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SNS業界にとって2023年7月~8月は特異的な期間となりました。

2022年にイーロン・マスクがTwitter社を買収したのち、2023年には様々な変更が見られましたが、6月末にはAPI制限がかかりユーザーがツイートを見られなくなるという事態に陥りました。

そして7月6日にはMeta社が新SNS「Threads」を前倒しでリリースし、TwitterユーザーがThreadsを利用し始めるといった動きが。

さらには7月24日、Twitterが「X」に変更すると発表され、機能や仕様の変更でツイートは「ポスト」に、「ツイート」ボタンは「投稿する」になる、などの動きがありました。

では、Theads開始から1か月以上たった現在、利用者にどのような変化があったのでしょうか?

本記事では、キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営するライボの調査機関「Job総研」が、764人の社会人男女を対象に実施した「2023年SNS利用の実態調査」の結果をご紹介いたします。

どちらのSNSを利用しようか迷っている企業のSNS担当者の方は是非参考になさってください。

【調査概要】

調査対象者    :現在職を持つすべての社会人

JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者

調査条件     :全国 / 男女 / 20~50代

調査期間     :2023年7月19日~7月24日

有効回答数    :764人(男性6 / 女性4)

調査方法     :インターネット調査

※本記事のデータ画像は全て上記調査結果を引用しています。

各SNSの利用ランキングと利用頻度

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まず利用中のSNSについて調査すると、LINEとYouTubeは9割超えという結果となりました。

この2つは若い世代に限らず老若男女が使用しており、連絡手段と動画での娯楽手段のトップとなっていると考えられます。

また、文章で公開するタイプのSNSとしてはXが71.5%で最多となっています。

利用頻度で見ても1日2回以上使用している人が半数以上存在しています。

一方のThreadsは利用者が13%にとどまり、連携することができるInstagramが66.6%であることを考慮するとInstagram利用者の75%以上がThreadsを利用していないことになります。

X(旧Twitter)の満足度

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また、X(旧Twitter)に満足している人は約55%であり、どちらかといえば満足な人も加えると約9割になるのですが、それでもLINEやYouTube、Instagramと比較すると満足度は低いという結果です。

ただ、継続意欲はやや継続したい人まで含めて94.5%となり、そこまで大きな不満を抱えている人は比較的少ないと言えるかもしれません。

Threadsについての意識調査

Threadsの認知度

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Threadsの認知度自体を調査すると、知っている人が約半数となりました。

年代別に見ると、40代までが半数以上知っているものの、50代で一気に知名度が半減しています。

Twitterと異なり、まだまだ若年層向けのツールと言えそうです。

Threadsの登録率

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ではThreadsを知っているという人に「登録しているか」を聞いてみると、その登録率は27.5%にとどまりました。

年代別の最多である20代でも約40%ということを考えると、「知ってはいるけれどまだ登録していない」という人が大多数だという結果となりました。

Threadの継続及び登録意欲

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次にThreadsを知っている人の中で、登録している人には継続意欲があるか、登録していない人には登録意欲があるかをアンケートしています。

すると、利用者の8割以上が利用継続を求めている一方、登録していない人はあまり登録意欲がない人のほうが多数派でした。

Threadsへの期待度

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そしてThreadsの期待度を調査すると、「期待していない派」が69.1%と多数派になりました。

中でもTwitter利用者からのアンケートに絞ると、期待している人が若干増えるものの、期待していない人が多数派ということには変わりない、という結果となりました。

X(旧Twitter)とThreadsに関する意見

ではXとThreadsに関して、実際にはどのような意見が出ているのでしょうか?

自由回答から探っていきましょう。

X(旧Twitter)派

・X(旧Twitter)がある限りThreadsが勝つことはないと思います

・X(旧Twitter)は情報取得に強い。Threadsはインスタなので情報取得向きではなさそう

・電車の遅延や地震などライフラインに関わる情報がすぐ見られるのでX(旧Twitter)を使いたい

・知り合いと繋がる必要がないので使い勝手がいい

・仕事や美容のノウハウが検索などからも手に入って便利。どのSNSよりも見ている

これらの意見を鑑みると、

  • 即時性の情報に強い
  • 密になりすぎない、希薄な関係がちょうどよい
  • 知りたい情報が手に入りやすい

などの有利な点があるようです。

特に即時性や情報の多さに関しては利用者の多さも大いに関係しているので、まだまだX(旧Twitter)に分があるでしょう。

Threads派

・インスタと連携していることもあって、リア友との交流メインで使っています

・X(旧Twitter)は結局何をしたいのかが不透明なので、改善に注力しているThreadsを使いたい

・X(旧Twitter)のような誹謗中傷が起こらなさそうなので平和なイメージ

・分散型SNSは疲れるが、流行に追いつくためにもThreadsを使いこなしたい

・メタ社が運営しているので謎の信頼感がある

Threads派の意見を見ると、TwitterのカウンターSNSとして利用している意見も多いようです。

利用者が多いことによる炎上や誹謗中傷に疲れた人、イーロン・マスクによるX(旧Twitter)の朝令暮改にうんざりした人が、そこから逃れるために利用していると考えられます。

まとめ

サービス開始からわずか5日で利用者1億人を突破したというニュースもあるThreadsですが、本調査の結果、まだまだ期待値が低いことがわかりました。

実際、アクティブユーザーも徐々に減少しているようです。

結局、多くのダウンロードは目新しさによる瞬間的なもので、Instagramを利用している人が念のためサブアカウント的に登録する、という人が多かったと考えられます。

ただThreadsはまだ利用開始したばかりなので、これから利用者の意見を汲んで改善されることも考えられます。

そうなったとき、多くのユーザー流入が見込める可能性もありますので、皆さんも動向に注目してみてはいかがでしょうか?

他にもSNSに関して何かわからない点がありましたら、ぜひこちらまでお気軽にご相談ください。

お気軽にご相談ください

         
 

 

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