TikTokはZ世代の楽曲の流行源、と言っても過言ではなくなってきた昨今。
さらに、TikTokで流行した楽曲はYouTubeショートやInstagramのリールなどでも活用されやすいこともあり、
TikTokを押さえることがSNSのトレンド全体を押さえることにもつながります。
そこで今回この記事では、2023年秋にTikTokで人気を獲得した楽曲を10曲まとめてご紹介していくので、ぜひ流行の音楽を使った投稿の制作にお役立てください。
目次
- 1 【2023年秋】TikTokで人気の楽曲TOP10
- 1.1 1.『唱』/Ado
- 1.2 2.『Seven (Clean Ver.) (feat. Latto)』/Jung Kook
- 1.3 3.『Super Shy』/NewJeans
- 1.4 4.『you are my curse』/nyamura
- 1.5 5.『SPECIALZ』/King Gnu
- 1.6 6.『Love Lee』/AKMU
- 1.7 7.『美少女無罪♡パイレーツ』/宝鐘マリン
- 1.8 8.『ランデヴー』/シャイトープ
- 1.9 9.『ニンジーン Loves you yeah !』/ランカ・リー=中島 愛
- 1.10 10.『けーたいみしてよ( feat.はしメロ & maeshima soshi)』/MAISONdes
- 2 まとめ
【2023年秋】TikTokで人気の楽曲TOP10
それではさっそく、2023年秋にTikTokで人気を獲得した10曲をご紹介していきます。
順番に詳しく見ていきましょう。
1.『唱』/Ado
最初にご紹介するのは、大人気の歌い手・歌手「Ado」さんの「唱」です。
2020年に「うっせぇわ」でメジャーデビューすると瞬く間に人気となり、2022年には映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌と劇中歌を歌うなど、歌い手から始まって国民的な支持を受けています。
「唱」はユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィンイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」とのコラボで、「ゾンビ・デ・ダンス」の新テーマソングです。
この楽曲はBillboard Japan Hot 100にて自身3曲目となるチャート首位を獲得し、ハロウィンを意識したMVも10月現在で3000万回を記録しています。
@evolution_na_otaku 今年の曲はadoちゃんの唱🎶 ラタタより難しいけど楽しい︎^ ^♥️ #USJ #ユニバ #usjファン #ハロウィンホラーナイト #ホラナイ #ユニバーサルスタジオジャパン #おすすめにのりたい #usjハロウィン #hhn2023 #ado #唱 ♬ Show - Ado
@rikuto1421 ゾンビと一緒に踊ってきました♪ 超楽しかったぁ😊 @usj_official ♫music:ado - 唱 #ユニバ #usj #usjホラーナイト #ado #唱 #踊ってみた #ガチダンス #ゾンビデダンス #ハロウィンホラーナイト #チェンソーゾンビ #囚人ゾンビ #ゾンビデダンス ♬ Show - Ado
TikTokでは、上記のようにUSJでのキャストのダンス、またはキャストと一緒に踊ったダンスをアップする方が多く見受けられました。
9月6日リリースの楽曲ですが、ハロウィンに向けて仮装してダンスする人も増えていくと考えられ、さらに人気に火がついていくでしょう。
2.『Seven (Clean Ver.) (feat. Latto)』/Jung Kook
つづいてご紹介するのは、韓国のグループ・BTSのメンバー「JUNGKOOK(ジョングク)」の「Seven (Clean Ver.) (feat. Latto)」です。
JUNGKOOKはBTSの最年少メンバーでありながらも、歌・ダンス・ラップ・スポーツ・アートと何でもそつなくこなすため、「黄金マンネ」という愛称もつけられています。
この楽曲は彼のソロデビューシングルであり、MVはYoutube公開後わずか10時間で2000万回再生、3か月経った現在では2.5億回再生を記録するなど、かなりの話題作です。
@minami.0819 #Seven #Jungkook ♬ Seven (feat. Latto) - Clean Ver. - Jung Kook & Latto
@_two_eight_three_ Jung Kook / Seven (2nd chorus) #JungKook_Seven #SevenDaysAWeekChallenge #정국 #BTS #kpopdancecover ♬ オリジナル楽曲 - Tsubasa
上記の動画もダンス動画になっていますが、上記の2本に関してはJUNGKOOK本人が「いいね」をした、として話題になりました。
TikTokなどのSNSではアーティストとユーザーとの距離が近いため、本人の直接のアクションは非常に好感が持たれ、話題になりやすいのです。
3.『Super Shy』/NewJeans
つづいてご紹介するのは、韓国の5人組ガールズグループ「NewJeans」の「Super Shy」です。
2023年1月発売の1stシングル「OMG」は、当時K-POP史上、デビュー後最短でビルボードHot100へチャートインした記録を持っており、「Super Shy」は2ndミニアルバム「Get Up」からの先行リリース楽曲となっています。
MVは公開後3か月で1億回を突破しており、2023年デビューながらも人気の高さがうかがえます。
@hyeonjang_07 Super Shy - NewJeans (Dance Practice) #supershy #newjeans #dancepractice #kpop ♬ Super Shy - NewJeans
@juri_co_dance #NewJeans #supershy #dance #mirrored ♬ Super Shy - NewJeans
グループのダンス動画ということもあり、大人数でシンクロさせて踊っている動画はダンス動画も多く上げられています。
さらに、ダンスを覚えるためにミラー反転させたりスピードを落としたりといった「ダンスレッスン動画」も人気です。
4.『you are my curse』/nyamura
つづいてご紹介するのは、「nyamura」さんの「you are my curse」です。
nyamuraはYouTube、Twitter、Instagram、TikTokのアカウントはあるものの、詳細は不明で、TikTokの紹介欄に「アーティスト」と書かれているのみです。
上記動画の概要欄には
“慈愛と愛憎”を描いたセカンドシングルを配信リリース。ファーストシングル「はーどもーどかのじょ」のその先、愛はやがて深い憎しみへ昇華される。
と書かれており、かわいらしいメロディや歌声とは裏腹の、憎しみのこもった歌詞に共感する人も多いようです。
@anovamos♬ you are my curse - nyamura
最近では人気アーティストの「あの」さんも使用しており、暗い場面以外にも使えるので若い女性を中心に人気の楽曲となっています。
5.『SPECIALZ 』/King Gnu
つづいてご紹介するのは、4人組ロックバンド「King Gnu」の「SPECIALZ」です。
同バンドの代表曲「白日」のストリーミング再生総再生回数は2023年6月に6億回を突破(日本史上6曲目)するなど、今や2020年代の日本を代表すると言っても過言ではないアーティストでしょう。
SPECIALZはテレビアニメ『呪術廻戦 第二期 -渋谷事変-』のオープニングテーマであり、呪術廻戦のファンをはじめ広い層から支持されています。
@mayara_scarlet #jujutsukaisen #gojousatoru #sugurugeto #geto #gojo #anime #manga #drawing #shibuya #shibuyaarc ♬ SPECIALZ - King Gnu
@lemsy_jewelry 【呪術廻戦】七海建人を指輪にしてみたよ #呪術廻戦 #jujutsukaisen #七海建人 #kentonanami ♬ SPECIALZ - King Gnu
本作のようなアニメ主題歌は、そのアニメをテーマとした動画で使われることが多いのが特徴です。
アニメをテーマとした動画の音楽にテーマソングを使用すると、その楽曲のファンも流れてくる可能性が高いため、積極的に活用していきましょう。
6.『Love Lee 』/AKMU
つづいてご紹介するのは、韓国の兄妹ポップス・デュオ「AKMU」の「Love Lee」です。
作詞作曲編曲担当の兄・チャンヒョクと歌唱担当の妹・スヒョンの2人組で、来年にはデビュー10周年を迎えます。
アイドルではないので日本デビューはしていないものの、日本でも徐々に知られつつあります。
@ive.official 가을이는 러블리 💕💖 #IVE #아이브 #アイヴ #GAEUL #가을 #ガウル #1stEP #IVEMINE #Eitherway #OfftheRecord #Baddie #LoveLeeChallenge #러브리챌린지 ♬ Love Lee - AKMU (악뮤)
@official_wayv Lovely🐥🦕🐻🌹💕 #LoveLeeChallenge #TAEYONG #태용 #KUN #钱锟 #WINWIN #董思成 #XIAOJUN #肖俊 #NCT #NCT127 #WayV ♬ Love Lee - AKMU (악뮤)
その理由としては、ハート形の愛らしいテンプレートに乗せて、日本でも人気の韓流アイドルたちが踊る様子が届けられているからです。
いずれも100万フォロワーを超える人気アイドルのため、そこから楽曲を気に入るファンも多くいるようです。
7.『美少女無罪♡パイレーツ』/宝鐘マリン
つづいてご紹介するのは、バーチャルYouTuber兼アイドル「宝鐘マリン」さんの「美少女無罪♡パイレーツ」です。
宝鐘さんは公式設定17歳の設定ですが、90年代から00年代のアニメ・漫画に関するオタク知識やネットミームに詳しいことから、視聴者からしばしば成熟した女性として扱われることも多いようです。
@toriten3027 鏡音レンが歌って踊る美少年無罪☆パイレーツ お借りしたもの 【model】Sour暄様 【music】美少女無罪♡パイレーツ(宝鐘マリン様) 【motion】のびしろ様 【stage】ムムム様 【accesary】ムムム様、なづ。様/ゆい子様 【MME】そぼろ様、角砂糖様、 【tool】樋口M様 #鏡音レン #宝鐘マリン #美少女無罪♡パイレーツ #ボーカロイド #vocaloid #kagaminelen #ボカロ #mmd #fanart #ファンアート 👇🏻ミク 黄金期歌唱Ver. @鶏天 👇🏻ミク 通常歌唱Ver. @鶏天 ♬ 美少女無罪♡パイレーツ - Houshou Marine
VTuverの楽曲ということで、ボーカロイドがカバーしたバージョンも多く見受けられます。
視聴者層も近いと思われ、かわいらしい楽曲なので相性も良いようです。
@kyon_pei メンヘラ化したきょうきょう氏も尊い🤦🤦(いっぺい) #カップル #きょんぺい #美少女無罪♡パイレーツ ♬ オリジナル楽曲 - ジョジョジョのジョニー
他にも最初の年齢の部分の歌詞を使ってコント風に演じるTikTokerもおり、さまざまな楽曲の使い方が見られます。
8.『ランデヴー』/シャイトープ
つづいてご紹介するのは、大学時代の友人で結成されたスリーピースバンド「シャイトープ」の「ランデヴー」です。
シャイトープは2023年、今回ご紹介する「ランデヴー」をはじめとした楽曲が口コミレベルからTikTokで同時多発的にバズり、一躍複数曲がバイラルする今最も注目のバンドとしてシーンに踊り出ました。
SNSで話題の楽曲を集めたSpotifyバイラルチャートにもランクインし、2023年8月には同チャートにて「ランデヴー」が1位を記録しています。
@tt_1225 花火見てたら後ろのカップルが「いい感じだったんで撮っちゃいました!送ってもいいですか?」って言っていっぱいエアドロして下さった🥺 途中で帰っちゃってちゃんとお礼言えてないからここで届いてほしいな💭 2人のおかげでもっといい思い出になった💞#淀川花火大会 ♬ ランデヴー - シャイトープ
@iannnnnn1009 遥いつも本当にありがとう。遥に見合う男になります。#05 #カップル #fyp #instagram #おすすめ @遥菜 @はす ♬ ランデヴー - シャイトープ
歌詞としては失恋直後の男性目線から描かれているため恋愛中の曲ではないのですが、そのメロディーのエモさからか、カップルが2人の思い出を動画にする際によく使用されています。
ただ、失恋の報告の際に使っている方もいらっしゃるので、どちらの場合でも使える、といえるかもしれませんね。
9.『ニンジーン Loves you yeah !』/ランカ・リー=中島 愛
つづいてご紹介するのは、アニメ「マクロスF(フロンティア)」の挿入歌で、ランカ・リー(=中島愛さん)が歌った「ニンジーン Loves you yeah !」です。
2008年のアニメということで15年前の楽曲ですが、その歌謡曲調のサウンドをピコピコとした電子音で仕上げた楽曲は、逆に今の世代には新鮮に聞こえているようです。
@kansainokumamonn なんやねんこれ #いいねして #おすすめのせてほしい #らゔあんどぴーす #平和しか勝たん ♬ ニンジーン Loves you yeah ! - ランカ・リー=中島 愛
この楽曲の歌詞の冒頭が「たとえ世界がつらくても」となっているので、楽曲を使用する方は、何かつらいことがあった時に少しでも明るくしようとしてこの楽曲を使おうとしているのかもしれません。
公開から15年以上たった曲が再び注目されるのはTikTokの大きな特徴と言えるでしょう。
10.『けーたいみしてよ( feat.はしメロ & maeshima soshi)』/MAISONdes
最後にご紹介するのは、音楽プロジェクト「MAISONdes(メゾン・デ)」が歌った「けーたいみしてよ」です。
MAISONdesは「どこかにある六畳半アパートの、各部屋の住人の歌」をコンセプトに、楽曲ごとに「歌い手」「作り手」を替えて発表する、というのがコンセプトです。
たとえば2022年のアニメ「うる星やつら」のエンディングテーマとして有名になった「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」は花譜とツミキの2人、今回ご紹介する「けーたいみしてよ」ははしメロとmaeshima soshiの2人による楽曲です。
@kodakkugasuki見せるか別れるかどっちがいい??♬ Show Me Your Phone - MAISONdes
上記の動画のように、サビの「け け け けーたいみしてよ今から」の歌詞に合わせてあてぶりする女性が多くいます。
女性にとっては歌詞も共感しやすいうえ、振りも顔の周りだけで完結する簡単なものなので、バストショットで動画を出したい女性にとってはちょうどいい楽曲と言えそうです。
まとめ
今回この記事では、2023年秋にTikTokで人気を獲得した楽曲まとめてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
今回のランキングでは夏に人気があった楽曲は除外していますが、それでもTikTokでは人気曲のほとんどが数か月程度で移り変わっていくため、トレンドに乗った投稿を作りたい場合は定期的に流行の音楽をチェックしておくことがおすすめです。
また、TikTokでの音楽トレンドは他のSNSにも影響を与えるため、本記事内で紹介した楽曲はTikTok以外のSNS上のショート動画制作でも応用しやすいでしょう。
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