日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、「株式会社CREXiA」と共同で「バナーやSNSのPR」に関するアンケートを実施しています。(引用元記事はこちら)
バナーやSNSのPRに関するアンケートの詳細は以下の通りです。
調査機関 | 日本トレンドリサーチ(自社調査) |
調査手法 | インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
集計対象者 | 事前調査で「Webマーケティングに関する業務経験がある」と回答した全国の男女 |
集計対象人数 | 1000サンプル |
調査期間 | 2023年12月31日 ~ 2024年1月9日 |
質問内容 | 質問1:Webで見かけるバナーや、SNSのPRで気になってクリックしたものはありますか? 質問2:それはどんなバナーやSNSのPRでしたか?覚えている範囲で教えてください。 質問3:バナーやSNSのPRなどを見て、その商品やサービスを実際に購入・利用したことはありますか? 質問4:それはどんな商品やサービスでしたか? 質問5:バナーやSNSのPRなどに惹かれて商品やサービスを購入・利用した理由を教えてください。 質問6:バナーやSNSのPRなどに惹かれて商品やサービスを購入・利用した結果、どのくらい満足しましたか? 質問7:そう感じた理由を教えてください。 |
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
目次
52.3%がWebで見かけるバナーや、SNSのPRで気になってクリックしたものが「ある」
画像:https://trend-research.jp/21397/
「質問1:Webで見かけるバナーや、SNSのPRで気になってクリックしたものはありますか?」に対する調査結果が上記のグラフです。
52.3%の方が「ある」と回答しています。
「質問2:それはどんなバナーやSNSのPRでしたか?覚えている範囲で教えてください。」
- 健康食品や化粧品のお試しの案内(30代・女性)
- 漫画広告(20代・男性)
- ダイエット関係の商品(50代・女性)
- 借金減額(40代・男性)
- 洋服と、何%OFFの表記の組み合わせ(40代・女性)
- 「こんな人はすぐクリック」など、身体的に気になる事から誘導してくるやつ(50代・男性)
バナーやSNSのPRが気になってクリックした43.5%が、そのサービスを実際に利用・購入したことが「ある」
画像:https://trend-research.jp/21397/
「質問3:バナーやSNSのPRなどを見て、その商品やサービスを実際に購入・利用したことはありますか?」に対する調査結果が上記のグラフです。
43.5%の方が「ある」と回答しています。
「質問4:それはどんな商品やサービスでしたか?」と「質問5:バナーやSNSのPRなどに惹かれて商品やサービスを購入・利用した理由を教えてください。」についての回答は以下の通りです。
- 「洋服のバーゲン」きれいに見えたから。(30代・女性)
- 「ゲームや漫画などのサービス」その商品に他には出せない魅力があったから(10代・男性)
- 「自分の悩みに合った化粧品」悩みが解決しそうだった(50代・女性)
- 「自分が欲しかったジャンルの商品」知らなかった商品を知ることができてほしくなった(50代・男性)
- 「ゲームアプリや、洋服、アクセサリーなどの通販」自分の好みに合っていた。信用できそうだと思った(20代・女性)
- 「飲食店の新商品の情報」新しい商品との出会いだから(40代・男性)
- 「コスメ」わざわざ探して買うのが面倒だった(40代・女性)
84.8%が、バナーやSNSのPRなどに惹かれて商品やサービスを購入・利用した結果「満足した」
画像:https://trend-research.jp/21397/
「質問6:バナーやSNSのPRなどに惹かれて商品やサービスを購入・利用した結果、どのくらい満足しましたか?」に対する調査結果が上記のグラフです。
バナーやSNSのPRなどに惹かれて商品やサービスを購入・利用した結果、とても満足した・やや満足したの2つの合計で84.8%にのぼりました。
「質問7:そう感じた理由を教えてください。」に対して、それぞれの理由は以下の通りです。
「とても満足した」の理由
- 自分で探して買いに行く手間が省けたから。(40代・女性)
- 新商品をタイミングよく利用することができたいへん良い経験となった(40代・男性)
- たまたまその情報を知ってお得に買い物できたのでラッキーだったと思ったから(50代・女性)
- 期待を裏切らない内容のゲームだったから。(20代・男性)
「やや満足した」の理由
- 直ぐには買わずに細かいところを調べて納得出来た上で買うので、失敗はほぼありません。(30代・男性)
- 満足出来る商品だったから(40代・女性)
- そもそも興味ないものはクリックもしないから(60代・男性)
- 納得できる品だった(40代・女性)
「やや不満だった」の理由
- イメージを超えなかったから(30代・男性)
どのような広告が効果的なのか?
では実際、どのようなバナー広告が効果的なのでしょうか?
実例を交えてご紹介いたします。
要素は「左上から右下」の順で配置する
上記のバナー広告は小林製薬のバナーですが、視線が左上から右下へ流れるように画像や文字が配置されています。
これは人間の視線の癖を利用したもので、重要度の高いものから左上に、低いものを右下に配置することで、重要度の高いものから見せることができます。
文字数をなるべく抑える
バナー広告という限られた範囲では、文字数を抑えることも重要です。
文字数をギリギリまで押さえることで、「読む」というよりも「見る」ことに意識を変え、本当に伝えたいことをしっかりと伝えることができます。
上記の映画「リンカーン」のバナーのように、タイトル・監督・受賞歴・公開日を書くだけでも十分に伝わるのです。
文字のコントラストをはっきりつける
背景色と文字色のコントラストが強いほど文字は見やすくなります。
例えば上記のガリバーのバナー広告では、「高く」という部分が赤い文字で大きく強調されています。
中古車買い取りでお客様が最も気になる値段について「高く買い取ってくれる」というイメージをつけることで、実際の利用につながるのです。
数字で訴える
数字には「具体性を持たせる」という効果があるので、デザインがスッキリしながらも強く訴えかけることができます。
上記にあるさくらのレンタルサーバでも、「月額125円から」という数字が最も強調されており、安く使えるということが非常にわかりやすくなっています。
まとめ
本記事では、バナーやSNSのPRに関する調査結果、および有効なバナー広告のコツについてご紹介いたしました。
何気なく目にするバナー広告やSNSのPRは、「この商品やサービスなら、自分の悩みを解決してくれるかも?」と気付くきっかけのひとつになります。
将来の顧客をつかむためにも、顧客に寄り添える広告やSNSのPRを意識してみてはいかがでしょうか?
もしバナー広告をはじめとしたSNSでの広告に悩んでいる企業の担当者様がいらっしゃいましたら、こちらまでお気軽にご相談ください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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