Instagramでは、日々多くのアカウントが投稿を見てもらうために投稿を行ったり、いいねの数を上げるための工夫をしています。
Instagramも多くのアカウントが目的に合ったアカウントの運用ができるよう、新しい機能が生まれるといった改変が行われています。
2022年6月に追加された機能として、「ピン留め」機能があります。
活用することで、投稿をさらに多くのユーザーにアプローチしたり、自社が知ってもらいたい情報を知らせることが出来ます。
今回は、ピン留め機能を使用する際にどんな投稿がおすすめであるか、実際の事例と共にご紹介します!
Instagramのアカウントを運用中の企業のSNSご担当者様は、ぜひ最後までご一読ください。
目次
Instagramのピン留め機能とは?
Instagramのピン留め機能とは、アカウントのプロフィール画面の上部に自分が選定した投稿を固定して表示できる機能です。
ピン留め機能が導入されるまで、Instagramの投稿は日時が新しいものが上から順番に表示されていたため、自社が見てほしい投稿があった場合も投稿数が増えると埋もれてしまっていました。
しかし、ピン留め機能を活用することで、自社の商品・サービス紹介している投稿をユーザーにアピールできるようになったのです。
ピン留めできる投稿の種類はフィードとリールの2種類で、上限は最大3つまでとなっています。
ピン留めを行うと、上記のように右上にピンのマークがついた状態でアカウント上部に投稿が表示されます。
ピン留めを行う際の詳しい方法は以下の記事をご参照ください。▼
【徹底解説】Instagramのフォロワーを増やすために絶対に活用すべき「ピン留め」の使い方とは?
ピン留め機能におすすめの投稿
では、多くの投稿の中からピン留めを行う際、どういった投稿が自社アカウントにとって有効となるのでしょうか。
おすすめとなる投稿の種類をご紹介していきます。
自社についての紹介投稿
Instagramのプロフィール欄は、150文字という文字制限があります。
150文字という文字数は、自社の情報を詳細に盛り込むには少ないと感じる方が多いのではないでしょうか。
そんな時、自社や自社製品・サービスについての紹介を投稿にまとめることで、プロフィールに書くより詳細にテキストを入力することが出来ます。
また、画像や動画を使用することで、より雰囲気やイメージを分かりやすく伝えることが可能となります。
例えば、実店舗を設けている店である場合、
・店舗の住所や地図
・店のメニューやサービス紹介
・店舗の内装や外装
といった情報まで、画像や動画を複数枚使用して紹介することが出来ます。
Instagramのプロフィール欄に無理やり情報を詰め込むよりも、ピン留め機能を活用してより分かりやすく魅力的に自社についての紹介を行い、新規フォロワー獲得や自社の知名度アップにつなげていきましょう。
人気投稿
自社アカウントの投稿の中で人気な投稿をピン留めするのもおすすめです。
人気の投稿とは、いいね数・再生数・保存数・コメント数が多い投稿ですので、ユーザーにとって特に有意義で魅力的な投稿であると考えられます。
上記のような投稿を、まだフォロワーではないユーザーの目に留まりやすい場所に設置しておくことで、アカウントが有意義であると感じたユーザーからの新規フォローを期待できます。
また、人気の投稿をピン留めすることで、プロフィール画面を閲覧したユーザーから投稿の閲覧やアクション数が増加し、更に投稿の人気度が高まる可能性があります。
投稿の人気度が高まると、少し時間の経過した投稿である際もでもおすすめに表示されやすく、これまでリーチできていなかったユーザーに投稿を閲覧してもらうことが見込めます。
更に多くのユーザーに自社をアピールするために、人気の投稿をピン留めしてみましょう。
キャンペーン投稿
Instagramでは、投稿のいいねやアカウントのフォロー・リポストといったアクションを条件に抽選でプレゼントを行うといったキャンペーン投稿を行うことで、新規フォロワー獲得を図る狙いがあります。
キャンペーン投稿は多くのユーザーに参加してもらうことで自社のアカウントを認知を拡大することが目的ですが、新たに投稿を行っていくと投稿が埋もれてしまい、ユーザーの参加数があまり見込めません。
だからといって何度もリマインドすると、フォロワーから「くどい」と感じられてフォローを解除されてしまう可能性があります。
しかし、ピン留め機能を活用することで、一度だけの投稿で自社アカウントのプロフィール画面にアクセスしてきたユーザーにキャンペーンをアピールすることが出来、多くのユーザーの参加が期待できます。
キャンペーンの期間中には投稿をピン留めすることで、投稿の効果を上げていきましょう。
芸能人やインフルエンサーの写真を用いた投稿・映える投稿
自社のイメージモデルやPRを行う芸能人・インフルエンサーの投稿をピン留めすることも効果的です。
有名人の画像や動画を目に留まりやすい場所に設置することで、プロフィールにアクセスしたユーザーの目を引いたり、いいイメージを付ける効果があります。
ユーザーが有名人のファンでなかったとしても、知っている人がイメージを担当しているというだけで信頼性が増すといった効果もありますので、ぜひ活用していきましょう。
また、有名人の写真を用いた投稿が無い場合は、質の良い投稿や“インスタ映えする”投稿をピン留めすることで、ユーザーの目を引く効果を期待しましょう。
ピン留め機能 活用事例
では、実際にピン留めを行っているアカウントの事例はどのようなものがあるのかをご紹介していきます。
セブン‐イレブン・ジャパン(@seven_eleven_japan)
画像:@seven_eleven_japan | Instagram
アカウント:セブン‐イレブン・ジャパン | Instagram
フォロワー:84.2万人(※2023年1月時点)
コンビニエンスストア、セブンイレブンのInstagramアカウントでは、「なまラブ 北海道グルメ旅 」という期間限定フェアを紹介した投稿をピン留めしています。
キャンペーン投稿の画像はもともと横長の画像となっていますが、画像を3分割にして3投稿に分け、すべてにピン留め機能を適用しています。
上記の方法を行うことで、プロフィールを閲覧したユーザーに投稿のインパクトを残すことが出来ます。
Panasonic(パナソニック公式)(@panasonicjp)
アカウント:Panasonic(パナソニック公式) | Instagram
フォロワー:11.6万人(※2023年1月時点)
PanasonicのInstagramアカウントでは、
・有益情報やライフハック紹介系の投稿を2つ
・キャンペーンについての投稿を1つ
のピン留めを行っています。
有益情報やライフハック紹介系投稿は初めてアカウントにアクセスしたユーザーにも親しみやすく、自社に興味を抱いてもらうきっかけ作りを行うことが出来ます。
一方、キャンペーン投稿をピン留めしてキャンペーンの存在を認知することも、先述した通り新規フォロワー獲得に有効です。
ティファール公式アカウント(@tfal_japan)
アカウント:ティファール公式アカウント | Instagram
フォロワー:19.6万人(※2023年1月時点)
ティファールのInstagramアカウントでは、
・キャンペーンに関してのリール動画の投稿
・製品を使用したレシピの紹介投稿
・キャンペーンのフィード投稿
をピン留めしています。
リール動画をピン留めすることで、プロフィールにアクセスしたユーザーが動画を再生することが期待でき、再生数を上げる効果が見込まれます。
一方、製品にまつわる投稿では、自社や自社製品について認知してもらう効果が期待できます。
見込まれる効果の種類を分けてピン留め機能を活用することことも、Instagramアカウントを運用していく際に重要なポイントとなるでしょう。
まとめ
以上、ピン留め機能のおすすめ投稿とその事例をご紹介しましたが、いかがでしたか。
この記事を参考にピン留め機能を活用していくことで、Instagramアカウントを盛り上げ、自社の顧客やファンを増やしていきましょう。
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