近年、AIをはじめとした最新技術がビジネスシーンの大部分に変革を起こすと言われ、今まで以上にビジネスにおける最新情報を集める重要性が増してきています。
しかし、最新ビジネスの情報を集めようと思ってアプリのインストールやサイトのブックマークをしていても、
「結局全然チェックしてない…。」
「情報収集へのハードルが高くてめんどくさい」
などと、情報収集が上手くできていない方もいるのではないでしょうか。
そんな方には、ビジネス情報を発信しているSNSアカウントをフォローして手軽に情報収集をするのがおすすめです。
そこで今回この記事では、最新のビジネス情報収集ができるSNSアカウントなどを分かりやすく紹介・解説していきますよ。
ぜひこの記事を読んで最新のビジネス情報を簡単に集められるようになり、今後の仕事やキャリア形成にお役立てください。
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目次
ビジネスの情報収集が重要な理由
「ビジネスに関する情報収集は大事」とよく言われますが、特に社会人になりたての場合は情報収集をする理由やメリットが分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこでまずはビジネス情報を集める重要性を3つのポイントに絞って解説していくので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
新しい発見につながるため
まず1つ目のポイントは、「新しい発見」です。
一つの仕事を続けていると自分が働いている業界のことしか知らず、知識が固定されて視野が狭くなっていきやすくなります。
しかし日常的にビジネスの情報収集をすることで、新しい市場や業界に触れることができ、自社が利益を上げる思わぬ新しいチャンスを見つけられる可能性が生まれます。
また「大転職時代」ともいわれる現代において、20代後半や30代になっていざ転職をしようと思ったときに情報の引き出しが少ないことで転職の選択肢が少ない、という状況を避けるためにも情報収集で常に新しい情報や視点を得ることを癖づけておくことは重要といえるでしょう。
リスクを軽減するため
次に2つ目のポイントは、「リスクの軽減」です。
情報収集をすることは、ビジネスが将来直面するであろうリスクを事前に予測・対処のために有効であり、時代や市場の流れを知ることで、経営悪化や業績低下、企業イメージの低下などといったリスクの軽減が期待できます。
また情報収集によって競合他社の動向を把握することで、自社の競争力を高められるだけでなく、ビジネスの不確実性を軽減・解消にも役立つでしょう。
個人単位では、自分が働いている会社の将来性や業界内の位置づけなどを客観的に把握することで、キャリア形成の手助けにもなるといったメリットもあります。
判断力を高めるため
最後に3つ目のポイントは、「判断力の向上」です。
ご存知の通りビジネスは判断の連続で、判断力の高さは会社や個人の評価に大きく影響する要素といえます。
ビジネスの最新情報を集めることによって、仕事上の判断をするために必要な引き出しが増え、より正確・効果的な判断を下せるようになることは分かりやすいメリットです。
また、インターネットの海にあふれる情報の中で正確性の高い情報を選び、有効に活用することはどんな仕事・シチュエーションにおいても役立つスキルといえるでしょう。
最新のビジネス情報収集におすすめのサイト5選
前章ではビジネスの情報を集める重要性を解説しましたが、情報が多すぎる現代では「どこでビジネス情報を集めればいいんだろう?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこでこの章では、最新のビジネス情報を知ることができるサイト・アカウントを5つ厳選してご紹介していきます。
それぞれ異なる特徴を持ったサイトやアカウントを紹介しているので、気になるアカウントはぜひフォローして今後のビジネス情報収集にお役立てください。
それでは順番に詳しくチェックしていきましょう。
1.NewsPicks(ニューズピックス)
画像:NewsPicks
まず最初にご紹介するのは、「NewsPicks」です。
NewsPicksはユーザー・会員数750万人以上を誇る、”経済を、もっとおもしろく。”をコンセプトに厳選した経済ニュースやオリジナルコンテンツやが人気のサイトです。
また、オリジナルコンテンツを見るには有料会員になる必要があるものの、無料でも十分なほど情報収集をすることができ、各記事の下部には各界の有識者や専門家などのコメントがついており、記事を読んで終わりではなく、新しい視点が得やすいことが大きな魅力といえるでしょう。
さらにNewsPicksではInstagramでも情報発信をしており、20万人以上のフォロワーを獲得していることからその注目度の高さがうかがえます。
▼NewsPicksのInstagramアカウント
Instagramアカウント:@newspicks_inc
フォロワー数:約20.9万人(2023年4月現在)
上記のInstagramアカウントでは、働き方やキャリア形成のヒントになる情報などを投稿しており、いわゆる「社会人基礎力」を鍛えられるような内容が支持されています。
以上の投稿では、”「質問力」を極める”というテーマでビジネスシーンで役立つコミュニケーション術を紹介してます。
また、情報が4コマでシンプルにまとまっていることもポイントで、SNSで簡単に情報を見ることができるため通勤中などの情報収集にもおすすめです。
2.DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
続いてご紹介するのは、「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」です。
DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューは、ビジネス関連の最新の論文を掲載している雑誌であり、このオンライン版は期間限定ではあるものの、その論文を無料で読めるサイトとなっています。
上記のサイトでは日本語訳された海外の論文を読むことができるため、英語のスキルがなくても海外のビジネストレンドや最新ビジネスを把握できます。
また、DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューは以下のTwitterアカウントの運営もしています。
▼DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューのTwitterアカウント
Twitterアカウント:@dhbr_japan
フォロワー数:約0.9万人(2023年4月現在)
上記のアカウントではサイト内で更新された記事の投稿をしており、フォローしてタイムライン上にトピックを流すことで、気になるニュースを逃さずにチェックできます。
女性に対する「優しい」フィードバックは、相手の成長を妨げる#DHBR#ハーバード・ビジネス・レビュー https://t.co/HWUcQcn7q3
— DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー (@dhbr_japan) April 10, 2023
こちらの投稿は、上司が部下に対してフィードバックをする際に部下の性別によって対応が変わること取り上げた論文で、チームマネジャーはもちろん、チームメンバー側にも参考になる部分が多い論文となっています。
リンク先の論文は期間内であれば無料で最後まで読めるので、興味のあるジャンルや気になるトピックに関して知識を深めやすく、読むだけで新たな発見が見つかるでしょう。
以上のように、DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューでは実務で役立つ情報が論理的にまとまった状態で手に入るので、手軽に情報収集をしたい方はTwitterアカウントのフォローがおすすめです。
3.【会計クイズ】大手町のランダムウォーカー(Instagram)
Instagramアカウント:@ote_walk
フォロワー数:約5.9万人(2023年4月現在)
続いてご紹介するおすすめサイトは、「【会計クイズ】大手町のランダムウォーカー」です。
こちらはInstagram上で会計関連の情報を発信しているアカウントで、イラストが多く使われた分かりやすい内容で幅広い年代から支持を得ています。
クイズを中心に会計を通じてビジネスマンが数字を使って戦略を立てられるような思考トレーニングを提供しており、「会計情報に興味はあるけど難しそう…。」という初心者にもおすすめです。
上記の投稿では、リクルートビジネスの仕組みを解説したうえで、最後に内容を振り返るクイズを投げかけており、「正解を見る」とコメントをすることで解答が送られてくる、というものです。
このように、投稿を見るだけで終わらずにクイズに挑戦できる工夫がされているので、情報を知識に変換しやすいことが大きな魅力といえるでしょう。
4.楽天証券(Instagram)
Instagramアカウント:@rakutensec
フォロワー数:約1.5万人(2023年4月現在)
続いてご紹介するのは、「楽天証券(Instagram)」です。
上記のInstagramアカウントは、お金にまつわる豆知識や金融情報のちょっとした勉強ができるとしてビジネスパーソンに人気のアカウントとなっています。
近年よく話題に上がる「つみたてNISA」や「iDeCo」の運用に関する疑問の解決など、実用的な情報を簡潔に得られることが最大の魅力で、マネー用語の解説などといった初心者向けの投稿も多いことから、幅広い層におすすめのアカウントです。
上記の投稿では、2024年から施行される新しいNISAに関して、おすすめの高配当優待や少額で買える優待を紹介しています。
このように、情報の移り変わりが速い金融関連情報をSNSのタイムライン上で簡単にチェックできることは情報収集をしていない人との大きな差になるため、興味がある方はぜひフォローしてみてください。
5.日本経済新聞 電子版(Twitter)
Twitterアカウント:@nikkei
フォロワー数:約381万人(2023年4月現在)
最後にご紹介するのは、「日本経済新聞 電子版(Twitter)」です。
こちらはTwitterアカウント上でビジネスの話題を発信しており、ジャンルレスにビジネス情報を網羅できるため、タイムラインに流れてくるトピックをチェックするだけで手軽に情報収集ができます。
また情報の更新頻度が高いことも特徴で、時事・経済ニュースのほか、他業種のさまざまな情報をおおまかに把握したい方におすすめといえるでしょう。
ローソンの23年2月期、営業益2割増 国内コンビニ復調https://t.co/ZRvsAGHPmW
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 10, 2023
上記の投稿では、コンビニ大手のローソンの営業益に関する話題をツイートしたもので、ニュースのタイトルとサムネイル付きリンクのみがツイートされており、簡単にニュースチェックをすることができます。
また、ツイートされたリンク先の記事は有料会員のみ閲覧可能となっているものの、無料部分でニュースの大枠を知ることはできるので、多くの情報に触れたい方や情報収集に時間をかけたくない方にはピッタリといえるでしょう。
まとめ
今回この記事では、最新のビジネス情報を集めることができるアカウントについて詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
近年ではSNS上でのビジネス情報発信も多く、これまでより手軽にビジネス情報に触れることができるようになりました。
ぜひこの記事を参考にビジネスの最新情報を把握できるようになり、ビジネスパーソンとしてのレベルアップにお役立てください。
また、情報収集だけでなくSNSでの情報や広告の発信にも興味がある方は、目的に応じた豊富なフォーマットが使えるFind Modelにぜひご相談ください。
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