Top画像:無限の可能性に満ちた未来、Made On YouTube|日本版 YouTube 公式ブログ
2024年9月、Google DeepMindの高性能動画生成モデル「Veo」がYouTubeショートに導入されることが発表されました。
本機能の登場により、クリエイターはこれまでにない高度な背景やコンセプトを動画に取り入れられるようになります。
例えば、ファッションデザイナーが独自のデザインを視覚化し、視聴者と即座に共有できるといった新たな表現の幅が広がります。
さらに、Veoを活用して6秒間の独立した動画クリップを生成する機能も追加され、映像のつなぎや不足部分を簡単に補うことが可能です。
YouTube Studioの「インスピレーション」タブも改良され、生成AIを活用したブレインストーミングツールが追加されました。
これにより、クリエイターは自分のスタイルに合った動画アイデアやサムネイルの提案を受け取り、プロジェクトを効率的に進められるようになります。
来年には評価の高いコメントや他の動画から直接「インスピレーション」タブにアクセスできるショートカットも導入予定です。
また、「Communities」機能の提供範囲が拡大され、ファンや視聴者が動画について話し合ったり、ファンアートを共有したりすることができる専用スペースがより多くのチャンネルで利用可能になります。
さらに、期待の新鋭クリエイターをサポートする「ハイプ」機能も登場。
「ハイプ」された動画は特別なスコアボードに掲載され、視聴者はスコアボードを通じて注目の新人クリエイターを発見・応援することができます。
自動吹き替え機能の提供も拡大され、日本語やスペイン語など多言語に対応する予定で、視聴者層を世界中に広げることが可能に。
さらに、クリエイターの声のトーンやイントネーションを反映した自然な吹き替え音声の開発も進行中です。
YouTube Studioの「コメント」タブも「コミュニティハブ」として刷新され、AIがクリエイターのスタイルに合わせた返信文の候補を生成する機能が追加されます。
大量のコメントに対する返信が効率化され、視聴者との交流をさらに深めることが可能になります。
この他、縦型ライブ配信では視聴者とのリアルタイムの交流を促進するデジタルアイテム「ジュエル」や「ギフト」が導入され、収益化の新たな方法として活用される予定です。
また、YouTubeショッピングの提供範囲も拡大し、インドネシアやタイ、ベトナムなどのクリエイターがショッピング機能を利用してお気に入りの商品をファンと共有できるようになります。
最後に、テレビ画面での視聴改善を目指し、コンテンツをシーズンやエピソードごとに整理する新機能が導入される予定です。
これにより、視聴者はクリエイターの新規コンテンツを見つけやすくなり、大画面での視聴がさらに充実した体験となります。
今回の新機能登場により、YouTubeはクリエイターと視聴者の体験をさらに豊かにし、プラットフォームとしての魅力を大幅に向上させていくでしょう。
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