといえるでしょう。
2.トリマ
画像:トリマ
続いてご紹介するのは、移動するだけでポイントが貯まるお小遣い稼ぎアプリ「トリマ」が実施したPRです。
トリマは徒歩だけでなく自転車や車、電車などの移動手段に対応し、移動した距離に応じてマイルが貯まる仕組みとなっており、1,300万ダウンロードを超える人気サービス。
そんなトリマは、主に楽天市場のお得情報をInstagram上で発信するインフルエンサー「えみこ」さんを起用したPRを実施しました。
【PR事例】:トリマ ×えみこ
上記の事例では、えみこさんの投稿の特徴であるユニークなイラストと関西弁でトリマのサービスが紹介されており、親しみやすさに加えて情報が簡潔であることから内容が伝わりやすいことが魅力です。
また、”知らないと損する”や”裏技”など、思わず投稿が見たくなる文言をサムネイルに大きく記載することで注目を集め、PRの効果を高めている工夫がポイントといえます。
3.ケアミー
画像:ケアミー
続いてご紹介するのは、女性の生理前に現れる心や体の不調を予測するアプリ「ケアミー」が実施したPRです。
ケアミーは月経前症候群(PMS)を予測するだけでなく、LINEを使ってパートナーに簡単に共有できる便利さから人気を拡大しているサービス。
そんなケアミーは、Instagram上で暮らしに関する情報を発信するインフルエンサー「やーなん&ろろ子」さんを起用したPRを実施しました。
【PR事例】:ケアミー ×やーなん&ろろ子
上記の事例では、カップルや夫婦間にありがちな生理の悩みについて女性が共感しやすい話題を示した後、悩みへの解決策としてケアミーを紹介しています。
やーなん&ろろ子さんは、夫婦の暮らしに関する情報がメインのアカウントであるため、ケアミーの特徴である「パートナーに共有できる」部分がフォロワーに対して上手く訴求できているPRといえるでしょう。
また、実際の利用画面がスクショで載せられているので、サービス利用時のイメージが湧きやすいことも顧客の増加につながる要素として参考になるポイントです。
4.Notion
画像:Notion
続いてご紹介するのは、クラウド型の万能メモアプリである「Notion」が実施したPRです。
Notionはシンプルなメモ機能以外にタスク管理やTodoリスト、ブックマークなどさまざまな機能を備えたメモアプリであり、仕事や勉強に活用できるとして幅広い層から注目されているサービス。
そんなNotionは、YouTube上で暮らし・モノの情報を発信しているインフルエンサー「monograph/ 堀口英剛」さんを起用したPRを実施しました。
【PR事例】:Notion ×monograph/ 堀口英剛
上記の事例では、「日記」「タスク管理」「資料作成」の3つのセクションに分けてNotionの使用例を紹介しており、サービスの汎用性の高さをアピールしています。
また、動画で使用例を紹介しているためユーザーがそのまま参考にしやすく、興味を持った視聴者が具体的なアクションを起こすきっかけになっているPRといえるでしょう。
それに加えて動画内の「資料作成」部分では、Notionのページの共有しやすさを紹介し、個人での使い方だけではなく仕事にも活かせることを強調するなど、潜在的なニーズにもアプローチする工夫も見られました。
5.CapCut
画像:CapCut
最後にご紹介するのは、スマホで簡単にハイレベルな動画編集ができるアプリ「CapCut」が実施したPRです。
CapCutは初心者でも手軽に動画編集ができるとして若年層を中心に人気となっているサービスで、TikTokなどを運営するByteDance社が提供しています。
そんなCapCutは、YouTube上でフィルムアーティストとして活動するインフルエンサー「Ussiy Films」さんを起用したPRを実施しました。
【PR事例】:CapCut ×Ussiy Films
上記の事例では、動画の冒頭部分にCapCutアプリで製作したムービーを紹介し、そのあとに具体的な使い方を解説しています。
最初に製作物を見せることでサービスの有用性や実用性を示すことができ、動画の視聴継続も期待できることから、PRに適した動画の構成といえるでしょう。
また、プロの動画クリエイターであるUssiy Filmsさんの目線から解説されることで説得力が増し、実際にコメント欄では「参考になります!」などの声も多く確認できました。
まとめ
今回この記事では、インフルエンサーを起用したアプリのPR成功事例をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
実際の利用シーンをインフルエンサーに紹介してもらうことで、消費者にとってイメージが湧きにくい商材であるアプリを効果的にPRできているといえるのではないでしょうか。
また、アプリに限らず無形商材の認知拡大には今回ご紹介したようなインフルエンサーとのタイアップが有効となるケースが多いでしょう。
また、インフルエンサーを起用したPRに興味がある方は、SNSを通じて最大1億8,000万人以上にリーチできるFind Modelにぜひご相談ください。
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