SNSのユーザー数が日に日に増えている近年では、個人だけでなく企業がSNSアカウントを活用しているケースも多く、認知拡大やブランディングの確立に役立てています。
また、企業のSNSアカウント運用はターゲットユーザーの多い業種であればあるほど成果を出しやすく、その一つとして生活家電の分野が挙げられます。
そこで本記事では、生活家電ブランドが実施しているSNSアカウント運用成功事例を5つまとめてご紹介していきます。
参考になるポイントや工夫点も解説しているので、ぜひ今後のアカウント運用にお役立てください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
【2024年最新】生活家電のSNSアカウント事例5選
それでは早速、「【2024年最新】生活家電のSNSアカウント事例5選」をご紹介していきます。
アイリスプラザ
X(旧Twitter)アカウント:アイリスプラザ(@irisplaza )
フォロワー数:約16.5万人(2024年2月現在)
最初にご紹介する生活家電メーカーのSNS企業アカウントは、「アイリスプラザ」のX(旧Twitter)アカウントです。
アイリスプラザのアカウントでは、アイリスオーヤマの製品紹介やお得なキャンペーン情報等が投稿されています。
おはようございます✨
今日は #ツインテールの日 だそうですね…!弊社自慢のツインテールのかわいい子共有します
この写真見たらツインテールに見えなくも…ない…???今日もよろしくお願いします pic.twitter.com/XSqV7Vrm10
— アイリスプラザ (@irisplaza) February 2, 2024
アイリスプラザのX(旧Twitter)アカウントでは、中の人のかわいらしさが垣間見えることが特徴的で人気を集めています。
自社の商品をわが子のように紹介しており、親しみやすい企業アカウントとしてアイリスプラザに対する好感度がアップする運営方法といえるでしょう。
わ~~~おいしそう!!!!
使っていただいてありがとうございます
くるくるまわるの癖になりますよね…かわいく見えてくる…
たくさん使ってあげてくださいっ! https://t.co/RrLsx2PWju— アイリスプラザ (@irisplaza) February 1, 2024
また、アイリスプラザではユーザーが投稿したUGCをリポストし、返信をおこなっていることも特徴。
ユーザーとのコミュニケーションを積極的にとっていることもアイリスプラザのアカウント運営の参考になるポイントの一つです。
突然始まる!#リンサークリーナー 診断‼️(なにそれ????)
あなたが気になるのはどれですか?
— アイリスプラザ (@irisplaza) February 2, 2024
他にも、リンサークリーナー(布製品を洗える洗浄機)についてアンケートを取ってユーザーとのコミュニケーションを図っています。
さらに上記のアンケートは回答だけで終わらず、それぞれの項目を選んでくれた人に対しておすすめのリンサークリーナーも紹介しています。
アイリスプラザのアカウント運用では、中の人のかわいらしさが前面に押し出されることによってアカウントとして愛されているといえるでしょう。
さらに画像適度に活用することで、ユーザーの視覚的印象に強く残りやすくなる工夫も見られます。
▼関連記事
【2023年】「中の人」が人気なTwitter企業アカウント5選
DAIKIN Japan(ダイキン工業)
X(旧Twitter)アカウント:DAIKIN Japan(ダイキン工業)(@daikin_jp )
フォロワー数:約9.9万人(2024年2月現在)
つづいてご紹介する生活家電メーカーのSNS企業アカウントは、「DAIKIN Japan(ダイキン工業)」のX(旧Twitter)アカウントです。
“空気で答えを出す会社”をコンセプトに、エアコンや空気清浄機などを主に販売しているダイキン工業では、エアコンに関するお問い合わせ内容などをポストしています。
寒波や大雪時によくいただくお問い合わせと対処法のご案内です⛄
【エアコン】
⚠️運転ランプが点滅する
➡室外機内部が凍結しているかもしれません。部品が損傷する恐れがあるので、凍った室外機には大量の熱湯や水をかけず、自然解凍されるのをお待ちください。
↓— DAIKIN Japan(ダイキン工業) (@daikin_jp) January 25, 2024
例えば上記の投稿では、「寒波や大雪時によくいただくお問い合わせと対処法」を紹介しています。
運転ランプが点滅する・温風が出ないなどの状況別で紹介することによって、ユーザーが困るであろう状況を先回りして事前に対応方法を共有していることがポイント。
さらにダイキン工業では、本アカウントとは別に「ダイキンストリーマチャンネル@ストリーマ教授」という、ダイキンの空気清浄技術であるストリーマの紹介に特化したアカウントも運営しています。
/
ダイキンは花粉に強い!!#ストリーマ空気清浄機 で快適空間
\
30名様にQUOカードPay1000円分
2/22まで毎日参加可能応募方法
1⃣@daikinstreamerをフォロー
2⃣2/6 9:59迄にリポスト
3⃣当選者には即時DMWチャンス#花粉対策にダイキン を付けて引用すると空気清浄機が当たる! pic.twitter.com/sTmEiHNZPe
— ダイキンストリーマチャンネル@ストリーマ教授 (@daikinstreamer) February 5, 2024
上記の投稿ではQUOカードPayの抽選などがおこなわれていますが、ダイキン工業も上記投稿をリポストしています。
複数のアカウントを運営している企業は、ダイキンのようにアカウント同士を交流させてより多くのユーザーにアプローチする使い方は参考になるでしょう。
ライソン(LITHON)公式/一点突破家電メーカー
Instagramアカウント:ライソン(LITHON)公式/一点突破家電メーカー(@lithon_corp )
フォロワー数:約6.4万人(2024年2月現在)
つづいてご紹介する生活家電メーカーのSNS企業アカウントは、「ライソン(LITHON)公式/一点突破家電メーカー」のInstagramアカウントです。
ライソンは大阪の家電メーカーで、全国的な知名度はあまり無いものの、SNS上ではYouTubeチャンネルの登録者数が約40万人、Instagramでは6万人以上のフォロワーを獲得しているなど、大きな影響力を持っています。
フォロワー増加のきっかけとなったのが、「会社で○○やってみた」シリーズです。
上記の動画は会社で焼き芋ブリュレを作るという動画で、動画内ではライソンの商品「超蜜やきいもトースター」が使われています。
コント風の動画で、見ている人が思わずツッコみたくなるような内容となっており、動画から社内の雰囲気の良さも伝わってくるほか、商品の性能も実演によって伝わるためPR動画としてクオリティの高いコンテンツといえるでしょう。
Panasonic Japan(パナソニック公式)
YouTubeアカウント:Panasonic Japan(パナソニック公式)(@panasonicjapan)
フォロワー数:約13.9万人(2024年2月現在)
つづいてご紹介する生活家電メーカーのSNS企業アカウントは、「Panasonic Japan(パナソニック公式)」のYouTubeアカウントです。
Panasonic Japan(パナソニック公式)のYouTubeアカウントでは、CMや製品の紹介動画等が投稿されています。
また、Panasonic Japan(パナソニック公式)のYouTubeチャンネルでは、消費者の疑問や困りごとにリーチする動画も投稿しています。
上記のようにエアコンの初期設定の動画を置いておくと、説明書では伝わりづらかった部分もわかりやすくなるので便利です。
本事例のように消費者の共感を呼ぶようなテーマを設定し、それに対する答えを提示することで、消費者の関心を引きつけることができます。
また、CM動画に関しては、再生時間が短いため気軽に再生してもらえることもポイントといえるでしょう。
家電は生活に欠かせない存在であり接触時間が長いことから、製品に関する疑問や困りごとも生まれやすい商品であり、事前にトラブルシューティングの対応をすることによって、消費者に安心感を与えています。
Haier Japan
TikTokアカウント:Haier Japan(@haier_japan)
フォロワー数:約1.2万人(2024年2月現在)
最後にご紹介する生活家電メーカーのSNS企業アカウントは、「Haier Japan」のTikTokアカウントです。
Heierは洗濯機や調理家電などを取り扱う会社ですが、TikTokでは事業内容とあまり関係のない時短レシピを30秒以内でお届けしています。
@haier_japan 知らないと損すぎ! 明太クリームチーズうどん! #冷凍レシピ #時短レシピ #レンチンレシピ ♬ William Tell Overture Orchestra(1228967) - Kohrogi
例えば上記の動画は明太クリームチーズうどんの時短レシピですが、手順も簡単で、動画時間もわずか9秒と短い時間になっています。
動画内ではHaierの冷蔵庫や電子レンジがさりげなく登場するのみで、「自社の製品を使って」というPRを積極的に行っているわけではなく、広告感が少ないことが特徴。
Haierは他にもInstagramやXのアカウントを持っていますが、Instagramでは新商品の紹介やキャンペーン情報を行い、Xでは自社のキャラクターであるレイトくんのイラストを中心に更新するなど、プラットフォームによって運営方法を変えることがHaierの強みといえるでしょう。
豆で邪鬼をはらう行事が初めて行われたのは、室町時代の京都だとか
「看聞日記」の1425年の記録に記されています。「おには〜そと!
くまは〜うち!❄️」#Haier #イラスト #ハイアール #レイトくんと仲良くしたい pic.twitter.com/pp2ZgfpdBs— Haier Japan(公式) (@HaierJapan) February 3, 2024
まとめ
本記事では、生活家電ブランドが実施しているSNSアカウント運用の成功事例をまとめてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
自社や商品の特徴を把握したうえでそれぞれ特徴的なアカウント運用がされており、利用するプラットフォームもさまざまでした。
自社の家電を販売したいターゲット層にリーチする方法として、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。
もし最適なSNS戦略が思いつかないという企業の担当者様がいらっしゃいましたら、こちらまでお気軽にご相談ください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
▼関連記事
▼おすすめ資料をダウンロードする