年末には冬季ボーナスの影響や長期休暇の影響などもあり、毎年多くの商材・サービスの購買が行われます。
年始に向けた商品も11月~12月ごろから販売が行われるため、SNS上でも年末を感じる投稿が増加するのではないでしょうか。
そこで今回は、SNSの中でもInstagramの活用が上手い年末商材のアカウント運用事例を5選ご紹介いたします。
カレンダーや年賀状サービスなど、年始に向けた商材のPRを行うアカウントの実際の投稿を、そのポイントも併せて解説していきます。
年末年始に向けた商品の販売にInstagramの投稿を活用していきたい企業のご担当者様は、ぜひ最後までご一読ください。
インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
Instagramの活用が上手い年末商材のアカウント運用事例5選
それでは早速、Instagramの活用が上手い年末商材のアカウント運用事例5選をご紹介していきます。
しまうまプリント
アカウント:しまうまプリント
フォロワー:約7.3万人(※2023年8月現在)
最初にご紹介するInstagramの活用が上手い年末商材紹介アカウントは、しまうまプリント(@shimaumaprint)です。
しまうまプリントは、写真・フォトブック・年賀状などのネットプリントサービスを行っている企業です。
高品質・低価格が売りのサービスで、Instagramアカウントではユーザーのプリント活用例や撮影のアイデアなどの紹介を行っています。
上記ではInstagramの機能であるリール動画を活用し、しまうまプリントのアプリを使って年賀状を作る方法を解説しています。
How To動画や過程を説明する類の投稿は動画との相性がとてもよく、画像での説明よりもユーザーに訴求しやすくなります。
まだサービスを利用したことが無いユーザーに向けては上記のような解説動画が有効となるため、新しいサービスの認知拡大を図る際には是非活用していきましょう。
一方、上記ではフィード投稿で年賀状のデザインを紹介しています。
"4選"のように数字を使ったタイトル・サムネイルはリーチを獲得しやすいといった特徴があります。
サムネイルや最後の画像で「いいね」や「保存」ボタンを押すよう促しているのもエンゲージメントを高めるためにとても良い工夫ですね。
また、キャプション内では「詳しくはハイライトの「年賀デザイン」をご覧ください」とプロフィールへの流入を訴求し、他投稿の閲覧や新規フォローに繋がる呼びかけも行っています。
Instagramを活用する際は、しまうまプリントの例のようにリール動画・フィード投稿・ハイライトなど様々な機能を使い分けることで、投稿へのリーチ増加や自社の認知拡大を狙っていきましょう。
Yodobashi Camera (ヨドバシカメラ)
アカウント:Yodobashi Camera
フォロワー:約2.9万人(※2023年8月現在)
次にご紹介するInstagramの活用が上手い年末商材紹介アカウントは、Yodobashi Camera(@yodobashi)です。
家電製品をはじめとして、日用品・書籍・ファッションなども取り扱っている量販店チェーンストアのヨドバシカメラですが、Instagramアカウントでは取り扱っている商品をジャンル問わず紹介しています。
使用方法がユーザーに分かりにくい商品はリール動画を活用し、時計や香水などビジュアルの訴求が有効な商品はフィード投稿を使用するなど、機能の使い分けが上手いアカウントであることが伺えます。
上記の投稿では、年賀状印刷の際に活用できる商品「ハガキプリンター 宛名達人2023」を紹介しています。
タッチパネルで操作を行うことができる「ハガキプリンター 宛名達人2023」は、パソコンへ接続することなく1台で年賀状作成を行うことができます。
1年を通してハガキプリンターとして活用できる商品ですが、年賀状作成の時期である11月末に紹介を行うことでユーザーの潜在ニーズにアプローチしていることが分かります。
投稿はリール動画を活用し、プリンターの使用方法を解説しています。
キャプション内だけでなく、アニメーションを使用したテキストを動画内に入れることで商品の魅力を分かりやすく説明しているのもポイントです。
また、#お正月 #年賀状 #年末年始 などのハッシュタグをキャプションに入れているのもターゲット層にアプローチするための良い工夫ですね。
ペーパーメッセージ / オリジナル紙もの紙雑貨
アカウント:ペーパーメッセージ / オリジナル紙もの紙雑貨
フォロワー:約2.8万人(※2023年8月現在)
次にご紹介するInstagramの活用が上手い年末商材紹介アカウントは、ペーパーメッセージ / オリジナル紙もの紙雑貨(@papermessage)です。
ペーパーメッセージ / オリジナル紙もの紙雑貨は、イラスト制作・印刷・販売までを一貫して行っている企業です。
レターセットやポストカード、カレンダーなど紙を使用した雑貨の取り扱いを行っています。
上記の投稿では日めくりカレンダーの紹介を行っています。
画像ではカレンダーのデザインを少しずつ見せ、商品への興味関心を引いています。
7名のデザイナーによって描き下ろされたカレンダーとなっていることから、キャプション内ではデザイナーのインタビューを掲載しています。
作り手の声を細かく知ることでユーザーは商品に対しての親近感や愛着を感じ、購買行動に繋がりやすくなります。
また、1名のデザイナーにつき1投稿でインタビューをする仕組みをとっていることから、全7投稿によって商品の紹介を行っており、ユーザーに対して定期的に商品の情報を訴求しています。
自社が力を入れている商品については上記のように時間をかけて投稿を行っていくのも良いでしょう。
また、上記の投稿では写真と動画を併用したフィード投稿を行っています。
商品の細かい魅力を訴求する際には動画を活用するのも良いですね。
また、「購入された方のステキな投稿にスタッフ一同とっても喜んでおります」などの文章をキャプションに入れ、アカウント運営者や販売側の声を伝えているのもポイントです。
アカウントの方向性などにもよりますが、上記のようにユーザーから親近感を持ってもらえるような投稿づくりは自社のファン獲得のためにとても良い取り組みであると言えます。
スマホで年賀状2023【公式】
画像:@sumaho_de_nengajo | Instagram
アカウント:スマホで年賀状2023【公式】
フォロワー:約2.8万人(※2023年8月現在)
次にご紹介するInstagramの活用が上手い年末商材紹介アカウントは、スマホで年賀状2023【公式】(@sumaho_de_nengajo)です。
「スマホで年賀状」は、プリンターやはがきを用意しなくとも年賀状の作成を行えるアプリとなっています。
パソコンやスマホでデザインを行うだけで年賀状の印刷・郵送に至るまでの流れを一貫して行っており、年賀状アプリの中でも有数の利用者数を誇っています。
Instagramアカウントではトンマナの整った投稿を行っていることが伺えます。
内容は年賀状やハガキのデザイン紹介がほとんどとなっており、色味や配置バランスが統一されたフィード投稿のみを採用しています。
アカウントの運用期間は10月下旬~1月に限定されて行われており、一貫した"年賀状"のイメージを確立させることで他社のネットプリントサービスとの差別化を図っていることが伺えます。
上記は"元保育士ママ"として子育てにまつわる発信を行っているインフルエンサー、ふじこせんせい|元保育士ママ・イヤイヤ期ヲタク100の知恵(@fujico143cm)さんとのタイアップ投稿です。
投稿ではリール動画を活用し、年賀状のデザイン紹介からお子様と一緒に作成を楽しむ風景に至るまでを映しています。
自社アカウントでは一貫したフィード投稿を行いブランディングを確立している一方、タイアップ投稿を行うことで自社サービスの内容や使用方法を紹介しているなど、投稿の使い分けがとても上手いアカウントであることが伺えますね。
また、タイアップ投稿を行うことで自社のアカウントでは訴求できなかったインフルエンサーのフォロワーに短期的に認知拡大を図ることができます。
期間限定のサービスやシーズン商材のプロモーションには特に有効であると言えるでしょう。
TOLOT(トロット)
画像:@tolot_official | Instagram
アカウント:TOLOT(トロット)
フォロワー:約1.8万人(※2023年8月現在)
最後にご紹介するInstagramの活用が上手い年末商材紹介アカウントは、TOLOT(トロット)(@tolot_official)です。
TOLOTは、写真を簡単にフォトブックやカレンダーにできる印刷サービスです。
年賀状はもちろん自作のカレンダー作成も行うことができるため、年末の需要増加へ向けて11月ごろから下記のような投稿を行っています。
年賀状やカレンダーで作成のイメージ・作成過程を紹介するフィード投稿によってサービスの内容を画像で説明しながら、キャプション内ではサービスの特徴や機能について記載しています。
1文目で「【無料でお試し印刷◆承り中】」などユーザーの目を引くタイトルを入れているのが良いポイントですね。
さらに、キャプション内では「詳細は @tolot_official のハイライト「公式ブログ」をご覧ください」とハイライトの閲覧を訴求しています。
画像:@tolot_official プロフィール内ハイライトより
公式ブログやホームページのURLにアクセスできるハイライトをプロフィール内に表示させ、購買に至りやすい流れを作っていることが伺えます。
Instagramでは投稿内にリンクを貼ってもそのままアクセスできない仕様となっているため、上記のようにハイライトにURLを貼ったり、プロフィール内に表示させるなどの工夫を行うことはとても良い工夫ですね。
まとめ
以上、Instagramの活用が上手い年末商材のアカウント運用事例5選をご紹介しましたが、いかがでしたか。
年末商材などのシーズン商材は、普段の顧客であるユーザーだけでなくフォロワー外のユーザーにいかに投稿を閲覧してもらえるかが重要となります。
ハッシュタグの活用やタイアップ投稿、投稿から自社ホームページへの流入など、本記事で紹介した方法を実践することでより多くのユーザーの認知拡大を行っていきましょう。
なお、Instagramを含む各種SNSで自社のアカウントを伸ばしたいとお考えのご担当者様は、こちらからお気軽にご相談ください。
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