現代人とは切っても切れない関係のSNS。
特にデジタルネイティブ・SNSネイティブともいえるZ世代にとっては、SNSから情報を収集することも多いでしょう。
今回、SNSマーケティングプラットフォームOWNLY(オウンリー)を開発・運営するスマートシェア株式会社は、SNSの影響度と利用状況について調査を実施しました。
本記事では、その結果についてご報告いたします。
SNSが生活者の意思決定に与える影響を把握し、注力すべきSNSを知りたい企業の担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
調査詳細
- 調査対象者:全国15〜59歳の男女
- 有効回答数:630人
- 調査時期:2023年4月
- 調査方法:インターネット調査
※本記事の画像は全てこちらの記事から抜粋しています。
目次
調査結果
SNS検索の利用頻度
SNSの利用頻度について調査した結果、「毎日」SNS検索を利用するという回答が72.5%、「週2〜3日」が17.2%となりました。
つまり全世代を通じて約9割の人が週の半分以上SNSに触れているのです。
新商品・サービスの発見場所
新商品やサービスの発見場所について上位5つまで選択してもらった調査結果が上のグラフです。
その結果、テレビCMやテレビ番組といったマスメディアの影響はまだまだ大きいと言えます。
また、2位が「身近な人から聞く」であることを考えると、実際に使った人の具体的な感想が聞きたいという心理も窺い知れる結果でもあるようです。
そして、SNSの口コミでも約3割の人が新情報を得ているのです。
そして同じ質問の結果をZ世代にあたる15~29歳のみで抜粋したところ、SNSの口コミがトップという結果になりました。
さらにテレビCMは18%にとどまっているという結果を見ても、SNSのほうにシフトしていることがわかります。
Z世代のSNS利用率は95%以上という調査結果もあり、今後ますますSNSでの口コミの重要度は増していくでしょう。
新商品・サービスの購入の際に重要視する情報
新商品・サービスの購入の際に重要視する情報について上位5つまで選択してもらった調査結果が上のグラフです。
ここでは新製品情報と異なり、WEBサイトやSNS上の口コミ(レビュー)を参考にすると回答した人が5割近くになっています。
「WEB上の紹介記事」が34.8%、「身近な人から聞く話」が28.7%となっており、全体的に消費者に近い第三者の情報を聞きたい人が多いことがわかります。
そしてこちらも回答の結果をZ世代にあたる15~29歳のみで抜粋したところ、SNS上の口コミを参考にする回答が最も多い49.47%となりました。
全体的な結果は全世代のものとあまり変わりませんが、SNSへの信頼度が他の世代に比べて高めなのかもしれません。
SNSでの口コミについて
SNS上の口コミ(レビュー)を重要視していると答えた297名に対し、どのSNSを参考にするかという質問も投げかけています。
その結果、トップはTwitter(68.7%)で、その後にInstagram(60.0%)、YouTube(59.1%)と続いています。
SNSでの口コミに関してはこの3つの媒体がメインとなっていると言えそうです。
特にTwitterは幅広い年齢層のユーザーが使用しており、多くのユーザーが匿名のため、より本音に近い口コミ投稿が多いと思われます。
また、InstagramやYouTubeといったビジュアルに特化している媒体が信頼されているのは、画像や動画から情報を汲み取るユーザーが増えているためだと考えられます。
最後に、「SNS上に口コミ(レビュー)を投稿したことがある」という366名を対象に、その投稿理由を質問しました。
回答で最も多かったのは「自己満足」(36.9%)で、次に「キャンペーンの参加要件だったから」(35.0%)という結果となりました。
キャンペーンの応募要項として「口コミ投稿で抽選に参加できる」という項目があることがありますが、ユーザーの口コミ投稿の促進にはこのようなキャンペーンも有効だと考えられます。
まとめ
SNSといっても各SNSで世代や利用者層の違いがあるため、企業は目的に合わせて最適なSNSツールを選定する必要があります。
最近はZ世代を筆頭にSNS上の情報の重要性が日々高まってきています。
今後「SNSの口コミを増やしたい」「SNSを通して購買力を上げたい」と考えている方は、SNSキャンペーンを有効的に活用してみてはいかがでしょうか?
もしもSNS運用に自信がない企業の担当者の方がいらっしゃいましたら、こちらまでお気軽にご相談ください。
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