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Instagram、長尺動画のアルゴリズム評価を解説  視聴時間と完了率の関係性は?

Instagramの責任者であるアダム・モッセーリ氏は、同アプリのコンテンツアルゴリズムが動画の視聴時間をどのように評価しているかについて、新たな情報を公開しました。

近年、Instagramでは動画コンテンツの視聴時間や視聴完了率が、アルゴリズムによるエンゲージメントの主要な指標となっています。そのため、クリエイターの間では、最適な動画コンテンツ戦略を模索する動きが活発化しています。

今回の発表は、そうしたクリエイターの疑問に答える形で、特に「長尺動画の投稿は不利になるのではないか」という懸念に焦点を当てたものです。

一部のクリエイターは、長尺動画の場合、一定の視聴完了率を達成するためにより長い視聴時間が必要となり、アルゴリズム上で不利になるのではないかと指摘していました。

しかし、モッセーリ氏によると、Instagramのシステムは、動画の視聴完了率に基づく相対的な視聴時間だけでなく、視聴時間そのものも個別に評価しているとのことです。

モッセーリ氏はこのように説明しています。

「長い動画が不利にならないように、視聴された動画の割合だけでなく、秒数も考慮しています。例えば、1分の動画を10秒間視聴した場合と、10秒の動画を10秒間視聴した場合、視聴秒数は同じなので、長い動画だからといって不利になることはありません。」

モッセーリ氏は、各要素のアルゴリズム上の重み付けについては詳細を明らかにしていません。そのため、視聴完了率と視聴時間のどちらがリーチを拡大させる上でより重要であるかは、現時点では不明です。

しかし、今回の発表のポイントは、Instagramがクリエイターに対し、たとえ視聴完了率が低くても、長尺動画の投稿によってリーチが減少するようなペナルティを課さないように努めているという点です。

もちろん、より多くのユーザーが長尺動画を最後まで視聴することが理想的であり、コンテンツにとってプラスに働くことは間違いありません。しかし、ユーザーが動画の一部を視聴するだけでも、たとえ最後まで視聴しなくても、大きな影響はないはずです。

Instagramは先日、リール動画の長さを最大3分に拡大しました。今回の発表は、より多くのユーザーに長尺動画の投稿を促す上で、重要な意味を持つものと言えるでしょう。

Instagramとしては、ユーザーが長尺動画を投稿し続けることは、エンゲージメントの向上に繋がるため、積極的に推奨したいと考えています。そのため、視聴率に基づいて長尺動画にペナルティを課す理由はありません。視聴完了はポジティブなシグナルとなりますが、モッセーリ氏が述べているように、視聴時間も依然として重要な指標であることに変わりはありません。

今回の発表により、Instagramにおける動画コンテンツ戦略の幅が広がり、クリエイターはより柔軟なアプローチを取れるようになることが期待されます。

この記事を書いた人
インスタラボ編集部
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