Instagramでは2020年にリール機能が搭載されて以降、動画で投稿するインフルエンサーが増えてきました。
編集は画像と比べて複雑ではありますが、それでもリールでの投稿では視聴者を増やしやすくなっています。
では、リール投稿にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
そして、PR案件においてリール投稿であることは、どれほどの影響力となるのでしょうか?
本記事では、リールとフィードではなぜリールのほうが良いのか、実例を交えてご説明させていただきます。
インフルエンサーへの依頼方法に悩んでいる方も、ぜひ一度ご覧ください。
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目次
リール投稿のメリット
FindModelの過去の実績として、フィード投稿での平均リーチ率は64.7%だったのに対し、リール投稿の平均リーチ率は103%と大幅に上回っています。
ではInstagramにおいて、リール投稿はどのような点にメリットがあるのでしょうか?
表示画面のサイズが大きい
フィード投稿はスマホで見た際、写真と同じサイズで出るようになっていますが、リール投稿であれば全画面表示となります。
その分、より迫力のある映像を見てもらえるのです。
情報が視覚と聴覚で伝えられる
フィード投稿では写真とテキストで情報を伝えることができますが、その際には視覚しか使っていません。
いっぽう、リールであれば視覚と聴覚で同時に情報が伝えられるので、情報量も多くなります。
流行の音楽に載せることができる
リール投稿は音声としてナレーションを入れることもできますが、あえて入れずに音楽だけを流すということもできます。
トレンドの楽曲を使うことで、その楽曲が好きなユーザーにおすすめとして出てきやすくなるというメリットがあるのです。
発見タブでも大きい画面で表示される
発見タブを開いた際、アルゴリズムからおすすめの投稿が表示されますが、リールはフィード投稿画面2個分で表示されます。
さらにリール投稿は動いて表示されるため、より目に入りやすくなっているのです。
フォロワー外のユーザーにも届きやすい
リールは表示される場所が多く、フォロワーにもフォロワー以外にも投稿を見てもらいやすくなります。
とりわけリールタブでは、フォローしていないユーザーの動画を見ることも当たり前となっているため、フォロワー以外のユーザーから抵抗感なく視聴してもらいやすいのです。
リールによって新しいユーザーへのアプローチが期待できます。
実際の購入につながりやすい
2023年7月の調査によると、Z世代の62%、15~49歳でも55.6%が、「ショート動画が自身の購買に影響を与えている」と回答しています。
しかも購買価格も低価格に限らず、5万円以上の商品購入にもつながっています。
特にリールは他のショート動画プラットフォームに比べて女性の割合が多いため、女性向けの商品に強いようです。
リールでのPR投稿の成功事例
ではここから、リール投稿で成功した弊社Find ModelとのPR案件をご紹介しましょう。
WILLER MARKETING株式会社
WILLER MARKETING株式会社は、日本全国の高速バスなどを販売する予約サイト「WILLER TRAVEL」を運営している企業です。
2023年4月、新しく誕生した4列シート「プライム」のPRを目的として、インフルエンサーマーケティングを実施しました。
上記の投稿は、人気インフルエンサー旅する2人〜趣味も仕事も旅行のカップル〜(@futaritrip_travel)さん によるPR投稿です。
東京から名古屋間の旅行にバスを利用したことをリール動画で伝え、シートの魅力を動画・キャプションを通して事細かに説明しています。
動画で実際に設備などを実演込みで紹介しながら、ナレーションでは「安心感がある」「隣も気にならなかった!」とインフルエンサー自身のコメントを入れこむことで、ユーザーに安心感が伝わるような工夫も行っていることが伺えます。
画像:リーチ率2030%に及ぶ"バズ"投稿を実現し、公式アカウントのフォロワー増加数が10倍に!WILLER MARKETINGの旅行系インフルエンサーとのタイアップ事例
またサムネイルには「ほぼ個室感覚 夜行バスが進化」というフレーズを用いてバスの内装が分かる写真を使用し、ユーザーの閲覧を促進させています。
PRの成果
上記の投稿では、
・リーチ率:2030.6%
・保存数:40,810
・エンゲージメント率:34%
・他のPR投稿の視聴維持率が10秒前後だったのに対し、平均再生時間16秒を記録した
・ストーリーズシェアも多く行われた
・ブランドコンテンツ広告としても配信したところ、他の投稿と比べクリック単価が2分の1に抑えられた
といった数多くのメリットが見られました。
横浜モアーズ
横浜モアーズは株式会社横浜岡田屋が運営している横浜駅西口にあるショッピングセンターで、アパレル・コスメ・雑貨・レストランなど以外にも、美容サロンといったサービス施設も充実しています。
そんな横浜モアーズでは、インフルエンサー3名を起用したPR投稿およびブランドコンテンツ広告(インフルエンサーの投稿を広告として扱う手法)を実施しました。
目的は実店舗への集客、および横浜モアーズ公式Instagramアカウントへの流入です。
🌿27才のひとり時間🌿さんのPR投稿では
・実店舗に訪れるきっかけを提案
・場所のメリットについて言及
・施設内全体での過ごし方を提案
・買い物を行う際のワクワク感を表現
・ショッピングを疑似体験できるようなリール動画
などの工夫が見られました。
ayana yuasaさんの投稿では
・実店舗への集客を訴求
・場所のメリットを提案
・Instagramアカウントへのクリックを訴求
・音声無しでも楽しめる動画づくり
などの工夫が見られました。
yuuumiさんの投稿では
・「3軒はしご」と言うことですべてを見たくなる動画づくりを心掛け、離脱を防止
・”ワンフロアで美容全てを賄える”というサービス提案で、ユーザーに横浜モアーズで過ごすことのメリットを訴求
・新生活を開始する人に向けて提案を行いうため、ユーザーの潜在ニーズにアプローチする文章作りを行っている
といった特徴があります。
PRの効果
では、それぞれのリールの効果はどうだったのでしょうか?
🌿27才のひとり時間🌿さん
動画の反応率がクリエイティブの中で最も多く、独創性のあるカメラワークや新生活への提案がユーザーの興味を引くことができていたと考えられます。
ayana yuasaさん
ブランドコンテンツ広告施策において最もクリック率が良く、機械学習によりこちらのクリエイティブが優先的に配信されました。
珍しいサービスの紹介だったこと、キャンペーンに言及したことが大きな要因だと考えられます。
yuumiさん
再生の離脱が比較的少なく、クリック率も高水準でした。
動画冒頭で引き付けることで、動画の視聴離脱を防止できたと予測されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
リールでの投稿は様々なメリットがありますが、目につきやすいことや情報量が多いことが特に大きいようです。
特に企業以来のインフルエンサーマーケティングでは数字としての実績が求められるため、リーチ率や閲覧時間が伸びやすいリール投稿がおススメです。
フィード投稿と比べて単価が上がってしまいますが、実際のPR効果も大きいことが多いので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
もし、どのインフルエンサーに依頼していいか不明な場合は、Find Modelまでお気軽にご相談ください。
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