
ショートムービー機能の先駆けのアプリでもあるTikTok。
2022年世界のアプリランキングでは6億7000万ダウンロードで首位に立つなど、その勢いは今も顕著です。
現在では一般の方やインフルエンサーのみならず、企業がマーケティング目的で活用する例も増えました。
その一方、「どんな動画を作成して良いか分からない」「動画作成には手間や時間がかかる」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実は、TikTokでは上記のような方でも投稿を行える、写真投稿の機能が用意されています。
投稿の作成方法や実際の投稿も併せてご紹介していきますので、ぜひ最後までご一読ください!
目次
TikTokでできる写真投稿とは
TikTokで写真投稿を行う方法としてはまず、写真を選択するだけで投稿をできる「スライドショー」機能があります。
スライドショーは、静止画をカルーセル(横スライド)で表示する機能で、自動的にスクロールされるだけでなく、ユーザーが自分の見たいペースに合わせて画面を操作して閲覧することも出来ます。
また、スライドショーには音楽を追加することも可能となっているので、動画に劣らないコンテンツを作成することができます。
写真は最大で35枚まで選択することが可能です。
さらに、写真モードでは最大2200文字の長い説明文も追加できるため、文章にて伝えたい情報が多い場合に活用するのもおすすめです。
スライドショー機能とは別に、写真を使用して動画を簡単に作成できる方法として、「フォトモーション」機能があります。
フォトモーション機能は、複数枚の写真を選択するだけでアニメーションや編集が施された動画を作成できる機能です。
数種類のフォトモーションの中から選んで動画を作成することができ、こちらも音楽を付けることができます。
2023年3月時点でも150種類以上のフォトモーションのテンプレートが存在しており、自分の作成したい雰囲気に合わせた動画を作成することが可能となっています。
TikTokで写真を用いてスライドショーを作る方法
では、実際に写真で投稿を行う方法を解説していきます。
まず、スライドショーの作成手順を見ていきましょう。
まずはじめに、TikTokのアプリを開き、メニューの「+」をタップします。
次に、右下に教示されている「アップロード」をタップします。
すると、写真フォルダにある画像一覧が表示されます。
1枚での投稿も可能ですが、2枚以上使用したい場合は「複数選択」をタップしてください。
画像一覧からスライドショーに使いたい写真の右上をタップし、写真を選択してください。
写真の選択が完了したら、「次へ」をタップしましょう。
すると、編集画面が表示されます。
BGMは自動で設定されていますが、変更したい場合、上に表示されている曲名をタップしてBGMを変更することが可能です。
テキストやエフェクトの編集を行い、下の「次へ」をタップします。
タグやテキストを入力し、右下の「投稿」をタップしてください。
以上で、フォトモーションの投稿が完了です。
TikTokのフォトモーション機能を利用する方法
次に、写真を利用して簡単に動画を作成する方法をご紹介します。
始めに、TikTokのアプリを開きメニューの「+」をタップします
最初の画面だと「ストーリーズ」が表示されるため、右側にある「フォトモーション」のページまで移動しましょう。
すると、様々なフォトモーションのテンプレートが表示されるため、スクロールして好きなテンプレートを選びましょう。
使いたい写真の枚数が決まっている場合、テンプレートのタイトルの下に写真の枚数が表示されているので参考にしてください。
テンプレートが決まったら下の「写真をアップロード」をタップします。
するとフォルダにある画像一覧が表示されるので、フォトモーションに使用したい画像を選択し、「確認」をタップしましょう。
すると、選択した画像を使用したフォトモーションが作られます。
音楽は元のテンプレートで使用されていたものが選択されていますが、変更することも可能です。
編集が完了したら、「次へ」をタップし、「投稿」を押せばフォトモーション機能を使用した動画投稿の完了です。
テンプレートを使用することで、写真を表示する長さの調節や音に合わせるタイミングなど編集するといった手間をかけずに本格的な動画を製作することが可能となります。
動画作成に自信がないという方は、是非活用してみましょう。
写真投稿の活用例
では、実際に写真投稿を行っている投稿としてはどのようなものがあるのか、ご紹介していきます。
画像:洗濯バサミフォトグラファー/岡本なう | TikTok
上記は、洗濯バサミを用いて様々な作品を作るフォトグラファー・岡本なうさんによるスライドショーの投稿です。
投稿では、洗濯バサミで作ったコスモスの花モチーフの写真を3枚紹介しています。
花にまつわる音源「花は咲く」を使用していることもポイントです。
また、上記は「エモい」をテーマに写真や映像を投稿しているカグチヤマトさんによるスライドショーの投稿です。
画像の雰囲気に合わせた曲の歌詞がテキストで添付されている作品を複数枚紹介しています。
上記の投稿のように、画像を作品としてユーザーそれぞれの閲覧速度に合わせて楽しんでほしい場合や、文字をゆっくり読んでほしい投稿の場合、自分でスクロールを行えるスライドショー機能を活用することはとても有効です。
一方、フォトモーション機能ではエフェクトを利用した様々な投稿が見られました。
@xxxholic_movie♬ Habit - Sabi Version - SEKAI NO OWARI
上記は映画『ホリック xxxHOLiC』の公式アカウントによる投稿です。
映画撮影中の1コマを収めた写真を、フォトモーション機能を使用し、映画の雰囲気に合わせた妖しげな動画に仕上げています。
上記の投稿では映画『ホリック xxxHOLiC』オリジナルのテンプレートを作成しており、他のユーザーがテンプレートを使用することでアカウントや映画の認知拡大を狙う宣伝効果を期待することができます。
@yu___09___11 「もう一度」の#フォトモーション ができたよ✌️#みんなでもう一度 をつけて投稿してくれた動画の中から10名の方にコメント付けるよ📝みんなも動画作ってみてね❤️🔥#ハッシュタグチャレンジ #TaniYuuki ♬ もう一度 - Tani Yuuki
上記はシンガーソングライターのTani Yuukiさんによる投稿です。
自身の楽曲「もう一度」に合わせて作られたテンプレートで、自身の過去の写真を使用したフォトモーションを作成しています。
テンプレートの楽曲自体はユーザーが変更することも出来ますが、デフォルトの楽曲として設定されている楽曲の製作者は、様々なユーザーに楽曲を知ってもらう効果を見込めます。
テンプレートは楽曲に沿ったタイミングで写真が切り替わるため、楽曲とセットで使用することで完成度の高いフォトモーションを作成することができるでしょう。
上記の2例のように、フォトモーションはテンプレートを使用することで簡単に完成度の高い動画を作成できることに加え、テンプレートから自分の投稿やアカウント・楽曲を知ってもらうきっかけにもなることが分かりました。
まとめ
以上、TikTokで写真を使用して投稿を行う方法や実際の投稿をご紹介しましたが、いかがでしたか。
簡単に動画を作成できるだけでなく、画像をゆっくり閲覧してもらう効果や、アカウントや楽曲の認知拡大の方法としても使えることができる機能であると分かりました。
TikTokの動画作成に苦手意識のあった企業のSNSご担当者様も、画像投稿の機能を活用してTikTokの投稿を始められてはいかがでしょうか。
お気軽にご相談ください


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