Instagramやfacebook、X(旧Twitter)などのSNSでは「タグ付け」と呼ばれる独自の文化があります。
自分が投稿した写真に対して、友人やブランドのアカウントへのタグを貼ることで、自分の投稿に写っている人物や、ブランドなどの紹介をおこなうものです。今回はその中でもInstagramの「タグ付け」についてご紹介していきます。
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目次
インスタグラムのタグ付けとは
タグ付けとは、先にお伝えした通り自分の投稿した写真に写っている別のユーザーの紹介や、身に着けている洋服やアクセサリーのブランドを紹介する際に付けられるものです。
画像:@tsubasa_0627official | Instagram
自分の投稿に他のアカウントを紐付けることができる、と考えると分かりやすいでしょう。
インスタグラムでタグをつける手順
それでは実際に、インスタグラムの投稿にタグ付けを行う手順についてご紹介していきます。
フィード投稿でのタグ付け
まず、フィード投稿の新規投稿作成画面を開きます。
投稿したい画像や動画を選択したら、投稿内容を作成する画面に移ります。
ここで、「タグ付け」をタップしましょう。
画像の中でタグ付けしたい位置をタップすることで、その場所にアカウントのタグ付けを行うことが可能です。
該当するアイテムや人物が映っている場所をタップしてタグ付けすることで、複数のタグ付けを行った場合も閲覧したユーザーが見分けることが可能となります。
画像のタップを行うとタグ付けしたいアカウントのユーザーネームを検索する画面が表示されます。
検索によりアカウントが表示されたら、該当アカウントを選択しましょう。
なお、タグ付け場所はアカウント検索後に移動することも可能です。
タグ付けが完了したら、通常の手順で「完了」→キャプション入力等を行ってから「シェア」を押し、投稿を進めましょう。
リール動画でのタグ付け
まず、リール動画の新規作成画面を開きます。
投稿したい動画の素材を選択したら、「次へ」から投稿の詳細作成画面に移ります。
上記画面で「人物をタグ付け」をタップしましょう。
「+」ボタンからタグ付けしたいアカウントの検索を行い、該当アカウントを選択しましょう。
「タグを追加」をタップすることで、複数のタグ付けを行うことが可能です。
タグ付けが完了したら、通常の手順で完了→シェアをタップして、投稿を行いましょう。
ストーリーズ投稿でのタグ付け(メンション)
タグ付け(メンション)用スタンプを使用する方法
まず、ストーリーズの新規作成画面を開きます。
投稿したいストーリーズの作成を行ったら、スタンプのメニューを選択します。
スタンプ一覧から「@メンション」を選択しましょう。
タグ付け(メンション)を行いたいアカウントの検索を行うと、アカウントが表示されますので、タップしましょう。
アカウントのスタンプを作成できたら、好きな位置・大きさに設定し、通常通り「→」ボタンから投稿を行いましょう。
テキストで検索する方法
ストーリーズではスタンプ機能を使用しなくてもテキストからタグ付けを行うことが可能です。
まず、ストーリズの編集画面でテキスト挿入ボタンをタップしましょう。
「@」の後に、タグ付けを行いたいアカウントのIDを打ち込みましょう。
アカウントの候補が表示されますので、該当するアカウントをタップしましょう。
通常テキストと同様に色やフォントを編集することも可能ですので、好きな編集を行い、配置や大きさ設定を行いましょう。
通常通りに「→」ボタンをタップすることで、投稿が完了です。
投稿済みの画像・動画にタグ付け
タグは投稿後でも追加することが可能です。
まず、タグ付けしたい投稿を選び、右上の「…」アイコンをタップします。
その後、「編集」をタップすると、上記と同様のタグ付けが可能です。
タグ付けのポイント・注意点
①関連性のあるアカウントのタグ付けを行う
タグ付けの基準は、投稿している画像に「関連するアカウント」をタグ付けする、と覚えておくと良いでしょう。
観葉植物の画像をアップするのにマクドナルドのアカウントをタグ付けしても、興味関心の度合いが低いタグ付けになることは明白です。
上記例のように観葉植物の投稿であれば、観葉植物を取り扱ったECサイトのアカウントをタグ付けすることが好ましいです。
最近ではECサイトの公式アカウントに加えてPR用の別アカウントを運用しているケースも増えてきているため、PR用のアカウントで公式サイトで扱っている商材(例の場合であれば観葉植物)について投稿→公式アカウントへタグ付けするという方法で運用に取り入れることが可能です。
文章を簡単にまとめると以下のようなイメージです。
■観葉植物を扱ったECサイト運用のタグ付け
PR促進用アカウント: 観葉植物の写真を撮り投稿 → 公式サイトへタグ付け
公式アカウント: PR促進用アカウントによる投稿とは別の写真を使い、PR用とは分けて運用を行う
②個人の際は事前に許可を得る
Instagram では、タグ付けを行うと本人に通知が行く仕様となっています。
個人のアカウントなどでは特に、タグ付けをしてほしくないと考えているユーザーもいます。
投稿を行う前にあらかじめ許可を得るのが好ましいでしょう。
タグをつける企業メリット
インスタグラムで画像にタグ付けを行うことで、以下3つのメリットがあります。
キャンペーン促進
先の項目でお伝えしたような意味合いになりますが、Instagramキャンペーンを実施している場合に写真へのタグ付けを行うことでキャンペーンアカウントへのアクセスを増やし、認知を拡げることが可能になります。
インスタグラムではアカウントを複数作成し切り替えながら使うことが可能なため、最近ではキャンペーン用のアカウントを設けているケースがあります。
上記は三浦工業株式会社が東京カメラ部(@tokyocameraclub)と共同で行ったキャンペーン「#未来に残したい星空 フォトコンテスト」用のキャンペーン用アカウントです。
三浦工業株式会社は“未来に残したい星空”をテーマとしたフォトコンテストを開催し、上記のキャンペーンアカウントのタグ付けを訴求しています。
投稿内では作品のリポストなどを行っており、他アカウントとの使い分けを上手く行っていることが伺えました。
ポイントとして、キャンペーン用のアカウントを公式アカウントと切り分けることで、キャンペーン関連のユーザーを一ヶ所にまとめることが可能になります。
また、公式アカウントと毛色の異なるキャンペーンでも公式アカウントの世界観を崩すことなく、独自の路線で集客を行えることがポイントです。
ブランド訴求できる
インスタグラムでタグ付け投稿を行う第二のメリットはブランドの認知向上です。
例えばInstagramを使ってキャンペーンを実施した際、自社アカウントへのタグ付けをして投稿してもらう場合と、自社アカウントへのタグ付けをせずに投稿してもらう場合では自社アカウントへの流入窓口が減ります。
インスタグラムのキャンペーンでは、殆どの場合キャンペーン独自のハッシュタグとともに、自社製品や自社が指定した場所などで撮影した写真を投稿します。
タグ付け投稿を行わなかった場合、その投稿を見たユーザーはキャンペーン指定のハッシュタグ経由でアカウントに辿り着くか、投稿時のコメントから辿り着くかのどちらかになります。
しかし、タグ付け投稿を行った場合は写真をタップすることで直接自社アカウントに飛ぶことが出来るため、その他の手段よりも早く且つ的確に自社アカウントへユーザーを呼び込むことが可能です。
また、インスタグラムではタグ付け投稿は基本中の基本であるため設定しているユーザーが非常に多い機能です。
画像をタップして情報元へのリンクを辿るユーザーもいるため、タグ付け投稿を行うことでブランドの認知向上に役立ちます。
狙ったターゲット層へ訴求できる
自身の投稿に対してハッシュタグを付けておくことで、同じキーワードで検索したユーザーに対して投稿を表示させることが可能です。
ハッシュタグとタグ付けを組み合わせることで、狙ったターゲット層にアプローチすることが可能です。
このハッシュタグを使った検索はfacebookなどではあまり利用されていないものですが、Instagramでは様々なユーザーが日常的に利用しています。
例えば#ランチとインスタグラムでハッシュタグ検索を行うと、以下の画像のように様々なお店のランチ画像が出てきます。
自社アカウントが飲食店でランチタイムサービスがあれば付けておくことで、以下のように#ランチで検索された場合に自社の投稿を表示させることができます。
狙ったターゲット層へ投稿によってリーチしブランドの認知向上に繋げるとはこういうことです。
キャップを扱ったECサイトであれば自社投稿に#キャップ や、#キャップコーデ のハッシュタグを入れることでキャップが好きなユーザーやキャップコーデについて調べているユーザーに投稿を表示させることができます。
関連性や興味関心の度合いが高いユーザーによる検索時に自社の投稿を表示し、画像を見せ自社のアカウント訪問へとつなげていくことがポイントになります。
まとめ
以上、タグ付けの概要から利用するメリットまでご紹介しましたが、いかがでしたか。
インスタグラムにおけるタグ付け機能は今や基本フォーマットと言えるほど普遍的な機能ですが、投稿のリーチを上げる際の重要なポイントとなります。
この記事を参考にタグ付け機能を活用し、自社の投稿やアカウントを伸ばしていきましょう。
なお、InstagramをはじめとするSNSのアカウント運用にお悩みの企業のご担当者様は、こちらからお気軽にご相談ください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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