写真や動画を撮影し共有するSNSであるインスタグラムと、ポスト(旧ツイート)と呼ばれる短文や画像・動画等を共有するSNSである X(旧Twitter) は世界中で多くの人々が利用する、大変人気のあるSNSです。
主として発信する情報や機能の異なる両者ですが、この2つを連携してより便利に利用することが出来るのをご存知でしょうか。
この記事ではインスタグラムのリンクをX(旧Twitter)に貼る方法や2つの違いや、インスタグラムとX(旧Twitter)を連携するときに活用するアプリ「IFTTT(イフト)」についてを解説していきます。
様々なSNSの強みを活かして使い分けることで、幅広いターゲット層に対してアプローチを行うことが可能となります。
また、各サービスを併用することでの相乗効果を狙うことも出来るでしょう。
Instagramや X(旧Twitter)を活用して自社の認知拡大を狙いたい企業のご担当者様は、ぜひ最後までご一読ください。
目次
インスタグラムとX(旧Twitter)の使い方の違い
インスタグラムと X(旧Twitter) は共に世界中で多くの人が利用しているSNSですが、それぞれ違いがありますのでここで簡単に違いを紹介しましょう。
インスタグラムは「写真」コンテンツ。X(Twitter)は「文字」コンテンツ。
大きな違いはインスタグラムは「写真」コンテンツであり、 X(旧Twitter) は「文字」コンテンツである点です。
インスタグラムで文字を投稿することは出来ますし、逆に X(旧Twitter) で写真を投稿することも出来ます。
しかしながら、インスタグラムにおける文字は写真や動画を投稿するときの説明文(キャプション)という使われ方がメインです。
X(旧Twitter) でも投稿内容のメインはツイートと呼ばれる短文であり、写真や動画はツイートに付属するものである、というのが利用者のスタンスです。
インスタグラムは「世界観」を探す。 X(Twitter) は「今の話題」を探す
インスタグラムと X(旧Twitter) は投稿するコンテンツの違いのほかに「検索性」の違いがあります。
インスタグラムはファッション、グルメ、絶景、アートなど自分の求める「世界観」を検索する際に重宝します。
一方、 X(旧Twitter) はリアルタイムのトレンドや話題のニュースなど「今の話題」を検索することに強みを持っています。
インスタグラムとX(Twitter) は利用ユーザーの属性が異なる
インスタグラムと X(旧Twitter) は文化的なものや利用ユーザーの属性が異なります。
利用者の年代や性別、興味関心など、様々な点で違いがあるため、自分が2つのSNSを使っていてもフォロワーの性質が変わるため、コンテンツの見せ方を変えるなど工夫も必要になります。
自分のX(Twitter)アカウントのプロフィールにインスタグラムのリンクを設定する方法
同じ世界的SNSでも違った使われ方をしているとご紹介したインスタグラムと X(旧Twitter) ですが、両者を併用して利用することでより便利に情報の発信・共有が可能になります。
それでは、 X(旧Twitter) のプロフィールにインスタグラムのアカウントをリンクさせる方法をご案内します。
X(旧Twitter)のプロフィールにインスタのアカウントをリンク(設置)させよう
まずは左の画像のように X(旧Twitter) のプロフィール画面を表示します。
画面右上、画像の赤枠の部分に「変更」ボタンがあるのでタップします。
すると右の画像のプロフィール変更画面が表示されます。画像の赤枠部分に「Webサイトを追加」の項目があるのでタップします。
こちらにインスタグラムのアカウントのURLリンクを入力していきます。
入力欄には「Instagram.com/(インスタグラムのユーザーネーム)」を入力してください。
入力が完了したら画面右上の保存ボタンをタップします。以上で X(旧Twitter) のプロフィールにインスタグラムのアカウントリンクの設置が完了でき、 X(旧Twitter) を訪れたユーザーをインスタグラムへ案内することができます。
X(旧Twitter) のプロフィール文章にもURLリンクを書き込むことができます。
ただし、入力文字数に制限がありますので自分の紹介文に支障がなければインスタグラムのURLリンクを追加してもよいでしょう。
自分の インスタグラムアカウントのプロフィールに X(Twitter)のリンクを設定する方法
続いてインスタグラムアカウントのプロフィールに X(Twitter)のリンクを設定する方法についてご紹介していきます。
まず、Instagramのプロフィール画面を表示します。
「プロフィールを編集」から編集画面に入り、「リンク」をタップします。
「+外部リンクを追加」の文字をタップすると、リンクを追加する画面になります。
入力欄には「twitter.com/(ユーザーネーム)」もしくは「x.com/(ユーザーネーム)」を入力してください。
リンクの入力ができたら、「完了」をタップします。
なお、既にホームページなど他のリンクをプロフィールに貼っている場合も、Instagramでは複数のリンクを貼ることができますのでご安心ください。
InstagramとX(旧Twitter)の連携はできなくなった?
Instagramは以前までX(旧Twitter)含む他SNSアプリとの連携が可能でしたが、仕様が変更され、現在はFacebookとWhatsAppのみとなっており、 X(旧Twitter)との連携はできなくなっています。
そこで、様々なサービスが連携できるアプリ「IFTTT(イフト)」でインスタグラムとTwitterを連携する方法をご紹介します。
いろいろなサービスが連携できるアプリ「IFTTT(イフト)」でインスタとX(旧Twitter) を連携しよう
インスタグラムのアプリ標準の方法では満足のいく形で X(旧Twitter) と連携させることができません。
こんなときに便利で役に立つのが「IFTTT(イフト)」です。
IFTTTとはWebサービスの利用等、ユーザーの行動をトリガーとしてその他のWebサービスを自動的に動作させてくれるWebサービス・アプリです。
IFTTTを利用すればより理想の形でインスタグラムと X(旧Twitter) を連携させることが出来ます。
実際にIFTTTを利用しインスタグラムと X(旧Twitter) を連携させる方法をご案内します。
IFTTT(イフト)を使ったインスタグラムとX(旧Twitter)の写真を同時投稿する方法
IFTTTを利用するにはIFTTTのアカウントが必要です。まずはアカウントの作成方法からご案内します。
IFTTTのアカウントをつくる
はじめにIFTTTのアプリをダウンロードし、スマホにインストールしましょう。
IFTTTのアプリが起動したらまず左の画像の赤枠部分にある「sign up」をタップしてください。
次に右の画像の画面が表示されるのでメールアドレスとパスワードを入力し、「Sign up」ボタンをタップします。
以上で登録は完了です。
googleやFacebookのアカウントを持っている方はIFTTTを認証することで登録作業をスキップすることが出来ます。
IFTTTでインスタグラムとX(旧Twitter)を連携させる
IFTTTを利用しインスタグラムとTwitterの写真を同時投稿するにはIFTTTのApplet(アプレット)を選択し有効にする必要があります。
まずはインスタグラムとX(旧Twitter)の写真を同時投稿する機能を持ったアプレットを探します。
左の画像はIFTTTアプリのDiscover画面です。画面右上に虫眼鏡のマークがあるのでタップします。
右の画像の検索画面が表示されるので入力欄には「Instagram X(Twitter)」と入力して検索するのが良いでしょう。
入力完了後検索ボタンをタップすると検索結果に様々なアプレットが表示されます。
今回はインスタグラムとX(旧Twitter)で同時に写真を投稿したいので良さそうな内容のアプレットを探します。
左の画像のように丁度良さそうなアプレットが見つかりました。
機能を有効にする為にアプレットをタップします。アプレットをタップすると右の画像の画面が表示されます。
ここで「Turn on」をタップします。IFTTTからインスタグラムとX(旧Twitter)へのログインと連携の認証が求められるので許可をして設定は完了です。
実際にインスタグラムで画像を投稿してみましょう。
- 左の画像:インスタグラムで投稿した画像
- 右の画像:IFTTTを利用してインスタグラムと連携したX(旧Twitter)の同時投稿
インスタグラムのアプリ標準の連携方法では残念ながら表示されなかった画像がしっかり表示されて投稿されるようになりました。
IFTTTを利用すればインスタグラムアプリ標準の連携は行う必要がありません。
インスタグラムと X(旧Twitter) がしっかりと連携されることで、より便利にインスタグラムと X(旧Twitter) を利用出来るようになるでしょう。
なお、IFTTT(イフト)には有料サービス”Pro”が存在し、上記の例のように”Pro”と記載されているアプレットは有料サービスになります。
活用することでInstagramとX(旧Twitter)の連動以外にも多くのメリットを得ることができますので、コストはかかりますが、自社サービスと相性の良い企業は是非活用していきましょう。
インスタグラムとTwitterを連携させる際のアドバイス
最後にインスタグラムと X(旧Twitter) を「IFTTT」をつかって連携させる際の注意点を紹介しておきましょう。 。
インスタグラムと X(旧Twitter) 文化を理解しておく
先に紹介しているように、インスタグラムと X(旧Twitter) は利用ユーザーの属性や使われ方が異なります。
インスタグラムではウケていた投稿が X(旧Twitter) でウケるとは限りません。
投稿の文章をそれぞれのSNSに合わせて工夫してみましょう。
ハッシュタグのつけすぎに注意
IFTTTをつかったインスタグラムと X(旧Twitter) の連携は、ハッシュタグのつけすぎやキャプションが長すぎないように注意しましょう。
インスタグラムでキャプションテキストが140文字以上を超える投稿を X(旧Twitter) に連携しようとしてもエラーとなり上手く投稿できない場合があります。
X(旧Twitter) ではハッシュタグは多くとも3つまでに減らし、その分投稿の魅力をテキストで表現しましょう。
まとめ
以上、インスタグラムとX(旧Twitter)を併用する際に活用したいテクニックをご紹介しましたが、いかがでしたか?
インスタグラムと X(旧Twitter)それぞれの特徴を活かすことで、2つのサービスによる相乗効果を生み、自社アカウントの認知拡大を狙うことができます。
SNSを運用する際は各SNSサービスの強みやメリットを理解し、発信したい内容に合わせて上手く併用していきましょう。
なお、SNSでアカウント運用にお悩みの企業のご担当者様は、こちらからお気軽にご相談ください。
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