Instagramで新規リーチが取れる「リールの使い方完全ガイド」を無料配布中！日本には様々な遊園地やテーマパークがあり、家族・友人・恋人など様々な人々が訪れ楽しんでいます。
特に2023年はコロナ禍から抜け出しつつあるという現状もあり、徐々にかつての活気を取り戻しつつあります。
本記事では、遊園地・テーマパークのSNS施策の中でも、インフルエンサーに依頼したPR案件についてご紹介いたします。
インフルエンサーマーケティングに困っている遊園地・テーマパークの広報担当者の方は是非参考にしてみてください！
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
遊園地・テーマパークが各SNSで実施したインフルエンサータイアップ事例4選
それでは、遊園地・テーマパークが実施したインフルエンサーによるSNS施策をご紹介いたします。
富士急ハイランド×Instagram
画像：https://www.fujisan-kyokai.jp/areaguide/466
富士急ハイランドは、「FUJIYAMA」や「ド・ドドンパ」「ええじゃないか」など、数多くの絶叫アトラクションが人気の、山梨県にある遊園地です。
関東をはじめ、名古屋や大阪からの高速バスセット券も人気で、絶叫アトラクションマニアが集うことでも有名です。
そんな富士急ハイランドでは2023年7月20日から、新アトラクション「ZOKKON」が運用開始されます。
「高飛車」以来12年ぶりに登場する新型ローラーコースター「ZOKKON」は、バイク型コースターというのが大きな特徴で、トンネル内のリニアモーターでの加速や急勾配の途中での逆走など、目玉ポイントが目白押しです。
そして富士急ハイランドは、このZOKKONでインフルエンサーマーケティングを実施しました。
上記の投稿はフォロワー約16万人を誇る人気インフルエンサー、「Mizuki」さんのタイアップ投稿です。
現在19歳のMizukiさんは特に10代の女性に人気ですが、その層に知ってもらいたいということで彼女とタイアップしています。
まずこのタイアップでは、ZOKKONの正式開業の約1週間前に投稿されています。
すなわちインフルエンサーに開業前に乗ってもらい、その感想を事前にPRしているというわけです。
ハッシュタグには「#富士急ハイランド」「#新アトラクション」「#ZOKKON」「#富士急にZOKKON」などが入っており、ZOKKONのことを知らない人にとってもPRできるように配慮されています。
さらにこの投稿ではバイク型コースターの見本に跨っている写真も掲載されています。
このバイク型コースターはフォトスポットとして設置されているもので、現地に行った人は思わず写真が撮りたくなるでしょう。
このように、SNSを意識したフォトスポットを設けることもSNSで拡散してもらう上で重要なのです。
他にもファッション系インフルエンサーとして知られる「おさゆう」さんもバイク型コースターに跨った写真を投稿しています。
おさゆうさんの場合は普段の投稿通りファッションアイテムのブランドを記載しており、普段のフォロワーも違和感なく投稿を見ることができるのもポイントです。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン×X（旧Twitter）
画像：https://www.usj.co.jp/web/ja/jp
「USJ」の愛称でおなじみのユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、ハリウッド映画の世界観を楽しめるアトラクションが楽しめる大型テーマパークとして、関西の観光スポットの定番です。
2022年には年間入園者数が1,235万人となり、日本国内で1位、世界で見ても3位を記録しました。
2023年には「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がオープンしたことで、より一層の活気があるテーマパークとなっています。
このあいだ、理央那さんとユニバに行ってきたよ！
楽しすぎた、、、1泊2日したんよ。
JR西日本アオタビさんとのタイアップ記事で、おすすめルートつくったけんみてね！ ⬇️https://t.co/2VFA9a7CtC#USJ #PR pic.twitter.com/wKszNhC6TS
— 金子みゆ🍨 @LinQ 9/16東京 9/18福岡ラストライブ (@kaneko_miyu) April 1, 2023
USJは上記の投稿で、アイドルグループ「LinQ」のメンバー、金子みゆさんとタイアップしています。
このタイアップは正式には「JR西日本アオタビ」とのタイアップであり、USJは旅行の行程の一部として紹介されています。
このタイアップ自体は記事なのですが、その記事をフォロワー数12.5万人の金子さんが紹介することで、中身をより読まれるようになっています。
画像：https://www.jr-odekake.net/aotabi/feature/70/index2.html
このように、記事としてしっかり紹介することで、フォロワーはより「行きたい」「同じ行程で回ってみたい」と思うようになるのです。
SNS内で完結することも重要ですが、内容をしっかり伝えたい場合は別媒体の記事で書き、SNSで記事の紹介するとより効果的でしょう。
フォロワーも記事のコメントをSNSの感想で書けるため、双方向のコミュニケーションは維持されるのです。
大好きな場所に🖤
１日満喫してきた.
最近二人でハマってるワイスピの劇中車もあって最高📷#ワイルドスピード#ワイスピカーツアー2023inUSJ#USJ#PR pic.twitter.com/2NvrHOJz5k— なごみ (@NAGOMI3232) June 14, 2023
俺たちはファミリーだ
USJにドミニクの劇中車見てきた🦾#ワイルドスピード#ワイスピカーツアー2023inUSJ#USJ#PR pic.twitter.com/EkwLN35r6U— こーくん (@koki10181005) June 14, 2023
USJでは他にも、映画「ワイルドスピード」の車が展示される「ワイスピカーツアー2023inUSJ」のPRのため、カップルYouTuber「なこなこチャンネル」のなごみさんとこーくんさんにタイアップ投稿をしてもらっています。
このツアーでUSJの開催期間は1週間ほどでしたが、このように期間限定となるイベントはインフルエンサーマーケティングを積極的に活用し、イベント自体を周知してもらべきでしょう。
志摩スペイン村×YouTube
画像：https://www.walkerplus.com/article/1002121/
志摩スペイン村は、テーマパーク、ホテル、天然温泉を併せ持つ三重県の複合リゾート施設です。
その名の通り、まるでスペインを訪れたかのようなフォトジェニックな空間が広がっているこのテーマパークですが、かつては「すいているテーマパーク」として有名で、「並ばないから乗り放題、待ち時間ほぼゼロ」「空いているから映え放題、人が少ないから人の映り込みナシ」などの自虐的PRが行われていました。
しかし2023年現在では、アトラクションをはじめ土産物屋にも行列ができるなど、まさに「V字回復」の様相を見せています。
実はその要因となったのは、にじさんじ所属のVTuberの「周央サンゴ」さんなのです。
きっかけは2021年12月の雑談配信で志摩スペイン村を話題に出し、さらに2022年5月にも自身の親とゴールデンウィークに訪れた際のエピソードを語ったことでした。
その配信の中では「志摩スペイン村には交通の便と人が足りていない」といじりつつも、愛にあふれた語り口だとして切り抜き動画がバズり、一時は志摩スペイン村の公式ホームページがつながりにくくなる事態に。
8月には志摩スペイン村からのオファーにより、貸し切り状態の園内を訪れるタイアップ動画が公開されました。
そして志摩スペイン村は2023年2月11日から4月2日まで、周央さんを「志摩スペイン村バーチャルアンバサダー」に任命。
期間中は周央さんにちなんだスタンプラリーやグッズ、メニューが用意され、その結果入場者は普段の2倍以上にあたる7000人まで増加。
動画内で絶賛していたチュロスに至っては、普段の25倍にあたる1000本が1日で売れました。
このように、インフルエンサーマーケティングによって売り上げが大きくアップすることもあるのです。
遊園地・テーマパークのマーケティングは、インフルエンサーがその施設に熱を持っていればいるほど、フォロワーにもより伝わるのです。
そのため、インフルエンサー選定には「過去にそのテーマパークを訪れているか」をSNSで調べることをおススメします。
VS PARK×TikTok
画像：https://bandainamco-am.co.jp/others/vspark/
「VS PARK」はテレビのバラエティ番組に参加しているような体験ができる､ エンタメ要素盛沢山の“ヤバすぎ”スポーツを集めたバラエティスポーツ施設です。
世界初の猛獣から逃げきる超短距離走アクティビティ「ニゲキル」や､ 回転する障害物をよけ続ける「Jump×Jump」など、25種類以上の“ヤバすぎ”スポーツが体験できるとして人気を集めています。
ららぽーとやイオンモールをはじめ、全国6か所にあり、各地での体験談がSNSに寄せられています。
公式サイトでも「#vspark」でInstagram上に投稿されたものを紹介しており、SNS映えを意識した施設にもなっています。
そんな中、TikTokでも#vsparkでタイアップ案件が投稿されています。
@date_couple 大人になっても全力で楽しめる、まだ日本に6つしかない激アツスポット！みんなはどのアトラクションをやりたい？？#彼女が可愛すぎる #VSPARK #VSパーク #越谷レイクタウン #tiktokおでかけ #PR ♬ World's Smallest Violin - AJR
@kubo_tabi 行ってみたい人は「遊びまくりたい！」ってコメントしてね🙌詳しい情報はコメント欄へ👇#pr #VSPARK ♬ HANDS IN MINE - Pandas & people
たとえば上記の２つの投稿は、インフルエンサーの「可愛い彼女とおでかけ日記🍄」さんと「くぼたび | 旅に生きるアラサー夫婦」さんの投稿です。
どちらもVS PARK内の施設を遊びつくす内容になっているのですが、投稿の特徴としてはカップルや夫婦で参加しているというところでしょう。
こういった体験型施設は子どもが喜びやすいということもあり、Instagramでの投稿も家族連れや友達連れが多くなっています。
そこでTikTokではあえてカップルや夫婦のインフルエンサーに協力してもらうことで「デートスポットでも楽しめる」ということをアピールしているのです。
さらに場所も埼玉の「イオンレイクタウンmori店」と大阪の「セブンパーク天美店」と、別店舗のPRになっています。
このように、来てもらいたい層に実際にやってもらうことで特定の層へのPRができますし、全国に何店舗かあるのであれば各地のインフルエンサーを起用するのも効果的でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
各遊園地・テーマパークによって狙いとする客層は異なります。
その分、どのSNSを使用するか、またどういったインフルエンサーに依頼するか、は非常に重要な判断です。
それぞれのSNSやインフルエンサーの特色を十分に加味し、予算とも照らし合わせて考えるようにしましょう。
ただ遊園地やテーマパークは楽しむ場所なので、インフルエンサーがどれだけそのテーマパーク自体（もしくはテーマパーク全体）が好きか、という点も非常に重要です。
いずれにせよ、インフルエンサーとテーマパークの相性についてはしっかり判断するようにしましょう。
もしインフルエンサーに依頼したいテーマパークの担当者の方がいらっしゃいましたら、こちらまでお気軽にご相談ください。
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