もし自身のInstagram投稿を多くの人に見てもらいたい場合、皆さんはどのような戦略を立てるでしょうか?
露出を高め、人気投稿の上位に表示されることが先決ですが、そのために「人気のハッシュタグをつける」という戦略を取ってしまうと、逆効果になりかねないかもしれません。
ではなぜ人気のハッシュタグは逆効果になってしまうのでしょうか?
目次
人気のハッシュタグが逆効果な理由
例えば上記の画像は、Instagramで「#東京グルメ」と検索した結果ですが、約490万件もの投稿がヒットしています(2024年1月現在)。
そして上位に来ているのは「人気投稿」であり、AIが「この投稿は人気が高い」と評価した投稿が表示されるようになっています。
「人気投稿」に自分の投稿が表示されれば、ハッシュタグ検索をした人の目に留まりやすく、あなたの投稿がタップされる確率も高くなりますが、490万の投稿の中で人気の上位に入るのは至難の業でしょう。
つまり、AIに人気があると見なされない限り、投稿が埋もれてしまうということなのです。
「人気投稿」に入るには
では、自身の投稿をハッシュタグ検索で「人気投稿」に入れるためにはどうすればいいのでしょうか?
エンゲージメントを高める
AIは数字でも判断しているという点を考えると、エンゲージメントを高める必要がまずあります。
もちろん人気投稿の上位に上がるには、いいねやコメント数、保存などのアクションを多くされる必要があり、他のユーザーたちとの「親密度」がとても重要です。
さらに、最もいいねやコメントがつきやすいのは投稿した直後なので、スタートダッシュはとても重要です。
フォロワーとのコミュニケーションを意識し、これまでの自身の投稿や似た投稿を分析して、写真のレイアウトや文章、投稿時間などを調整していきましょう。
「投稿と関係ないハッシュタグ」はつけない
ときおり、Instagramで注目されたいため、手当たり次第に人気のハッシュタグをつけている方がいます。
しかし、いくら投稿数の多いハッシュタグでも、全く関係のない投稿はAIにはじかれて人気投稿の上位に上がることはありません。
さらに、投稿内容と関係のないハッシュタグをつけてしまうと、ハッシュタグ検索であなたの投稿にたどり着いた人から「知りたい情報が載っていなかった」とがっかりされてしまうことでしょう。
だからこそ、InstagramのAIは投稿内容とハッシュタグの関連性をとても重視しているのです。
ただ、数が多いこと自体は決して悪いことではなく、Meta社も正式な見解を発表していない以上、関連しそうなことであればつけておいた方が良いでしょう。
激戦区のハッシュタグを避ける
先ほども説明したように、「#東京グルメ」のようなわかりやすいハッシュタグは人気のため、ある程度人気のインフルエンサーでも人気投稿に載るのは至難の業です。
そこで対策として、「検索されそうだけどライバルが少ないハッシュタグ」を探してみましょう。
人気のタグの後に何か言葉をつける
例えば東京グルメの後に何か言葉をつけると、件数はぐっと減ります。
上記の検索結果は2024年1月現在のデータですが、「巡り」「部」「旅」などをつけることで投稿数が1桁から2桁減るため、チャンスが広がります。
条件をより絞る
たとえば「#東京グルメ」ではなくメニューや条件を絞ると、
- #東京ランチ 101万件
- #東京ラーメン 44万件
のように件数が減ります。
もしくは地域を絞り、
- #神田グルメ 16万件
- #池袋グルメ 42万件
のようにすると件数も減り、かつその地域のグルメ情報を探す人により刺さりやすくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハッシュタグというのはエンゲージメント数を増やすために便利ですし、ユーザーにとっても必要な情報を探しやすくなるのでありがたい機能です。
しかしただ闇雲につけていては、投稿する側も見つけてもらえず、ユーザーも有益な情報を見逃すかもしれないので、双方にとって得がありません。
これから投稿をする際にはハッシュタグの下調べをおこない、そのハッシュタグをつけることで検索に有利に働くかをしっかりと考えてみてはいかがでしょうか?
もしこういった戦略を立てるのが苦手なのでアドバイスが欲しい、という企業の担当者の方がいらっしゃいましたら、こちらまでお気軽にご相談ください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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