2024年3月、YouTubeは、視聴者が実物のものとして勘違いしやすい合成されたメディアや、生成AIによって作られたコンテンツに対して、ラベル付けをする新たなツールをYouTube Creator Studioに導入したことを発表しました。
今後ラベル付けが必須とされるのは、
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実在する人物に似せたコンテンツ(実在する別の人物の顔に置き換え、合成した人物の声を動画ナレーションに使用するなど)
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実在する場所や出来事に関する映像を改変したコンテンツ(実在する風景を改変しているなど)
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実在する場所で架空の事件が起きたように描写したコンテンツ(実在する建物で事件が起きたように見せるなど)
といった3つの要素。
ただし、
- 非現実的だと明確に分かるコンテンツ
- アニメーションコンテンツ
- 特殊効果を含むコンテンツ
- 制作のサポートとして生成AIを使用したコンテンツ
は、ラベル付けによる開示不要としています。
今回導入されたラベル付けツールによって、クリエイターは自身のコンテンツの透明性を高め、視聴者に対して信頼を築くことができるようになるでしょう。
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