Instagramで新規リーチが取れる「リールの使い方完全ガイド」を無料配布中！秋といえばあなたは何を思い浮かべるでしょうか。綺麗な紅葉や美味しい食べ物など様々なものを思い浮かべるかと思います。
Instagramにおいても多くのユーザーが投稿した身近な秋の風景や旅行先の綺麗な紅葉、美味しい料理の写真など秋の風物詩にちなんだ写真や動画で賑わいます。企業や店舗によるキャンペーンやプロモーションも盛んに行われており、秋にちなんだ様々な事例が見られます。
今回は秋をテーマにして行われたInstagramキャンペーンやプロモーションの事例をご紹介してまいります。キャンペーンで工夫されているポイントも解説していますので、Instagramキャンペーン実施時のヒントにしていただければ幸いです。
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目次
秋・紅葉をテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーション事例
それでは早速、秋や紅葉をテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーションの事例をご紹介してまいりましょう。昨年2018年に行われた5つの事例の詳細とユニークな点・工夫されている点をあわせてご紹介いたします。
1. 秋の“京都ジェニック”キャンペーン（京都市観光協会）
初めにご紹介するのは京都市観光協会によって行われた「秋の“京都ジェニック”キャンペーン」です。
このキャンペーンは「京都市内の秋のオススメスポットやグルメなどの写真」を募集するもので、優秀作品に選ばれた応募者6名に
- 京都ホテルオークラ『5万円ペア宿泊券』（1組2名）
- 旧三井家下鴨別邸 特別ガイドと非公開のお茶室での呈茶とお食事（1名）
- 月の桂 にごり酒 純米大吟醸（1名）
- 玉乃光 備前雄町ひやおろし 純米大吟醸原酒（1名）
- 京都伝統産業ふれあい館 帆布トートバッグ（2名）
が賞品として用意されました。
キャンペーンへの応募は公式Instagramアカウント「@visit_kyoto」をフォローし、「#kyotogenic」「#autumninkyoto」の2つのハッシュタグを付けて投稿することで応募することができました。
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京都といえば世界的に有名な観光地であり、Instagramにおいても京都に関する投稿は非常に多いです。キャンペーン指定のハッシュタグのひとつ「#kyotogenic」のついた投稿は2019年5月末時点で1万2000件とすでに大きなコミュニティを形成するに至っていますので、キャンペーンに関する投稿は多くのInstagramユーザーの目に付くことでしょう。実際にキャンペーンに応募された投稿は非常に多く、京都らしい風光明媚な雰囲気の写真が数多く投稿されました。
昨年2018年といえば台風などの自然災害が相次ぎ観光需要が落ち込んでしまった年でもあります。観光需要を回復させると同時に国内外の若い世代の人々にも京都の魅力をアピールしていこうという目的でInstagram上で行われた当キャンペーンですが、「京都」という商材と「秋」というテーマ、そして「写真」を投稿し共有するInstagramの相性の良さを活かした、非常に良い成功事例といえるでしょう。
また、近年ではGoogleなどの検索エンジンではなくInstagramのハッシュタグ検索やスポット（位置情報）検索を通して旅行先を決めるユーザーが非常に多くなっています。
本事例の「#kyotogenic」のようにメインとなるオリジナルハッシュタグをつくりユーザーに投稿を促すことで、そのハッシュタグをつけることが一般化し、地域に関する魅力的なコンテンツを増やすことに貢献してくれます。
結果、Instagramの検索結果の「おすすめ」として表示されやすくもなりますのでInstagramにおいてハッシュタグ戦略は非常に有用なものとなります。
観光地に限らず自社のInstagramアカウント運用でもハッシュタグの戦略的な展開は非常に重要になりますのでキャンペーンを活用するなどして盛り上げる工夫をしていきましょう。
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2. 北海道じゃらん紅葉フォトコンテスト（北海道じゃらん）
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写真は北海道じゃらん10月号の紅葉特集に掲載の「登別温泉 地獄谷」の写真です。
#北海道じゃらん⠀
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次にご紹介するのは、リクルートグループの関連企業、リクルートライフスタイルが発行している旅行専門雑誌「北海道じゃらん」が行ったInstagramキャンペーンの事例です。
このキャンペーンでは「北海道内で撮影された紅葉の写真」が募集され、投稿に付けられた「いいね」の数などを基準に選ばれた入選作品は来年度（2019年）の「北海道じゃらん10月号」に作品が掲載されるというものでした。
キャンペーンには、公式Instagramアカウント「@hokkaido_jalan」をフォローし、「#北海道じゃらん紅葉フォトコンテスト」と撮影エリアのハッシュタグを付けて投稿することで応募することができました。
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このキャンペーンで特徴的なのは入選者にプレゼントなどが設定されておらず、入選作品が次年度の同社発行の誌面に掲載されるのみであるという点です。コンテストという側面が強く、自ずと力の入った作品の応募が多くなります。キャンペーンの応募者は入選を目指して力作を投稿しますし、同社も素晴らしい作品を商材の一部として利用できます。
「インスタ映え」という言葉の流行も記憶に新しいですが、Instagramならではといえる芸術的な面が強く表れたユニークな事例です。
この事例のようにInstagramキャンペーンに投稿された写真の2次利用をさせてもらえるよう設定しておくことで、自社メディアのコンテンツに掲載したり、自社Instagramアカウントにリポストして紹介したり、広告クリエイティブとして活用するという応用ができます。
日本をはじめ世界中のユーザーから高クオリティの写真が集まりやすくなるので、自治体や自社をアピールする材料として有効なものとなってくれるでしょう。
一般ユーザーの写真投稿をリポストなどで紹介し、自社コンテンツを増やすコツは以下の記事で紹介していますので併せてご活用ください。
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3. 平成最後の秋プリInstagramキャンペーン（プリンスホテルズ&リゾーツ）
画像：平成最後の秋プリInstagramキャンペーン｜Prince Hotels & Resorts
次にご紹介するのは、日本および海外にホテル・レジャー事業を展開しているプリンスホテルズ&リゾーツの行ったInstagramキャンペーンの事例です。
このキャンペーンはプリンスホテルズ&リゾーツの公式Instagramアカウント「@princehotels_and_resorts」をフォローし、公式Instagramアカウントに投稿されたキャンペーン画像を自身のInstagramに再投稿することで参加できるようになっています。
キャンペーン当選者には
- A 賞：大磯プリンスホテル「1 泊 2 日朝食付き」ご宿泊券 1 組 2 名さま
- B 賞：大磯プリンスホテル「THERMAL SPA S.WAVE」ご招待券 2 名さま
- C 賞：プリンスホテルクッキー 5 名さま
- D 賞：ASAGI プチトラベルキット 3 名さま
- E 賞：プリンスホテルオリジナル商品 ５名さま
という、プリンスホテルにちなんだ賞品が用意されました。
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上記のInstagram投稿の画像をキャプチャ（スクリーンショット）してユーザーのInstagramにリポスト（再掲）してもらうというキャンペーンはとても面白い試みです。
参加するユーザーは投稿をキャプチャし指定のハッシュタグをつけて投稿するだけなので全国誰でも参加することができます。現地に行って写真を撮りInstagramに投稿する必要が無くとても手軽なため、参加者のハードルを低くできるのが特徴です。
また、自社ブランドが訴求したいイメージ写真をInstagram上に拡散してもらえるため人の目にもとまりやすくなり、ホテル・リゾート施設の認知やブランディングに貢献してくれるメリットもあります。
ユーザーに手間をかけさせず自社の押し出したいイメージを拡散してもらえる工夫された事例です。自社の写真を他ユーザーのInstagramに再掲してもらう「リポスト」もキャンペーンの目的にあわせて検討してみるとよいでしょう。
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4. 秋のInstagramプレゼントキャンペーン！（Vitantonio）
画像：秋のInstagramプレゼントキャンペーン！｜Vitantonio
秋といえば「食欲の秋」でもありますね。次にご紹介するのは調理家電メーカーのVitantonio（ビタントニオ）が行ったInstagramキャンペーンです。こちらのキャンペーンには公式Instagramアカウント「@vitantonio_jp」をフォローし、対象の投稿に「いいね」を付けることで応募することができました。
応募者の中から抽選で30名に
- ワッフル&ホットサンドベーカー プレミアムセット /VWH-31-P（ワッフル／スクエアホットサンド／パニーニプレート付き、本体カラー：マカロンピンク）
- ワッフル&ホットサンドベーカー スペシャルセット /VWH-11-C（ワッフル／スクエアホットサンド／ドーナツプレート付き、本体カラー：クリーム）
- 温調ドリップケトル・ACTY（アクティ） /VEK-10-K
のいずれか好きなものがプレゼントされました。
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このキャンペーンの特徴は、公式アカウントをフォローした上で対象の投稿に「いいね！」を付けるだけで簡単に応募することができる点です。気軽に応募ができるのはキャンペーンに応募したい人にとっては嬉しいことですし、実際、上記のキャンペーン用投稿には1万1000以上の「いいね！」がつけられているなどその効果を物語っています。
また、「いいね」が多く付けられた投稿はInstagramの検索結果の上位に表示されやすくなるので、効果的に自社製品のプロモーションを行うこともできます。
Instagram検索結果の上位に表示されることでさらに多くのキャンペーンへの集客が望めますので、自社の知名度向上・ブランド力向上目的としてはとても良い手段といえるでしょう。
プレゼントの種類が複数あるだけでなく、当選者がそのプレゼントの中から好きなものを選ぶことができるところも、他のキャンペーンではあまり見かけないユニークな点です。
効果的に「いいね！」を集め、プレゼント選択の自由をユーザーに与えるなど、キャンペーンに参加したくなる工夫が凝らされた事例です。
5. #秋鮭食べつくしインスタグラムキャンペーン（北海道ぎょれん）
最後にご紹介するのは、北海道ぎょれん（正式名称：北海道漁業協同組合連合会）が行ったInstagramキャンペーンです。
こちらのキャンペーンでは北海道の名産品である秋鮭にちなんで、秋鮭やいくらを使った料理の写真が募集されました。キャンペーンには「#秋鮭食べつくし」のハッシュタグを付けて投稿することで応募することができ、応募者の中から抽選で30名に「北海道の海の幸」がプレゼントされました。
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このキャンペーン最大の特徴は、「北海道秋鮭食べつくし隊隊長」と題して北海道札幌市出身・在住の大食いタレントでフードファイターのアンジェラ佐藤さん（Instagramアカウント「@angela_satou」）が起用された点です。アンジェラ佐藤さんはInstagramで活発に写真を投稿されており、アカウントには多くのフォロワー（ファン）が付いています。
このキャンペーン中も秋鮭にちなんだ様々な料理や食事風景の写真を投稿されており、人気インスタグラマーを起用しインフルエンサーマーケティングを行ったキャンペーン事例となります。
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1人で数万人～数十万人のファンを抱える人気インスタグラマー（インフルエンサー）に依頼して情報を発信してもらうことで、一度に多くのユーザーに自社ブランドや製品の魅力を訴求することができます。
また、人気インスタグラマーはその専門領域（この場合は「食」）のプロでありファンであるフォロワーもその専門領域への興味が強い人が多いため、専門家の視点から自社の狙ったターゲットに情報を届けやすいこともポイントです。
インスタグラマーに依頼して自社製品やブランドを上手にアピールする方法は以下の記事にて詳しく紹介していますので是非参考にしてみてください。
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まとめ
秋や紅葉をテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーションの事例をご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。紅葉はもちろん、旅行や料理にちなんだ事例が数多く見られました。芸術の秋・読書の秋・食欲の秋・実りの秋など、○○の秋という表現が多い季節ですので、多くの企業にとって秋はInstagramキャンペーン・プロモーションを行いやすい季節といえるでしょう。
今回ご紹介した事例は、どれもそれぞれ違ったユニークさや工夫がされていますので、秋をテーマにしたInstagramキャンペーンやプロモーションを企画される際には、ぜひ参考にしてみてください。
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