目次
シューズブランドとインフルエンサーのタイアップ成功事例5選
それでは早速、シューズブランドとインフルエンサーのタイアップ成功事例5選をご紹介していきます。
1.ASICS Running(アシックス ランニング)
初めにご紹介するのは、「ASICS Running(アシックス ランニング)」が実施したタイアップ事例です。
ASICSはスポーツ用品やウェアを製造・販売するブランドで、スポーツする際はもちろん、日常でオシャレに履きこなせるシューズを販売しています。
ASICS内のブランドASICS Runningでは、ランニングを行う方向けの機能性の高いシューズを製造しています。
ASICS Runningはビューティーレッスンやブライダルレッスン・ウォーキングの講師といった活動をするインフルエンサー「野原遥」さんとのタイアップを実施しました。
野原さんは健康や運動などの面から美にまつわる発信を行っており、同世代から憧れられるような存在であることが窺えます。
【タイアップ事例】:ASICS Running×野原遥さん
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上記のタイアップ投稿では、アシックスラン東京丸の内で提供しているサービスの紹介をしています。
上記店舗では、気になるシューズやウエアを借りて外に走りに行くことが可能であり、自分の足に商品が合っているかを実際に確認できます。
さらに、足形計測をして数値から自分に合ったシューズを提案してもらうことがで出来るといったサービスも行っており、投稿内では店舗の内装や設備を見せながら、野原さんが足形測定を体験する様子やシューズを履いて外に走りに行く様子を収めています。
テキストだけでなく実際に体験しているシーンを動画で見ることで、ユーザーにサービスの内容を認識させやすく、安心感を持ってもらえるでしょう。
キャップション内ではサービスの内容やメリットを事細かに記載しており、「実際に履いて走ってみないとわからないという不安も払拭できます。」など、ユーザーの気持ちに寄り添った共感分を入れているのもポイントです。
また、野原さんはもともとランニングをされており、マラソンにも挑戦された経験があるということから商品との親和性は極めて高いことが窺えます。
インフルエンサーの普段の投稿からフォロワー層とターゲットユーザーがマッチしているかを分析したうえで、広告効果を見込めるインフルエンサー選定をしていきましょう。
2.steppi(ステッピ)
続いてご紹介するのは、「steppi(ステッピ)」が実施したタイアップ事例です。
steppiはニットでできていることが特徴的なシューズのブランドで、衣服のように毎日履いたり簡単に洗えることが魅力であり、女性を中心ターゲットとしています。
steppiはキャンプや旅についての発信をしているインフルエンサー「YURIE」さんとのタイアップを実施しました。
YURIEさんはキャンプカーで全国各地の様々なスポットを訪れており、旅先での出来事やキャンプの様子を発信しています。
【タイアップ事例】:steppi×YURIEさん
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上記のタイアップ投稿では、steppiのシューズを履いて出かける様子から洗濯する姿までを動画で見せています。
シューズが濡れるシーンを演出することで、水にも強い商品であることを訴求していることが窺えます。
リール動画では写真やテキストで訴求できないイメージをユーザーに伝えられるため、機能性や利便性を伝えるには活用していきたい方法です。
キャプション内では、インフルエンサー自身の足のサイズが小さいことから、なかなかサイズの合うシューズがなかったというエピソードを加えることで、同じような悩みを持つユーザーが共感できる文章作りをしています。
「旅行にも持っていきたい✈︎」など、YURIEさんの生活背景ならではのコメントを入れているのもポイントですね。
機能面だけでなく、色選びのポイントやコーディネートについても触れることで、オシャレに興味関心の高いユーザーに訴求していることも窺えました。
3.&MEDICAL(アンドメディカル)
画像:&MEDICAL
続いてご紹介するのは、「&MEDICAL(アンドメディカル)」が実施したタイアップ事例です。
&MEDICALは、「もっと身近なヘルスケア」をテーマに健やかなライフスタイルをサポートするためのアイテムを製造・販売しています。
ソファベンチやバランスボールといった商品の製造も行っているブランドですが、ルームシューズ、KAMOLEG(カモレグ)の販売も行っています。
&MEDICALは、夫婦2人と猫の日常生活を発信しているインフルエンサー「ayumi 夫婦と猫」さんとのタイアップを実施しました。
食事の写真やお部屋の様子・おすすめの生活雑貨など発信内容は幅広くなっていますが、オシャレで落ち着いた雰囲気のトンマナが統一されているのが魅力で、質の高い暮らしをされていることが窺えます。
【タイアップ事例】:&MEDICAL×ayumi 夫婦と猫さん
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上記のタイアップ投稿では、"履いてるだけでフィットネスができる"というルームシューズ、KAMOLEG(カモレグ)を紹介しており、実際に商品を使用しながら家事の様子を見せ、テキストで商品の性能を解説しています。
また、キャプション内では「基本三日坊主のわたしにはすごくピッタリ」「クローゼットに眠ってる数々のフィットネス機具さよならします。」といったコメントを入れ、ユーザーが共感できる文章作りをしていることがポイント。
本タイアップ投稿の商品はデザイン性よりも機能面をアプローチすることが有効であったため、普段から質の良い暮らし情報や日常生活の発信をしているayumiさんとは非常に親和性の高いタイアップであると言えます。
インフルエンサー選定をする際は、自社の商品のどのポイントをユーザーに訴求したいかを明確にし、有効なタイアップ投稿を作成していきましょう。
4.ヒラキ
画像:ヒラキ
続いてご紹介するのは、「ヒラキ」が実施したタイアップ事例です。
ヒラキは、スクール用品・雑貨・収納用品、靴・衣料品などを幅広く取り扱う企業で、198円から購入できる激安シューズの販売も行うなど、驚くほどのリーズナブルさが特徴的です。
ヒラキはプチプラでも高見えコーデする大人コーディネートを紹介しているインフルエンサー「yoco ZARA/UNIQLO/GU」さんとのタイアップを実施しました。
GUやUNIQLOなどユーザーがすぐに取り入れやすいプチプライスブランドの商品を使用しており、モードな雰囲気が魅力の発信となっています。
【タイアップ事例】:ヒラキ×yoco ZARA/UNIQLO/GUさん
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上記のタイアップ投稿では、ヒラキのシューズを使用したコーディネートを紹介しています。
投稿で紹介しているパンプスも548円と低価格の商品ですが、プチプライスには見えない"高見え商品"であることをユーザーに訴求しています。
普段の投稿でもプチプラ商品を紹介しているyocoさんとの相性の良い商品であり、普段の発信内容とも違和感なく馴染むタイアップ投稿となっていることが窺えます。
カラーバリエーションやサイズ展開といった気になるポイントについても言及しており、「これならイロチ買いもしやすいよね」と呼び掛けることで複数の購入を促しているのも良いポイントです。
また、クーポンの存在を知らせるなど、有益な情報も投稿内のキャプションに入れ、ユーザーにメリットを訴求している部分も素晴らしいですね。
5.Allbirds(オールバーズ)
画像:Allbirds
最後にご紹介するのは、「Allbirds(オールバーズ)」が実施したタイアップ事例です。
Allbirdsは、サステイナブルなものづくりやこだわりの天然素材を特徴としたシューズブランドで、「軽い、柔らかい、弾むような履き心地」のシューズを販売しており、日常で履きこなせる商品からスポーツ用に使用できるものまで幅広く製造しています。
Allbirdsはボディポジティブな発信をしているインフルエンサー「伝農 はるか」さんとのタイアップを実施しました。
伝農はるかさんは、プラスサイズモデルとしてファッションモデルの活動をしながら、ありのままの自分でいられる生き方についての考え方や日常の発信などを行われているインフルエンサーです。
【タイアップ事例】:Allbirds×伝農 はるかさん
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上記のタイアップ投稿では、伝農さんの日常の様子を写しながら、Allbirdsのシューズを紹介しています。
普段の生活を見せ、シューズが日常に溶け込んでいるイメージを想起させることで、ユーザーに広告感を感じさせない投稿づくりをしていることが窺えます。
動画内のナレーションやキャプション内では、商品の原材料が地球にやさしいものである点やサステイナブルな取り組みについて紹介しています。
また、「私イベントで1日中立ちっぱなしの日があって そういう時に履く靴って本当に大事なんだけど」という独自のエピソードを入れることでユーザーが共感できる悩みに訴求し、商品提案をしているのも良いポイントです。
キャプション最後には「東京は原宿と丸の内、関西は大阪にあるから みんな履きに行ってみて?絶対気に入るから😚」という文章を入れ、実店舗への訪問を促していることも分かります。
伝農さんは、普段から"ありのまま"の生き方やポジティブな考え方についての発信をしているインフルエンサーであることから、Allbirdsのブランドコンセプトとの親和性が高いタイアップであるといえるでしょう。
商品ジャンルの親和性といった分かりやすいタイアップだけでなく、本事例のようにインフルエンサーの発信の方向性から、フォロワーの考え方や価値観に寄り添ったタイアップをしていきましょう。
まとめ
以上、シューズブランドとインフルエンサーのタイアップ成功事例5選をご紹介しましたが、いかがでしたか。
今回は、ファッション系インフルエンサー以外にも、商品の特性やブランドのコンセプトに合った幅広いジャンルのインフルエンサーとのタイアップ投稿が見られました。
インフルエンサーの拡散力を活用することで、自社の商品を認知していない潜在顧客へのアプローチが可能となります。
タイアップ投稿を作成する際は、様々な視点から自社のターゲットと親和性の高いフォロワー層を持ったインフルエンサーを選定し、適切なインフルエンサーマーケティングを行いましょう。
なお、インフルエンサー選定や投稿づくりなど、インフルエンサーマーケティングにお悩みの方はこちらからお気軽にお問い合わせください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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