SNS(ソーシャルメディア)を活用していると、「Meta(メタ)」というキーワードを耳にします。
結論をいうと、MetaとはFacebook社が社名変更した新名称です。
この記事ではMetaについて、Facebookとの関連性や違いなど、わかりやすく紹介します。
目次
Meta(メタ)とは
画像:Meta
Meta(メタ)とは、Facebook社の新しい社名です。由来は仮想世界を表す「メタバース」。
メタバースとは仮想現実(VR)や拡張現実(AR)のようなテクノロジーを通した没入体験とそれに伴うコミュニケーションを実現するテクノロジーの総称のことです。
仮想現実(VR:Virtual Reality)とは、仮想的に作られた空間・世界に飛び込むイメージ。ゴーグルとヘッドセットをつけて人工的に作られた仮想世界やそこでのリアリティのあるコミュニケーションを楽しむ。
拡張現実(AR:Augmented Reality)とは、カメラなどを通して現実世界に仮想的に作った人工物を投影するイメージ。ポケモンGOやSNSのエフェクトフィルターなど。AR用アイウェアも登場している。
「Facebook(フェイスブック)」という社名は、世界的なSNSである「Facebook」の一つのサービスを表していたものでした。
しかし、今後のメタバースを軸とした様々なビジネスへの拡張を見据え、Facebook社が今後展開するビジネスによりふさわしい名称とするために社名変更に至ったとのことです。
参考:Meta: ソーシャルテクノロジー企業|Meta Newsroom
Meta(メタ)とFacebookの関係、違い
ここであらためてMetaとFacebookの関連性、今までFacebookに関連するアプリとの関係など整理して紹介しましょう。
FacebookはMeta(メタ)に社名変更した
先に紹介しているように、「Facebook」はMetaに社名変更しました。
SNSであるFacebookの名称はそのまま。運営会社がMetaになる
Facebook社が運営する世界一巨大なSNS「Facebook」の名称はそのまま。今回の社名変更により運営会社が「Facebook社」から「Meta社」に変わります。
InstagramやWhatsAppなど元Facebookファミリーアプリの名称はそのままだが、運営会社がMetaになる
もともとFacebook社が運営していた「Instagram」「WhatsApp」といった世界的に人気のアプリの名称も変更なし。
ただし運営会社が「Facebook社」から「Meta社」に変わります。
今後のMeta社(旧 Facebook)の活動
今後はInstagramやFacebookといった人気SNSの運営はもちろん、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を活用した次世代の「複合現実」体験ができるプラットフォームの構築、さらに1億5,000万USDを次世代のクリエイターを育成するために投資することを発表するなど、「メタバース」に注力していく姿勢が見られます。
Metaのメタバースに関する活動や情報はmeta.comにて公開されていますので、あわせて確認してみましょう。
まとめ
Facebookが社名変更した「Meta」について紹介しました。
今後、現実世界だけではなく、拡張された現実、仮想的な現実など、複数の世界を行き来する世界(あるいは融合した世界)が来るかもしれませんね。
私たちの居場所が変わり、コミュニケーションも変わるテーマになりますので、今後もメタバースを実現するMetaの情報をチェックしていきましょう。
参考:Meta: ソーシャルテクノロジー企業|Meta Newsroom