SNSマーケティングの競争が激化する中、飲食店が注目しているのがTikTokインフルエンサーとのタイアップです。
短い動画で魅力を最大限に伝えることができるTikTokは、特にZ世代をターゲットとする飲食店にとって強力な武器となります。
しかし、どのようにタイアップすれば成功に導けるのか、具体的な成功事例を見つけるのは難しいと感じていませんか?
そこで本記事では、実際に飲食店が行ったTikTokインフルエンサーとのタイアップ成功事例5選と参考になるポイントについて解説していきます。
本記事を読むことで、TikTokで効果的に集客するためには、どのようにインフルエンサーと連携したらの良いのかについて具体的なヒントを得ることができますので、今後SNSマーケティングを強化したい飲食店のSNS担当者やTikTok活用に不安や疑問を感じている方には、ぜひ最後までご一読ください!
目次
【2024年最新】飲食店が行ったTikTokインフルエンサーとのタイアップ成功事例5選と参考ポイント
それではさっそく、飲食店が行ったTikTokインフルエンサーとのタイアップ成功事例5選と参考になるポイントについて解説していきます!
1.シーシャカフェ&バー muse/ミューズ 三宮店(hookah lounge muse)
画像:muse|大きな木のある洗練された大人シーシャカフェです。
初めにご紹介するのは、「シーシャカフェ&バー muse/ミューズ 三宮店(hookah lounge muse)」が実施したタイアップ事例です。
museは、全国に21店舗を展開する大人シーシャカフェです。
「余韻を楽しませる」をコンセプトとした店内では、大きな木を見ながら周りの目を気にせず談笑したり、くつろぐことができます。
そんなmuseの一店舗である「シーシャカフェ&バー muse/ミューズ 三宮店(hookah lounge muse)」は、タピオカやチーズハットグのブーム火付け役としても有名な大人気グルメ系インフルエンサー「りょうくんグルメ」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:シーシャカフェ&バー muse/ミューズ 三宮店(hookah lounge muse)×りょうくんグルメさん
@uryo1113 三宮で話題のカフェ&バーmuseがお洒落すぎる。 #muse #三宮グルメ #三宮カフェ #神戸カフェ ♬ relaxing piano music(1293528) - syummacha
りょうくんグルメさんは、美しい料理の映像を巧みに編集し、視覚的な魅力を引き出すことが非常に得意です。
食材の新鮮さや料理の盛り付け、色合いなど、視覚的に惹きつける要素を動画の中心に据えてることにより、視聴者の興味を一瞬で引きつけ、コンテンツのエンゲージメントを高めていることが分かります。
また、りょうくんグルメさんは、親しみやすいトーンで料理やレストランの特徴を解説するスタイルが特徴です。
短時間でありながら重要なポイントを押さえた説明は、視聴者にとって非常にわかりやすく、特に時間のないTikTokユーザーに好まれます。
りょうくんグルメさんは、親しみやすさを演出することで視聴者との距離を縮め、タイアップ先の飲食店への関心を高めることが上手いインフルエンサーといえるでしょう。
2.鳥おき
続いてご紹介するのは、「鳥おき」が実施したタイアップ事例です。
鳥おきは、学芸大学の焼き鳥屋です。
中目黒の名店「鳥よし」出身の店主が作る炭火焼鳥は、カジュアルな値段ながらも本格的かつ最高峰の味が堪能できるとして話題となっています。
そんな鳥おきは、安くて美味しいお店を毎日投稿している人気グルメ系インフルエンサー「東京グルメ」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:鳥おき×東京グルメさん
@tokyo_foods 📍鳥おき (@torioki_takaban @torioki2_gakugeidaigaku) 住所:東京都目黒区鷹番3-19-14 最寄り駅:「学芸大学」駅西口徒歩5分 電話番号:03-3714-5135 営業時間:17:00 - 23:00L.O. 22:00 予算:¥8,000~¥9,999 あの中目黒の名店「鳥よし」出身の店主が手掛ける焼き鳥屋でカジュアルなのに本格的な炭火焼鳥を楽しめる ストップというまでお任せで提供されて気さくな店主と会話を楽しみながら食べられるのが魅力的 焼鳥は丁寧な火入れでめちゃくちゃジューシー!極上宝焼酎で作ったトマトハイがすっきりだけど芳醇なまろやかさで相性抜群! 鳥おき #pr #東京グルメ #東京グルメ学芸大学 #学芸大学グルメ #極上宝焼酎 #宝酒造 #鳥おき #鳥たけ ♬ Electro Swing Jazz - Retro, strange, mysterious(1137053) - Ponetto
東京グルメさんは、単に料理を紹介するだけでなく、「食の体験」に重点を置いています。
例えば、料理が提供される過程や、店内の雰囲気、サービスの質までを動画で表現することで、視聴者にタイアップ店舗での食体験をイメージさせることができるのです。
上記のような表現により、視聴者は「自分も行ってみたい」という感情を抱き、飲食店への来店につながる可能性も。
また、東京グルメさんは、料理や店内の雰囲気に対する詳細なレビューを提供し、具体的なおすすめポイントを明確に伝えていました。
例えば、「この店の人気メニューは○○で、特にこれを注文するべき」といった具体的な提案を行うことで、視聴者が実際に訪れる際の指針となります。
詳細で実践的な情報は、視聴者が迷わず行動に移せるため、飲食店への集客効果が期待できるのです。
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3.喫茶me
続いてご紹介するのは、「喫茶me」が実施したタイアップ事例です。
喫茶meは、京都にある綺麗で美味しいオムライスが人気の純喫茶店です。
また、「乙女なニューレトロ」の店内や洗練されたビジュアルのクリームソーダは、SNS映えするとして若年層に人気を集めています。
そんな喫茶meは、東京と大阪を中心に美味しい飲食店を紹介しているグルメ系インフルエンサー「毎日甘いもの食べたい」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:喫茶me×毎日甘いもの食べたいさん
@yuuuuto38 京都で1番綺麗でおいしいオムライスのある喫茶店🍳 チキンライスにのった半熟ぷるぷるのオムレツにスプーンを入れるとクリーミーな卵がとろっとあふれ出してくる! 4/18から新宿高島屋で開催するイベント「美味コレクション」でも2週間限定で食べれるから東京の人もぜひ食べに行ってみてほしい🍅🍚 📍京都「喫茶me」 #PR #京都グルメ #京都カフェ #新宿高島屋 #kyoto #tiktokfood #egg ♬ Magnetic - ILLIT
毎日甘いもの食べたいさんは、特に東京・大阪エリアのレストランやカフェに特化した情報発信を行っており、地域密着型のグルメ系インフルエンサーとしての地位を確立しています。
特定のエリアに焦点を当てることで、地元住民や観光客にとって非常に役立つ情報源となり、その信頼性を高めています。
地域密着型のアプローチは、フォロワーが実際に訪れる可能性を高め、飲食店の集客に大きく貢献します。
また、本事例のように県外に期間限定イベントで出店する際には、TikTokインフルエンサーとタイアップすることで、短期間でも大きな話題を作ることができます。
インフルエンサーの影響力で多くの人に出店情報が拡散され、ターゲット層である若年層や観光客を効果的に集客することが可能に。
視覚的に魅力的な料理や特別感のあるイベント要素が動画で伝わるため、来店を促進しやすく、短期間での集客効果を最大化できるでしょう。
4.火入れ みつ囲
画像:火入れ みつ囲
続いてご紹介するのは、「火入れ みつ囲」が実施したタイアップ事例です。
火入れ みつ囲は、旬の食材を使った「原始焼き」が楽しめる新宿の和食店です。
職人が味付けと絶妙な火入れにこだわった逸品料理を数多く堪能することができます。
そんな火入れ みつ囲は、年間約1,200件の飲食店へ足を運び、その体験をもとに全国の絶品グルメを紹介しているグルメ系インフルエンサー「むにぐるめ(唯一無二の絶品グルメ)」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:火入れ みつ囲×むにぐるめ(唯一無二の絶品グルメ)さん
@muni_gurume_japan 原始焼きで焼き上げる魚料理が絶品!脂の乗った明太乗せトロサバや金目鯛が最高で、出汁の旨みが染み込んだおでんや土鍋ご飯も食べてほしい逸品!新宿にある「みつ囲」っていうお店 #東京グルメ #japanfood #tiktokfood ♬ オリジナル楽曲 - むにぐるめ(唯一無二の絶品グルメ)
上記のタイアップ投稿では、「#japanfood」などのハッシュタグを付けることで、和食や日本の飲食文化に興味を持つ国内外のユーザーに対して、投稿を発見されやすくしている点が良いポイントです。
特に、海外ユーザーや訪日観光客をターゲットとした場合、日本の飲食店や料理に関連するハッシュタグは、グローバルな視点でのマーケティングに役立ちます。
さらに、トレンドとなっているハッシュタグを活用することで、アルゴリズムによる表示優先度が高まり、投稿のバイラル化やエンゲージメントの向上が期待できるでしょう。
また、日本食の美しさや独自性が強調されたクリエイティブを作ることで、外国人ユーザーや日本食に興味のある層に対して強力な訴求力を持ちます。
視覚を通じた食文化の魅力発信により、ブランドの認知度を高め、飲食店への来店意欲を喚起する効果が期待できるのです。
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5.はんばーぐとおむらいすのお店 いくら博多店
最後にご紹介するのは、「はんばーぐとおむらいすのお店 いくら博多店」が実施したタイアップ事例です。
はんばーぐとおむらいすのお店 いくらは、福岡で行列ができる人気店として話題となり、2024年6月に東京に初進出したハンバーグオムライスの専門店です。
肉厚のオムレツと肉汁たっぷりのハンバーグオムライスは絶品で、肉球の焼印で可愛く仕上げられている点も人気のポイントとなっています。
そんなはんばーぐとおむらいすのお店 いくらの博多店では、世界的に有名なグルメ系インフルエンサー「バヤシ🥑Bayashi」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:はんばーぐとおむらいすのお店 いくらの博多店×バヤシ🥑Bayashiさん
@ikura_omurice @バヤシ🥑Bayashi omelette challenge #asmr #omelette #japanfood #ハンバーグオムライス ♬ オリジナル楽曲 - いくら はんばーぐ&おむらいすのお店
上記のバヤシ🥑Bayashiさんとのコラボ投稿は、単にお店のメニューを紹介するのではなく、バヤシ🥑Bayashiさんがオムレツ作りにチャレンジする内容となっています。
インフルエンサー自身がお店のTikTok公式アカウントに出演しているという点で、前述した他のインフルエンサータイアップとは異なっています。
本事例において参考になるポイントは、料理の魅力を視覚的に伝えることを重点に置かず、インフルエンサーが持つ大規模なフォロワーベースにリーチし、お店のTikTok公式アカウントへと誘導することを目的としているという点です。
お店のTikTok公式アカウントには既に多くのクリエイティブが投稿されています。
したがって、インフルエンサーの影響力を活用し、お店のTikTok公式アカウントに訪れる流れを作ることで、既存のクリエイティブのPR効果も活かすことができるのです。
また、TikTokのアルゴリズムはエンゲージメントの高いコンテンツを優先的に拡散する傾向があるため、インフルエンサーとのコラボ動画がバズることで、さらなる露出機会が期待できます。
コラボ投稿がバズることにより、飲食店のブランドイメージが強化され、他のSNSプラットフォームでも話題になる可能性が高まるでしょう。
まとめ
本記事では、実際に飲食店が行ったTikTokインフルエンサーとのタイアップ成功事例5選と参考になるポイントについて解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したのは、
- 1.シーシャカフェ&バー muse/ミューズ 三宮店(hookah lounge muse)
- 2.鳥おき
- 3.喫茶me
- 4.火入れ みつ囲
- 5.はんばーぐとおむらいすのお店 いくら博多店
上記5件の飲食店のインフルエンサータイアップ事例でした。
TikTokは、多くの人に短時間で店舗の魅力を伝えることができるPR効果の高いSNSです。
国内外問わず多くのユーザーへリーチし、認知度を高めることができますので、インフルエンサーの影響力を活用してPR効果を最大化させることをおすすめします。
また、インフルエンサータイタップをご検討されている方や、TikTokをはじめとしたSNS公式アカウント運用にお悩みの方は、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
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