最近、SNSをマーケティング施策に活用している企業が増えています。

中でも10~30代の若年層が利用者数の過半数を占めるインスタグラムを活用したキャンペーンを展開するケースが多く見られるようになりました。

インスタグラムでキャンペーンを展開する企業の目的は認知獲得であったり、ブランド価値向上であったりと様々ですが、数々の成功事例が生まれています。

その一方キャンペーンを展開したにも関わらず参加者が集まらず、マーケティング目的を達成できない企業も多々あります。

ここでは、インスタグラムでキャンペーンを展開する企業が増えている理由と、キャンペーン施策を考えるときに参考にしたい日本国内の事例について記します。

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インスタグラムのキャンペーンを展開する企業が増加している3つの理由

女性 疑問 

インスタグラムに注目する企業が増加している理由は大きく分けて次の3つがあります。

インスタグラムを活用することありきで施策を進めるのではなく、まずはなぜインスタグラムを活用するべきなのかをしっかりと認識する必要があるでしょう。

インスタグラムの利用者数が増加し、より高いマーケティング効果を期待できるようになった

インスタグラムの企業マーケティング活用が進んでいる最も大きな理由は、インスタグラムを活用する消費者が増加していることがあげられます。

インスタグラムの全世界の利用者は10億人、日本国内の利用者は2000万人を突破しました。

元々FacebookやTwitterをマーケティング活用する企業が多かったですが、インスタグラムのユーザー数が急成長するにつれて注目度も同様に上がってきました。

インスタグラムの主なユーザーはいわゆるF1層と合致しているため、インスタグラムを活用した施策は他の施策と比べ効果を期待できるでしょう。

企業の一方的な宣伝はもう古い。双方向マーケティングの重要性の高まったため

これまでの広告の大部分は、企業からに対して一方的にメッセージを発信し続けることが中心でした。

代表的な例としてはテレビCMがあげられます。しかしインターネットの発達やSNSの浸透とともに、誰もが簡単に情報を発信することが可能となりました。

その結果として、企業からの一方的な発信だけでなく、個人との双方向のコミュニケーションであったり、ユーザーによる口コミや情報拡散を促進する重要性が高まってきたことがあげられます。

写真を使った直感的・情緒的コミュニケーションが可能だから

インスタグラムキャンペーンにおける個人の発信は、他のSNSと比較して非常に大きな効果が上げられます。

例えばTwitterではこれまで、商品名やキャンペーン名などの特定のハッシュタグをつけたツイートを行わせることが一般的でした。

これは認知度を高めるためには非常に有効ですが、それが購買意欲を高めたり、商品やキャンペーンの購買意欲や利用意欲を高めたりすることには十分であったとはいえません。

その一方、インスタグラムでは個人が簡単に写真や動画を使って投稿を行うことが出来ます。

写真はテキストと比較して直感的・情緒的な情報を伝えることができ、人の心を動かします。

そのため、インスタグラムを使ったキャンペーンを実施する企業が増えてきたといえます。

 

はじめてインスタグラムを使ったキャンペーンを検討している企業担当者は、基礎から応用まで5分で理解するインフルエンサーマーケティングのページもあわせてご覧ください。

キャンペーンスタイル別 ・インスタグラムを使った国内のキャンペーン事例選

ユーザー参加型キャンペーン事例7つ

インスタグラムのキャンペーンでは企画しやすく、ユーザーの反応を得やすいのがユーザーによる応募や参加を促進するキャンペーンです。
#タグを指定したりアカウントのフォローを条件としたりしてユーザーに投稿やフォローなどのアクションを促すキャンペーンで、日本でも様々な企業・メーカーがインスタのキャンペーンで行っています。

Audi Japan@audijapan

アウディジャパンのインスタグラムキャンペーン事例

出典元:Audi Christmas Campaign

自動車メーカーAudiでは2015年のクリスマスシーズンに、Audiサンタの今年一年の感謝をこめた最大級の贈り物をテーマに抽選で豪華景品が当たる応募型キャンペーンを行いました。

こちらはただハッシュタグ付きの投稿を行ってもらうのではなく、#Audiサンタのハッシュタグ付き投稿を行うと特設サイトに設置した「Audiサンタボード」も連動して、投稿した画像がボード上に並び投稿直後にAudi Japan公式アカウントからプレゼント当選の画像が投稿されれば当選。というユニークなキャンペーンを開催しています。

こちらの事例はインスタグラムの投稿をサイト内や特設サイトに投稿一覧として表示させることと、ユーザーが楽しみながらキャンペーンに参加・応募できるようゲーム性を上手く組み合わせた事例です。

応募期間は12月16日~17日までのたった1日でしたが約1,000件の応募があり、短いキャンペーンながらも大きな反響を得ることが出来ています。

マジョリカ マジョルカ@majolicamajorca.official

資生堂のインスタグラムキャンペーン事例

出典元:@majolicamajorca.official

資生堂のInstagramアカウントでも頻繁にキャンペーンが行われています。

特に資生堂はユーザー巻き込んだキャンペーンの打ち方が上手く、スマホの手軽さとインスタグラムの画力・世界観を上手く利用したキャンペーンを行っています。

2015年に開催されたキャンペーンでは、キャンペーンサイトを閲覧し自身の顔写真を撮影⇒サイトで顔パーツなどを選び似顔絵を作成しデコレーションした上でインスタグラムへと投稿を行うユーザー参加型のキャンペーンを実施していました。

また昨年も、上記のようにサイトからギフトを送る相手の「マジョリ画」と呼ばれる似顔絵を作成し、作成時に使用したコスメのセットを人気モデルやタレントがプレゼントし合うというリレー形式のキャンペーンが行われました。

理想とするモデルやタレントが使ったコスメのセットを買って同じようになりたい、という女性心理を上手く利用したキャンペーンで、モデルやタレントが楽しみながら自社製品を使うイメージを伝えることで、売り売り感なく自社製品のPRに成功したキャンペーンです。

Gap Japan@gap_jp

ギャップのインスタグラムキャンペーン事例

出典元:ガールズエンパワーメント-instagramリレーに参加しよう

ファッションブランドであるGAPも2015年にインスタグラムを利用しリレー形式でユーザー参加を促すキャンペーンを行っています。

少し手間が必要になるため通常の投稿よりも敷居高めのキャンペーンで、内容はスピーチバブル(吹き出し)のコメントで自身のパッション(情熱)を表現し、投稿後にコメントで自身の友人3人を指名。指名された友人のアカウントでも同様にスピーチバブルに自身の情熱を吐き出した投稿を行うというリレー形式です。

このInstagramキャンペーンの中核となるスピーチバブル(吹き出し)は、公式アプリからダウンロードしたスタンプを画像に貼るか店頭で配布している用紙を持って写真を撮影、#ガールズエンパワーメントと#heyworldの2つのハッシュタグを付けて投稿を行うというものです。

ユーザーを参加させるためのフックとしては、スピーチバブル付きで投稿した画像をまとめた小冊子を抽選でプレゼントとなり、自身や友人の投稿が掲載された小冊子をシェアするという比較的若い世代の欲求を満たすことにフックがおかれていました。

ユーザー参加を募るキャンペーンでは参加による恩恵が弱いとアクションに繋がり難いということと、ハードルを高く設定するとライト寄りなユーザーは篩いにかけられてしまうためリレー形式の場合はいかにハードルを低く設定するか、モチベーションを向上させるためのフックがあるかの2点に気をつけてキャンペーンを行うと良いでしょう。

ハーゲンダッツジャパン@haagendazs_jp

ハーゲンダッツのインスタグラムキャンペーン事例

出典元:@haagendazs_jp

ハーゲンダッツでもTwitterやInstagramを利用してキャンペーンが行われました。

#ひと夏分のハーゲンダッツのハッシュタグを付けて画像を投稿することで、毎日1名に自社商品をプレゼントするというユーザーによる応募・参加を促進したキャンペーンです。

コンビニなどで手軽に買えるアイスクリームの中では高級な部類に入るアイスが毎日プレゼントと、気軽に投稿できるハードル設定だったことで同ハッシュタグではInstagramだけでも3,000件を越える投稿が行われています。

こちらはユーザーを上手く巻き込んだことで自社製品の様々な食べ方・楽しみ方をユーザー同士で共有できた、良いキャンペーン事例であったと感じます。

また、ユーザー応募・参加を促進するキャンペーンの特徴の1つでもあるのが嫌味なく自社製品のPRやブランディングを行うことが出来る点で、ユーザー同士の繋がりが共感を生み拡がってゆくため、アクションに対するフックやキャンペーンのハードルなどの初期設計を見誤らなければ企画しやすいキャンペーンだと言えます。

このハーゲンダッツのユーザー参加型キャンペーンでは思わぬ副産物的な要素が生まれています。

ユーザーの投稿から下記のようなハート型の痕のことを#ハーゲンハートと呼ばれるようになり、Instagramにおいて2018年3月時点で9000件以上ものハッシュタグ付き投稿が行われている人気ハッシュタグが生まれました。

ハーゲンハート ハーゲンダッツ

出典元:Instagram|#ハーゲンハート

上記のようにハート型になっている画像を、これはハート型かな?なっていないかもと投稿してユーザー間で共有し合うようになったのはキャンペーンのお陰と言え、このキャンペーンにより公式アカウントでもプロモーションにハーゲンハートを活用するようになる非常に実りのあるインスタグラムキャンペーンとなりました。

星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳@season_risonare

八ヶ岳にあるデザインホテル、星野リゾートでもインスタグラムを利用してユーザーの応募・参加を促進するキャンペーンを行っています。
リゾナーレ八ヶ岳 インスタグラム

出典元:星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳|インスタグラム宿泊プレゼントキャンペーン

「あなたにとってのほっこりごはん」をテーマに画像を撮影、 「#ほっこりごはん」と「#ごほうびリゾナーレ」の2つのハッシュタグを付けて投稿を行うことでキャンペーンに参加となります。

「大人女子のごほうび」や「癒し」をテーマに、季節によって異なる「ごほうび」「癒し」に関する画像を投稿するキャンペーンを実施しており、2017年の秋には「ほっこりごはん」をテーマにキャンペーンが行われています。

参加のフックは3組6名への星野リゾートへの宿泊券となり、既存ユーザーだけではなく新規ユーザーに対しても魅力的なプレゼントとなっています。

また、屋内プールなど、昨年頃から流行の#ナイトプールとしても利用できるため女子心をくすぐるフックになっていると感じます。
リゾナーレ八ヶ岳 インスタグラム 投稿
出典元:星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳|インスタグラム宿泊プレゼントキャンペーン

特設サイトでは上記のようにユーザーの投稿が一覧表示されており、沢山のユーザーの目に止まる機会があることから投稿へのモチベーションも高く、女子ならではのオシャレ感のある投稿が行われており、サイトやブランドのイメージとマッチしたキャンペーン内容であると感じます。

また、特設サイトの随所にInstagram公式アカウントへの導線を配置しており、どのコンテンツを見ていても公式アカウントに遷移できるユーザビリティのあるサイト設計もポイントです。

 

SHURE@shure

ガイコツマイクで世界的にも有名なマイクメーカーSHUREも、ガイコツマイクの75周年を記念して#5575TH付きで画像・映像・テキストを投稿したユーザーの中から抽選でガイコツマイクをプレゼントするキャンペーンを実施しました。
シュアーのインスタグラムキャンペーン事例

出典元:SHURE

こちらも日本の国内ユーザー向けに特設サイトを制作し、サイト上にユーザーの投稿を一覧表示することでキャンペーンの盛り上がりをリアルタイムでユーザーに上手く届けていました。

キャンペーンを通してユーザーによる参加・応募を募る場合、キャンペーンの盛り上がりをリアルタイムに様々なデバイスやメディアでアクセスしているユーザーに伝えるため、SNSアカウント上だけではなく公式サイトに特設ページを開設し、そこでキャンペーンの情報を配信する方法が一般的です。

また、特設サイトを作成してキャンペーンでユーザーを呼び込むことで公式サイトへのアクセスも副産物的に増加するため、包括的な認知拡大を行うことができます。

CHILL OUT@chillout_official

2017年6月20日より発売のリラクゼーションコーラも、インスタグラムを使ったキャンペーンを行っています。
チルアウト、リラクゼーションコーラのインスタグラムキャンペーン事例

出典元:Escape to paradise|リラクゼーションコーラリリースキャンペーン

公式Instagramアカウントをフォロー&いいねしたユーザーの中から抽選で10名にJTB旅行券と10本入りのKOLA、フレーバーなど自社製品のプレゼントを行っており、ユーザー参加型キャンペーンではありますが、目的が新製品発売によるブランディングであるため、ハードルはかなり低く設定している印象です。

こうした新商品の販売によるPRなどの場合に気にするべきポイントはとにかくハードルを高くしすぎないこと、です。

ネームバリューのあるブランドであれば投稿のハードルが高かったとしても、ロイヤリティが上回ることでユーザーアクションに繋がりますが、一般企業やメーカーのアカウントで同じことをしてしまうと大多数のユーザーを篩いにかけてしまうため商品のPRどころか、自社アカウントへのフォロワー獲得も難しい可能性があります。

プロモーションしたい内容やキャンペーン設計でハードルは調整することを推奨します。

 O2O型(インスタグラムと実店舗連動)キャンペーン事例5つ

続いてインスタグラムと実店舗を連動させたキャンペーンの事例をご紹介していきます。

こうしたキャンペーンはO2Oと呼ばれていて最近良く聞く言葉ですが、まずO2O型キャンペーンとは何のことかをご説明します。

O2Oとは、Online(オンライン) to Offline(オフライン)の略で、インターネット(オンライン)をキッカケに現実(オフライン)での行動を促進、ユーザーの購買意欲を高める施策のことを呼びます。

よくアパレル店舗などで実店舗の割引クーポンなどをLINEやInstagramで配信し、実店舗への来店に繋げようと施策を行っていますが、これもO2Oの1つです。

ここからは上記のようなオンラインと実店舗を結んだInstagramキャンペーンをご紹介していきます。

実店舗がある飲食店や美容院、アパレル系の販売店に適しているキャンペーンで、WebやSNSについて深い知見がなかったとしてもクーポンを配信してオフライン(実店舗)で回収するだけであるため、ITやWebに詳しくない店舗のオーナーでも簡単に試すことができるキャンペーンです。

山口裕二@yamagutiyuji

美容院によるインスタグラムキャンペーン事例

出典元:@yamagutiyuji

インスタグラムの投稿一覧をWebカタログとして応用している業種で多いものの1つとして美容・理髪業界が挙げられます。

インスタグラムからDMで予約することでカット料金の割引などO2O型キャンペーンが常時行われており、インスタグラムというオンラインと実店舗(オフライン)を繋げた、最もシンプルなO2Oの事例といえるでしょう。

仕上がりの画像を投稿一覧からヘアカタログのようなテイストで気軽に見ることができるためスタイリストの得意な髪型やこんな風にカットして欲しいという要望が出しやすいこともユーザー目線でメリットとなり、実店舗への集客に繋げることを目的としたキャンペーンとしても、インスタグラムの世界観としてもマッチしていると言えます。

H.I.S@his_japan

エイチ・アイ・エスのインスタグラムキャンペーン事例

出典元:H.I.S|100個割

H.I.S.では、学生向けのO2Oキャンペーンを毎年行っています。#100個割を付けてテーマに沿った画像を投稿。実店舗へ来店し写真と学生証を見せることで旅行の割引を受けることが出来るキャンペーンです。

ターゲットが若年層であることから、「割引」をフックに利用し難易度別で割引額を変更しゲーム性を持たせて投稿してもらうことで、ユーザーが楽しめるキャンペーンになっていることがポイントです。

キャンペーンの内容は特にターゲットにするユーザーによってゲーム性を持たせて楽しんでもらいながら投稿するのか、手軽に投稿出来たほうが良いのかなど企画・設計する必要がありますので、キャンペーンでターゲットとするユーザー層でキャンペーンの設計は変える、と覚えておくと良いでしょう。

リンメルロンドン@rimmellondon_jp

コーセーでも「あなたが好きなRIMMELのアイテムを教えて」というテーマの下、オンラインと実店舗を結んだキャンペーンを2014年に実施しています。

リンメルのインスタグラムキャンペーン事例

出典元:instagramアカウント開設記念キャンペーン|あなたが好きなRIMMELのアイテムを教えて!

Instagramで自身が好きなRIMMELのアイテムをコメントとハッシュタグ#リンメル大好きを付けて投稿してもらうことで、毎月10名に人気商品と非売品をプレゼントしています。

好きなアイテムの画像は実店舗にある商品の画像を投稿したり、自身が持っているアイテムを投稿したりと様々ですがOnlineとOfflineを上手く利用したキャンペーンの事例と言えます。

また、このキャンペーンでポイントとなるのは「好きな商品をコメント付きで投稿する」というところにあり、自社製品のどこをユーザーが気に入っているのか、どういうところが魅力なのかを引き出すことができるためソーシャルリスニングの役割も担っている正に一石二鳥なキャンペーンとなっています。

特に自社で商品を取り扱っている企業、メーカーではこうしたユーザーの生の声は非常に重要な要素になり、コールセンターやアンケートなど委託してユーザー意見の吸出しを行っている企業は多いですが、自社アカウントにおいてこのようにO2Oキャンペーンを行うことで上手くユーザーの意見を吸出すことも可能になるため、ぜひ活用すると良いでしょう。

ピジョン@pigeon_official.jp

ピジョンが販売しているベビーカーfinoにおいて2017年現時点でアンバサダー募集キャンペーンが行われています。
フィーノのインスタグラムキャンペーン事例

出典元:Pigeon|finoアンバサダー大募集

数年前から増えてきているアンバサダー(製品を実際に体験してレポートする)制度とInstagramを組み合わせたキャンペーンで、特設サイトからアンバサダーに応募し選ばれた6名にベビーカーfinoをプレゼント。

その後、到着したfinoを使用してお出かけしている様子をInstagramで写真投稿するというキャンペーンで、実際の使用感を生の声として画像付きでレポートしてもらうことで自社商品の良し悪しが検討段階にいるユーザーに届けられることが最大のメリットです。

ザ・ボディショップ@thebodyshopjp

ザ・ボディショップのインスタグラムキャンペーン事例

出典元:@thebodyshopjp

ザ・ボディショップが行っている自然保護の活動をインスタグラムと実店舗で上手く結びつけたO2Oキャンペーンです。

店頭にある「レジー君」を撮影して#レジー君に恋人をのハッシュタグを付けてInstagramで投稿。その投稿を実店舗で提示することでオリジナル缶バッジがもらえるキャンペーンを実施しました。

店頭には下記のようなポスターを設置しておき、ユーザーはそこで撮影した画像を投稿しますが、撮影時や投稿を行う際にポスターの内容に接触する機会があり、企業が重要視しているビジネステーマを既存ユーザーだけではなく新規ユーザーにも伝える機会の獲得ができています。

撮影を行ったユーザーだけではなく、そのユーザーによる投稿を目にしたオンラインに居るユーザーへも企業のテーマを伝えることが出来る、良いPR方法といえます。

ザ・ボディショップのインスタグラムキャンペーン事例2

出典元:Instagram|#レジーに恋人を

こうしたO2Oキャンペーンは実店舗とオンラインでのやり取りをいかにユーザーに楽しんでもらうかが重要になってきます。そのため、先ほどのH.I.S.のようなゲーム性の強い試みやザ・ボディショップのように環境保護・自然保護という固めのテーマをいかに柔らかくユーザーに伝える機会を設けるか、といった試みを企画・設計していくことが大切です。

クロスメディアを利用したキャンペーン事例1つ

 

カルピスウォーター インスタグラム

出典元:“「カルピスウォーター」キュン飲みフォトコンテスト”開催|アサヒ飲料株式会社ニュースリリース

クロスメディアとは、1つの媒体(メディア)だけでキャンペーンを完結させずに、他の媒体も利用してキャンペーンを完結させる手法です。

例えば、インスタグラム内でキャンペーンを行うのだけではなく、TwitterやLINEなど様々なメディア(媒体)を利用したキャンペーンのことです。

アサヒ飲料株式会社は「カルピスウォーター キュン飲みフォトコンテスト」というキャンペーンを2015年の夏に開催しました。

このキャンペーンでは「カルピスウォーター」と自分自身、友達、家族同士等で撮影した写真に「#カルピスウォーターキュン飲み」のタグををつけてTwitterもしくはインスタグラムに投稿することで、参加できます。

審査を通過した投稿写真は、特設サイトに掲載され、グランプリ(最優秀作品)に選ばれると投稿写真を元に作成したオリジナルデジタルコンテンツをプレゼントするというもの。

インスタグラムだけでなくTwitterでも写真の投稿を募集することで、キャンペーンそのものの認知度も高まり。より多くの参加者を募ることができます。

また、投稿した写真がグランプリに選ばれるとカルピスの公式SNS(Twitter、LINE、Facebook)のカバー写真として掲載されるのも、ユーザーの参加意欲を上手に書き立てていると言えます。

その他のユニークなキャンペーン1つ

SCジョンソン@_party.animals

SCジョンソンでは、スキンガード(虫除け)のPRとして、蚊の脅威をインスタグラムの画像へのタグ付け機能を上手く利用してユニークでユーモアのあるキャンペーンを行いました。

「#パリピになるほど #狙われる」というハッシュタグで話題になった本キャンペーンは、下記のように画像をタップすることで表示されるタグ付機能を夏の蚊に見立て、野外における蚊の脅威を現しています。

ジョンソン・アンド・ジョンソンのインスタグラムキャンペーン事例

ジョンソン・アンド・ジョンソンのインスタグラムキャンペーン事例2

出典元:@_party.animals

画像の右下にはスキンガードがあり、スキンガードを使っている右側の女の子の周りにはmosquitoと書かれたタグがないことから、スキンガードを使っていれば野外で蚊に襲われる心配はない、という自社製品のPRを非常にユニークに行った事例です。

インスタグラムならではの機能を利用したユニークなPRですが、こうしたアイデアがユーザーの間で話題になることもInstagramやTwitterなどSNSの面白いところです。

余談ですが、mosquitoのタグをタップすると下記のようなアカウントにジャンプし、蚊への注意喚起を行うとともに自社製品のPRを行っており、Instagramのアカウント取得数に制限がないことを上手く利用して細部にまで拘って計画・設計されたキャンペーンであることが伺えます。

ジョンソン・アンド・ジョンソンのインスタグラムキャンペーン事例3

出典元:@mosquito.03

 

年間シーズンごとのキャンペーン事例は以下のページにまとめていますので是非ご活用ください。

⇒ Instagramキャンペーン事例まとめ

 

その他、インフルエンサーに依頼し、商品を魅力的にPRできた成功事例8選もご参考になれば幸いです。

まとめ

マーケティング 会議

以上、今回はキャンペーンのスタイル別で1個のキャンペーン事例をご紹介してきました。

インスタグラムの投稿一覧を特設サイト等でWebカタログのように表示させる事例や、ユーザーの参加・応募を促すキャンペーン事例。

実店舗とオンラインを繋いだO2Oキャンペーンなど様々なキャンペーンの打ち方がありますが、共通して言えることは「ユーザーに楽しんでもらうこと」です。

自社の製品やサービス、環境に適したキャンペーン形式を選び1人でも多くのユーザーが自社アカウントのファンになるよう、試行錯誤を重ねることが大切です。

インスタグラムを活用したマーケティング施策について基礎から詳細に知りたい方は事例から活用法まで幅広く学ぶインスタグラムマーケティングの教科書もあわせてご活用ください。

 

その他のInstagramキャンペーン事例集・お役立リンクはこちら▼
【年間・シーズン】Instagramキャンペーン・プロモーション事例リンク集

 

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なんとなくキャンペーンを始めてしまうと、参加者が全然集まらなかったり、効果測定ができなかったりという悩みを抱える企業は非常に多いのが現状です。

その一方、インスタグラムの利用者は2000万人を超え、「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれるなど、今一番旬のSNSを活用しない手はありません。

何から始めて良いのか分からないとお困りの企業担当者は、「インスタグラムマーケティング」の専門家にしっかりと相談しましょう。

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