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月間アクティブユーザーがFacebookに迫る勢いと言われているインスタグラム。

若者達が写真を投稿して楽しんでいた1つのツールが、現在企業のWeb担当者にとっては重要なプロモーションツールとなっています。

インスタグラムの利用者数も増加し続けているため、さらなる認知向上とCV獲得を目的にインスタグラムマーケティングに参入してみようと検討する企業も増えてきています。

その際に、「オピニオンリーダー」や「インフルエンサー」というワードを多く目にするものの、正確な意味が分からなくて困った経験はありませんか?

どちらもインスタグラムマーケティング、インフルエンサーマーケティングをはじめとするwebマーケティングに取り組む上では必ず知っておきたいワードですが、両者の違いを正しく理解している担当者の方はさほど多くないように思います。

今回はそんなインスタグラムにおける「オピニオンリーダー」の意味、そして混同しがちなインフルエンサーとの違いを解説します。

オピニオンリーダーとは

オピニオンリーダー

オピニオンリーダーの意味|1つのコミュニティにおいて強い影響力を持つ存在のこと

オピニオンリーダーとは、「特定商品の購買行動や消費をリードする消費者層。集団の意見や行動、判断に関して、強い影響力を与える人」のことです。
一般的には、コミュニティーにおいて頼られている人がオピニオンリーダーの役割を果たします。

リーダーが媒介となり、そのコミュニティーに新しい情報が浸透していくという仕組みです。

オピニオンリーダーの例としては、ファッションモデルや有名タレントといった人たちがイメージしやすいかと思います。

例えば最近では、ジャスティンビーバーが「X-LARGE」というキャップを身に付けたことで一気にブームとなったことが、オピニオンリーダーの行動が他ユーザーへ影響を及ぼし、購買行動を促進させた例と言えます。

この場合、ジャスティンビーバーは、オピニオンリーダーとしての行動をとったと言えるでしょう。

1点注意したいのが、芸能人=オピニオンリーダーというわけではありせん。また、芸能人は影響力の強さからインフルエンサーとして取り上げられることもあります。

オピニオンリーダーは1つのコミュニティ(集団)に対して大きな影響力をもつ存在です。

コミュニティとは、上記事例の場合はジャスティンビーバーのことを好きな「ファン」と言えます。

コミュニティに所属しているユーザーからすれば、自分が所属しているコミュニティのオピニオンリーダー(影響力のあるリーダー)が良いと言った商品に興味を表す傾向が強くあります。

そうした1つのコミュニティにおいて強い影響力を持つ存在のことを「オピニオン・リーダー」といいます。

オピニオン・リーダーの役割|他者の意思決定に対して大きな影響を与えること

オピニオンリーダーの役割は上記のように、「他者の意思決定に対して大きな影響を与えること」です。

オピニオンリーダーからその直下にあるコミュニティに情報が伝達されることで意思決定に影響を及ぼし、行動に繋がります。

新ブランドや新商品などを発売する場合、その商品の売れ行きを担っている存在がオピニオンリーダーです。

今までは芸能人や有識者の間で、オピニオンリーダーが生まれていましたが、最近ではインターネット上で一定の支持を集めているブログ・SNSサービスを利用する特定のユーザーなども当てはまります。

ネット社会におけるオピニオン・リーダー|特定の個人だけではなく、「口コミ」も1つのオピニオンリーダーに

オピニオン・リーダーはインターネットが普及する以前から存在した概念ですが、インターネットが普及しSNSなどでリアルタイムに情報が配信されるようになった現代では、オピニオンリーダーの定義がやや拡がっています。

インターネットやSNS普及前であれば、芸能人の中でも特に影響力のある人物や、ローカルエリア内の影響力のある人物や企業がオピニオン・リーダーと言える存在でした。

しかし、不特定多数のユーザーで形成されるネット社会では特定の個人だけではなく、「口コミ」も1つのオピニオンリーダーとして情報の発信源となっており、その影響力は次第に強くなっています。

オピニオン・リーダーとインフルエンサーの違い

この章ではオピニオンリーダーとインフルエンサーの違いについてご説明します。

インフルエンサーとは|自身が持つコミュニティに対して広く影響力を持つユーザーのこと

インフルエンサーとは「自身が持つコミュニティに対して広く影響力を持つ存在のこと」です。

独自の世界観やカリスマ性を持ち合わせて多くのフォロワーを獲得しており、配信する情報によって他ユーザーの購買行動を促進することから「インフルエンサー」と呼ばれています。

インスタグラムにおけるインフルエンサーは、自身のライフスタイルや投稿する内容、世界観によってファンを獲得し独自のコミュニティを持つユーザーを指し、フォロワーが多いことから商品のPR役として起用されることも多くなってきています。

一時期大きく取り上げられていたYoutuberもこのような「インフルエンサー」と呼ばれるユーザーの1人ということになります。

詳細はインフルエンサーとは?意味と定義から注目すべきアカウントまで解説の記事にて確認できます。

コミュニティに対して影響力のある「ユーザー」がインフルエンサー、「サイトや口コミ」を含む全てのものがオピニオン・リーダーになりうる

「オピニオン・リーダー」と「インフルエンサー」は非常に近しい意味合いがあり、概念も似ているためインフルエンサー⇔オピニオンリーダーであると考えている方もいらっしゃるかもしれません。

実際に発表されている論文などでも、影響規模の大小によってインフルエンサーとするか、オピニオン・リーダーとするか定義が分かれていたり、一般人か広義の存在かによって定義が分かれていたり曖昧なため、現在は同じシーンで利用されているケースが多いです。

インフルエンサーもオピニオン・リーダーも、どちらも自身が持つコミュニティ(集団)に対して大きな影響力を持つ存在のことを指します。

このような集団内で影響力のあるユーザーを探し、そのユーザーを起点として該当するコミュニティ(集団)に対して商品をPRする方法をインフルエンサーマーケティングと呼びます。

つまり、インフルエンサーとオピニオン・リーダーは意味合いが大きく近い部分があります。

ただ決定的な違いとして1点挙げるとすれば、先ほど少し触れましたが「口コミ」もオピニオン・リーダーであるということです。

コミュニティに対して影響力のある「存在(ユーザー)」がインフルエンサーなら、コミュニティに対して影響力のある「サイトや口コミ」を含むもの全てがオピニオン・リーダーと言えます。

例として挙げるのであれば、「食べログ」や「価格.com」など口コミを中心としてコンテンツが成り立っているサイトでしょう。

食べログであれば、お店を探しているユーザーに非常に強い影響力を持ちますので、オピニオン・リーダーであると言えます。

イノベーター理論を知るとオピニオンリーダーやインフルエンサーの起用がなぜ効果的なのか分かる

オピニオンリーダー インフルエンサー

マーケティング担当者なら知見の1つとして知っておきたいマーケティング理論があります。

それが、「イノベーター理論」です。
この記事で解説したオピニオン・リーダーやインフルエンサーは、イノベーター理論が基になっています。

イノベーター理論は、エベレット・M・ロジャーズ氏が提唱した理論で、その理論内で消費者は5つのグループに分類されています。

1: イノベーター(Innovators:革新者)
2: アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
3: アーリーマジョリティ(Earrly Majyority:前期追随者)
4: レイトマジョリティ(Late Majyority:後期追随者)
5: ラガード(Laggards:遅滞者)

このイノベーター理論では、新商品やサービスは2のアーリーアダプターまで浸透すれば急激に市場に普及していく、という見方をしています。
今回のテーマであるオピニオン・リーダーやインフルエンサーは2の層にあたり、新商品の情報をいち早くキャッチして3のアーリーマジョリティに広める存在です。

オピニオンリーダーの次に商品を購入するユーザー層が3、商品の購入が遅いユーザー層が4にあたり、更に購入時期が遅いユーザーが5のラガードです。

イノベーター理論では、2のアーリーアダプターの存在が最も重要であるとしています。

それは、2のグループに商品が浸透しなければ次の3のグループ、アーリーマジョリティに商品が浸透しないからです。

つまり、情報をキャッチ・商品を購入して口コミなどの情報を付加して発信するユーザーがいることで商品の購買行動が広く行われるようになっていくという理論にのっとって、オピニオンリーダーやインフルエンサーを起用する動きが多く見られるようになっていると言えるでしょう。

イノベーター理論をしっかり踏まえた上でマーケティングに成功した事例はインフルエンサーを起用し、商品を魅力的にPRできた成功事例8選の記事にて紹介しているのであわせてご覧ください。

まとめ

情報発信 スマホ

今回はオピニオンリーダーとインフルエンサーの違いを説明するとともに、なぜマーケティング施策においてオピニオンリーダーやインフルエンサーを起用すると効果が期待できるのか、イノベーター理論をもとに解説しました。

現在SNSのブームにより、自ら発言することが容易になっため、オピニオンリーダーは多様化しています。

企業担当者の方は、オピニオンリーダーを起用するだけでなく自らがオピニオンリーダーになりうる可能性もあります。

商品PRやキャンペーンでオピニオンリーダーを活用してみてはいかがでしょうか?

 

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