Instagramで新規リーチが取れる「リールの使い方完全ガイド」を無料配布中！2022年ごろからあった円安傾向は2024年現在まで継続・加速しており、国内外に様々な影響を及ぼしています。
中でもインバウンド需要の増加は明確で、日本政府観光局（JNTO）が発表した2024年3月の訪日客数は308万1600人で、新型コロナ流行前の2019年同月を11.6%も上回る結果となっています。
インバウンドに合わせて自社の商品やサービス・施設のPRを行う企業は多く存在していますが、海外ユーザーにアプローチする施策として有効なのがインフルエンサーを起用したSNS上のタイアップ投稿です。
SNSは世界中のユーザーが閲覧できることが魅力ですが、元から海外ユーザーへ向けた発信を行っているインフルエンサーとコラボすることで、さらに有効なアプローチを行うことができます。
そこで今回は、インバウンド集客を目的にSNS上で行われたインフルエンサータイアップ事例5選をご紹介いたします！
インバウンドへ向けて集客をしたいとお考えの方や、海外へ向けたインフルエンサーマーケティングをしたいとお考えの方はぜひ最後までご一読ください。
目次
インバウンドに向けて集客を目的に行われたSNSインフルエンサータイアップ事例5選
早速、インバウンドに向けた集客を目的に行われたSNSインフルエンサータイアップ事例5選をご紹介していきます。
1．Tokyo Tokyo
画像：Tokyo Tokyo
初めにご紹介するのは、「Tokyo Tokyo(@tokyotokyooldmeetsnew)」が実施したタイアップ事例です。
Tokyo Tokyoは東京都が運営している海外旅行客向けの活動で、Instagramでは東京都の観光スポットや風景、グルメなどの情報を紹介しています。
新しさが感じられる最新の観光スポットから伝統を感じられる風景まで、幅広い情報を取り扱っているのが特徴です。
そんなTokyo Tokyoは、アジア圏を中心に旅をしているインフルエンサー「Renee Hahnel travel & adventure(@reneeroaming)」さんとのタイアップを実施しました。
Renee Hahnel さんは、アウトドアを中心として旅を行われており、Instagramでは各地で撮影した絶景の風景や動物の写真なども投稿されています。
【タイアップ事例】：Tokyo Tokyo × Renee Hahnel travel & adventure さん
タイアップ投稿では、東京での3日間の旅の様子をリール動画で紹介しています。
前半では秋川の渓谷や自然あふれる公園など、東京都の中でもアウトドアなスポットを紹介しており、Renee Hahnelさんの投稿と親和性のある投稿づくりをしていることが窺えます。
タイアップ投稿を作成する際は、アプローチしたいサービスの中でもインフルエンサーと相性の良いものを選ぶことで、フォロワーからの興味関心を引き、高いエンゲージメントを獲得することが期待できるでしょう。
また、上記のタイアップ投稿以外にもハイライトに東京の情報をまとめているなど、リール動画以外の機能を使い分けているのも素晴らしいポイントです。
ハイライトはプロフィールの上部に設置されているため、活用することで幅広いユーザーにリーチすることができるでしょう。
2．丹波篠山市商工観光課
画像：ぐるり！丹波篠山
続いてご紹介するのは、「【公式】丹波篠山市商工観光課(@gururi_tambasasayama)」が実施したタイアップ事例です。
丹波篠山市は、兵庫県中東部に位置する地区で、歴史ある町並みとのどかな自然が特徴で、「ぐるり！丹波篠山」のサイトでは旅行客向けに丹波篠山の魅力を発信し、公式Instagramアカウントでは丹波篠山の美しい風景やスポットやイベントなどを紹介しています。
そんな丹波篠山市商工観光課は、東京で生活し日本の魅力を世界へ発信しているインフルエンサー「BOKU -Japan Travel (@boku_travel)」さんとのタイアップを実施しました。
映像クリエイターとしてクオリティの高い動画を撮影しており、英語と日本語両方での文章を使用しているのも特徴です。
【タイアップ事例】：丹波篠山市商工観光課 × BOKU -Japan Travel さん
タイアップ投稿では、丹波篠山のお寺や書院をリール動画で紹介しています。
建物の荘厳さが伝わるような迫力のある映像となっており、BOKUさんならではの強みを活かした投稿となっていることが分かります。
動画の雰囲気に合った音源を使用しているのもリール動画ならではの特徴であり、思わず引き込まれるような投稿となっています。
一方キャプションでは施設の情報が事細かに説明されているなど、投稿とキャプションそれぞれでアプローチしたい内容をしっかりと使い分けていることが窺えますね。
また、キャプションでは日本語と英語の両方が使用されています。
英語を使用していることはインバウンド需要に向けたアプローチとしてもちろん有効ですが、日本語での説明もあることで国内ユーザーからのビューも獲得することができ、投稿のインプレッションやエンゲージメント増加を図ることができるでしょう。
3．oyadoo(オヤドゥ)
画像：oyadoo
続いてご紹介するのは、「oyadoo｜オヤドゥ(@oyadoo_jp)」が実施したタイアップ事例です。
oyadooは、在日外国人と日本のホテル・旅館をマッチングするプラットフォームであり、公式Instagramアカウントでは、様々なインフルエンサーとタイアップ投稿を作成し、サービスで取り扱っているホテルの紹介を行っています。
そんなoyadoo(オヤドゥ)は、日本で20年間暮らし、観光スポットをはじめとする日本の魅力を海外に発信しているインフルエンサー「Pri Yokomizo | guia no Japão(@priyokomizo)」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】：oyadoo(オヤドゥ)×Pri Yokomizo | guia no Japão さん
タイアップ投稿では、oydooがサービス内で取り扱っているホテルsequence KYOTO GOJOを紹介しています。
上記では複数枚の写真を使用し、ホテル内の部屋やレストラン、食事の雰囲気や、施設を楽しむご本人の様子を写しており、キャプション内ではホテルの魅力を箇条書きで詳細に記載しています。
DJブースがあるホテルは日本では珍しいという点にも触れているなど、海外ユーザーが日本のホテルを選ぶ際に比較できる情報を入れているのもポイント。
また、位置情報機能を使用することで近辺の観光を予定しているユーザーにアプローチしているのも良いですね。
Pri Yokomizoさんは普段から富士山やお寺の写真など日本の文化が分かる投稿をしているため、京都に立地しているホテルを紹介するのにはとても相性が良いインフルエンサーであると言えるでしょう。
4．ダイバーシティ東京 プラザ
続いてご紹介するのは、「ダイバーシティ東京 プラザ(@divercitytokyo_plaza.official)」が実施したタイアップ事例です。
ダイバーシティ東京はお台場にある商業施設で、アパレルショップからアミューズメント施設まで幅広いサービスを提供しており、公式Instagramでは各ショップの魅力やイベント情報・施設でのおすすめな過ごし方を紹介しています。
ダイバーシティ東京プラザは日本在住の外国人インフルエンサー「Ariel Lee アリエル | Japan Travel Creator(@ariel.land)」さんとのタイアップを実施しました。
アリエルさんは日本各地の様々な風景を紹介しており、観光スポットや絶景以外にもバラエティショップやカフェなどのリアルな日本の様子を発信しているのが特徴です。
【タイアップ事例】：ダイバーシティ東京 プラザ × Ariel Lee アリエル | Japan Travel Creator さん
タイアップ投稿ではダイバーシティ東京プラザの様々なショップや施設の様子を撮影し、リール動画にまとめています。
海外のユーザーにも認知度が高いキャラクターや日本のカルチャーを感じられるようなショップをセレクトしているなど、インバウンド需要にアプローチしているのが良いポイントです。
サムネイルにはガンダムの立像写真、動画冒頭にはポケットモンスターのグッズを写した場面を使用しているなど、投稿を閲覧したくなるようなアイキャッチを作成していることも窺えます。
また、施設のへのアクセス情報も英語で記載しているなど、海外ユーザーが知りたい情報を入れ、集客に繋がるような取り組みをしているのも特徴的です。
実際に投稿には海外ユーザーから多くのコメントが寄せられており、有効なアプローチが行えていることが分かりました。
集まったコメントに対しての返信をしていることも、ブランディングの一環として参考になるポイントです。
5．Umekoji Potel KYOTO
最後にご紹介するのは、「Umekoji Potel KYOTO」が実施したタイアップ事例です。
Umekoji Potel KYOTOは、京都の梅小路公園沿いに位置するホテルで、カフェやレストラン、カルチャーを感じられる空間を提供しているのが魅力の施設です。
そんなUmekoji Potel KYOTOは日本に留学中のインフルエンサー「セーラ(@seerasan)」さんとのタイアップを実施しました。
セーラさんのYouTubeチャンネルでは、日本の観光スポットの紹介や、日本語を勉強するご自身の姿といった日常まで、幅広く日本についての発信を行われています。
【タイアップ事例】：Umekoji Potel KYOTO × セーラさん
タイアップ投稿では、誕生日を記念した京都旅行というテーマで観光スポットやホテルの紹介をしています。
動画の前半部分では京都の観光をしている場面を写すことでユーザーの興味関心を引き、中盤でホテルの紹介をするという自然な流れをとっていることが分かります。
上記のような投稿づくりは投稿の広告感を薄め、ユーザーの離脱を防止するといった効果もある工夫と言えるでしょう。
ホテル紹介では、施設の細かな設備・アメニティを友人と一緒に1つ1つ紹介しているほか、お部屋の浴室やベランダからの風景など、ホームページにはないような点まで細かく解説しており、海外ユーザーの不安を解消していることもポイント。
ホテルのサービスも余すことなく楽しんでおり、長尺で多くの情報を発信できるYouTubeのメリットを上手く活用しています。
上記の投稿は誕生日の記念した旅というテーマであったことも相まって、海外ユーザーから沢山のコメントが寄せられていました。
まとめ
以上、インバウンドに向けて集客を目的に行われたSNSインフルエンサータイアップ事例5選をご紹介しましたが、いかがでしたか。
インバウンド需要に向けた発信を行うには、普段から海外ユーザーに向けた投稿をしているインフルエンサーにサービスを紹介してもらうことがとても有効です。
普段から英語で発信をしているインフルエンサーに投稿してもらうことで、自社で投稿の説明を英訳するなどといった手間を省くことが可能となり、日本人にはない着眼点での発信をしてもらえるのも大きなメリットと言えるでしょう。
海外ユーザーへのアプローチやインバウンドへ向けて観光客の集客を図りたい際には、是非本記事を参考にタイアップ投稿を作成していきましょう。
なお、自社の認知拡大や商品の購買促進にインフルエンサーマーケティングを活用したいとお考えの方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績13,700件、最大2.6億リーチ可能なFind Model（ソーシャルワイヤー株式会社）が運営しています。
ILライター：M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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