企業アカウントの数が1万社を突破したインスタグラム。既に利用している企業の方も、これから利用を検討されている方も多いのではないでしょうか。
インスタグラムで企業アカウントを運用するためには「ビジネスアカウントへの切り替え」を強くおすすめしますが、現状使っていない企業のアカウントも多いようです。
ビジネスアカウントへの切り替えを行うことで「ビジネスプロフィール」「Instagramインサイト」「投稿の宣伝」という3つのビジネスツールを利用することが出来ます。ユーザーの動向を把握・分析するために有用なビジネスアカウントへの切り替えは必ず抑えておくべきポイントです。
本記事では、
- Instagramのビジネスアカウントの特徴とメリット
- Instagramビジネスアカウント導入手順
- Instagramプロフィール構成とフォロワーが増えるプロフィールのポイント
- Instagramビジネスアカウントでよくある質問&回答集
などを解説していきます。
※上記リストをクリックいただくことで目的の項目までジャンプします。ご活用ください。
目次
Instagramのビジネスアカウントとは
Instagramのビジネスアカウントとは、企業が顧客と交流する際に役立つツールなどが使用できる企業利用者向けのアカウントです。
全世界の企業が次々にインスタグラムの利用を始めており、その多くがビジネスアカウントを自社コンテンツとして活用しています。
電話やメッセージ、メールなど、ユーザーがビジネスにコンタクトする時の方法を選択できるほか、店舗の位置情報を掲載できるなど、ビジネスで活用できる機能が使えるようになるのがポイントです。
ビジネスアカウントは、通常のプロフィールから「ビジネスプロフィール」に設定することで簡単に変更することができます。以下でビジネスプロフィールの設定方法について詳しく説明していきます。
Instagramビジネスアカウントに設定してできる3つのメリット
前述した通り、ビジネスアカウントに変更すれば「ビジネスプロフィール」「インスタグラムインサイト」「投稿の宣伝」の3つのツールを利用することができます。
ここでは、ビジネスアカウントで利用できるこれらのツールについて説明していきます。
1. ビジネスプロフィール
Instagramアカウントのプロフィールに「メールアドレス」「電話番号」「住所」を連絡先として登録することができます。
プロフィール上に「連絡先」ボタンが表示され、タップすることで直接連絡を行うことができるようになるため、問合せ数アップが期待できます。
フォロワーが増えるInstagramビジネスプロフィールの作り込みのポイントについては後述します。
2. Instagramインサイト
出典:Instagram、ビジネスコミュニティ向けのビジネスツールを日本で導入開始|Facebook newsroom
「Instagramインサイト」は、自社のインスタグラムアカウントのフォロワー数の推移、フォロワーの男女比や年齢構成、オンラインの時間帯、反応が良かった投稿など、アカウントの詳細情報を知ることができるツールです。
自分の投稿の効果を測ったり、アカウント全体の分析をする際に非常に重宝する機能となります。
プロフィール画面メニューの「インサイト」ボタンからはアカウント全体の情報が、各投稿画面の「インサイトを見る」からは投稿単位ごとの情報を確認することができます。
見ることのできる数値を以下で簡単に紹介しておきましょう。
アカウント全体に関するインサイト
- インプレッション数
投稿した全ての写真が閲覧されたのべ回数 - リーチ数
投稿した全ての写真を閲覧したユニークアカウントの数 - プロフィールへのアクセス数
プロフィールへアクセスしたユーザーの数 - ウェブサイトクリック
ビジネスプロフィールに登録されているウェブサイトをタップしたたユーザーの数
投稿した写真に関するインサイト
- インプレッション数
投稿した写真が閲覧されたのべ回数 - フォロー数
その投稿を見てフォローしてくれたユーザーの数 - リーチ数
投稿した写真を閲覧したユニークアカウントの数 - いいね!数
投稿に対するいいね!の数 - コメント数
投稿に対するコメントの数 - 投稿保存数
投稿を保存したユーザーの数 - ダイレクトメッセージ数
ダイレクトメッセージが送信された数
オーディエンス(フォロワー)に関するインサイト
- 人数
フォロワーの人数 - トップの場所
フォロワーの住んでいる地域の割合 - 性別
フォロワーの性別の割合 - 年齢層
フォロワーの年齢構成の割合(全体、男性、女性、それぞれで確認することが可能です) - フォロワーアクティビティ
フォロワーがInstagramを使用している曜日・時間帯
ちなみに、Instagramのインサイトを使ってユーザーの年齢や性別や地域といった指標を確認するためには100人以上のフォロワーが必要となります。フォロワー数が少ない内は、フォロワーに関する指標の確認はできないことを覚えておきましょう。
ストーリーズに関するインサイト
- インタラクション数
ストーリーズを通して実行されたアクション数(プロフィールへのアクセスなど) - インプレッション数
投稿したストーリーズが閲覧されたのべ回数 - リーチ数
投稿したストーリーズを閲覧したユニークアカウントの数 - 返信
ストーリーズの「メッセージを送信」を使ってメッセージが送信された回数。 - ストーリーからの移動
ユーザーがストーリーズを最後まで見ずに、スワイプして別の人のストーリーズやプロフィールに移動した回数。(=離脱数)
(補足)Instagramの「インプレッション数」と「リーチ数」の違い
インプレッションとリーチ数は同じように思われがちですが意味合いが異なります。
インプレッションは「投稿が閲覧された合計回数」のことを指します。
それに対して、リーチ数は「投稿を閲覧したユニークユーザー数」となります。
たとえば、1人のユーザーが投稿を10回閲覧すると「インプレッションは10」と表示されますが、「リーチ数は1」とカウントされるのです。
分析をする際には、この2つの意味合いを分けて考える必要がありますので注意しましょう。
Instagramインサイトで分析をしよう!
Instagramの分析ツールとして活用されるInstagramインサイト。フォロワーの属性、興味、反応をより簡単に早く取得できるようになったため、コンテンツマーケティングに役立てることができるでしょう。
インサイト機能をつかって分析をする方法は【徹底解説】instagramインサイトの分析で過去最大の効果を出す具体的な技術の記事にて詳しく解説していますので、併せてご活用ください。
3:投稿の宣伝
これまでFacebookの広告管理ツールからインスタグラム上に広告を配信することが可能でしたが、ビジネスアカウントへの切り替えを行うことで過去の投稿を広告として簡単に出稿(再投稿)することができます。
プロフィール画面の「広告」あるいは投稿画面の「宣伝」ボタンから広告の作成を開始することができます。
画面の指示に従い目的、ターゲット、予算と配信期間などの条件を設定しましょう。
尚、Facebookページとリンクさせていない場合広告は作成できませんので留意しておきましょう。
以下に広告出稿の簡単な流れを紹介しておきます。
宣伝する写真の選択
一番最初に、宣伝に利用する写真を選択します。ビジネスアカウントを利用してアプリから宣伝を行う場合、選べる写真は過去に投稿したことのある写真限定となります。
誘導先の設定
広告によって促したい誘導先を以下から設定します。尚、選んだ項目によりアクションボタン(CTA)が変わります。
- Instagramアカウントのプロフィール
アクションボタン:Instagramプロフィールを見る - ウェブサイト
アクションボタン:詳しくはこちら - ダイレクトメッセージ
アクションボタン:メッセージを送信
ターゲットオーディエンスを設定する
広告の配信ターゲットを「自動」または「カスタムオーディエンス」から選択することが出来ます。
「自動」では自分のInstagramアカウントのフォロワーに似た属性の人をターゲットに広告が配信されます。
「カスタムオーディエンス」では、次の項目を指定することが可能です。広告配信のターゲットが明確化されている場合、カスタムオーディエンスを使うとよいでしょう。
- 地域
- 趣味・関心
- 年齢と性別
予算と掲載期間
広告を出稿する予算と掲載期間を指定することが出来ます。
予算は最小100円~最大10万円まで、掲載期間は最低1日間から最大30日間まで選べます。
作成した広告の確認
最後に広告の内容を確認して、広告の作成完了となります。
Instagram広告については、【完全ガイド】Instagram広告の導入と運用ノウハウや成功事例をすべて解説の記事にてより詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
Instagramビジネスアカウントにすると制限されることも
ビジネスプロフィールに変更すれば、上記で紹介した3つのツールを使用することができるようになると話しました。一方、変更すると制限されることもあります。制限されるのは主に2つ。「非公開アカウント」「関連付けたFacebookのアカウント以外の使用」が制限されてしまいます。
非公開アカウント
ビジネスプロフィールに設定した場合、非公開アカウントを利用することはできません。利用する際は必ず非公開を解除する必要があります。
関連付けたFacebookのアカウント以外の使用
ビジネスプロフィールに変更したインスタグラムの投稿をFacebookで共有するとき、ビジネスプロフィールの設定で関連付けたFacebookのアカウントでしか、インスタグラムの投稿をシェアできません。
別アカウントでインスタグラムの共有を行いたい場合は、一度個人用アカウントに切り替え、その後またビジネスプロフィールに変更し、希望とするFacebookページと関連付ける必要があります。
Instagramビジネスアカウントへの移行方法と手順
インスタグラムのアカウントをビジネスアカウントに切り替えるためには
- Instagramのアカウント
- Facebookアカウント(管理者権限)
- Facebookページ
が必要となります。
この時、認証に使うFacebookアカウントは、1つのFacebookアカウントしか登録することが出来ませんので、企業アカウントの運用の際は誰のFacebookアカウントを利用するか検討が必要となります。
Facebookページの作り方
※「Facebookページ」とは、Facebook上に自分の専門ページを作ることができる機能です。ブランドの販売ページやイベントの特設ページなど、様々な用途のページを作ることができます。
まずはFacebookのアカウントを作成しておきましょう。アカウントの開設が完了したら、以下の4ステップで「Facebookページ」を作成することができます。
- facebook.com/pages/createに移動します。
- ページタイプをクリックして選択します。
- 必要な情報を入力します。
- [スタート]をクリックし、画面の指示に従います。
(ページ作成手順の参照:ページの作成と管理|Facebook公式ヘルプセンター)
Instagramビジネスアカウントへの移行手順
個人用アカウントからビジネスプロフィールへの移行はアカウントのプロフィール画面から行うことができます。
まずInstagramのプロフィール画面右上にある「メニュー」から「設定」ボタンをタップしオプション画面に進みます。
設定オプション内の「アカウント」をタップします。アカウントオプションの最下部に「ビジネスアカウントに切り替える」ボタンがあるのでタップしましょう。
ビジネスアカウントへの移行画面となりますので、「次へ」を押して画面を進めます。
まず、Facebookページをリンクさせます。自身で準備したFacebookページを選び「次へ」を押しましょう。
尚、Facebookページが準備できていない場合は新しい「Facebookページを作成」したり、「今はFacebookにリンクしない」でスキップすることもできます。
ただし、InstagramショッピングやInstagram広告といった機能を活用することができませんので、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。
Facebookページとのリンクが完了したら、続いてビジネスのカテゴリを選びます。検索ボックスにキーワードを入れることで様々な項目が表示されますので、自身のビジネスに最も近いものを選びましょう。
最後にビジネスメールアドレスが表示されるので確認し、「完了」ボタンをタップしましょう。
尚、ここで設定したビジネスの情報は後でいつでも変更することができます。
以上でInstagramビジネスアカウントへの移行完了です。プロフィール画面に「広告」や連絡先(メール、電話など)が表示されていれば正常に移行完了しています。
※「広告」「連絡」ボタンはスマートフォン限定での表示となっておりPCでの閲覧では表示されませんので、必ずスマートフォンでの確認が必要です。
ビジネスプロフィールはいつでも個人用プロフィールに戻すことができますが、個人用アカウントに戻すとそれまでに収集した「Instagramインサイト」の情報が全てリセットされ消去されてしまいますので注意が必要です。
Instagramビジネスプロフィール構成と設定内容
Instagramアカウントのプロフィールは「自社のもう一つの入り口」とも言える非常に重要なものです。
ユーザーの心をつかむ魅力的なプロフィールでなければ、ユーザーは入り口をみただけで帰ってしまいフォロワー獲得につながりません。
ここからはフォロワーを獲得に向けた、より魅力的なプロフィールにするためのポイントを紹介していきます。
Instagramビジネスプロフィールの構成
Instagramのプロフィールは「プロフィールを編集」ボタンから編集することができます。
まず、Instagramビジネスプロフィールは個人用アカウントと共通の「基本事項」とビジネスアカウント限定の「ビジネス情報」の大きく分けて2つの項目で構成されています。
それぞれ以下に解説していきましょう。
基本事項
基本事項の設定項目は以下の通りです。
プロフィール写真
ユーザーネームと一緒に表示される画像を設定します。自社やブランドのロゴ、イメージキャラクターなどアカウントに合った画像を設定しましょう。
ユーザーネーム
Instagramのアカウントのユーザーネームを設定します。ブランドの名前を入れるなど、検索しているユーザーが見つけやすいユーザーネームにすると効果的です。
ウェブサイト
自社のウェブサイトやブランドサイト、ECサイトなどのURLを設定します。
Instagramは投稿毎にURLリンクを設定することができません。ですので、ビジネスプロフィール上のリンクは非常に重要なものとなるため必ず設定しましょう。
一定の条件(公式から明確にはされていませんが、フォロワー数1万人以上と言われています)を満たすとInstagramストーリーズ上にリンクを追加することができますが、まずはプロフィールのウェブサイトリンクへ誘導することが大切です。
自己紹介(入力できる文字数は最大150文字まで)
アカウントの紹介文を設定します。自社がどのような企業なのか、どのような商材を取り扱っているのかなどをわかりやすく記入しましょう。そのアカウントでどのような投稿を行っているのかなども記入すると良いでしょう。
キャンペーンを実施しているならキャンペーンについて言及するなど、自己紹介欄を最大限活用することでユーザーの興味を引くことができます。
自己紹介に入力できる文字数は最大で150文字と限定されていますので、必要最低限なものを工夫して表現しましょう。
ビジネス情報
ビジネスプロフィールにおいては個人用アカウントと共通の「基本事項」に加えて「ビジネス情報」の項目を設定することになります。ビジネス情報の設定項目は以下の通りです。
ページ
リンクしたFacebookページを変更することができます。
たとえば、期間限定でイベント用の特設Facebookページにリンクさせるなどの使い方ができます。
基本事項のURL設定では企業サイトを、ビジネス情報のページ設定ではブランド用Facebookページをリンクさせるなど、別々に設定することが可能です。
カテゴリ
自社の業種やビジネスの種類に合わせてカテゴリを設定できます。ビジネスアカウントへ移行した際に設定したカテゴリーから変更したいときに活用しましょう。
連絡先オプション(メール、電話番号、住所、CTAボタン)
ビジネスプロフィールへの移行の際にも設定した連絡先を編集することができます。またアクションボタン(CTA)の設定・追加もここで行うことが可能です。
特に、店舗を出しているような場合、住所や電話番号といった情報を載せておくことでユーザーの訪問や問い合わせが増えることが見込めますので必ず設定するようにしましょう。
情報を追加すると、以下のようにInstagramプロフィール画面上に反映されます。
フォロワーが増え人気になる企業Instagramアカウントのプロフィールづくりのポイント
Instagramでマーケティングを行う上で欠かせないビジネスプロフィールについて解説してまいりましたが、それだけでは十分ではありません。
人気になるInstagramの企業アカウントのプロフィールを作成する上で重要なポイントをご紹介してまいりましょう。
企業Instagramアカウントの世界観(ブランディングの方向性)を明確にする
自社アカウントの世界観(ブランディングの方向性)を明確にすることがとても重要です。
多くのInstagramユーザーに自社やブランドに対してどのようなイメージを持ってもらいたいかをしっかりと決め、統一された世界観の表現を行いましょう。
大前提として世界観に沿った魅力的な写真や動画コンテンツを投稿する。そのうえで世界観に沿ったプロフィールを設定してユーザーの心をつかみましょう。
企業Instagramアカウントのターゲットを明確にする
Instagramアカウントを運用するうえでターゲットとするInstagramのユーザー層を明確にすることも重要です。
ターゲットが男性なのか女性なのかだけでもアカウントの雰囲気は大きく変わってくるでしょう。
自社が集客したいターゲットのペルソナを詳細に設定し、そのペルソナ像が好むアカウント運用を進めます。プロフィール欄も同様で、ターゲット層の興味を引きエンゲージメント率を高めることができるプロフィールの作成を心掛けましょう。
ビジネスの概要やブランドメッセージをわかりやすく説明する
フォロワー獲得のためには、自社・ブランドの商材やサービス、ビジネスの内容について理解してもらうことが欠かせません。
何のサービスや製品を提供しているのか、自社やブランドがどのようなものであるか、ブランドメッセージを簡潔に説明しましょう。
メッセージに共感してくれるユーザーの心をつかめれば、Instagramアカウントをフォローの上ブランドのファンになってくれる可能性も高まります。
画像:@botanist_official|Instagram
アカウントを複数持っているならメンションで紹介する
メンションとは「@+ユーザーネーム」の形で、別のInstagramアカウントへのリンクを付加するものです。
企業によってはブランドや店舗ごとに複数のアカウントを持っていることも珍しくないでしょう。そういった場合には別アカウントをメンションで紹介するとアカウントへの流入経路が増えて認知とフォロワー増加につながります。
オリジナルハッシュタグつきの投稿をユーザーへ促す
プロフィールでは自社アカウントの投稿やキャンペーンで使用するオリジナルハッシュタグもあわせて紹介しユーザーへ投稿を促すと良いでしょう。
オリジナルハッシュタグが拡散し人気が高まればInstagram内でハッシュタグ検索される機会も増えるため、オリジナルハッシュタグが付いた投稿がより多くのInstagramユーザーに見てもらえるようになります。
オリジナルハッシュタグ作りのポイントについてはInstagramで人気投稿になるハッシュタグの効果的な付け方・選び方を徹底解説の記事にて解説していますので、併せてご活用ください。
ストーリーズのハイライトでカテゴリー分けをする
投稿はジャンルやキャンペーンごとにストーリーズのハイライトでカテゴリー分けをするのがおすすめです。
情報をまとめて配信することができ、ユーザーも見たいジャンルの投稿をまとめてチェックできるようになるためとても便利になります。ストーリーズはプロフィールの上部に表示されるため、投稿の閲覧数の増加にもつながります。
また、URLリンクを付加できるようになれば、自社WEBサイトへの流入を増やすこともできます。上手に活用しましょう。
効果的な連絡先オプション(CTA)を設定する
ビジネスプロフィールでは連絡先オプションを設定することでプロフィール上に「連絡先」ボタンを設置し、プロフィールを閲覧したユーザーが自社に直接連絡を行うことができるようにすることができます。
連絡先にはメールアドレスや電話番号を設定することができ、住所を登録することで自社や店舗への道順を案内することも可能です。
たとえば、
- 美容室アカウントで電話予約をしてもらいたいなら、「電話」のみのボタンを表示させる
- 飲食店アカウントで予約を促したいなら「電話」と「席を予約する」ボタンを表示させる
のように、ユーザーにとってほしいアクションに応じて表示させるボタンを設定しましょう。
画像:日本初!! ぐるなび・Instagramが予約機能で連携|ぐるなび
連絡先オプションやCTAの設定はInstagramマーケティングの効果に大きな影響を与えます。
取り扱っている商材やサービス、ターゲットとするユーザーによって効果的な設定は異なりますので、アカウントの目的に応じて効果的なものを設定しましょう。
Instagramビジネスアカウントに関するQ&A
インスタグラムのビジネスプロフィールを活用する際、何から手を付ければ良いのかわからなくて不安になる企業もあるでしょう。
また、インスタグラムを活用したことがない企業はどこに何のボタンがあるのかもさっぱりです。まだ活用したことがない企業の皆さまは、ビジネスプロフィールに関するQ&Aをご確認下さい。
Q1:インスタグラムでビジネスプロフィールを作成するには何が必要?
ビジネスプロフィールを作成する時に必要なのは、「インスタグラムのアカウント」のみですが、アクセスするためには「Facebookアカウント」がないといけません。
Q2:Facebookページが認証されればインスタグラムアカウントも認証されますか?
いいえ。認証済みのFacebookページにリンクしていたとしても、自動的にインスタグラムアカウントが認証されることはありません。
Q3:コンピューター(PC)画面でインスタグラムインサイトは確認できますか?
いいえ。現在、デスクトップコンピューターではインスタグラムインサイトを確認することはできません。インスタグラムインサイトを確認するなら、モバイルから確認しなければなりません。
Q4:インスタグラムインサイトをエクスポートできますか?
いいえ。インスタグラムインサイトは現在モバイルのみの閲覧となっています。CSVフォーマットやその他の方法でのエクスポートはサポートされていません。
Q5:インスタグラムからの宣伝に対する支払方法は?
〈Facebook広告アカウントをお持ちの場合〉
そのアカウントの支払い方法でインスタグラムからの宣伝に対する支払を行うことが可能です。
〈Facebook広告アカウントをお持ちでない場合〉
宣伝を作成した後、支払い方法を追加することができます。支払い方法を追加するためには、[支払い方法を追加]をタップし、支払情報を入力して保存をします。
※広告アカウントで支払方法を変更すると、変更内容はFacebookアカウントとインスタグラムの両方に適応されます。
まとめ
インスタグラムは、世界中のあらゆる規模のビジネスで活用されるようになってきました。
次々と新しい機能が発表され、より多くの業種や様々な規模のビジネスに広告を提供しており、現在世界中で多くの広告主がインスタグラム上でのコンテンツマーケティングに成功してビジネスを拡大させています。
Instagram上で直接商品を購入できる「チェックアウト機能」も実装されつつあり、さらにビジネスで注目されるSNSとなることは間違いないでしょう。
インスタグラムをビジネスアカウントに移行するメリットは非常に大きいものですので、既存のインスタグラムアカウントをまだビジネスアカウントに切り替えていない企業は、すぐにでも変更されることをおすすめします。
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