現在、あらゆるSNSにおいて様々なインフルエンサーが存在し、様々なジャンルの発信を行っています。
SNSインフルエンサーによる情報発信は企業による訴求とは違った層にアプローチすることが可能であることから、インフルエンサーマーケティングを活用した企業の事例なども多く見られます。
タイアップ投稿作成もインフルエンサーを活用したとても良い例ですが、インフルエンサーとコラボして商品を開発することでさらなる話題性を生んだり、インフルエンサーのフォロワー層を自社の顧客に取り込むことが可能となります。
そこで今回は、【アパレル編】インフルエンサーとコラボした企業の商品開発事例5選をご紹介していきます。
一度商品を購入してもらうことで自社製品の魅力を知ってもらうことができるなど、コラボ商品の販売をうまく活用することで企業側も多くのメリットを生むことができます。
特にアパレル商品の顧客は流行に敏感なユーザーが多いため、インフルエンサーとのコラボは効果的なジャンルです。
コラボする際のポイントやインフルエンサーの特徴なども踏まえてご紹介していきますので、ぜひ最後までご一読ください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
【アパレル編】インフルエンサーとコラボした企業の商品開発事例5選
それでは早速、【アパレル編】インフルエンサーとコラボした企業の商品開発事例5選をご紹介していきます。
ぷちあや(プチプラのあや)さん×しまむら
最初にご紹介するインフルエンサーとコラボしたアパレル企業の商品開発事例は、ぷちあや(プチプラのあや)(@ayalilyflowers)さんとしまむらのコラボ商品事例です。
画像:@ayalilyflowers | Instagram
アカウント:ぷちあや(プチプラのあや)
フォロワー:約48.2万人(※2023年9月現在)
ぷちあや(プチプラのあや)さんは、ファッションブロガーやYouTuberなどで幅広く情報発信を行っているインフルエンサーです。
ファッションアプリ「WEAR」でコーディネートの紹介を行うことをきっかけに、InstagramをはじめとするSNSでファッションにまつわる情報発信を始められました。
特徴的なのは、GU・ユニクロ・しまむらといったプチプライスのファッションブランドに絞ったアイテム紹介を行われている点です。
ファッションにコストをかけられないユーザーも取り入れやすく真似しやすいコーディネートを紹介していることから、30代のお母さま世代からの支持も獲得しています。
ご自身がセレクトショップ「As closet」の運営もされており、ファッションに興味関心の高いフォロワーが多いことも伺えます。
そんなぷちあやさんは、コーディネート紹介でも以前からよく取り入れていたプチプラアパレルメーカーしまむらとのコラボ商品を作っています。
ぷちあやさんとしまむらのコラボは『dearful(ディアフル)』というしまむらのブランドとして定期的に販売を行われており、商品販売の際にはぷちあやさんがアイテムの活用方法についてSNSで発信を行われています。
価格帯も900円~2000円台のアイテムが多く、プチプラファッションアイテムへの興味関心度が高いことが予測されるぷちあやさんのフォロワー層をターゲットとした際にぴったりの商品であることが伺えます。
ぷちあやさんの普段の投稿でもコラボ商品を取り入れたコーディネート紹介を行われており、ユーザーがアイテムを取り入れたいと感じるような発信が行われています。
また、アイテムの説明や紹介が上手いぷちあやさんのようなインフルエンサーとのコラボアイテムには、フォロワーからの安心感を得やすいのが魅力です。
上記のように自社のターゲットとフォロワー層の親和性が高いインフルエンサーとは、定期的なコラボ商品開発を行うことでフォロワーを自社のファンに取り込むことが期待できるでしょう。
齊藤 なぎささん × evelyn
次にご紹介するインフルエンサーとコラボしたアパレル企業の商品開発事例は、齊藤 なぎささんとevelynのコラボ商品事例です。
0画像:@saitou_nagisa | Insatagram
アカウント:齊藤 なぎさ
フォロワー:約42.6万人(※2023年9月現在)
齊藤 なぎささんは、アイドルグループ・=LOVEの元メンバーで、モデルや女優として活動されているインフルエンサーです。
男性のみならず同世代の女性からの支持が多いのが特徴で、テレビドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」の主役を務められたことも印象的です。
そんな齊藤なぎささんは、フェミニンテイストにトレンドをミックスしたアパレルブランドevelynとコラボを行っています。
evelynは渋谷109にも店舗を構えており、10代後半から20代前半を中心に人気のアパレルブランドです。
齊藤さん自身のファン層とブランドのターゲット層が近いことはもちろん、ブランドイメージの女性らしいイメージと齊藤さんの華やかなイメージもぴったりであることが伺えます。
実際に上記の投稿内キャプションでは齊藤さん自身が「私のファンの方がお話会などでevelynさんのお洋服を沢山着てくださっていて」と書かれており、ターゲット層との親和性の高さが分かります。
齊藤さん自身がモデルを務めたアイテムの紹介ビジュアルは、同世代女性からの憧れの気持ちに訴求する効果があります。
また、上記投稿のキャプション内では、アイテムの特徴やこだわり・コラボに至る心境などを齊藤さんご自身のコメントで記載されています。
ご自身の言葉があることでファンは商品への安心感や親近感を感じやすく購買に至りやすいため、とてもいい商品紹介であると言えますね。
田中里奈/Rina Tanakさん × AUNT MARIE'S / アントマリーズ
次にご紹介するインフルエンサーとコラボしたアパレル企業の商品開発事例は、田中里奈/Rina Tanaka(@tanakaofficial)さんとAUNT MARIE'S / アントマリーズのコラボ商品事例です。
画像:@tanakaofficial | Instagram
アカウント:田中里奈/Rina Tanaka
フォロワー:約31.3万人(※2023年9月現在)
田中里奈さんは、様々な雑誌でモデルとして活動されているインフルエンサーです。
アクセサリーブランド「Dear」・コスメブランド「moilo」のプロデューサーを担当されているなど、女性をターゲットとした商品の開発を多く行われており、オシャレやトレンドに興味・関心が高いユーザーから憧れられる存在であることが伺えます。
この投稿をInstagramで見る
田中さんは、"年齢を問わず女性誰もが自然体で着られるスタイル”を提唱しているアパレルブランドAUNT MARIE'S / アントマリーズとのコラボを行っています。
AUNT MARIE'S は、格好良さと女性らしさを共存させたことが魅力で、働く女性や子育て中の女性からも支持が高いブランドです。
オシャレを楽しみながらブランドのプロデュースを行ったり発信を絶えず行っている田中さんのイメージとはとても親和性の高いブランドであることが伺えます。
コラボアイテムは"寄り道したくなる服"というコンセプトを掲げており、上記のテーマやアイテムのイメージは田中さん考案のものであり、アイテムを作る際のこだわりや打ち合わせの際のエピソードについて上記の投稿で詳しく説明されています。
リール動画ではコーディネートや着回しも紹介し、コラボアイテムに対する田中さんの思いや愛が伝わる投稿を行われています。
コラボアイテムはインフルエンサーのフォロワーやファンからのリーチを得ることができますが、どの程度インフルエンサーがコラボアイテムに関与しているのかというのは購買検討の際に重要なポイントになります。
上記のようにインフルエンサー自身のこだわりが伝わる紹介を行うことはユーザーに訴求する方法としてとても有効であると言えるでしょう。
吉田理紗 Risa Yoshidaさん×M Maglie le cassetto
次にご紹介するインフルエンサーとコラボしたアパレル企業の商品開発事例は、吉田理紗 Risa Yoshida(@yoshirisaa)さんとM Maglie le cassettoのコラボ商品事例です。
アカウント:吉田理紗 Risa Yoshida
フォロワー:約11.7万人(※2023年9月現在)
吉田理紗さんは、2児のお母さまでありながらモデル活動を行われているインフルエンサーです。
子連れおでかけスポットの情報発信なども行われており、同じお子様持ちのフォロワーも多いことが予測できます。
コスメやコーディネート・ライフスタイルの紹介は同世代の女性からの関心も集められるような内容となっており、そのオシャレさからは憧れの対象となっていることも分かります。
吉田さんは"本当にいいものだけを求める大人の女性"をターゲットとしたアパレルブランド M Maglie le cassettoとのコラボアイテムを作成されています。
大人女性らしい落ち着きがありながらフェミニンなシルエットを取り入れたアイテムが特徴的であり、オシャレを楽しみたい30代~40代女性に支持が厚いブランドです。
コラボアイテムは"ママのための品あり夏服"がテーマとなっていて、アイテムのビジュアルでは吉田さんがお子様と触れ合う姿も映されています。
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普段から子育てについての発信を行われている吉田さんがコラボして作成されたアイテムには、同じ子育て中のユーザ―から安心感や親近感が湧くことが予測できます。
投稿では吉田さんが子育て中のオシャレについて悩んだ経験を記載し、「ママだけど・プレママだけどおしゃれしたい💛という願いを叶えてくれる服ができた」と言及することで、同じ悩みを持っているユーザーにアプローチしていることが伺えます。
上記のようにターゲット層を絞ったアイテムは、インフルエンサーによるアイデアが活かされていることがユーザーにとって大きなポイントとなるため、とても有効なコラボであると言うことができます。
もともとのブランドイメージもターゲット層に合っているため、コラボをきっかけにそのままブランドのファンとなってくれるユーザーが現れることも期待できそうですね。
渡邉龍弥 WatanabeRyuya ×FTW
最後にご紹介するインフルエンサーとコラボしたアパレル企業の商品開発事例は、渡邉龍弥 WatanabeRyuya(@boku___20___)とFTWのコラボ商品事例です。
アカウント:渡邉龍弥 WatanabeRyuya
フォロワー:約4.6万人(※2023年9月現在)
渡邉龍弥 WatanabeRyuyaさんは、InstagramやTikTokで発信をされているインフルエンサーです。
コーディネートや日常の写真を多く投稿されている渡邊さんですが、フリーマーケットイベントなども行われていることからファッションに関心の高いファンが多いことも伺えます。
渡邊さんは“仕事や学校など制約の多い社会へのアンチテーゼを唱え、自身のアイデンティティが開放される週末のためのユニフォーム”というコンセプトのアパレルブランドFTWとのコラボを行われています。
ストリートカルチャーの中にヴィンテージカルチャーを反映させた独自のデザインが魅力で、ファッション好きの男性を中心に人気のブランドです。
渡邊さんは自身のInstagramでコラボアイテムの紹介投稿を発売前から定期的に行われています。
サイズや色違いでのコーディネート紹介を行われているだけでなく、それぞれのアイテムのポイントなどを事細かに説明されているのも素晴らしいポイントです。
普段からコーディネートの紹介やファッション系の投稿が多い渡邊さんによる発信であることからフォロワーも普段の投稿と同様に楽しむことができ、コラボアイテムの情報発信を余すことなく行われていることが分かります。
ファッション系インフルエンサーとのコラボアイテムはフォロワーにとっても安心感のある内容となる一方、他インフルエンサーとのコラボとの差別化を図ることが重要となります。
フォロワー層がどんな投稿を好むかを考え、インフルエンサーならではのコーディネート紹介を行うなどの工夫を行っていきましょう。
まとめ
以上、【アパレル編】インフルエンサーとコラボした企業の商品開発事例5選をご紹介しましたが、いかがでしたか。
インフルエンサーとコラボした商品開発を行うことで話題性を生むことができ、自社のブランド名の認知拡大を図ることが可能となります。
自社のブランドイメージと合ったインフルエンサーとのコラボを行うことで、コラボ商品販売以後も自社製品のファンになってくれるよう、ユーザーに有効にアプローチしていきましょう。
Instagramや各種SNSのアカウント運用やインフルエンサーマーケティングにご興味のある企業のご担当者様はこちらからお気軽にご相談ください。
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